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ServerView Operations Managerの設定(VMware ESXi)

ドキュメント内 設計ガイド (ページ 95-103)

第8章 サーバ環境の決定と設定

8.2 サーバ環境の設定

8.2.10 ServerView Operations Managerの設定(VMware ESXi)

を行ってください。

8.2.1 ブレードサーバの設定

マネジメントブレードのマニュアルを参照して、「8.1.1 ブレードサーバの設定値」で定義した以下の値を設定してください。

SNMPコミュニティーには、Write(参照更新権)が必要です。

・ 管理用IPアドレス(マネジメントブレードIPアドレス)

・ SNMPコミュニティー名

・ SNMPトラップ送信先

管理サーバのIPアドレスを設定します。

マネジメントブレードのマニュアルを参照して、マネジメントブレード上のSNMPエージェントの設定に以下の値を設定してください。

・ Set Agent SNMP Enable

"enable"を設定します。

・ Set Agent SNMP Security Enable

"disable"を設定します。

注意

シャーシの停止の際にシャーシ内のサーバを自動的に停止させる処理は、マネジメントブレードのgracefulシャットダウンを利用して行 います。この機能を利用するには、シャーシ内のすべてのサーバにServerView Agentsがインストールされている必要があります。

8.2.2 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの設定

リモートマネジメントコントローラーのマニュアルを参照して、定義した以下の値を設定してください。

・ IPアドレス

・ ユーザー名

・ パスワード

・ SNMPトラップ送信先

管理サーバのIPアドレスを設定します。

8.2.3 PRIMEQUESTの設定

マネジメントボードのマニュアルを参照して、「8.1.3 PRIMEQUESTの設定値」で定義した以下の値を設定してください。

SNMPコミュニティーには、Write(参照更新権)が必要です。

・ 管理用IPアドレス(マネジメントボードの仮想IPアドレス)

・ ユーザー名

・ パスワード

・ SNMPコミュニティー名

・ SNMPトラップ送信先

管理サーバのIPアドレスを設定します。

マネジメントボードのマニュアルを参照して、以下を有効にしてください。

・ SNMPエージェント

8.2.4 SPARC Enterprise M3000、およびSPARC M10-1/M10-4/M12-2の設定

リモートマネジメントコントローラー(XSCF)のマニュアルを参照して、「8.1.4 SPARC Enterprise M3000/T5120/T5140/T5220/T5240/

T5440、およびSPARC M10-1/M10-4/M12-2の設定値」で定義した以下の値を設定してください。

・ IPアドレス

・ ユーザー名

・ パスワード

・ SNMPコミュニティー名

・ SNMPトラップ送信先

管理サーバのIPアドレスを設定します。

XSCFのマニュアルを参照し、以下を有効にしてください。

・ SNMPエージェント(SP_MIBも有効にします)

・ SSHサービス

・ HTTPSサービス

注意

・ XSCFの複数のネットワークインターフェースにそれぞれIPアドレスを設定する場合、1つ目のネットワークインターフェースに本製

品で使用するIPアドレスを設定してください。

・ XSCFのSNMP設定において、SNMPv1通信を有効にしてください。

電源ON時にOSが自動起動するように以下の設定を行ってください。

・ ドメインモードの"Autoboot"を"on"に設定してください。

・ オペレーターパネルのモードスイッチを"Locked"に設定してください。

8.2.5 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、およびSPARC M10-4S/

M12-2Sの設定

リモートマネジメントコントローラー(XSCF)のマニュアルを参照して、「8.1.5 SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、および

SPARC M10-4S/M12-2Sの設定値」で定義した以下の値を設定してください。

SNMPコミュニティーには、Write(参照更新権)が必要です。

・ 管理用IPアドレス(リモートマネジメントコントローラーのIPアドレス)

・ ユーザー名

・ パスワード

・ SNMPコミュニティー名

・ SNMPトラップ送信先

管理サーバのIPアドレスを設定します。

XSCFのマニュアルを参照して、以下を有効にしてください。

・ SNMPエージェント(SP_MIBも有効にします)

・ SSHサービス

・ HTTPSサービス

・ ドメインのオートブート

注意

・ XSCFのSNMP設定において、SNMPv1通信を有効にしてください。

電源ON時にOSが自動起動するように以下の設定を行ってください。

・ ドメインモードの"Autoboot"を"on"に設定してください。

・ オペレーターパネルのモードスイッチを"Locked"に設定してください。

8.2.6 SPARC Enterprise T5120/T5140/T5220/T5240/T5440の設定

リモートマネジメントコントローラー(ILOM)のマニュアルを参照して、「8.1.4 SPARC Enterprise M3000/T5120/T5140/T5220/T5240/

T5440、およびSPARC M10-1/M10-4/M12-2の設定値」で定義した定義した以下の値を設定してください。

・ IPアドレス

・ ユーザー名

・ パスワード

・ SNMPコミュニティー名

・ SNMPトラップ送信先

管理サーバのIPアドレスを設定します。

ILOMのマニュアルを参照し、以下を有効にしてください。

・ SNMPエージェント

・ SSH設定

・ HTTPS設定

・ IPMIの状態

注意

ILOMのSNMP設定において、SNMPv1通信を有効にしてください。

8.2.7 管理対象サーバのBIOS設定

設定変更が必要なBIOSは、以下の2種類です。

システムBIOS

管理対象サーバ本体のBIOSです。

FC-HBA BIOSを有効または無効に設定、ブートデバイスの優先順位を設定します。

注意

- サーバブレードのBIOSの設定によって、シャーシの電源と連動してサーバブレードの電源を起動できます。詳細は、サーバブ レードのユーザーズガイドを参照してください。

- PRIMERGY BX900/BX400シリーズで、サーバブレードのLAN拡張カードとしてPG-LND203を搭載している場合、サーバブ

レードのBIOS設定でLAN拡張カードのNICを[disable]に設定しないでください。

[disable]にした場合、サーバブレードとLANスイッチブレード間の接続が正常に表示されません。

また、以下の機能が正常に動作しません。

- LANスイッチブレードのVLAN設定と変更(内部ポート、外部ポート)

- サーバ切替え(サーバ切替え時にネットワークの設定を変更する場合)

- PRIMERGY BX900/BX400シリーズでは、ネットワークインターフェースからのブート設定時に"UEFI"と"Legacy"が表示された

ときは、[Legacy]を選択してください。

- サーバ切り替え方式がHBA address renameの場合、PXE VLAN Supportは[Disabled]に設定してください。

FC-HBA BIOS

管理対象サーバの拡張カードとして搭載するFC-HBAに関するBIOSです。

ファイバーチャネルスイッチ接続でSAN環境に対応したストレージを使用する設定、およびSANブートを有効または無効に設定し ます。

運用環境に応じて、以下を設定します。

HBA address renameによるSANブートを利用する場合 システムBIOS

FC-HBA BIOSを有効にしてください。

また、ブート順序を以下の順序で設定してください。

1. 管理LANで使用するネットワークインターフェースからのブート(NIC1(Index1)) 2. 管理LANで使用するネットワークインターフェースからのブート(NIC2(Index2))

3. CD-ROMからのブート(CD-ROMを接続している場合)

4. ストレージからのブート

また、システムBIOSのBootメニューに[Keep Void Boot Options]があるサーバの場合、[Keep Void Boot Options]に[Enabled]を 設定してください。

さらに、管理対象サーバを予備サーバとして使用する場合は、サーバ切替えによって接続されるストレージがBIOSに認識され たあとに、BIOSの設定を実施してください。

この設定がされていない場合、ブート順序が変動することがあります。

注意

- 管理対象サーバで運用を開始し、ディスクからブートする際も、ブート順序は変更しないでください。

- NIC1、NIC2以外も管理LANとして使用できます。この場合、順序1.と2.は、適宜読み替えてください。なお、NIC1、NIC2以 外を管理LANとして使用する場合、本手順で設定したNICと同じNICをサーバ登録時に指定してください。

詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.2 ブレードサーバの登録」または「5.5.1 ラックマウント型 サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。

- ネットワークインターフェースからのブート設定時に"UEFI"と"Legacy"が表示されたときは、"Legacy"を選択してください。

FC-HBA BIOS

SAN環境に対応したストレージからのブートを有効にしてください。

各BIOS設定については、各機種のマニュアルを参照してください。

注意

- BIOSの設定を変更した場合、設定を保存したあと、再起動してください。

- BIOSのファームウェアが古い場合、HBA address renameは動作しません。

富士通 PCサーバ PRIMERGY向けWebサイトを参照し、アップデートしてください。

URL: http://primeserver.fujitsu.com/primergy/

VIOMを利用する場合(SANブート) システムBIOS

FC-HBA BIOSを有効にしてください。

また、ブート順序を以下の順序で設定してください。

1. 管理LANで使用するネットワークインターフェースからのブート(NIC1(Index1)) 2. 管理LANで使用するネットワークインターフェースからのブート(NIC2(Index2))

3. CD-ROMからのブート(CD-ROMを接続している場合)

4. ストレージからのブート

注意

NIC1、NIC2以外も管理LANとして使用できます。この場合、順序1.と2.は、適宜読み替えてください。なお、NIC1、NIC2以外 を管理LANとして使用する場合は、本手順で設定したNICと同じNICをサーバ登録時に指定してください。

詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.2 ブレードサーバの登録」または「5.5.1 ラックマウント型サー バとタワー型サーバの登録」を参照してください。

FC-HBA BIOS

「HBA address renameによるSANブートを利用する場合」を参照し、設定してください。

VIOMを利用する場合(iSCSIブート) システムBIOS

iSCSI用LANで使用するNICに対して、iSCSIブートを有効にしてください。

iSCSIブートのパラメーターの設定はVIOMのサーバプロファイルを利用します。

サーバプロファイルの設定方法については、ServerView Virtual-IO Managerのマニュアルを参照してください。

また、ブート順序を以下の順序で設定してください。

1. 管理LANで使用するネットワークインターフェースからのブート(NIC1(Index1)) 2. 管理LANで使用するネットワークインターフェースからのブート(NIC2(Index2))

3. iSCSI用LANで使用するネットワークインターフェースからのブート(NIC3(Index3))

4. iSCSI用LANで使用するネットワークインターフェースからのブート(NIC4(Index4))

注意

- 管理対象サーバで運用を開始し、ディスクからブートする際も、ブート順序は変更しないでください。

- NIC1、NIC2以外も管理LANとして使用できます。この場合、順序1.と2.は、適宜読み替えてください。なお、NIC1、NIC2以 外を管理LANとして使用する場合は、本手順で設定したNICと同じNICをサーバ登録時に指定してください。

詳細は、「操作ガイドインフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.2 ブレードサーバの登録」または「5.5.1 ラックマウント型 サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。

- NIC3、NIC4を管理LANとして使用する場合、NIC3、NIC4以外のNICをiSCSI用LANとして使用してください。この場合、

順序3.と4.は、適宜読み替えてください。

FC-HBA BIOS

無効に設定してください。

8.2.8 管理対象サーバのOS設定

以下の機能を利用する場合、pingコマンドに応答するようにOSへ設定してください。

・ 自動リカバリ(ラックマウント型サーバとタワー型サーバ)

・ 監視情報の設定(ping監視)

8.2.9 OBP(Open Boot Prom)の設定(SPARC M10/M12およびSPARC Enterprise)

本製品でSPARC M10/M12およびSPARC Enterpriseを管理する場合、電源ON時にOSが自動起動するようにOBPの"auto-boot?"で"true"

を設定してください。

・ SANブートを利用する場合

SANストレージから自動起動するようにOBP上で以下を設定してください。

- auto-boot?

"true"に設定します。

- boot-device

ブートディスクの識別子を先頭に設定します。

ブートディスクと接続するHBAに対して、OBP上で以下を設定してください。

- HBAのブート

有効に設定します。

- トポロジ

NPORT接続に設定します。

- ターゲット装置

「8.1.6 SPARC M10/M12およびSPARC Enterpriseでサーバ切替えを行う場合の設定値」で設計した内容を元に設定します。

詳細は、ファイバーチャネルカード用ドライバの製品マニュアル「SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド」を参照してください。

8.2.10 ServerView Operations Managerの設定(VMware ESXi)

本製品でVMware ESXiを管理する場合、ServerView Operations Managerに対象のVMware ESXiを登録してください。

詳細は、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。

ドキュメント内 設計ガイド (ページ 95-103)