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STD/BCV ミラーペアの完全な同期化

れている必要があります (BCV とのペア関係が完全に確立されている必要があります)。

BCV デバイスを同期化して NetBackup バックアップで使用するには、BCV デバイスが あらかじめ存在している必要があります。

指定した時点へのロールバックを行う前にクローンが完了してい ることを確認する方法

NetBackup では、クローン作成がアレイ上で開始されます。大容量のソースデバイスの 場合、クローン作成に時間がかかることがあります。ただし、Symmetrix アレイでは、新し いクローンが通常のリストアですぐに利用できるようになります。このため、クローンが完全 に作成されていなくても、NetBackup アクティビティモニターでジョブの完了を示すマー ク付けが行われると同時に、個々のファイルまたはディレクトリがリストア可能になります。

クローンが完全にコピーされる前に個々のファイルまたはディレクトリをリストアすることは できますが、指定した時点へのロールバックを行うことはできません。指定した時点への ロールバックを行うには、クローン作成を完了しておく必要があります。

クローンが完了する前に指定した時点へのロールバックが開始されると、アクティビティモ ニターにエラーが表示されることなくリストアが失敗します。この場合、bpfis ログに

「Invalid clone state, cannot restore from device-ID to device-ID」とい うメッセージが記録されます。ここで、最初のデバイス ID はソースであり、2 番目のデバ イス ID はクローンです。

指定した時点へのロールバックを行う前にクローンが完了していることを確認する方法 1 一時ファイルを作成し、ソースデバイスとターゲットデバイスの ID だけをスペースで

区切って含めます。

たとえば、ソースデバイス ID が 0050 で、ターゲット (クローン) デバイス ID が 0060 である場合、一時ファイルは次のようになります。

0050 0060

2 symclone コマンドで、クローンのステータスを確認します。たとえば、

symclone -sid 58 query -file /tmp/0050_0060.txt

ここで、58 は 000187910258 のように 58 で終わる Symmetrix ID の短縮形であ り、/tmp/0050_0060.txt は一時ファイルです。

3 出力の State 列で、Copied を確認します。クローンペアがコピー済みの状態であ れば、指定した時点へのロールバックが可能です。

EMC_TimeFinder_Snap 用の構成について

EMC_TimeFinder_Snap 方式では、Symmetrix 仮想デバイス (VDEV) を使用して、

NetBackup がコピーオンライトスナップショットバックアップを実行できるようにします。こ の方式では、バックアップの前にプライマリと VDEV デバイス間でソースとスナップショッ トの関係を確立する必要はありません。NetBackup が、ソースとスナップショットの関係を 自動的に管理します。

第 9 章 ディスクアレイ用のスナップショット方式の構成 198 EMC 社の Symmetrix アレイについて

VDEV デバイスを NetBackup バックアップで使用するには、VDEV デバイスがあらかじ め存在している必要があります。仮想デバイスは通常、EMC 社の技術担当者によって作 成されます。

EMC_TimeFinder 方式のポリシーの構成

EMC 社の TimeFinder アレイ方式 (EMC_TimeFinder_Snap、

EMC_TimeFinder_Clone、EMC_TimeFinder_Mirror) を使用するには、次の手順を実 行します。

NetBackup ポリシーの設定に関するヘルプが利用可能です。

p.50 の 「Snapshot Client ポリシーの構成」 を参照してください。

EMC_TimeFinder 方式のポリシーを構成する方法

1 NetBackup 管理コンソールで、ポリシーの[属性 (Attributes)]タブにある[スナップ

ショットバックアップを実行する (Perform snapshot backups)]ボックスをクリックしま す。

2 [オプション (Snapshot Client Options)]オプションをクリックして、[スナップショット のオプション (Snapshot Options)]ダイアログボックスを表示します。

3 [スナップショット方式 (Snapshot method)]プルダウンメニューから、TimeFinder 方式を選択します。

[デバイスプールの保存 (SAVE Device Pool)] の[値 (Value)] に値を入力します。

デフォルトのプールを使うこともできます。

すべての操作にデフォルトのプールを使うと、デバイス領域がすばやく消費され、

バックアップに失敗する場合があります。しかし、別のプールを使ってポリシーを構 成すると、バックアップが失敗する可能性は低くなります。

4 ポリシーの[スナップショットのオプション (Snapshot Options)]ダイアログボックス で、次の情報を指定する必要があります。

Symmetrix ID。

TimeFinder_Mirror、Clone または Snapshot が作成されるスナップショットリ ソースの一意の ID。

ミラー、クローンまたはスナップショットが作成されるターゲットデバイスの一意の ID。

バックアップが実行されるとき、NetBackup ではこの情報に基づいて、スナップショッ ト、クローンまたはミラーのローテーションが適切に行われます。すべてのスナップ ショット、クローンまたはミラーがバックアップで使用されると、どれが最も古いかが NetBackup によって自動的に判断されます。NetBackup では、最も古いスナップ ショット、クローンまたはミラーが期限切れになり、現在のバックアップで再利用でき るようになります。

第 9 章 ディスクアレイ用のスナップショット方式の構成 199 EMC 社の Symmetrix アレイについて