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5 GUI を使って VxVM ミラーを構成する方法

FlashBackup ポリシーの構成

VxVM 3. 5 GUI を使って VxVM ミラーを構成する方法

1 次の手順を実行して、プライマリ VxVM ボリュームで、FastResync が有効になって いることを確認します。

Veritas Enterprise Administrator コンソールで、ボリュームを右クリックして、ポッ プアップメニューから[プロパティ (Properties)]を選択します。

[FastResync]フィールドに、FastResync が有効になっているかどうかが示され ます。

[キャンセル (Cancel)]をクリックします。

第 5 章 インスタントリカバリの構成 113 VxVM の構成について

FastResync が無効になっている場合は、ボリュームを再度右クリックし、ポップ アップメニューから[FastResync]>[追加 (Add)]を選択して有効にします。

2 次の手順を実行して、インスタントリカバリバックアップ用の新しいミラーを準備しま す。

ボリュームを右クリックして、[スナップ (Snap)]>[スナップスタート (Snap Start)]

を選択し、新しいミラーを作成します。

ミラーで FastResync が有効になっていることを確認します。[OK]をクリックす るとミラーが作成され、完全同期化が開始されます。

3 [ミラー (Mirrors)]タブで、同期化が完了したことを確認します。完了している場合 は、[状態 (Status)]フィールドに[スナップ準備完了 (Snap Ready)]と表示されま す。

指定した時点へのロールバック用の VxVM または FlashSnap の再同期オプションの変更

いくつかのオプションは、ロールバックに複数のボリュームが関与している場合に、インス タントリカバリの指定した時点へのロールバックに設定できます。パフォーマンスを向上さ せるために、これらのオプションをロールバックの状況に合わせて変更できます。

VxVM または FlashSnap スナップショットのロールバック用に次のオプションを変更でき

ます。

同時に再同期化するボリュームの最大数 (Maximum number of volumes to resynchronize concurrently)

同期領域のサイズ (MB) (UNIX のみ) (Sync region size in MB (UNIX only))

I/O の遅延をミリ秒単位で同期化する (UNIX のみ) (Sync I/O delay in milliseconds (UNIX only))

デフォルトでは、これらの再同期オプションのリストア用の値は、バックアップ用の値と同じ です。詳しくは、次の項を参照してください。

p.64 の 「Snapshot Client の構成パラメータ」 を参照してください。

指定した時点へのロールバック用に VxVM または FlashSnap の再同期オプションを 変更する方法

1 次のファイルを作成します。

/usr/openv/netbackup/SYNC_PARAMS

2 このファイルに、オプションに指定する数値を 1 行で指定します。オプションに適用 する数値は、前述の箇条書きに示した順序で指定します。

第 5 章 インスタントリカバリの構成 114 指定した時点へのロールバック用の VxVM または FlashSnap の再同期オプションの変更

次に例を示します。

6 3 1000

この例は、オプションを次のように再設定します。

Maximum number of volumes to resynchronize concurrently = 6

Sync region size in MB (UNIX only) = 3

Sync I/O delay in milliseconds (UNIX only) = 1000

データベースでのインスタントリカバリ

データベースクライアント用のインスタントリカバリポリシーを構成する方法については、そ のデータベースエージェント用の NetBackup マニュアルを参照してください。

スナップショットのストレージライフサイクルポリシーにつ いて

ストレージライフサイクルポリシーは、一連のバックアップのストレージ計画です。NetBackup では、ライフサイクルポリシーを使用して、バックアップイメージの追加コピーの宛先と保 持期間を決定します。一般的に、短期間保持するコピーは (すばやくリストアできるように) ディスクに保存され、長期間保持するコピーはテープまたはその他のストレージに保存さ れます。

NetBackup は、ストレージライフサイクルポリシーによって、インスタントリカバリのスナッ プショットベースのバックアップを管理できます。インスタントリカバリ機能は、スナップショッ トを使用して、ディスクからデータをすばやくリカバリできます。ライフサイクルポリシーは、

インスタントリカバリバックアップ中に作成されるストレージユニットコピーの、ライフサイク ルストレージ計画をサポートします。

インスタントリカバリのスナップショットベースのバックアップを管理するた めのストレージライフサイクルポリシーの構成

この項では、インスタントリカバリのスナップショットベースのバックアップを管理するため のストレージライフサイクルポリシーを作成する方法について説明します。この手順では、

スナップショット関連の詳細にのみ重点を置いて説明します。

ストレージライフサイクルポリシーを作成する完全な手順については、次を参照してくださ い。

『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。

第 5 章 インスタントリカバリの構成 115 データベースでのインスタントリカバリ

インスタントリカバリのスナップショットベースのバックアップを管理するためのストレージ ライフサイクルポリシーを構成する方法

1 2 つ以上の宛先ストレージを指定したライフサイクルポリシーを作成します。

NetBackup 管理コンソールの[ストレージ (Storage)]>[ストレージライフサイクルポ リシー (Storage Lifecycle Policies)]ノードを使用します。[処理 (Actions)]>[新規 (New)]>[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policies)]をクリック します。[追加 (Add)]をクリックします。

スナップショットの場合は、[新しいストレージの宛先 (New Storage Destination)]

ダイアログボックスの[スナップショット (Snapshot)]を選択します。スナップショッ トに適した保持期間を指定できます (2 週間など)。[OK]をクリックします。

ディスクへのバックアップコピーの場合は、[新しいストレージの宛先 (New Storage Destination)]ダイアログボックスの[バックアップ (Backup)]を選択しま す。ディスクストレージユニットを指定して、より長い保持期間を指定します (6 カ 月など)。[OK]をクリックします。

テープへのバックアップコピーの場合は、[新しいストレージの宛先 (New Storage Destination)]ダイアログボックスの[複製 (Duplication)]を選択します。テープ ストレージユニットを指定して、さらに長い保持期間を指定します (5 年など)。

[OK]をクリックしてライフサイクルポリシーの作成を終了します。

2 スナップショット用のポリシーを作成します。(管理コンソールの[ポリシー (Policies)]

ノードを使用します。)

ポリシーの[属性 (Attributes)]タブで、

[ポリシーストレージユニット/ライフサイクルポリシー (Policy storage unit / lifecycle policy)]フィールドにライフサイクルポリシーを指定できます。この手順の後で説 明するように、後でスケジュールのライフサイクルポリシーを変更できます。

[スナップショットバックアップを実行する (Perform snapshot backups)]を選択 します。

[スナップショットのオプション (Snapshot Options)]ダイアログボックスで、[最大 スナップショット数 (インスタントリカバリのみ) (Maximum Snapshots (Instant Recovery only))]パラメータに、一度に保持するスナップショットの最大数を設 定します。最大数に達すると、新しいスナップショットが作成されるたびに一番古 いジョブ完了スナップショットから順に削除されます。

すべての設定された従属コピー (たとえば、スナップショット、インデックス、レプ リケーションからのバックアップ) が完了すると、スナップショットのジョブは完了と 見なされます。

ライフサイクルポリシーでもスナップショットの保持期間を無制限以外に設定して いた場合、スナップショットはいずれかの設定が有効になったときに期限切れに なります (先に発生した方が優先)。たとえば、ライフサイクルポリシーで指定した スナップショット保持期間に達する前に[最大スナップショット数 (Maximum Snapshots)]の上限を超えると、そのスナップショットは削除されます。

第 5 章 インスタントリカバリの構成 116 スナップショットのストレージライフサイクルポリシーについて

これは、[スナップショットのオプション (Snapshot Options)]ダイアログボックス の[スナップショットリソース (Snapshot Resources)]ペインでも同じです。スナッ プショットリソースを必要とするスナップショット方式の場合、スナップショットの最 大数は[スナップショットデバイス (Snapshot Device(s))]フィールドの指定によっ て決まります。たとえば、2 つのデバイスを指定した場合、一度に保持できるス ナップショットは 2 つのみです。[スナップショットデバイス (Snapshot Device(s))]

フィールドまたはライフサイクルポリシーのスナップショット保持期間のいずれか によって保持期間が決まります。

スナップショットに見つかる保持に不一致がある場合は、ポリシー検証に失敗し ます。たとえば、[最大スナップショット数 (インスタントリカバリのみ) (Maximum Snapshots (Instant Recovery only))]パラメータが SLP による管理以外のい ずれかの値に設定されて、同じポリシーで使われる SLP がスナップショットジョ ブの[固定 (Fixed)]保持を持つ場合、検証が失敗します。7.6 より前の NetBackup マスターサーバーで構成されたそのようなポリシーがある場合は、

NetBackup 8.3 マスターサーバーにアップグレードした後でポリシーを検証して 修正することを推奨します。

3 ポリシーのスケジュールを作成します。

バックアップのスケジュールを 1 つ設定すれば、次のように、ライフサイクルポリシー に宛先と保持期間の管理を任せることができます。

[宛先 (Destination)]で、ポリシーの[属性 (Attributes)]タブの[インスタントリカ バリと SLP 管理用にスナップショットを保持する (Retain snapshots for Instant Recovery and SLP management)]を選択した場合は、スケジュールで[スナッ プショットを作成し、さらにスナップショットをストレージユニットへコピー (Snapshots and copy snapshots to a storage unit)]が選択されていることを確認します ([スナップショットのみ作成 (Snapshots only)]ではない)。

重要: スケジュールで[スナップショットのみ作成 (Snapshots only)]を選択する と、ライフサイクルポリシーを使用できません。

[ポリシーストレージの選択を上書きする (Override policy storage selection)]

フィールドで、1 で作成したライフサイクルポリシーを選択します。

[スケジュール形式 (Schedule type)]の下で、適切な頻度 (1 日など) を設定し ます。

Snapshot Client ポリシーがこのスケジュールを実行すると、[ポリシーストレージの 選択を上書きする (Override policy storage selection)]フィールドで名前を指定し たライフサイクルポリシーが、ライフサイクルポリシーで名前を指定した宛先にイメー ジを作成します。ライフサイクルポリシーは、作成したイメージの保持期間も設定しま す。この例では、ディスクへのバックアップの保持期間は 6 カ月、テープの場合は 5 年間になります。

第 5 章 インスタントリカバリの構成 117 スナップショットのストレージライフサイクルポリシーについて

ストレージライフサイクルポリシーと Snapshot Client のトラブルシュー ティング

このセクションでは、SLP とスナップショットに関する各種エラーメッセージについて説明 します。

ポリシーにスナップショット方式を設定し、スケジュールでライフサイクルポリシーを指定す る場合は、ライフサイクルポリシーにスナップショットの宛先を含める必要があります。含め ないと、NetBackup の[問題 (Problems)]レポートに次のようなエラーが表示されます。

snapshot backup: tashina11_1204305543 cannot be used with a lifecycle policy NoSnapshot that does not include a snapshot destination.

エラー 156 はさまざまな問題の結果として発生し、それらの一部を下に示します。

VxVM がディスクグループのバージョンの取得に失敗しました。NetBackup の外部で適

切な VxVM コマンドを実行して、使用しているディスクグループのバージョン情報を取得 できるかどうかを確認してください。

Bpfis ログ

10:43:58.436 [28336] <32> onlfi_fim_dev_info: FTL - VfMS error 11;

see following messages:10:43:58.437 [28336] <32> onlfi_fim_dev_info:

FTL - Fatal method error was reported

10:43:58.437 [28336] <32> onlfi_fim_dev_info:

FTL - vfm_freeze: method: vxvm, type: FIM, function: vxvm_freeze 10:43:58.437 [28336] <32> onlfi_fim_dev_info: FTL - VfMS method error

10;

see following message:

10:43:58.437 [28336] <32> onlfi_fim_dev_info:

FTL - vxvm__get_dgversion: Cannot get version for disk group: dgdb001 10:43:58.437 [28336] <4> onlfi_thaw:

INF - Thawing /ora/db001/data001 using snapshot method vxvm.

10:43:58.448 [28336] <4> onlfi_thaw: INF - do_thaw return value: 0 10:43:58.454 [28336] <16> bpfis:

FTL - snapshot preparation failed, status 156

この処理によってバックアップされるデバイスが別の処理によって使われています。他の 処理が同じデバイスを保持しているかどうかを確認してください。

Bpfis ログ

00:26:19.025 [2826] <2> onlfi_vfms_logf: INF - lock pid(2902) !=

pid(2826):

第 5 章 インスタントリカバリの構成 118 スナップショットのストレージライフサイクルポリシーについて