■ FlashSnap スナップショット方式と VxVM スナップショット方式の場合、複数のボリュー ムのミラー同期がより速く完了します。
■ FlashSnap スナップショット方式については、代替クライアントを CVM ノードに指定
できます。
代替クライアントが CVM ノードであり、/usr/openv/netbackup/NB_SNC_ALLOW_SNAP_DG の touch ファイルがそのノードにあれば、スナップショットディスクグループは共有ディス クグループとしてインポートされます。それ以外の場合、デフォルトでは、スナップショット ディスクグループは専用ディスクグループとしてインポートされます。
Volume Manager のクラスタ機能について詳しくは『Veritas Volume Manager 管理者 ガイド』を参照してください。
Veritas Volume Manager のクラスタ機能には別ライセンスが必要であることに注意して ください。
この章では、Veritas Storage Foundation Cluster File System (SFCFS) または Veritas Cluster Server (VCS) のようなクラスタ管理ソフトウェアについて説明しません。これらの 製品は別にライセンスを交付され、Veritas Volume Manager には含まれていません。
それらの製品について詳しくは、製品に付属のマニュアルを参照してください。
CVM マスターノードで VxVM コマンドを実行するための NetBackup クライアントの有効化について
CVM スレーブノードの共有ディスクグループにある VxVM ボリュームをバックアップする には、CVM マスターノードで、特定の VxVM コマンドをリモートで実行しなければならな いことがあります。したがって、NetBackup クライアントが任意のノードでコマンドを実行 できるようにする必要があります。(この要件は FlashSnap または VxVM スナップショット 方式にのみ適用されます。)
手順については、Veritas の次の TechNote で、CVM マスターノードで VxVM コマンド を実行するための NetBackup クライアントの有効化に関する記述を参照してください。
http://www.veritas.com/docs/000081320
第 8 章 Cluster Volume Manager 環境 (CVM) のためのサポート 157 CVM マスターノードで VxVM コマンドを実行するための NetBackup クライアントの有効化について
ディスクアレイ用のスナップ ショット方式の構成
この章では以下の項目について説明しています。
■ 新しいディスクアレイスナップショット方式について
■ ディスクアレイの構成作業
■ OS 固有の構成作業
■ VSS の構成について (Windows)
■ EMC 社の CLARiiON アレイについて
■ EMC 社の Symmetrix アレイについて
■ HP 社の EVA アレイについて
■ IBM DS6000 アレイと DS8000 アレイについて
■ IBM DS4000 アレイについて
■ Hitachi SMS/WMS/AMS、USP/NSC、USP-V/VM について
■ HP-XP アレイについて
■ アレイのトラブルシューティングについて
新しいディスクアレイスナップショット方式について
このトピックでは、NetBackup のディスクアレイスナップショット方式について説明します。
これらの方式では、特定のディスクアレイによって提供される、高速ミラーリングおよびそ の他のスナップショット機能が利用されています。
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次のスナップショット方式は英語ロケールのみサポートします。それらは I18N (internationalization、国際化) をサポートしません。
■ EMC_CLARiiON_Snapview_Clone
■ EMC_CLARiiON_Snapview_Snapshot
■ EMC_TimeFinder_Clone
■ EMC_TimeFinder_Mirror
■ EMC_TimeFinder_Snap
■ Hitachi_ShadowImage
■ Hitachi_CopyOnWrite
■ HP_EVA_Vsnap
■ HP_EVA_Snapshot
■ HP_EVA_Snapclone
■ HP_XP_BuisinessCopy
■ HP_XP_Snapshot
■ IBM_DiskStorage_FlashCopy
■ IBM_StorageManager_FlashCopy
アレイ固有の方式とアレイに依存しない方式について
ディスクアレイに依存しないスナップショット方式もあります。これらの方式は、次のトピック で説明されています。
p.136 の 「ソフトウェアベースのスナップショット方式」 を参照してください。
これらの方式では、クライアントプラットフォームの種類、特定のファイルシステムやボリュー ムマネージャの有無などにより、選択するスナップショット方式が決定または制限されるこ とはありますが、一方、ここで示すアレイ方式は、それぞれ特定のモデルのディスクアレイ 用に設計されています。
一方、ここで示すアレイ方式は、それぞれ特定のモデルのディスクアレイ用に設計されて います。たとえば、EMC_CLARiiON_SnapView_Clone 方式は、EMC 社の CLARiiON CX 300/500 および CX3 シリーズのアレイ用に設計されています。クライアントプラット フォームやストレージスタックにかかわらず、EMC 社以外のアレイでは
EMC_CLARiiON_SnapView_ Clone を使用できません。また、EMC 社のアレイでも異 なるモデルには使用できません。
サポートされているディスクアレイに関する最新のリストは、『NetBackup 7.x Snapshot
Client 互換性リスト』を参照してください。この文書には、次のリンクからアクセスできます。
第 9 章 ディスクアレイ用のスナップショット方式の構成 159 新しいディスクアレイスナップショット方式について
http://www.netbackup.com/compatibility
新しいアレイ固有の方式の利点
この章で説明するスナップショット方式には、ソフトウェアベースの方式に比べて、大きな 利点があります。スナップショット方式を、この章で説明するアレイ固有の方式と他の章で 説明されているスナップショット方式の中から選択する場合は、次の点を考慮してくださ い。
新しいアレイ固有の方式では、ディスクアレイによって提供される様々なスナップショット 機能を使用できます。
■ すべてアレイ内で行われるデータ移動。ネットワーク帯域幅が節約されます。
■ NetBackup Snapshot Client のインスタントリカバリ機能。
p.19 の 「インスタントリカバリについて」 を参照してください。
従来のアレイ固有の方式 (TimeFinder、ShadowImage、BusinessCopy) では、イ ンスタントリカバリはサポートされていません。
■ フルミラー方式と、クローンおよびコピーオンライトスナップショット方式 (アレイによっ て異なる)。従来のアレイ方式でサポートされているのは、ミラーだけです。
■ NetBackup クライアント上のスナップショットデバイスの自動プロビジョニング (LUN
マスキング)。従来のアレイ固有の方式では、ミラーデバイスをバックアップで使うには 手動でプロビジョニングする必要がありました。この構成前手順は不要になりました。
ディスクアレイ方式の形式について
サポートされている各ディスクアレイに対して、2 つの形式のスナップショットが設計され ています。一方の形式では、全体に割り当てが行われるフルサイズのコピー (クローンま たはミラー) が作成されます。もう一方の形式では、フルコピーではなくコピーオンライトシ ステムが使用され、ディスク領域が節約されます。これらの方式には、ディスクアレイベン ダーによって様々な名前が付けられています。
すべての方式の一覧については次のトピックを参照してください。
p.162 の 「ディスクアレイ方式の概要」 を参照してください。
メモ: 一部のディスクアレイベンダーは、アレイで作成されたある特定の時点での特定の 種類のコピーをスナップショットという用語で表しています。ただし、このマニュアルの他の 章では、ディスクアレイベースであるかどうかにかかわらず、ある特定の時点でのあらゆる 種類のコピーを指して、より一般的にスナップショットと呼んでいます。アレイベンダーの 用語の定義については、ご使用のアレイのマニュアルを参照してください。
第 9 章 ディスクアレイ用のスナップショット方式の構成 160 新しいディスクアレイスナップショット方式について
ディスクアレイ方式に関する重要な注意事項と制限事項
次の点に注意してください。
■ ディスクアレイ方式は Veritas File System (VxFS) をサポートします。いくつかの例 外を除き、これらの方式では、Veritas Volume Manager (VxVM) や、Linux または
Solaris のネイティブボリュームマネージャなど、ソフトウェアベースのボリュームマネー
ジャはサポートされません。クライアントデータが Veritas VxVM ボリュームに構成さ れている場合は、UNIX クライアント用の従来のアレイ固有の方式 (TimeFinder、
ShadowImage、BusinessCopy) か、VxVM、FlashSnap などのソフトウェアベース のスナップショット方式のいずれかを使ってください。
メモ: Hitachi_CopyOnWrite および Hitachi_ShadowImage アレイ方式では、Veritas Volume Manager (VxVM) ボリュームがサポートされます。
IBM_DiskStorage_FlashCopy 方式 (IBM DS6000 上) は、AIX プラットフォーム上 の VxVM をサポートします。
■ インスタントリカバリロールバックは注意して使用してください。特定時点へのインスタ ントリカバリロールバックは、スナップショットディスクまたはミラーディスクの内容で LUN (ソースディスク) 全体を上書きします。ハードウェアアレイ LUN (ソースディスク) 上に 複数のファイルシステムまたは複数のパーティションを構成している場合、スナップ ショットディスクまたはミラーディスクを共有するファイルシステムまたはパーティション の 1 つ以上に、ソースに書き戻したくない古いデータが存在する可能性があります。
ロールバックを実行すると、ソース上の新しいデータがスナップショットディスクまたは ミラーディスク上の古いデータに置き換わります。
■ クラスタ環境では、特定時点へのインスタントリカバリロールバックはサポートされてい ません。
■ この章で説明する必須の構成前手順を除き、NetBackup が使用するスナップショッ トリソースに対して、手動操作は行わないでください。この章で説明する構成前手順 を完了すると、必要とされる LUN、スナップショット、クローンおよびミラーが NetBackup で自動的に管理されます。
警告: スナップショットリソースに対してその他の変更を行うと、NetBackup カタログが 無効になる場合があります。たとえば、バックアップが、NetBackup に認識されずに 削除されたスナップショットで構成されている場合、そのリストアは失敗することがあり ます。
たとえば、次のことは行わないでください。
■ NetBackup が作成したスナップショットリソースは削除しないでください。
■ ストレージグループ内にスナップショットリソースを作成しないでください。
第 9 章 ディスクアレイ用のスナップショット方式の構成 161 新しいディスクアレイスナップショット方式について