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OracleAS Backup and Recovery Tool の構文 の構文 の構文 の構文

14.3 OracleAS Backup and Recovery Tool を使用したバックアップと を使用したバックアップと を使用したバックアップと を使用したバックアップと リカバリ

14.3.4 OracleAS Backup and Recovery Tool の使用方法の概要 の使用方法の概要 の使用方法の概要 の使用方法の概要

14.3.4.2 OracleAS Backup and Recovery Tool の構文 の構文 の構文 の構文

OracleAS Backup and Recovery Toolの構文は次のとおりです。

bkp_restore.sh [-defsv] -m mode [args

この構文では、次の表で説明するオプションを指定できます。

実行するモードを指定するには、-mオプションを使用します。引数をとるモードもあります。

表14-4に、OracleAS Backup and Recovery Toolのモードおよび引数を示します。すべての

モードおよび引数では、大/小文字が区別されます。

項目 項目 項目

項目 説明説明説明説明

-d 実行せずにトレースを出力します。

-e 環境ファイルを指定します(デフォルトはconfig.inp)。

-f ログ・ファイル、データベース・バックアップおよび構成ファイルのディレク トリを作成します(これらが現在のコマンドで必要だが存在しない場合)。 -n プロンプトを抑制し、ツールをバッチ・モードで実行できるようにします。

-s サイレント・モードで実行します。

-v 冗長モードで実行します。

OracleAS Backup and Recovery Toolを使用したバックアップとリカバリ

表表

表表14-4 Oracle Application Server Backup and Recovery Toolのモードおよび引数のモードおよび引数のモードおよび引数のモードおよび引数 モードおよび引数

モードおよび引数 モードおよび引数

モードおよび引数 説明説明説明説明

backup_cold メタデータ・リポジトリの全体コールド・バックアップを実行します。

config.inp(または、-eオプションで指定したかわりのファイル)を開き、

log_pathを取得します。

データベースを停止して、マウント・モードで起動します(データベースは オープンにしない)。

RMANを使用してデータファイルおよび制御ファイルのバックアップを実行し ます。このコマンドは、backup_cold.datにあります。

backup_cold.datに指定されたディレクトリにバックアップを格納します

(これは、通常、config.inpのdatabase_backup_pathに設定されます)。

log_pathにログ・ファイルを格納します。

データベースをオープンにします。

DCMファイルベースのメタデータ・リポジトリの場合:

dcmctl exportrepositoryコマンドを実行して、ファイルベースのリポジ トリのバックアップを行います。

config.inpのconfig_backup_pathパラメータに指定されたディレクトリ にバックアップを格納します。

メタデータ・リポジトリとファイルベース・リポジトリの両方がアプリケーショ ン・サーバー・インスタンスに共存する場合、backup_coldオプションでは、そ の両方をまとめてバックアップします。これは、ファイルベースのリポジトリがイ ンフラストラクチャのインストールに含まれるケースで考えられます。

特定のOracleASインスタンスが、ファイルベースのリポジトリをホストしている

のか、データベースをホストしているのかを確認するには、次のコマンドを使用し ます。

$ORACLE_HOME/dcm/bin/dcmctl whichfarm

Repository Type: Database (host) => Hosts a database repository Repository Type: Distributed File Based (host) => Hosts a file based repository

backup_cold_incr -l incr_backup_level

メタデータ・リポジトリの増分バックアップを実行します。

次の点を除いて、backup_coldと同様に機能します。

-lオプションは、増分レベルを指定します(0~4)。

backup_cold_incrlevel.datファイルを使用します。

増分バックアップには、累積と差分の2種類のバックアップがあります。ツールで は、差分バックアップ(デフォルト)が使用されます。詳細は、Oracle Database 10g Documentation Libraryの『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ基礎』

を参照してください。

OracleAS Backup and Recovery Toolを使用したバックアップとリカバリ

backup_config 全体構成バックアップを実行します。バックアップには、DCM管理コンポーネン

トおよび非DCM管理コンポーネントの構成が含まれます。

config.inp(または-eオプションで指定したかわりのファイル)を開き、

config_files_list、config_backup_pathおよびlog_pathを取得し ます。

DCM管理コンポーネントの構成のアーカイブを作成します。

1. dcmctl createarchive -archivearchive name

2. dcmctl exportarchive -archive archive_

name -f unique name in config_backup_

path

3. dcmctl removearchive -archive archive name

config_files_listの各ファイルを開こうとします。すべてのファイルを開

けない場合はエラーで終了します。

config_files_listの各ファイルに対して、最初のエントリ(キー・ファイ

ル)が存在しているかどうかを確認します。キー・ファイルが存在しない場 合、致命的なエラーとして処理されます。存在する場合、リスト内のすべての ファイルがバックアップされます。存在しないファイルがあった場合、エラー がログに記録され、処理が続行されます。

config_exclude_files.inpにリストされたファイルを除外します。

終了すると、config_backup_path/config_bkp_timestamp.jarおよび config_backup_path/dcm_archive_timestamp.jar(DCM管理コン ポーネント)にバックアップを格納します。

なんらかのエラーが発生した場合、log_path/config_bkp_timestampに ログ・ファイルを作成します。

プロセスの前提条件 プロセスの前提条件プロセスの前提条件 プロセスの前提条件:

DCMリポジトリ・タイプがデータベースの場合、次のプロセスを起動する必要が あります。

OIDプロセスを起動する必要があります。 このプロセスを起動するには、コマ ンドopmnctl startproc ias-component=OIDを使用します。 OIDプロセ スは、インフラストラクチャ(IMおよびMR)またはIMのインストールに存 在します。OIDプロセスを起動する前に、OPMNプロセスを起動する必要が あります。 OPMNプロセスを起動するには、コマンドopmnctl startを使 用します。

データベースを起動し、実行する必要があります。

リスナー・プロセスを起動する必要があります。

特定のOracleASインスタンスが、ファイルベース・リポジトリをホストしている

のか、データベース・リポジトリをホストしているのかを確認するには、次のコマ ンドを使用します。

$ORACLE_HOME/dcm/bin/dcmctl whichfarm

Repository Type: Database (host) => Hosts a database repository Repository Type: Distributed File Based (host) => Hosts a file based repository

表表

表表14-4 Oracle Application Server Backup and Recovery Toolのモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)

モードおよび引数 モードおよび引数 モードおよび引数

モードおよび引数 説明説明説明説明

OracleAS Backup and Recovery Toolを使用したバックアップとリカバリ

backup_config_incr 増分構成ファイル・バックアップを実行します。

次の点を除いて、backup_configと同様に機能します。

最後の全体または増分構成ファイル・バックアップ以降に変更されたすべての 構成ファイルをバックアップします。

プロセスの前提条件については、backup_configオプションを参照してください。

backup_online Metadata Repositoryのオンライン・バックアップを実行します。インフラストラク

チャに対してこのコマンドを実行する場合、このコマンドを実行する前に、メタ データ・リポジトリが起動していることを確認します。

config.inp(または、-eオプションで指定したかわりのファイル)を開き、

log_pathを取得します。

データベースがオープンであると想定します。

RMANを使用してデータファイルおよび制御ファイルのバックアップを実行し ます。このコマンドは、backup_online.datにあります。

backup_online.datに指定されたディレクトリにバックアップを格納します

(これは、通常、config.inpのdatabase_backup_pathに設定されます)。

log_pathにログ・ファイルを格納します。

データベースをオープンのままにします。

DCMファイルベースのメタデータ・リポジトリの場合:

dcmctl exportrepositoryコマンドを実行して、ファイルベースのリポジ トリのバックアップを行います。

config.inpファイルのconfig_backup_pathパラメータに指定されたディ レクトリにバックアップを格納します。

メタデータ・リポジトリとファイルベース・リポジトリの両方がアプリケーショ ン・サーバー・インスタンスに共存する場合、backup_coldオプションでは、そ の両方をまとめてバックアップします。 これは、ファイルベースのリポジトリがイ ンフラストラクチャのインストールに存在するケースで考えられます。

特定のOracleASインスタンスが、ファイルベースのリポジトリをホストしている

のか、データベースをホストしているのかを確認するには、次のコマンドを使用し ます。

$ORACLE_HOME/dcm/bin/dcmctl whichfarm

Repository Type: Database (host) => Hosts a database repository Repository Type: Distributed File Based (host) => Hosts a file based repository

backup_online_incr -l incr_backup_level

メタデータ・リポジトリの増分オンライン・バックアップを実行します。

次の点を除いて、backup_onlineと同様に機能します。

-lオプションは、増分レベルを指定します(0~4)。

backup_online_incrlevel.datファイルを使用します。

増分バックアップには、累積と差分の2種類のバックアップがあります。ツールで は、差分バックアップ(デフォルト)が使用されます。詳細は、Oracle Database 10g Documentation Libraryの『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ基礎』

を参照してください。

表表

表表14-4 Oracle Application Server Backup and Recovery Toolのモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)

モードおよび引数 モードおよび引数 モードおよび引数

モードおよび引数 説明説明説明説明

OracleAS Backup and Recovery Toolを使用したバックアップとリカバリ

configure [-i dbid]

ツールを構成します。

インフラストラクチャに対してこのコマンドを実行する場合、このコマンドを実行 する前に、メタデータ・リポジトリが起動していることを確認します。

現在のインストールの適切な情報を使用して、

config.inpのconfig_files_listおよびinstall_typeを更新します。

インフラストラクチャに対してこのコマンドを使用する場合、データベースID

(dbid)で構成ファイルを更新し、データベース・バックアップ*.tmplファ イルからカスタマイズされた*.datファイルを作成します。デフォルトでは、

メタデータ・リポジトリにdbidを問い合せます。-iオプションを使用する場 合、dbidを指定できます(これは、障害時リカバリなどのために、あるノー ドから別のノードにメタデータ・リポジトリを移行するために使用します)。

configure_nodb configureと同じですが、インフラストラクチャの構成は行いません。

注意 注意注意

注意: すべての中間層およびインフラストラクチャのインストールに対して configureを使用する必要があります。configure_nodbは、障害時リカバリ計 画に適用されます(『Oracle Application Server高可用性ガイド』を参照)。 help 使用状況メッセージを出力します。

list_changed_config 最後の全体または増分バックアップ以降に変更されたすべての構成ファイルをリス

トします。 このコマンドでは、各ファイルの変更日が確認できますが、ファイルの 実際の中身は確認できません。ファイルのリストがログ・ファイルに書き出され、

そのログ・ファイルの名前が出力されます。

表表

表表14-4 Oracle Application Server Backup and Recovery Toolのモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)のモードおよび引数(続き)

モードおよび引数 モードおよび引数 モードおよび引数

モードおよび引数 説明説明説明説明

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