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中間層インスタンスでの 中間層インスタンスでの 中間層インスタンスでの 中間層インスタンスでの HTTP ポートの変更 ポートの変更 ポートの変更 ポートの変更

Oracle Application Server Standard Edition One で始めに行うことで始めに行うことで始めに行うことで始めに行うこと

10.1 中間層インスタンスでの 中間層インスタンスでの 中間層インスタンスでの 中間層インスタンスでの HTTP ポートの変更 ポートの変更 ポートの変更 ポートの変更

この項では、中間層インスタンスでポート番号を変更し、影響を受けるその他のコンポーネン トを更新する方法について説明します。ここでは、Oracle HTTP Serverのリスニング・ポート

(SSLまたは非SSL)を変更する手順について説明します。

Oracle HTTP ServerのListenディレクティブの変更では、依存関係も設定する必要がありま

す。たとえば、OracleAS Web Cacheを使用してOracle Application Serverインスタンスのパ フォーマンスを向上させている場合に、Oracle HTTP Serverのリスニング・ポートを変更した 場合は、必ずOracleAS Web Cacheのオリジナル・サーバー設定を変更する必要があります。

ポートの依存関係が正しく変更されるようにするには、単一のJavaコマンドを使用して、

Oracle HTTP Serverのリスニング・ポートを変更します。このJavaコマンドを実行すると、

Oracleホーム内の必要な構成ファイルが自動的に変更されます。Oracleホーム内の必要なコン

ポーネントをオプションで再起動することもできます。

以降の項では、portconfigコマンドを定義し、このコマンドを使用してOracle HTTP Server のリスニング・ポート(SSLまたは非SSL)を変更する方法について説明します。

10.1.1項「UNIXシステムにおいて1024未満に設定したポートでrootとしてOracle HTTP

Serverを実行できるようにする」

10.1.2項「portconfigコマンドを使用したOracle HTTP Serverリスニング・ポートの変更」

10.1.1 UNIX システムにおいて システムにおいて システムにおいて システムにおいて 1024 未満に設定したポートで 未満に設定したポートで 未満に設定したポートで 未満に設定したポートで root として として として として Oracle HTTP Server を実行できるようにする を実行できるようにする を実行できるようにする を実行できるようにする

現在、UNIXシステムを使用しており、リスニング・ポートを1024未満の番号に変更している

場合、Oracle HTTP Serverリスニング・ポートを変更する前にこの手順を実行します。

デフォルトでは、Oracle HTTP Serverは非rootユーザーとして実行されます。非rootユー

ザーはOracle Application Serverをインストールしたユーザーです。 UNIXシステムでは、

Oracle Application Server SSLリスニング・ポート番号を1024未満の値に変更する場合は、次

のようにしてOracle Application Serverをrootとして実行できるようにする必要があります。

関連項目 関連項目 関連項目

関連項目: 詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』の第4章

「ポートの管理」を参照してください。

中間層インスタンスでのHTTPポートの変更

1. rootとしてログインします。

2. 中間層のOracleホームで、次のコマンドを実行します。

cd $ORACLE_HOME/Apache/Apache/bin chown root .apachectl

chmod 6750 .apachectl

10.1.2 portconfig コマンドを使用した コマンドを使用した コマンドを使用した コマンドを使用した Oracle HTTP Server リスニング・ポート リスニング・ポート リスニング・ポート リスニング・ポート の変更

の変更 の変更 の変更

Oracle HTTP ServerのSSLまたは非SSLポートを変更するには、次の手順を実行します。

1. 環境変数ORACLE_HOMEに、Oracle HTTP Serverが存在するOracle Application Serverイ ンスタンスのホーム・ディレクトリを設定します。

次に、この設定を行うコマンドの例を示します。

setenv $ORACLE_HOME /dev0/private/oracle/appserv1/

2. 環境変数LD_LIBRARY_PATHを$ORACLE_HOME/lib32に、環境変数 LD_LIBRARY_PATH_64を$ORACLE_HOME/libに設定します。

3. portconfigコマンドを表すエイリアス(alias)を作成します。次に例を示します。

alias portconfig '$ORACLE_HOME/jdk/bin/java -cp

$ORACLE_HOME/sysman/webapps/emd/WEB-INF/lib/emd.jar:

$ORACLE_HOME/dcm/lib/dcm.jar:

$ORACLE_HOME/sso/bin/ssoreg.sh

oracle.sysman.ias.sta.tools.PortConfigCmdLine ¥!*' 4. 新しく作成したportconfigコマンドを実行します。

portconfig -oracleHome $ORACLE_HOME -oldPort old_port

-newPort new_port

[-sso -url http://sso_host:port -user http_server_admin_user [-site name_of_sso_partner_application]

[-admin mod_osso_admin_user]

[-vHost path_to_mod_osso_configuration_file]]

[-webCache]

{-start | -restart}

たとえば、次のように使用します。

portconfig -oracleHome $ORACLE_HOME -oldPort 7777 -newPort 7778 -webCache

表10-1では、Oracle HTTP Serverリスニング・ポートを自動的に変更するために

portconfigコマンドとともに使用可能な引数について説明します。

表 表 表

10-1 portconfigコマンドの引数コマンドの引数コマンドの引数コマンドの引数 引数

引数 引数

引数 説明説明説明説明

-oracleHome Oracle Application ServerインスタンスのOracleホームを指定します。

portconfigコマンドでは、選択したOracleホーム内のコンポーネントのみが 変更されます。環境変数を使用してOracleホームを表すことができます。

-oldPort Oracle HTTP Serverのリスニング・ポートの古い(現行の)値を指定します。

-newPort Oracle HTTP Serverのリスニング・ポートの新しい値を指定します。

中間層インスタンスでのHTTPポートの変更

-webCache オプションの引数です。OracleAS Web Cacheを使用して、Webサーバーのパ フォーマンスおよび信頼性を向上させる場合に使用します。 この引数がコマンド ラインに含まれている場合、依存しているOracleAS Web Cacheのポート割当て が自動的に変更されます。

具体的には、オリジナル・サーバーのポート番号が自動的に更新され、Oracle

HTTP Serverの新しいリスニング・ポートを指すようになります。

注意注意注意

注意: portconfigコマンドでOracleAS Web Cacheインスタンスが更新される のは、このインスタンスが現行のOracleホーム内に存在する場合にのみです。

-start オプションの引数です。この引数を指定してportconfigコマンドを実行する

と、構成変更の後、アプリケーション・サーバー・インスタンスが停止して起動 されます。ポートの変更を有効にするには、Oracle Application Serverインスタン スを停止して起動、すなわち再起動する必要があります。

注意 注意注意

注意: 起動中、アプリケーション・サーバーの有効なコンポーネントはすべて起

動されます。portconfigコマンドを実行してOracle HTTP Serverのリスニン グ・ポートを変更する前に停止していたコンポーネントも起動されます。

コマンドの実行時には、-restartまたは-startオプションを使用できます が、両方を使用することはできません。

-restart オプションの引数です。この引数を指定してportconfigコマンドを実行する

と、構成変更の後、アプリケーション・サーバー・インスタンスが再起動されま す。ポートの変更を有効にするには、Oracle Application Serverインスタンスを停 止して起動、すなわち再起動する必要があります。

このオプションでは、構成変更の完了後、実行中のコンポーネントのみが再起動 されます。portconfigコマンドを実行してOracle HTTP Serverのリスニング・

ポートを変更する前に停止していたコンポーネントは、停止したままです。

コマンドの実行時には、-restartまたは-startオプションを使用できます が、両方を使用することはできません。

-debug オプションの引数です。コマンドの実行時にデバッグ情報を表示する場合に使用

します。 この引数は、問題をトラブルシューティングしたり、オラクル社カスタ

マ・サポート・センターに連絡する場合に役立ちます。

-sso オプションの引数です。変更するリスニング・ポートがOracleAS Single Sign-On によって保護されている場合に使用します。

この引数を指定してportconfigコマンドを実行すると、mod_ossoがOracle

HTTP Serverの新しいリスニング・ポート値で再登録されます。

-sso引数を使用する場合は、-urlおよび-user引数を含める必要があります。

オプションで、-site、-adminおよび-vHost引数を指定することもできます。

mod_ossoの登録については、『Oracle Application Server Single Sign-On管理者 ガイド』の「パートナ・アプリケーションの構成および管理」を参照してくださ い。

-url -sso引数を使用する場合に必須の引数です。

この引数を使用して、Oracle HTTP Serverの新しいURLを指定します。この引数 では、新しいリスニング・ポートが使用されます。

たとえば、次のように使用します。

http://sso42.acme.com:7778

このURLは、ssoreg.shおよびssoreg.batスクリプトの-mod_osso_url パラメータとして渡されます。

表表

表表10-1 portconfigコマンドの引数(続き)コマンドの引数(続き)コマンドの引数(続き)コマンドの引数(続き)

引数 引数 引数

引数 説明説明説明説明

Identity ManagementでのHTTPポートの変更

5. 次のようにして、アプリケーション・サーバー・インスタンスを再起動します。

$ORACLE_HOME/bin/emctl stop iasconsole

$ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl stopall

$ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl startall

$ORACLE_HOME/bin/emctl start iasconsole

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