第 5 章 HULFT Ver.6 との非互換
5.4 HULFT for UNIX/ Linux固有の非互換
5.4 HULFT for UNIX/ Linux固有の非互換
5.4.1 詳細ホスト情報で変更または廃止された項目
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
•
変更された項目詳細ホスト情報の以下の項目について、名称および初期値を変更しました。
項目名 タグ名
HULFT Ver.6 HULFT8
自ネットPROXYサーバ名 PROXYサーバ名 MYPROXYNAME
自ネットPROXYポートNo. PROXYポートNo. MYPROXYPORT 表5.4 名称が変更された項目
項目名 タグ名 初期値
HULFT Ver.6 HULFT8
PROXYポートNo. MYPROXYPORT 33000 40000
表5.5 初期値が変更された項目
•
廃止された項目詳細ホスト情報の以下の項目を廃止しました。
項目名 タグ名 廃止バージョン
相手ネットPROXYサーバ名 YOURPROXYNAME Ver.8.0.0
相手ネットPROXYポートNo. YOURPROXYPORT Ver.8.0.0
表5.6 廃止された項目
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5.4.2 システム動作環境設定で変更または廃止された項目
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
•
変更された項目システム動作環境設定の以下の項目について、初期値を変更しました。
項目名 タグ名 初期値
HULFT Ver.6 HULFT8
ワークファイル作成パス tmpdir /usr/tmp インストール時に
指定した値
fifoパス fifopath /tmp インストール時に
指定した値
動的パラメータ指定 dynparam 0 1
メッセージ動的パラメータ指定 msgdynparam 0 3
集信ファイル最大サイズ rcvmaxfilesize 2147483647 0
表5.7 初期値が変更された項目
•
廃止された項目システム動作環境設定の以下の項目を廃止しました。
項目名 タグ名 廃止バージョン
fifo識別番号 sddkeynum Ver.8.0.0
スペースコードの扱い spcode Ver.8.0.0
ソケットバッファサイズ socksize Ver.8.0.0
XML0バイト集信フラグ xmlsw Ver.8.0.0
PPP受付ポートNo. pppport Ver.7.0.0
PPPソケット通信応答待ち時間 pppsocktime Ver.7.0.0
PPPサーバクライアント情報参照 pppyhmg Ver.7.0.0
PPPサーバ送信要求先ホスト
転送グループチェック ppptgrchk_snd Ver.7.0.0
PPPサーバ配信元ホスト
転送グループチェック ppptgrchk_rcv Ver.7.0.0
PPPサーバメッセージ機能使用パス pppmsg Ver.7.0.0
PPPサーババージョンファイルパス pppcmdir Ver.7.0.0
PPPサーバプロセス多重度 ppppsnum Ver.7.0.0
表5.8 廃止された項目
詳細は、「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
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5.4.3 「配信デーモン通信方法」のFIFO通信の廃止
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
配信デーモン通信方法から、FIFOによる通信を廃止しました。
配信デーモンと各種ユーティリティとの間の通信は、ソケット通信のみとなります。配信デーモンが要求を受け付 けられるように、「配信要求受付ポートNo.(sddport)」を必ず設定してください。
5.4.4 「メッセージログのFIFO ファイルへの出力」機能の廃止
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
以下のコマンドについて、-fオプションのfifoパラメータを廃止しました。
l 配信デーモン起動コマンド(hulsndd)
l 集信デーモン起動コマンド(hulrcvd)
5.4.5 生存・相互監視モードの廃止
HULFT-JPN
8.0.0 -
クラスタ対応機能の起動同期機能の1つである、「生存・相互監視モード」を廃止しました。
各デーモンの起動同期コマンドで、「-mutual」は使用できません。
5.4.6 デーモン起動時の動的設定機能の一部廃止
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
HULFT起動時の以下の動的指定を廃止しました。
l 配信プロセスの多重度
l ポート番号
これにともない、配信デーモン、集信デーモン、および要求受付デーモンの起動コマンドで以下のパラメータが使 用できなくなります。
コマンド名 プログラム名 パラメータ 内容
配信デーモンの起動コマンド hulsndd -nno 起動できる配信プロセスの多重度の動的
指定
集信デーモンの起動コマンド hulrcvd -nportno 集信ポートNo.の動的指定 要求受付デーモンの起動コマンド hulobsd -nport 要求受付ポートNo.の動的指定 表5.9 廃止になったコマンドのオプション、パラメータ
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5.4.7 履歴ファイルフォーマットの変更
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
履歴ファイルの追加、およびフォーマットの変更があります。
従来のHULFTで使用していたファイルは、コンバートする必要があります。バージョンアップに際しては、コン バートプログラムを用意しておりますので、コンバート作業を行ってください。
ファイルフォーマットの変更により、HULFTのファイルをユーザ業務にて使用している場合には、ユーザアプリ ケーションの修正が必要となることがあります。
各機種で追加および変更になったファイルは、以下のとおりです。
•
HULFT Ver.7以降で追加されたファイルl コマンド実行ログファイル
l ファイルアクセスログファイル
•
HULFT Ver.7以降で変更されたファイルl 配信履歴ファイル
l 集信履歴ファイル
l 要求受付履歴ファイル
l 配信後ジョブ実行履歴ファイル
l 集信後ジョブ実行履歴ファイル
5.4.8 配信管理情報で変更された項目
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
配信管理情報の以下の項目について、名称および初期値を変更しました。
変更前 変更後
圧縮レベル 圧縮方式
Encryption Key(password) Cipher Key(password)
表5.10 名称が変更された項目
項目名 タグ名 初期値
HULFT Ver.6 HULFT8
転送ブロック長 BLOCKLEN 4096 0
転送ブロック数 BLOCKCNT 3 0
表5.11 初期値が変更された項目
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5.4.9 集信管理情報で変更された項目
- HULFT-ENG
8.0.0
集信管理情報の「Encryption Key(暗号キー)」の項目名が変更になりました。
変更前 変更後
Encryption Key(password) Cipher Key(password)
表5.12 名称が変更された項目
5.4.10 集信キャンセルの廃止
HULFT-JPN 8.0.0
HULFT-ENG 8.0.0
集信デーモンが未起動の場合に、集信のキャンセルができなくなりました。
5.4.11 トレースログ機能
HULFT-JPN 7.0.0
HULFT-ENG 7.1.1
システム動作環境設定の「トレース出力バージョン」を"6"に設定することにより、従来どおりメッセージログやト レースログ(V6 ヘッダ)も出力できますが、以下の非互換が発生します。
l トレースログで出力されるメッセージ内容の追加・変更
l メッセージログをファイルへ出力する場合、トレース出力ファイルサイズ(tlogsize)を超えると出力ファイ ルの切り替えが発生
出力されるメッセージについては、「エラーコード・メッセージ」を参照してください。
第 5 章 HULFT Ver.6との非互換 5.4 HULFT for UNIX/Linux固有の非互換
5.4.12 外字チェックの強化による外字範囲の変更
HULFT-JPN 7.0.0
HULFT-ENG 7.1.1
HULFT Ver.7で外字範囲のチェックが強化されたため、JIS 第一、第二水準の漢字範囲がHULFT Ver.6とHULFT8 で異なります。
(1) EUC、KEISコードの場合
外字チェックの強化は、以下のコード変換の場合のみ有効となります。
l EUCからShift-JIS、KEIS、JEFへの変換
l KEISからShift-JISへの変換
表5.13の青で塗られている個所が漢字として変換される文字の範囲となります。
表5.13 漢字として変換される文字の範囲(EUC、KEISコードの場合)
第 5 章 HULFT Ver.6との非互換 5.4 HULFT for UNIX/Linux固有の非互換
(2) Shift-JISコードの場合
外字チェックの強化は、以下のコード変換の場合のみ有効となります。
l Shift-JISからEUC、IBM、JEF、KEIS、NECへの変換
表5.14の青で塗られている個所が漢字として変換される文字の範囲となります。
表5.14 漢字として変換される文字の範囲(Shift-JISコードの場合)
第 5 章 HULFT Ver.6との非互換 5.4 HULFT for UNIX/Linux固有の非互換
5.4.13 シフトコードの扱い
HULFT-JPN 7.0.0
HULFT-ENG 7.1.1
以下の条件をすべて満たす場合、コード変換の結果がHULFT Ver.7未満と異なります。
l 配信側のコードがIBM漢字、JEF、KEIS、NEC漢字のいずれかを使用
l 集信側のコードがEUCを使用
l フォーマット転送、またはマルチフォーマット転送
l フォーマット情報にMタイプの項目があり、コード変換後の長さが項目長より長くなる
l 配信管理情報のシフトコードの扱いがスペース変換
IBM漢字からEUCに変換したときのHULFT Ver.7以降とVer.7未満の変換結果の違いを次の例で説明します。
例)I BM漢字からEUCに変換する場合の変換結果の違い HULFT Ver.7未満の動作
1. EBCDICの半角カタカナをEUCの半角カタカナに変換します。
2. SOを0x20に置き換えます。
3. 残りバイト数が2バイトのため、「あ」より優先してSIを0x20に置き換えます。「あ」はセットし ません。
HULFT Ver.7以降の動作
1. EBCDICの半角カタカナをEUCの半角カタカナに変換します。
2. SOを0x20に置き換えます。
3. 「あ」をセットします。
4. 残りバイト数がないため、SIはセットされません。
HULFT Ver.7以降では、SIを置き換えたスペースより、データを優先してセットします。
第 5 章 HULFT Ver.6との非互換