10EVM = -15dB
付録 2: FFT/IFFT を用いる OFDM/OQAM 変調
l番目のサブキャリアの jシンボルにおける複素シンボルを以下で定義する.
Xlj= Aj,l+Bj,l. (A.4)
Aj,l=
aj,l l; odd
jbj,l l; even .Bj,l=
jbj,l l; odd
aj,l l; even. (A.5)
式(A.4)-式(A.5)より,送信信号は以下で与えられる. x[s∆T]=
L−1
X
l=0
X∞ n=−∞
(
An,lh(s∆T −nNs∆T)+Bn,lh s∆T − n+ 1 2
! Ns∆T
!)
ejl∆ωt, (A.6) ただしここで,h(s∆T)は帯域制限フィルタのインパルス応答である.Nsは1シンボルあたりのサ ンプル数を表す. ∆T はサンプリング間隔を表し,s∆T は1シンボル内のs番目のサンプリング点 を表す.
A′n,l =
An,Nf Nf ≤ L
0 l; otherwise,B′n,l =
Bn,Nf Nf ≤L
0 l; otherwise , (A.7)
とすると,式(A.6)は以下に変換できる.Nf はFFT点数を表す.
x[s∆T] =
Nf−1
X
l=0
X∞ n=−∞
(
A′n,lh(s∆T −nNs∆T)+B′n,lh s∆T− n+ 1 2
! Ns∆T
!) ejl′∆ωt
= X∞ n=−∞
Nf−1
X
l=0
A′n,lejl′∆ωth(s∆T −nNs∆T)+
Nf−1
X
l=0
B′n,lejl′∆ωth s∆T − n+ 1 2
! Ns∆T
!
,(A.8) ここで,PNf−1
l=0 A′n,lejl′∆ωtおよびPNf−1
l=0 B′n,lejl′∆ωtはそれぞれA′n,l,B′n,lのIFFT表現となっているこ とから, OFDM/OQAM信号はIFFT用いて生成できる.
139
謝辞
本論文は,著者が2015年4月より九州大学大学院システム情報科学府情報知能工学専攻 修士 課程および博士課程在学時の研究成果をまとめたものである.本論文を作成するにあたり,大変 多くの方々に支えていただきました.
まず,著者が学部 4年次の研究室配属以来,研究についてのご指導をいただきました九州大 学日本エジプト科学技術連携センター 教育連携部門 准教授 牟田 修先生に深く感謝申し上げま す. また,著者が研究を遂行するにあたり,ご意見,ご指導いただきましたNokia Bell Labs, Haris
GACANIN氏に深く感謝申し上げます. 論文説明会等を通して貴重なご意見を頂いた, 九州大学
情報基盤研究開発センター 先端ネットワーク研究部門 教授 岡村耕二先生,九州大学システム情 報科学研究院 情報学部門 准教授 實松 豊先生に深く感謝申し上げます. 著者が学部4年次,修士 課程在学時に多くの貴重なご意見,ご指導をいただいた現PicoCELA株式会社,古川 浩氏,冨樫 宏謙氏に深く感謝申し上げます.また,著者が本研究を遂行する上で,研究室での生活を支えてく ださった牟田研究室の方々に深く感謝申し上げます.
最後に,これまで著者の進学に対して温かく見守り,応援してくださった家族に深い感謝の意を 表して謝辞といたします.
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発表文献一覧
学術論文
[1] T. Kageyama and O. Muta, “Performance Analysis of Impulsive Noise Blanking for Multi-Carrier PLC Systems,”IEICE Commun. Express,vol. 7, no. 9, pp. 334-340, Sept. 2018.
[2] T. Kageyama, O. Muta and H. Gacanin, “Enhanced Selected Mapping for Impulsive Noise Blanking in Multi-Carrier Power-line Communication Systems,” IEICE Transactions on Communications,vol.E102-B, no.11, pp/2174-2182, Nov. 2019.
国際会議論文
[3] T. Kageyama, O. Muta and H. Gacanin, “Performance Evaluation of E-SDM-OFDM Sys-tems using Adaptive Peak Cancellation under Restriction of Out-Band Radiation Power,” in Proc of The third international Japan-Egypt Conference on Electronics Communications and Comupters,Mar. 2015.
[4] T. Kageyama, O. Muta, and H. Gacanin, “An Adaptive Peak Cancellation Method for Linear-Precoded MIMO-OFDM Signals,” in Proc. ofthe 2015 IEEE 25th International Symposium on Personal, Indoor and Mobile Radio Communications, Aug. 2015.
[6] T. Kageyama, O. Muta, H. Gacanin, “An Enhanced Selected Mapping Technique for Joint PAPR Reduction and Impulsive Noise Suppression in Multi-Carrier Powerline Communica-tions Systems,” inProc. of IEEE International Symposium on Power Line Communications and its Applications,Apr. 2018.
[7] T. Kageyama, O. Muta, C. M. Chen and S. Pollin, “Effect of Limiter based PAPR Reduc-tion for Massive MIMO Systems,” in Proc. of International Japan-Africa Conference on Electronics, Communications and Computations 2018,Dec. 2018.
[8] T. Kageyama and O. Muta, “Bit Error Rate Analysis of MRC Precoded Massive
MIMO-142
OFDM Systems with Peak Cancellation,” inProc. of IEEE Vehicular Technology Conference Fall 2019, Sept. 2019.
[9] T. Kageyama and O. Muta, “A Partial Scrambling Overlapped Selected Mapping PAPR Re-duction Scheme for OFDM/OQAM Systems,” inProc. of International Japan-Africa Con-ference on Electronics, Communications and Computations 2019,Dec. 2019.
研究会論文
[10] 景山,大木,牟田, H. Gacanin,古川, “適応ピークキャンセラを用いたMIMO-OFDM信号 のピーク電力低減に関する検討(3),”信学技報CS2014-99, pp.43-48, 2015年2月.
[10] 景山,牟田, H. Gacanin,古川, “E-SDM-OFDMシステムにおける帯域外輻射電力を考慮し た適応ピークキャンセラの特性評価,”信学技報CS2014-371, pp.471-422, 2015年3月. [11] 景山,牟田, H. Gacanin,古川, “OFDM-SDMAシステムにおける帯域外輻射電力と帯域内歪
みを考慮した適応ピークキャンセラの特性評価,”電子情報通信学会 信学技報RCS2015-1, pp.1-6, 2015年4月.
[12] 景山,牟田, H. Gacanin,大木, 古川,適応ピークキャンセラを用いる ESDM-OFDM信号 のピーク電力低減に関する検討,”電子情報通信学会 信学技報CS2015-16, pp.39-44, 2015 年7月.
[13] 景山,牟田,古川, “OFDM信号のPAPR低減用ピークキャンセラ適用時の帯域外歪み特性
の評価,”電子情報通信学会 信学技報RCS2015-92, pp.29-32, 2015年10月.
[14] 景山,牟田, H. Gacanin, “OFDM信号用ピークキャンセラのピーク検出閾値選択に関する
検討,”電子情報通信学会 信学技報CS2015-97, pp.69-72, 2016年2月.
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[16] 景山,牟田, H. Gacanin,“マルチキャリア電力線伝送用の適応ピークキャンセラに関する検
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[17] 景山,牟田, H. Gacanin, “マルチキャリア電力線通信における選択マッピングに基づくイ
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インパルス性雑音抑圧に関する検討,” 電子情報通信学会 信学技報CS2016-37, pp.41-44, 2016年9月.
143
[19] 景山,牟田, H. Gacanin, “マルチキャリア電力線通信におけるチャネル推定適用時のイン
パルス性雑音抑圧に関する検討,”電子情報通信学会 信学技報CS2016-78-, pp.13-17, 2017 年2月.
[20] 景山,牟田, “MIMO-OFDMシステムにおけるピークキャンセラのピーク検出閾値選択法
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[21] 景山,牟田, H. Gacanin, “マルチキャリア電力線通信における選択マッピングとブランキン
グ技術を用いるインパルス雑音抑圧方式の電力増幅器非線形歪み影響下での特性評価, ” 電子情報通信学会 信学技報CQ2016-129-, pp.113-117, 2017年3月.
[22] 景山,牟田, H. Gacanin,”マルチキャリア電力線通信におけるインパルス性雑音抑圧に関す
る検討,”電子情報通信学会 信学技報CS2017-19, pp.35-36, 2017年7月.
[23] 景山,牟田, H. Gacanin, “マルチキャリア電力線通信における選択マッピングとブランキン
グを用いるインパルス性雑音抑圧方式-実測チャネルデータを用いた特性評価-,”電子情報 通信学会 信学技報CS2017-48, pp.37-40, 2017年9月.
[24] 景山,岡部,牟田, “OQAM-OFDM信号の部分スクランブルSLMに基づくPAPR低減の検 討,”電子情報通信学会 信学技報CS2017-76, pp.97-100, 2017年12月.
[25] 景山,牟田,マルチキャリア電力線通信におけるインパルス性雑音の検出確率および誤警報 確率の解析,”電子情報通信学会 信学技報CS2017-104, pp.97-100 2018年3月.
[26] 景山,牟田, “MIMO-OFDMシステムにおけるピークキャンセラのピーク検出閾値選択法
とその特性評価(2),”電子情報通信学会 信学技報RCS2017-334, pp.99-104, 2018年3月.
[27] 景山,牟田, “MRCプリコーディングを用いるOFDM-SDMAシステムにおけるピークキャ
ンセラ適用時のビット誤り率評価に関する検討,”電子情報通信学会 信学技報RCS2018-4, pp.19-23, 2018年4月.
[28] 景山,牟田, “ピークキャンセラ適用時の多素子MRC-Precoded MIMO-SDMAのBER解 析,”電子情報通信学会 信学技報CS2018-25, pp.71-72, 2018年7月.
[29] 景山,牟田,マルチキャリア電力線通信におけるインパルス性雑音ブランキングの特性解 析,”電子情報通信学会 信学技報CS2018-29, pp.83-87, 2018年7月.
[30] 景山,牟田, “多素子MIMOにおけるピークリミタを用いるPAPR低減の効果,”電子情報 通信学会 信学技報CS2018-56, pp.1-5, 2018年11月.
[31] 景山,牟田, “多素子 MIMO-OFDMにおける余剰アンテナを活用したピークキャンセラ
の帯域内歪み補償に関する検討,”電子情報通信学会 信学技報RCS2018-272, pp.173-177, 2019年1月.
[32] 景山,牟田, “多素子MIMO-OFDMにおける余剰アンテナを活用したピークキャンセラの
144
帯域内歪み補償に関する検討(2),” 電子情報通信学会 信学技報RCS2018-293, pp.67-72, 2019年3月.
[33] 景山,牟田, “多素子MIMOにおけるピークリミタを用いるPAPR低減の効果(2)”,電子情 報通信学会 信学技報CS2018-115, pp.47-51, 2019年3月.
[34] 景山,牟田, “多素子MIMO-OFDM用ピークキャンセラとその歪み補償技術の検討,”電子
情報通信学会 信学技報CS2019-20, pp.41-42, 2019年7月.
[35] 景山,牟田, “多素子 MIMO-OFDMにおける余剰アンテナを活用したピークキャンセラ
の所要EVMに応じた帯域内歪み補償方式,”電子情報通信学会 信学技報RCS2019-121, pp.87-92, 2019年7月.
[36] 景山,牟田, “非線形プリコーディングを用いる多素子MIMOシステムへのピークリミタと その歪み補償技術の適用に関する検討,”電子情報通信学会 信学技報CQ2019-67, pp.55-58, 2019年8月.
[37] 景山,牟田, “多素子MIMO-OFDMにおける余剰アンテナを活用したピークキャンセラの
所要EVMに応じた帯域内歪み補償方式(2),”電子情報通信学会 信学技報RCS2019-164, pp.97-101, 2019年8月.
[38] 景山, 牟田, “非線形プリコーディングを用いる多素子 MIMO-OFDM におけるピーク キャンセラによるPAPR抑圧とその帯域内歪み補償の効果,” 電子情報通信学会 信学技報 RCS2019-184, pp.37-41, 2019年10月.
[39] 景山,牟田, “非線形プリコーディングを用いる多素子MIMO-OFDMにおける空間相関影 響下でのピークキャンセラによるピーク電力抑圧とその帯域内歪み補償の効果,” 電子情報 通信学会信学技報CS2019-67, pp.27-31, 2019年10月.
大会論文
[40] 景山,牟田,古川, “帯域外輻射および帯域内歪み制約下でのOFDMA信号のピーク振幅抑 圧の検討,”電子情報通信学会 ソサイエティ大会, B-5-45, 2014年9月.
[41] 景山,牟田, H. Gacanin,古川, “E-SDM-OFDMシステムにおける帯域外輻射電力を考慮し た適応ピークキャンセラの特性評価,”電子情報通信学会 総合大会, B-5-3, 2015年3月. [42] 景山,牟田, H. Gacanin,古川, “E-SDM-OFDM信号のPAPR低減のための適応ピークキャ
ンセラの特性評価,”電子情報通信学会 ソサイエティ大会, B-5-55, 2015年9月.
[43] 景山,大木,牟田, H. Gacanin,古川,“MU-MIMO-OFDMシステムにおける適応ピークキャ ンセラの特性評価,”電子情報通信学会 総合大会, B-11-16, 2016年3月.