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B IV期

ドキュメント内 東北大学埋蔵文化財調査年報7 (ページ 52-56)

平面図には表現 していないが、調査区北側では2層下で東西 ともに石敷遺構が検 出されてお り、 これ を

1区

の石敷遺構 に連続す るもの とみてⅣ期 と推定 しておきたい。西壁で見 る限 り、

調査 区中央 より南側 には延 びていかないようである。

調査区西壁

土 層注記

a グラウン ド盛砂整地層

b 75YR5/6明褐色粘上質 ローム 盛土

a 25Y3/1黒褐色砂質 ローム 煉瓦 。鉄片等多量 に含む

b バラス と砂

C 焼 け層 木炭・ 焼土・ 灰が混 じる

2d 10YR3/4暗褐色コームを主体とし灰色粘土プロック多く含む 2e loYR4/3にぶい黄褐色シルト 礫を多く含むが均質 2f 10YR5/6黄褐色ローム質砂 礫・岩塊多量に含む 2g 10YR4/4褐色シル ト質ローム

2■ 10YR4/6褐 色ローム 暗褐色粘土プロックを少量含む

2i 10Y3/1オリーブ黒色砂質粘土 炭化物・イ韓 混じる 酸化鉄プロッ ma 10YR3/2黒ク含む 褐色シルト質ローム 均質

ⅡI b 10YR4/4褐 色シル ト質ローム 均質 mC 10YR5/6黄褐色ローム 礫片を多く含む

Ⅳa 2 5Y6/4鈍 い黄色と10YR6/4鈍 い黄橙色が混じる粘土

Ⅳb 10YR7/6明黄褐色ローム賀砂

0      5 63rn  t       .        ・                     I

を含 む

10YR2/1黒色粘土質 ローム 7 5YR4/4褐色 ンル ト質 ローム

loYR5/4鈍い黄褐色 シル ト質 ローム 粗砂・ 小礫 を含む 土 層 注記

5Y1/3オ リーブ黒色ローム 炭化物・礫を含む 10YR4/4褐色ローム 炭化物含む

a 10YR5/8黄 褐色ローム 礫・ くされ礫含む

!丑:鵜

チ と 選 亀 匿 し ル 軍 畳 百 全 ム

1累

濠 驚 せ 諾 婆 褐 色 シ ル ト 質 ロ ー ム

17 

二 の丸跡第5地点5区平面 図 。断面図 Fig.17 Plan and cross sections of Loc.5 at NM5

2d

4.出

土 遺 物

(1)陶

磁器 (図18〜22、 図版

4〜

7、 表2・ 3・ 8・ 11)

集計の方法お よび資料化 の基準 は、本体 区の報告 (年

6)に

依拠 している。

陶器、磁器 とも、

1区 3A層

10区

2a層

・ Ⅲ層・

V層

か ら,ヒ較的多 くの資料が出上 してい る。 この うち、

 1区 3A層

出土資料 は、時期的な まとまりを持 ち、多 くの資料が18世紀後半 に 比定 され る。肥前産磁器で は、猪 口 (535・

537)や

小郷 (536)と いった小型の器種が一定量 を 占めている。陶器 は、大部分が大堀相馬産 で占め られ る。大堀相馬製品は、灰釉の碗・皿類が 中心である。372は、内面 に鉄釉 を流 し掛 けした、大堀相馬産の灰釉大皿であ り、この資料では 確認で きないが、見込みに印花文 を持つ例が多い。

10区の

V層

は、本体 区同様、元禄年間の二の丸拡張 に伴 う盛土 と考 えられ、出土陶磁器の大 部分 もそれに近 い年代である。磁器 の碗 (525・

526)は

、器高が高 く、高台 もしっか りとした 作 りである。354の陶器碗 は、鉄釉の上 に灰流 しの尾 呂茶碗である。

磁器 は肥前産が多いが、532は、中国か らの舶載品である。内面 に印花文が散 らされ、畳付 け を除いて、全面 に青磁釉が施 されている。高台内には放射状の削 り痕が認め られ る。

)土

器・ 土製品 (図23、 図版7・ 8、4・ 9・ 10・ 12)

【上器】

接合作業後の総破片数 は、土師質土器2,885点、瓦質土器22点、軟質施釉土器

8点

で、本体 区 と同様 に、土師質土器が最 も多いが、 そのほ とん どは皿である。

土師質土器 の皿 は、本体 区か ら続 く10区か ら多 く出上 してお り、その中で も、

V層

か らまと まって出上 している。皿 は、本体 区 と同様 に、残存状況 を基準 に資料化す る遺物 を抽出 した。

日縁端部か ら底部 まで残存 してお り、かつ全体 のほぼ半分以上が残 っているものを資料化 した。

皿以外の ものは、ある程度特徴 の判明す る資料 について、可能な限 り資料提示に努めた。なお、

105〜 107の

3点

については、本体 区出上の資料であるが、報告漏れ となっていた資料である。

瓦質土器 は出土量 も少な く、特 に集中 して出上 しているところはない。鉢類がほとんどであ る。資料化で きたのは、130の高台の付 く壷、 もしくは鉢の1点だけである。

軟質施釉土器 としたのは、透明釉 をか けた もので、蓋 (図

23‑136)と

播鉢 (図

23‑132)が

各1点確認 され、 ミニチュアか と考 えられ る。他 には、焙烙が出上 しているが、資料化できる ものはなかった。 それ以外 は、小片で不明な ものである。

【上製品】

土製品 は、土人形 も含 めて

8点

の出上で、本体 区 と同様 に出土量 は少ない。細片以外の もの は図化 した。122は猫 の人形で、123も人形の部分 の可能性がある。124・133は用途不明である。

532

α

曳 眸 式 t o 持 楚

=H卜導 534  10

18 

二 の丸跡第5地点 出土磁器(1)

Fig 18 Porcelains from NM5(1)

ドキュメント内 東北大学埋蔵文化財調査年報7 (ページ 52-56)