• 検索結果がありません。

41驚

ドキュメント内 修士学位論文 (ページ 95-98)

汽丁 汽一三三五三議

・・18:0

・・18:x

 ・31

    ・1  ■2 1、 I■3 ㎜■4  _5  _6 ■…1 ■…2  ■一1・3 1←■・4

       Sample11ame

Fig.7.7.2.1.飼料中の脂肪酸の炭素同位体比(破線)と牛肉(◇)の比較

・180

    5D!beef&food

ム1…1o■I…一一一■一■■ …rII㍗馬},■『… …舳一一一一一一「…一一一「「■Ψ山

.200

。220 8・240

.260

.280

  ◆

       ◆_.一、」山◆16:0

一・・…

@㍗… ◆一一一.・一・一・ ・1810

____ム___◆__ ◆◆ ・18:1

       」L.、.、、、、_.、、一_...一__一___・・16:0

       ・・18:0        ・・18:x        ◆」一

       ◆

◆       ◆   ◆

ポ    ◆◆・・

 .300

    1、 ■・1  ・2  ・3  .4  ・5  ・6 ■・I・1 0・I・2 ■一・・3 ■一1,4

      Samp1e■1ame

Fig−7.7.2.2.飼料中の脂肪酸の水素同位体比(破線)と牛肉(◇)の比較

・飼料と牛肉の脂肪酸の炭素同位体比の比較

 Fig.7.7.2.1.に示した脂肪酸の炭素同位体比に着目すると、飼料中の脂肪酸の同位体比 は、松阪・飛騨共に牛肉のそれよりも大幅に小さな値を示した。さらに飼料では牛肉の場合と は異なり、脂肪酸間の差も大きいことがわかる。よって、飼料中の脂肪酸の炭素同位体比は、

牛肉のそれとは一致しなかったと言える。

・飼料と牛肉の脂肪酸の水素同位体比の比較

 Fig.7.7−2.2.に示した脂肪酸の水素同位体比において、飼料中の脂肪酸の同位体比は、

ステアリン酸(18:0)を除いて松阪・飛騨共に牛肉のそれよりも大幅に大きな値を示した。さら に飼料では牛肉の場合とは異なり、ステアリン酸(18=0)が最も小さな同位体比を示し、脂肪酸 間の大小関係が牛肉と飼料で異なることがわかる。よって、飼料中の脂肪酸の水素同位体 比は、牛肉のそれとは一致しなかったと言える。

・牛肉中の脂肪酸の由来

 以上から、牛肉中の脂肪酸と飼料の脂肪酸の同位体比は、炭素・水素のいずれでも一致 しないことが判明した。すなわち、Fig.7.7.1.の予想より、牛肉中の脂肪酸は、摂取した糖(炭 水化物)から、牛が体内で自ら合成しているものが大部分を占めると考えられる。実際に、牛 は草食動物であるため、飼料には動物性の脂質は含まれておらず、麦やトウモロコシを中心 に構成されている。これらの穀物は、多糖類が豊富に含まれる代表的な炭水化物であり、牛 が摂取することによって脂質に変換されるため、本項の考察と矛盾しない。また、松阪牛に関 しては、良質な肉を生産するため、肥育の過程でビールを与えることが知られている(三重県 松阪食肉公社ホームページ)。ビールは脂質を含まないにも関わらず高カロリーであり、過剰 に摂取すれば肥満になることが、ヒトの経験的にもわかる。これは、まさに麦由来の糖が動物 の体内で脂質に変換されることを示している。よって松阪牛に関しては、このビールに含まれ る糖からも、脂質が生合成されていると考えられる。

・牛肉中の脂肪酸の生合成

 以上から、牛肉中の脂肪酸は、その大部分が摂取した糖より牛が体内で自ら合成している ものであるとわかった。摂取した糖は、様々な種類が存在し、その同位体比も糖個別には不 明である。しかし、摂敢した糖は、Fig.7.7.1.に示したように、解糖系でピルビン醐二分解され た後、脂肪酸合成の材料となる、アセチルーC◎AやマロニルーCoAに変換される。すなわち、牛 が摂取した飼料の種類によって、脂肪酸合成の材料の同位体比が決まることを示している。

牛肉の脂肪酸が生合成によって作られていることがわかったので、次に、改めてステアリン 酸(1810)の水素同位体比が、極端に大きくなる原因を、生合成過程に着目して考察する。

7.7.3.各脂肪酸の存在比と水素同位体比の関係

 各牛肉中のパルミチン酸(16:0)、ステアリン酸(1810)、オレイン酸(1811)のm!z=2の面積強 度(単位はVs)は、伯ble.7.7.3.1.のようになった。Tbtalは3種類の和である。

         Table.7.7.3.1.1610.1810.1811の面積強度(Vs)

(Vs) M−1 M−2 ㎜一3 M−4 M−5 ㎜一6 1・1−1 1・1−2 1・1−3 1・1−4

Total 85.12 108.10 105.41 70.74 81.50 128.86 143.73 123.95 179.95 75.73 16=0 ,23.54 32.32 32.67 23.47 24.92 38.24 44.64 36.66 51.15 19.101 18=0 6.67 8.19 14.02 8.76 10.09 13.46 12.84 15.16 27.95 8.28

18=1 54.91 67.58 58.73 38.50 46.50 77.16 86.25 72.14 100.85 48.34

これを、Tata1を1として、存在比で表現すると、Table.7.7.3.2.のようになった。

         Table.7.7.3.2.16:0.1810,18:1の存在比

π0tal ㎜一1 一2 一3 …一4 ㎜一5 一6 1・1・1 1・1−2 1・1・3 1・1−4

Tota1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1

16:0 0.28 O,30 O,31 O.33 O.31 O.30 O.31 O.30 O.28 O.251 18:0 O.08 0.08 O.13 0.12 0−12 O.10 O.09 0.12 0.16 O.11 18=1 O.65 O.63 O.56 O.54 O.57 O.60 0.60 O.58 O.56 O.64、

各脂肪酸の存在比を横軸こ、水素同位体比を縦軸こ取ると、Fig,7.7.3.1.のようになった。

       .戸Dγ・・叫・d・岬・・ti・1FA・午・中11」、、.

       ・2001−I

…・

ョ竿亨;;3=ニア

  ま仙1一一一一  一     一こ愉

  0       ◆1810

  ㌦lH舳・・舳げ1舳・…舳・1・l1

側、舳 ゚糾劣

   ■300 一一一一一一 一一一一一一一   一一一一一一一一…一一  I一一一 一一一一一      ⊥一L 1一一■I一      0.0        0.2        0.4        0.6        0.8

      他0祠a㏄erati0炉㎏川0屹1)

Fig.7.7.3.1.各脂肪酸の存在比(横軸)と水素同位体比(縦軸)の関係

 Fig.7.7.3.1.を見ると、ステアリン酸(1810)の水素同位体比が、自身の存在比に対して負の 相関を持つことがわかる。すなわち、ステアリン酸の存在比が小さくなると、ステアリン酸の水 素同位体比が増大する傾向があることがわかる。

 次に、ステアリン酸の水素同位体比に着目して、各脂肪酸の存在比を横軸こ、ステアリン 酸の水素同位体比を縦軸に取ると、Fig.7.7.3.2、のようになった。

         δD of18=0vs.eac■1abundance ratio

y=に281.65x・190.45    R2;0.7889

舳十山山 →

0

10  .230

◆\

 y=193.18x・336.27    R2;0.7287

凹□ @1介一

   ◆         ◆

y=■132.32x−182.68   R2=0.1285

         ◆18:0(δD)vs.16=0(AR)

         ◆18:0(6D)vs.18:0(AR)

ドキュメント内 修士学位論文 (ページ 95-98)