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△ :二つ の 「根拠」の うち, どち らか一方 の 「根 拠」 を説 明 して い る。

(注

2)一

般性 の説 明

  

:二つ以上の例 を用いてい る。また,「 どこで も…」「枠 の場所 を 変 えて も一」な どの発言がある。

△十:二 っ以上の例 は用 いていないが,「 どこで も…」「枠 の場所 を 変 えて も…」な どの発言がある。

△ :二つ以上の例 を用いてい るが,「どこで も…」「枠 の場所 を変 えて も…」 な どの発言がない。

(1)a:陥

│の

妥 当 性 に つ い て

「中心の数

(n)に

対 し

,左

右 の数がそれぞれ

n‑1,n+1」

な どとな るこ と,「枠 の中 の数 の和は

,中

心 の数

(n)×

枠 内の数 の個数 とな る」 こ との二つ の 「根拠 」 を正確 に説 明 していた班 は

10班

7班

であ り

,多

くの班が 「根拠」 を正確 に説明す ることができて いた。 また

,残

りの

3班

,「中心の数

(n)に

対 し

,左

右 の数 がそれぞれ

n‑1,n+1」

とい った ことの説 明がで きなかつた ものの,「枠 の中の数和 は

,中

心の数 (n)×枠 内の数 の個数 となる」 ことの説 明がな されていた。授業 Ⅱの課題 に対 して

,多

くの児童 は自分 たちの考 えの 「根拠」 を説 明できる と考 え られ る。

(2)b:例の個 数 c:一般 性 の説 明 につ い て

10班中

6班

,二

つ以上 の例 を用いて,「どこで も一」「枠 の場所 を変 えて も…」な どと自分 たちの考 えが枠 の場所 を変 えて もいつで も成 り立つ ことを示す発言 を して

,説

明がな され てい た。

6年 2組3班では,一つ の例 しか用いていないが,「この きま りは,カ レンダこのいつで も 言 えるきま りと言 えます」 と自分た ちの考 えが

,枠

の場所が変 わって もいつで も成 り立つ こと を示す発言がな され ていた。 多 くの児童 は,自分 の考 えの一般性 を示 し説 明す るこ とがで きる と考 え られ る。

(3)d:台料 の 昇,やす さ

 e:指

し棒 な どで の指 示 につ い て

「資料の見やす さ」において

,見

やす い と判 断できる班 が

10班

8班

であつた。 また, 説明箇所 を 「指 し棒 な どでの指示」 を しなが ら説明 を行 ってい る班 が 10 1JI中

9班

であつ た。 ほ とん どの班 が

,聞

き手 を意識 した説 明 を行 っていた。

特 に

,1組

2班

5班

,発

表資料 に聞 き手 を意識 した工夫 を施 していた。 以下は, 二つの班の工夫点である。

【 2班 の発表資料の工夫点】

中心が

9の

場合

,例

えば 「縦 の場合

,16の 7を 2に

移動 させ る と

,す

べ て

9に

な る」

とい った枠 内の数 の縦

(2,9,16),横 (8,9,10),斜

(1,9,17),(3,9,15)が

それぞれすべて

9に

揃 うことの説 明を行 い

,数

の移動後の様子 を

,資

料 の紙 をめ くる とあ らわれ るよ うに と

,工

夫 を施 していた。

中心が12の場合

,例

えば 「斜 めの18の

6を 6に

もつて くる と

,12に

な る」といつた, 数 の移動 につ いての説 明 を行 い

,移

動後 の数 の様子 を

,資

料 の紙 をめ くる とあ らわれ るよ

うに と

,工

夫 を施 していた。

【 5班の発表資料の工夫点】

(4)採

点結果 につ いて

1組

では

,児

童 に よる採 点で最 高点 を とつたのは

4班

であつた。 また

,ア

ンケー トにお

ける 「どの班 の説 明が一番 わか りやすかつたですか」 の質問に対 して

,児

童 の回答 におい て も一番高い評価 を とつたの も

4班

であつた。

発表 内容 については

,2班

4班

が一番充実 してい る。 しか し

,児

童 による採 点や ア ン ケー トにお け る児童 の回答 にお ける

2班

の評価 は,発表 内容 で劣 る3班と5班よ りも低い。

2組

では

,教

師 に よる採 点で最 高点 を とったのは

4班

であつた。 しか し

,ア

ンケー トに

お ける 「どの班の説 明が一番 わか りやすかつたですか」の質問に対 して

,4班

を選 んだ児

童 はわず か

2人

,教

師 と児童 で評価 に くい違 いが生 じてい る。発表 内容 につ いては

,4

班が一番充実 してい る。 しか し

,ア

ンケー トにおける児童 の回答 にお ける

4班

の評価 は,

発表 内容 で劣 る

1班

2班

よ りも低い。

4.ア

ンケー トの結果

(1)ど

の班の説明が一番わか りやすかつたですか

授業後に行つたアンケー トにおける 「どの班の説明が一番わか りやすかつたですか」 と い う質問に対 しての 4ク ラスの児童の回答を

,以

下の [表 3.6]のよ うに集計 した。また

,6

2組 ,3組

では

,教

師による採点 も合わせて示す こととす る。

[表

3.6]ア

ンケー トにおける児童の回答結果 と教師 による採 点結果

クラス・教 師 に よる採 点結果 1班

2班 3班 4班 5班

授 業 H

6‑3

1 1 15 1 1

教 師 による採 点結果 (20点満 点) 10 17 13 15

6‑4

5 1 5 8

授 業 国

6‑1

1 0 14 4

6‑2

8 7 2 2 0

教 師 に よる採 点結果 (20点満 点) 16 13 15 17 13

すべての クラスにおいて

,一

つ の班 に票が集 中 している。票が集 中 してい る班は

,分

の五つの観点 を多 く含 んだ発表 を してい るものが多かった。 しか し

,6年 2組

において

,2

班 は教師 による採 点では一番低 い点数 であつたが,アンケー トにお ける児童の評価 は高い。

一方

,4班

は教師 による採点では一番高い点数 であるが

,ア

ンケー トにお ける児童 の評価 は低 い。 この よ うに

,教

師 と児童 で評価 の くい違 いが生 じてい る。

(2)ど

う してその班の説 明がわか りやすか つたですか (複数 回答 あ り)

「どうしてその班の説明がわか りやすかつたですか」 とい う質問に対 しての 4ク ラスの 児童 の回答 を

,筆

者 が 「説 明の仕方 に関す るこ と」「説 明の内容 に関す ること」の二つ に分 け

,そ

れぞれ にお いて児童 の回答 を内容 によって分類 してい く。

①説 明の仕方 に関す る こと

○声 の大 き さや話す ス ピー ド

・声が聞き取 りやす かつたです。

。一人ひ とりがはきはきと声 を出 していてよかった。

。大きな声でゆっ くりと言 つていてよかった。

・少 し早 日の説 明だつたけ ど

,大

切 な ところを しっか りと説 明で きていた と思 う。

○図の見やす さ

2班

は赤や青以外 の色 も使 っていて見やすかつたです。

・発表資料 の字が大 き く見やす かつた し

,き

れい にま とめていたか ら。

。文章の大事な ところに線が引いてあつて分か りやすかつたか らです。

○指 し棒な どによる指示

。大事な ところを棒で指 して説明 していた。

・ どこを発表 してい るか指 を指 して分か りやすかつたか らです。

・誰か1人が もつて

,誰

かが指 して

,今

ここを言 つている と指 していて よ り分か りやす か ったです。

○説 明の長 さ

。一人ひ とりの説明の長 さがち ょうどよかつた。

・説明が短 くま とめ られ ていた。

・ できるだ け短 く簡単にま とめ られ ていた。

○発表資料の工夫

・数が変わる時 に

,つ

けた りはが した りで きる紙 を貼 つていてわか りやす か つた。

・紙 をめ くるな どお も しろい発表だつたか ら。

・ 画用紙 を三枚 に して

,1枚

に大 き く図をかいていたか ら。

○時間の使 い方

。発表が長 かったので分か りやすかつた。

・発表が他 の班 よ り長 くて よかった と思います。

・ 時間的にかな りよかつた と思 う。

○発表者 の視線

・ 発表す る時に視線 が上がっていたか らです。

。前を向いて発表できていた と思 うか ら。

②説 明の内容 に関す る こと

○式や図の用 い方

。図も式 も表 して違 う五角形の和 も180×

3=540で

表 していたのが分 か りやす か つた。

3つ

の図 と

3つ

の式 をかいていて, どれ も540° にな るこ とを示 していた。

・枠の位置が変わって も

しつか りと式 をかいていて

,考

え方 が分か りやすかつた。

。一番数の多い形 (3×

3の

正方形

)だ

つたけ ど

,二

つの考 え方 を二つの式でかいていて 分か りやすか つた。

○一般性 の説 明

。図が変わって も式や答 えは

,変

わ らない と前で説 明 していたか らです。

・五角形 は向きを変 えて も同 じとい うことを図で うま く表せていた。

。みつけたきま りが1つだけ じゃいつで も使 えるかわか らないか ら

,も

う1つの例 を挙 げていたので分 か りやすか つた。

・みつ けた きま りを

1パ

ター ンだ け じゃな くて,も う1パター ン使 つて説明 してたか ら。

○立式の理 由 に1)

。最初に180° の三角形 が

3つ

あるか ら540° とな る と説明 していた。

・五角形 の中心部分か ら頂点 に線 を引 くと三角形ができて

,三

角形 は 180° だか ら 180

×

5=900に

な る。 そ して

,中

心が 円だか ら 900‑360° を して540° にな る説 明が分 か りやす かつた。

。五角形の図を何個 もかいていて

,す

べ て三角形が

3つ

あ るか ら180× 3とい うことが

分 かつた。

○記号 の使用 に2)

ABCな

ど英語 の記号 も少 し取 り入れて発表できてす ごく分か りやすかつたです。

ABCと

か を使 つて式 を書いていて とて も分か りやすかつた。

ABCと

い う記号 を使 つて

,い

ろい ろな五角形 もかいて くれ ていた。

[表 3.7]は

,上

の分類 ごとの回答 の延べ数 を集計 したものである。

(注 1)(注2)授業 Ⅱのア ンケー トにお ける児童 の回答 では,「 立式 の理 由」,「 記 号 の使 用 」 に関す る内

[表

3.7]ア

ンケー トにお ける児童 の回答 の内容

児童 が挙 げた理 由 回答数

説 明 仕の 方 に 関 す る こ と

○声 の大 き さや話す ス ピー

○図の見やす さ

○指 し棒 な どによる指示

○説 明の長 さ

○発表資料 の工夫

○時間の使 い方

○発表者 の視線

41 35 9 8 4 3 2

説明の内容に関すること

○式や 図の用 い方

○一般性 の説 明

○立式 の理 由

○記号の使用

8 8 3 3

(3)説

明 コンテス トの感想 を書 いて くだ さい (複数 回答 あ り)

「説明コンテス トの感想 を書いて くだ さい」 とい う質問に対 しての4クラスの児童 の回 答 を

,そ

の内容で分類 してい く。

①資料 を作 るのが難 しい

。分か りやす く説明す るために言葉 (式

)に

す るのが難 しかった。

・540° になるこ とは分かつているのに

,文

章 にす ることが難 しかった。

・発表資料 を分か りやす くす るには どうすれ ばいいかが難 しかった。

・文章な ど見やすい よ うにす るには どうすれ ばいいかな ど考 えるのが難 しかった。

②説 明が難 しい

。声が大き く出せ な くて

,ゆ

つ くりと言 うのが難 しかった。

。ちゃん と人に伝わつたか

,分

か りやす くできていたかが難 しかつた ところです。

・班以外 の人が見て ど う感 じるかを考 えるのが難 しかつた。

・みんなが分か るよ うに発表す るのは難 しかつた。