放 任
家庭
23%
別
居 生 活
596
①
④
③
①
学 校 嫌
い64%
④ ②
⑥ ①
①
⑧
③
⑩
① 教 師 不 信
2796
⑤
③
②
⑥
⑨
問
題 行 動
進 路 変 更
5996
⑤
②
③
①
32%
⑦
②
②
⑤
②
⑫
不
登 校
3296
⑥
⑦
1
学 業 不 振
36%
⑦
⑥
③
①
中
退
図3−50 中退要因連関構造
108
4 中退のケーススタディ
4.1 キーパーソンの関わりの実際
前章において,キーパーソンである教師および保護者,友達などが中退者のライフ コースに影響を及ぼしていることを指摘するとともに,中退者個々の出来事連関およ び中退要因連関から中退要因連関構造を特定した。
本章では,中学時代の進路選択・決定時および高校での中退時の進路相談場面にお いて,実際に中退者がキーパーソンとどのような関わりをもったのか,その時にどん な気持ちだったのか,現在ではどう感じているのかを記述・整理し,中退者の「声」を あげながら,キーパーソンの関わりの実際を,中退者側に立って示す。
また,中退者の中学時代の進路選択・決定時から中退,そして現在に至るまでを,中 退を規定する,一要因としての教師に焦点をあて,否定的関与もしくは中退の生起にお ける促進要因(アクセル要因)として働いた教師および肯定的関与もしくは中退の生起 における抑止要因(ブレーキ要因)として働いた教師の関わりにおけるケーススタディ
を行う。
4.1.1 中学時代の進路選択・決定時
インタヴュー調査で得られた資料より,中退者の中学時代の進路選択・決定時にお ける教師および保護者との進路相談回数は,図4−1に示す通りである。
なお,平中の相談回数については,たとえば中退者が3・4回と答えた場合は,2数 の平均値をとり3.5回,6回以上と答えた場合はその最低値の6回,2回から4回と答え た場合は中央値をとり3回とし,「特になし」および「覚えていない」などは0回として 算出した。図中の相談回数の2回一4回は,2回以上4回未満の相談回数であることを 意味する。比率については,当該回数を指摘したサンプル数を集計し,総サンプル数 で除した数値を示す。
また,中退者と教師の進路相談などの関わりを表4−1から表4−3に,中退者と保護
109
者・友達その他との進路相談などの関わりを表4−4から表4−6に示している。各面は,
以下のカテゴリーで分類・整理されている
1.中退要因
中退者から指摘された,中退を規定した全ての要因を示している。なお,アスタ リスクマークは,:最も中核的な中退規定要因を示す。
2.相談回数
中退者から指摘された,おおよその相談回数である。
3.おもな形式
相談時のおもな形式を示している。括弧内は,中心となった相談の場所および相 談の種類を表わす。
4.おもな相談内容や対応
おもな相談内容やその時の具体的な対応について,中退者の声の要約を記述して いる。
5.対応などの感想・意見
その時の,相談内容や具体的な対応について,中退者の感想や意見の要約を記述 している。
なお,表において,各サンプルにおける破線より上段は,担任および保護者の関わ り,破線より下段は,担任以外の教師および友達その他との関わりを示す。
中退者の中学時代の進路選択・決定時の進路相談における教師および保護者・友達そ の他との関わりについてのまとめより,中退者のキーパーソンの関わりの実際は,以 下のような特徴を示している。文章中にある感想内容の比率とは,キーパーソンの対 応について,肯定的感想を述べた者,否定的感想を述べた者,その他に分類したもの
を,各分類ごとに総数を算出し,総サンプル数で除した比率を示す。
110
、萎:
W
■担任教師
」その他教師 黒ロ護者
撲
80
范ヲ(%)
@ 70
@ 60
@ 50
@ 40
@ 30
@ 20
@ 10
@ 0
ξ、
狽樗テ讃
ドキュメント内
高校中退者のライフコース分析による中退規定要因に関する研究
(ページ 111-114)