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高校担任 高校教師 養護教諭 保護者 友達 中学担任
■アクセル要因 12 35 0 5 49 0
日ブレーキ要因 44
64 25 8 13
図3−25高校入学から中退時までのキーパーソンとの関わりの影響度
83
3)中退から現在に至るまで(図3−26)
1.高校担任
高校担任の,肯定的関与であるブレーキ要因についての影響度は10%と中学担任 と比べて,低い数値を示している。また,アクセル要因としての影響度は0%で ある。
中退決定時のブレーキ要因の影響度が44%であったことに比べると,中退後の 高校担任の関わりはあまり持たれていないことが示されている。中退後の中退者 の心的状況が不安定な者が多いことを考慮するならば,追指導の実施ついての課 題があげられる。もちろん,中退者の立場を考えれば,中退した学校には関わり たくないという気持ちもうかがえるが,どちらにしろ援助・指導体制の改善が必 要とされる。
2.中学担任
肯定的関与であるブレーキ要因としての影響度は28%と,保護者に次いで高い数 値を示している。また,アクセル要因としての影響度は0%である。
中退者にとっては,中退した高校よりむしろ中学校側の方が関わりを持ちやす いことを示していると考える。
3.保護者
中退者にとって,最も拠りどころとなる存在であり,ブレーキ要因についての影 響度が49%と最も高い数値を示している。アクセル要因としての影響度は10%で あった。
このことは保護者としての責任の現れであるとともに,中退者にとって,他の 拠り所がないことがうかがえる。また,出来事連関図における破線(ブレーキ要 因)が就職時と結ばれていることが多いことより,就職などの今後の進路を考え るに当たって,関わらざるを得ない状況であったことも推測できる。
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4.友達
否定的関与であるアクセル要因としての影響度が60%と最も高い数値を示してい る。また,肯定的関与であるブレーキ要因としての影響度は7%と低い。
このことは,中退後においても友達関係は変化することなく,高校時代の延長 となることが多いと推測される。また,友達に責任を転換することで,自分自身 に非を認めたくない気持ちの現れであるとも考えられる。つまり,中退すること では友達関係についてはほとんど改善されないことを意味するのではないか。だ とすれば,在学時における友達関係は非常に重要な意味を持つと考える。
5.その他
その他は,ほとんどが会社の上司や同僚などである。否定的関与であるアクセル 要因についての影響度は30%であり,友達に次いで高い数値を示している。また,
ブレーキ要因についての影響度は6%と低い。
就労先において,仕事の内容や上司との関係がうまくいかないことなどが考え られる。ここでは,アクセル要因としての影響度の高さより,むしろ援助・指導 する肯定的関与としてのブレーキ要因の影響度が低いことが問題であり,社会に 出てからのサポートに関わる課題であると考える。
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■アクセル要因 鴻uレーキ要因
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ドキュメント内
高校中退者のライフコース分析による中退規定要因に関する研究
(ページ 86-89)