、澤
C. 友達その他の関わり
1,ここでは,友達その他の関わりについては,回数が不明確であったため,相談回 数は算出していない。相談の状況については,「ほとんどない」「特にない」とし た者が23%を占めた。また,はっきりと覚えていない者や,進路については友達 どうしで真剣に話し合ったことがない者が多いことが指摘できる。
進路指導において,進路は生徒個々の問題であるという捉え方の再検討が必要 ではないか。
2.おもな形式は,仲の良い友達と雑談形式で行うことがほとんどであった。
3.友達その他とのおもな相談内容については,特に多くを占めている相談内容は,
成績状況や進学希望校について,現在の学習の進捗状況について,高校での生活 や部活動についてなどであった。
友達その他の対応などの感想について,否定的および肯定的な感想を述べた者,そ の他の分類は,ここでは行わないこととした。以下,友達その他との関わりの現状を 感想や意見を含め,特徴的な内容:を列挙する。
・他の学校に希望している人とはほとんど話さなかったように思う。人は人,自分 は自分であった。
・進路や将来については,真剣に話をしたことがない。
・自分で決めていたので,あまり話したくなかった。
・成績が関係するので,他の人とは何か話がしにくかった。
・友達も自分のことで大変であったように思う。
118
・クラスの友達が,どこに,なぜ行くのかも知らない状態であった。
・もっと真剣に話ができたなら,同じ状況の友達などと相談したり励まし合えたり したと思う。
・進路の話になると急に他人事になった。学校の行事のように活動をもっとすべき である。
・友達が行く学校に,何も考えずに行くと失敗する。きちんと自分で選ぶようにし たほうがよいと思う。
119
表4−1進路決定時の進路相談における教師の関わり
中退要因 相談回数 おもな形式 おもな相談内容や対応 対応などの感想・意見 放任家庭
5回以上
二者面談 ・進学希望校の決定 ・成績の問題が中心だった。仲間集団 三者面談 ・将来の夢,職業,取りたい資格 ・いつも相談に乗ってくれた
*問題行動 や現在の勉強の状況について し,とても熱心に考えてく
A
学業不振 一 一 一 鴨 一 塵 一 鴨 一 一 一 胃 帽 一 雪 一 一 一 一 一 一 層 一 一 一 の 旧 一 一・補習や資格の調査の実施一 一 ■ 一 一 一 國 需 一 一 一 胴 讐 一 一 一 層 一 層 一 暉 層 一 一 暉 需 一 曹 ρ 一 れた。大変だったようだ。一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 騨 騨 一 一 一 一 層 騨 一 一 辱
2・3回程度
二者面談 ・希望職業,学校について ・他の先生の考えや,意見も○養護教諭 (保健室) ・現在の成績状況について いろいろ聞いた方が良い。
・生活態度や服装の指導 先生によって意見が違うの
2・3回程度
二者面談 ・問題行動と退学についての話 で参考になると思う。○前担任教師 (職員室) ・補習の時に教えてもらった
仲間集団
4・5回
二者面談 ・成績状況と進学希望校の決定 ・担任は自分の進学したい学 問題行動 三者面談 ・生活態度の指導や学習プリント 校に行かせようとしてくれ*教師不信 (相談室) ・希望校の寮や部活動の状況につ た。
いて ・自分の気持ちを良く理解し
・寮生活についての反対意見 てくれたと思う。
B
聯 一 一 一 曜 一 働 一 一 } 闇 一 一 騨 一 昌 一 一 一 一 一 曜 層 一 _ 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ■ 一 一 一 ■ 一 一 ロ 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 覗 一 一 冒 一 一 一 羅 層 一 冒 一 聯 一 ■ 一 一 一 一 一 囎 一 雪 一 一 ■ 騨 一 _1・2回
二者面談 ・寮生活と,生活態度について ・結果的に部顧問の言った通○部顧問教師 ・学校はしっかり考えて選ぶよう りになった。
に指導 ・自分の選んだ学校なので後
・通学可能な学校が良いこと 悔はしていない。
・話すだけであまり覚えていない ・他の先生とは話してないし 時間もなかった。
*仲間はずれ
2・3回
二者面談 ・成績状況と進学希望校の決定 ・そこしがなかったので決め 学校嫌い 三者面談 ・高校に入ってからの生活の話 た。自分のやりたいこともC
不登校 ・将来何になりたいのかについて わからないし,特別に興味もなかった。
一 一 一 一 ■ ■ 騨 一 一 一 一 鴨 一 ■ 一 曜 一 一 一 一 一 一 一 ■ 一 9 薗 一 一 口 噛 一 一 璽 一 曽 一 一 一 一 一 一 一 一 ■ 一 一 一 ■ 一 一 鼎 一 一 雪 騨 の 一 冒 一 一 騨 騨 一 一 一 即 一 謄 ■ 一 一 一 一 一 需 一 ■ 一 昂 一 一 騨 層
特になし 特になし 特になし ・わからない。
放任家庭
6・7回程度 (呼び出し相談)
・成績状況と進学希望校の決定 ・本当に良くしてもらった。仲間集団 二者面談 ・学校や家庭生活について 合格させようと必死だった
*問題行動 三者面談 ・部活動に入るように指導 と思う。本気に考えなかっ
学業不振 ・補習プリントの作成 た。きちんと考えておくこ
・家庭訪問や食事をしたりした とが必要だと思う。
D
■ 國 卿 一 一 ■ 騨 鯛 一 ■ 一 一 一 一 一 一 一 一 曽 一 一 ■ 一 鱒 一 一 ■ ■ 騨 ρ 一 ■ 一 曽 ■ 一 } 一 一 一 一 一 一 一 一 一 縣 讐 ■ 一 一 ■ 一 一 一 一 一 層 一 一 一 囎 一 一 一 ■ 一 層 一 一 一 需 嘗 一 口 零 帽 一 一 一 駒 一 一3・4回程度
こ者面談 ・どの学校に決定するかについて ・担任以外の先生と話をするO部顧問教師 担任と3人で
・部活動,高校での生活のついて と,いろいろな話が聞けて(職員室) ・家庭での生活について おもしろいと思う。
・特に覚えていないが,良く声を ・進路決定時にはあまり話が
かけてくれた できなかった。
学校嫌い
3回 (呼び出し相談)
・成績状況や進学希望校の決定 ・自分でも決めていたし,す*進路変更 二者面談 ・将来の計画についての話 ぐに決まった。
不登校 三者面談 ・高校で何をしたいのかについて ・ただ,高校を決めるだけの
・職業の希望について 話だったように思う。
E
讐 曽 _ 一 欄 幕 一 一 曽 一 一 一 一 一 ■ 一 ■ 一 卿 層 一 一 一 ■ 一 一 } , 一 一 一 一 } 一 一 一 一 一 騨 騨 一 一 一 一 一 一 馴 一 一 一 一 一 ■ 一 一 一 一 冒 一 } 一 一 一 ■ 騨 一 一 一 一 ■ 一 一 一 一 一 一 層 ■ 一 一 鱒 一 一 一特になし 2人で雑談 ・高校をどこにするかなど ・進路のことは他の先生には
(養護教諭)
(保健室) 関係ないと思っていた。・授業中に話はするが聞きた くても聞けなかった。
仲間集団
3・4回程度 (呼び出し相談)
・成績状況や進学希望校の決定 .・望の学校に行けるように
問題行動 二者面談 ・学習の仕方についての指導 相談してくれた。
*教師不信 三者面談 ・高校での生活や計画について ・相談をしているうちに,高
学校嫌い ・将来の職業について 校に行きたいと思うように
F なった。
一 一 一 一 一 騨 暉 甲 一 ¶ 罹 一 一 一 一 r 雪 一 冒 一 一 一 一 一 一 一 ■ 一 一 一 一 肩 一 一 一 圃 一 一 一 一 一 一 r 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ロ 一 槽 曽 一 一 一 一 一 騨 一 一 一 } 一 一 一 一 一 一 ■ } 曙 一 一 一 檜 襯 一 ■ 一 一 ■
特になし 特になし 特になし ・決まっていたので話さなか
つた。自分も考えを持って いなかった。
・話しをすれば良かった。
不本意入学*学校嫌い
w業不振 s登校
7・8回以上 (呼び出し相談)
O者面談 者面談
・専門高校に進路変更の話・専修学校はまだ早すぎることと
ゥ分に合っていないことの話・進路変更についての説得
・夢を破られたように感じて
「る。自分の考えを受けつ ッてもらえなかった。担任
ノはわかってほしかった。G
一 _ 一 一 一 一 一 一 幽 一 一 一 一 一 一 層 一 ■ 一 一 一 一 一 一 一 一 ■ 一 騨 一 一 一 一 一 一 ■ 一 一 〇 一 一 一 ■ 一 一 薗 一 一 一 一 一 一 一 卿 騨 卿 一 一 一 一 _ _ 一 一 一 一 一 一 一 騨 , 噌 一 一 一 卿 一 ■ 冒 一 一 冒 一 一尢{護教諭 5回以上
二者面談i保健室)
・行きたい学校があるが反対され
ト,行けない状態であること・話を聞いてくれた
・自分の可能性にかけようと オている時期に,反対され 驍ニ全て嫌になる。同じ考 ヲの先生がいてほしい。
120
表4−2
放任家庭
4・5回以上 (呼び出し相談)
・成績状況や進路志望校の決定 ・すごくお世話になった。仲間集団 二者面談 ・高校生活や,寮の生活について ・進路なんかどうでも良いと
*問題行動 三者面談 ・将来の計画ややりたいことの話 考えていた自分に親身にな
学校嫌い ・専門高校の個人見学の実施 って考えてくれた。
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学業不振一 曽 一 一 冒 一 一 } 一 一 _ 一 一 一 一 一 一 需 一 一 ■ 一 一 騨 r 一 一 一 一 國 騨 ■ 一 一 一 一 ■ 一 一 一 一 幽 ■ 一 一 } 一 一 一 一 一 一 需 一 一 一 r 一 一
・時期が早すぎると思う。一 一 一 胃 一 一 ■ 昌 一 一 一 一 ■ 伽 一 一 一 一 一 一 零 隔 一 一 一 一
特になし 特になし 特になし ・担任以外の先生には話がで
きるような状態ではなかっ た。自分から話せばよいが それができない。
不本意入学
4・5回程度 (呼び出し相談)
・専門高校にするのか普通高校に ・親と話し,先生の意見が変学業不振 二者面談 するのかの選択 わったことが嫌だった。言
*進路変更 三者面談 ・最初は自主的に決めるよう言わ うことが変わった。その時 れ,途中から変更するよう説得 からどうでも良くなった。
1 胃 一 一 一 一 一 一 一 一 零 ¶ ワ 一 一 一 一 一 一 , 一 襯 一 一 冒 ■ 曽 一 一 一 騨 観 一 一 一 一 一 一 一 一 冒 一 一 9 一 一 一 一 一 一 一 一 圏 一 一 ■ 一 一 騨 一 旧 一 一 一 一 一 一 一 國 一 一 一 一 幽 一 ■ 一 卿 一 昌 一 一 一 一 一 一
特になし 特になし ・部顧問の先生と全体で話をした ・担任以外の先生はあまり関
ことはある。 係ないという感じだった。
・担任の言うことは間違いな いという言い方だったし,
同じことしか言わない。
放任家庭
2・3回程度
二者面談 ・成績状況や進学希望校の決定 ・進路はすぐに決まった。仲間集団 三者面談 ・将来の計画について ・感想や意見は別にないし,
*問題行動 ・高校に入ってやりたいことの話 そんなものだと思った。
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特になし 特になし ・補習プリントを作ってもらった ・今考えると,進学先やそこ
・勉強の仕方を教えてもらったこ での生活についてもっと相
とがある 談しておけば良かった。
・補習は良かったと思う。
仲間集団
3回程度 (呼び出し相談)
・成績状況や進学希望校の決定 ・そこの学校しかなかったか*問題行動 二者面談 ・高校の生活や,取得免許の話 らすぐに決まった。
教師不信 三者面談 ・将来の計画について ・高校生活のことや高校の先
学業不振 生のことなどはあまり意識
していなかった。
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じであった。
・悩まなかったので先生と話 をしなかった。もっと詳し く話をした方が良い。
不本意入学
4回 (呼び出し相談)
・成績状況や進学希望校の決定 ・希望校に行けないことはシ*学校嫌い 二者面談 ・成績から考えて合格は無理であ ヨックであった。
問題行動 三者面談 るので変更するように指導にっ ・他の高校の説明を受けたが
教師不信 いての話 納得できなかった。多く相
し
識した方が良かった。一 _ 一 冒 ■ 一 } 一 一 一 辱 一 一 暉 一 願 胃 冒 一 隠 一 旧 騨 層 需 一 一 一 一 } 一 罹 冒 一 一 一 一 一 塵 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ■ 一 一 雪 一 } 暉 零 一 一 一 ■ 一 一 一 一 一 一 冒 一 一 一 雪 一 一 ■ 一 一 雪 一 一 一 用 騨 嘗 一 一
特になし 特になし 特になし ・担任と相談をしていたので
他の先生に相談しようなん て思わなかった。いろいろ 相談したら良いと思う。
仲閻集団
3・4回程度 (呼び出し相談)
・成績状況や進学希望校の決定 ・高校の先生についてや処分*問題行動 二者面談 ・高校生活や部活動について の仕方は知らなかった。
学校嫌い 三者面談 ・将来の計画について ・中退してから相談して,カ
教師不信 ・このままで良いと指導された 強く感じた。
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_ 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ■ 一 冒 旧 冨 一 ■ 冒 一 一 冨 一 一 一 冒 薗 幽 一 層 一 幽 一 一 一 一 一 一 一 ■ 一 一 一 一 一 一 一 層 騨 一 鴨 一 ■ 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 曙 一 曜 一 胴 一 卿 願 一 一 一 一 一 一 一 一 一 一 騨あまり覚えて 雑談程度 ・高校について ・勉強については覚えている
いない ・部活について が,進路決定に関しては覚
・成績について えていない。
・みんなの先生と話すように したら良いと思う。
*不本意入学
w校嫌い s登校
5・6回程度 (呼び出し相談)
者面談 O者面談
・進路希望,特に成績状況の話・希望校の合否の得点等の話・他の高校についての説明 ・はじめは行きたい学校へと
セいながら,最後にはあき 轤゚るように何回も説得さ
進路変更 ・放課後の補習の実施 れた。先生はそんな態度を
ヌく考えてほしい。
N
一 曜 一 一 一 一 一 ■ 一 一 辱 一 脚 需 一 一 幽 一 _ ■ 一 一 曽 一 一 塵 一 一 一 帽 騨 一 卿 } _ ロ 一 一 一 一 一 一 一 一 騨 旧 一 層 冒 一 一 雪 ■ 一 一 曽 一 一 需 需 噛 一 一 一 一 一 一 一 一 一 ■ 腎 一 一 , 一 一 一 一 一 一 騨 騨 一1回程度
他の教科担当と ・成績状況や進学希望校の決定 ・担任の先生と同じであきら○教科担当
3人で
・希望校の変更について めさせようとしているのが・他高校の状況について 良くわかった。
(第1希望,第2希望校の説明) ・みんなの先生が変更させよ
、としたのは嫌だった。