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130 [図表3-40] 看取り経験別の基本属性

ドキュメント内 - 社会関係性の視点から - (ページ 130-133)

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そして、前節に分類したグループ

A~D

別に看取り経験およびケース数についてみてみ ると、グループ

C

およびグループ

D

は、事業所もしくは利用者宅での看取り経験のある事 業所であるグループ

X

の割合が、グループ

A・B

より高かった(

χ

2

=16.2, df =6, p<.05)

。 ケース数は、安定期から死亡まで関わったケースのうち事業所で看取りを行ったケースは、

グループ

A・B

よりグループ

D

の方が多く(

F (3, 636)=4.2, p<.01)

、利用者宅で看取りを行 ったケースはグループ

A・B

よりグループ

C

に多かった(

F (3, 636)=4.5, p<.005)

。また、

臨死期(死亡

3~7

日前)まで支援していた後に入院となったケースは、グループ

B

よりグ ループ

C

が多かった(

F (3, 636)=3.7, p<.05)。

[図表3-42] グループ A~D 別の看取り経験および看取りケース数

グループA (n=)

グループB (n=)

グループC (n=)

グループD

(n) p

看取り経験 グループX グループY グループZ

31(16.2%) 33(17.3%) 127(66.5%)

27(19.7%) 24(17.5%) 86(62.8%)

50(30.1%) 30(18.1%) 86(51.8%)

45(30.8%) 25(17.1%) 76(52.1%)

*

看取りケース数

安定期から死亡まで関わり事業所で看取ったケース 安定期から死亡まで関わり利用者宅で看取ったケース

臨死期に入院したケース

終末期に居宅サービスへ移行したケース 終末期から入院したケース

0.10±0.45 0.13±0.47 0.26±0.83 0.04±0.20 0.35±1.50

0.11±0.52 0.17±0.60 0.19±0.66 0.09±0.57 0.38±1.09

0.16±0.84 0.45±1.34 0.51±1.14 0.06±0.29 0.47±1.39

0.40±1.38 0.30±0.83 0.30±0.84 0.07±0.25 0.42±0.87

**

***

***

*:p<.05, **:p<.01, ***:p<005, ****:p<.001

b)

在宅療養支援診療所との連携

在宅療養支援診療所との連携ケース数は、全体で平均

3.9±11.6

ケースであったが、グル ープ

X~Z

別にみてみると、グループ

X

が最も連携ケース数が多かった(

F (2, 579)=4.9,

p<.01)

。また、本調査では、実際に行われた在宅療養支援診療所との連携内容について、「訪

問診療」、「介護方法や注意すべき点についての説明」、「急変時の指示および対応(日中)」、

「急変時の指示および対応(深夜・休日)」、「電話や

FAX

などで、いつでも新たな指示を 得られる」、「事態を予測して事前指示を得られる」、「訪問看護ステーションの紹介」、「家 族への看取りに関する説明」、「死亡診断書の作成」、「その他」の有無を尋ねたところ、こ れらもすべての項目において、グループ

X、 Y、 Z

の順で多かった(訪問診療

χ

2

=37.8, df =2, p<.001、介護方法 χ

2

=13.4, df =2, p<.005、日中の急変 χ

2

=37.3, df =2, p<.001、深夜・休日

の急変

χ

2

=47.4, df =2, p<.001、電話等での新たな指示 χ

2

=13.5, df =2, p<.005、事前指示 χ

2

=15.8, df =2, p<.001、訪問看護の紹介 χ

2

=19.3, df =2, p<.001、看取り説明 χ

2

=140.9, df =2,

p<.001 死亡診断書作成 χ

2

=109.4, df =2, p<.001)

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[図表3-43] 看取り経験別の在宅療養支援診療所との連携ケース数と内容

グループX (n=179)

グループY (n=135)

グループX

(n=455) p 在宅療養支援診療所との連携ケース数 6.1±10.6 4.9±16.3 2.7±9.9 **

在宅療養支援診療所との連携内容(複数回答)

訪問診療

介護方法や注意すべき点についての説明 急変時の指示および対応(日中)

急変時の指示および対応(深夜・休日)

電話・FAXなどでいつでも新たな指示を得られる 事態を予測して事前指示を得られる

訪問看護ステーションの紹介 家族への看取りに関する説明 死亡診断書の作成

92(59.7%) 57(37.0%) 86(55.8%) 76(49.4%) 59(38.3%) 52(33.8%) 37(24.0%) 65(42.2%) 45(29.2%)

52(44.8%) 34(29.3%) 46(39.7%) 37(31.9%) 29(25.0%) 24(20.7%) 19(16.4%) 13(11.2%) 4(3.4%)

109(31.0%) 76(21.6%) 97(27.6%) 68(19.3%) 80(22.7%) 63(17.9%) 33(9.4%)

9(2.6%) 5(1.4%)

****

***

****

****

***

****

****

****

****

*:p<.05, **:p<.01, ***:p<005, ****:p<.001

c)

利用契約終了の理由と医行為

2009

4

月から

10

月末までの利用契約終了者数をみてみると、グループ

X

は他のグル ープよりも利用終了者数が多く(

F (2, 756)=5.1, p<.01)

、当然のことながら、終了理由につ いても、グループ

X

は、他のグループよりも「死亡」による利用終了者が多かった(

F (2, 760)=43.8, p<.001)

また、「入院治療までは要しないが、事業所では医行為に対応できないため、居宅サービ スに戻った」と回答した事業所のうち、具体的な医行為として挙がったものは、「経管栄養

(胃ろう)」「点滴」「インシュリン注射」「痰の吸引」「医療リハビリ」「腰痛、足の痛みの 治療」「ターミナルケア」であった。

[図表3-44] 看取り経験別の在宅療養支援診療所との連携ケース数と内容

グループX (n=179)

グループY (n=135)

グループX (n=455) p 利用契約終了者数(人) 5.4±5.5 4.3±2.7 4.2±4.2 **

理由別利用契約終了者数 入院治療を要するため

特養入所・認知症グループホーム入居のため 事業所では医行為に対応できず居宅サービスに移行 死亡

1.7±1.8 1.3±1.3 0.8±0.3 1.6±1.7

1.7±1.7 1.4±1.4 0.4±0.2 0.8±1.3

1.6±1.9 1.2±1.6 0.4±0.2

0.6±1.1 ****

*:p<.05, **:p<.01, ***:p<005, ****:p<.001

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