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飲料水、食糧、生活関連物資の供給計画

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(  西  )

第3部    災 害 応 急 対 策 計 画

15   飲料水、食糧、生活関連物資の供給計画

この計画は、地震時においても、市民に対して飲料水、食糧、生活関連物資の安定供給を行 い、市民生活の安定を図るものである。なお、被災地で求められる物資は、時間の経過ととも に変化することを留意し、広域的な受援も視野に入れた物資の調達に努める。

15−1  応急給水計画 

1  応急給水の実施 

(1)  水道部は、地震に伴う断水区域に対して、次のとおり応急給水を実施する。 

(2)  水道部は、震災時、情報の収集を行いつつ、応急給水体制を確立し、業務を推進すると ともに、区本部や赤十字奉仕団、自主防災組織等市民の協力を得て業務の迅速化に努める。 

(3)  応急給水の方法 

ア  水道部は、広域避難場所、収容避難所等に応急給水の拠点となる仮設水槽を設置し、

浄・配水池を水源とする車両運搬でこれに対応する(拠点応急給水方式)。 

イ  飲料可能な耐震性貯水槽が設置されている広域避難場所等については、その水を活用 する。 

ウ  収容避難所となる学校では、受水槽及び高架水槽が設置されているので、その水につ いても活用を図りながら、応急給水拠点の早期開設に努める。 

エ  収容避難所では、飲料用水缶詰を備蓄しており、それを活用する。 

オ  水道部は、医療・福祉施設等の重要施設に対し、車両による運搬給水によって必要水 量の確保に努めるものとし、ポリ容器・ボトル水等の緊急輸送や受水槽への注水作業を 行う(運搬給水方式)。 

カ  農業用井戸については、その所有者の協力を得て生活用水への活用を図る。 

キ  水道部は、広域避難場所等の防災拠点や重要施設への給水ル−トの優先復旧に努め、

通水した地点より順次仮設給水栓を設置する(拠点応急給水方式の拡充)。 

2  応急給水における応援要請 

(1)  水道部所有の応急給水用資器材で対応できない場合、民間業者からの調達、応援協定に 基づく他都市への応援要請等を実施する。応援要請を行った場合、市本部へ連絡する。 

(2)  自衛隊による応急給水が必要な場合、市本部に自衛隊への要請を依頼する。 

3  広報体制 

(1)  水道部は、拠点応急給水や運搬応急給水等、応急給水全般の状況、復旧作業の進捗状況 や見通し・衛生状態等を市本部に報告する。 

(2)  危機管理部は、前記の状況を報道機関等を通じて被災者に広報する。 

15−2  食糧供給計画 

地震による電気、ガス、水道等のライフライン機能の停止や食糧供給機能の混乱により、市 民の食糧供給に重大な支障が生じたとき、被災者に速やかに食糧の安定供給を行い、さらに、

多様な食糧流通の拠点である中央卸売市場の機能を回復・維持することにより、市民生活の安 定を図る。

1  食糧供給の方針  (1)  食糧供給の順位 

食糧供給は次の順位で行うが、状況により異なった順位で、また、並行して行うことが できる。 

ア  災害対策用備蓄食糧(煮炊不要食(アルファ化米)、乾パン等) 

イ  流通業者等からの調達食糧(弁当、パン等の既製食品) 

ウ  米穀小売業者等からの調達食糧  (2)  食糧供給の対象者 

ア  避難所に収容された者 

イ  住家に被害があり、炊事できない者  ウ  通勤・通学者、旅行者等 

なお、避難所に収容されていない上記イ、ウの者に対しては、避難所における食糧供給 ができるよう対策を講じる。 

(3)  食糧供給の品目 

供給品目は、煮炊不要食(アルファ化米)、乾パン、弁当、パン、粉ミルク、米穀、副 食等とする。 

(4)  食糧の調達方法 

ア  区本部長は、応急食糧の供給が必要と認める場合は、備蓄食糧の活用、既製食品・米 穀の調達等により対応するが、それが困難な場合、市本部に食糧調達の要請を行うもの とする。 

イ  市本部は、区本部長より食糧供給の要請があった場合、災害用備蓄倉庫より備蓄食糧 の輸送を行い、なお不足する場合は、協定締結業者より食糧品を調達する。また、災害 救助法が適用された場合は、大阪府より、災害救助用食糧の引き渡しを受ける。 

ウ  前記イにより、なお不足する場合は、他都市等に応援を求めるものとし、中央卸売市 場は近畿圏の他都市中央卸売市場との相互協力により、応急食糧を含む生鮮食料品の確 保を図る。 

(5)  食糧供給の実施方法  ア  食糧供給の場所 

食糧供給の場所は、原則として収容避難所とする。 

イ  食糧供給の実施 

食糧供給は、区本部が赤十字奉仕団、自主防災組織等の協力を得て行うものとする。

また、食糧の配給については被災者自らが行うこととするが、援護を要する者について は配慮する。 

ウ  給食施設の活用 

炊き出しを行う場合、学校等の給食施設については、施設管理者と十分協議のうえそ の活用を図る。 

2  災害対策要員の飲料水・食糧の確保 

災害対策に従事する職員等の飲料水・食糧については、次によりその確保を図るものとす る。 

(1)  飲料水 

総務部長は、各部長、区本部長の依頼により水道部長と協議し、必要な場所に飲料水を 供給するものとする。 

(2)  食糧 

総務部長は、各部長、区本部長の依頼により、市民部長、市場部長、及び契約管財部長 と協議し、食糧を調達するものとする。  

食糧の内容等については、災害対策業務に従事する職員等の業務内容(労働の程度、労 働時間等)、人員に応じ確保する。 

15−3  生活関連物資供給計画 

地震による住家被害等により、日常生活に欠くことのできない被服、寝具その他の衣料品及 び生活必需品を喪失又はき損したことにより、直ちに日常生活を営むことが困難な者に対して、

被服、寝具その他の衣料品及び生活必需品を給与又は貸与する。

1  実施体制 

(1)  災害救助法が適用された場合、同法の規定に基づく被災者に対する衣料・生活必需品の 給与又は貸与は、原則として市民部長及び区本部長が実施する。ただし、災害救助法が適 用されない災害においては、被災の実情に応じ適宜同法に定める基準の範囲内で物資の給 与又は貸与を行う。 

(2)  経済部は、業者との連携を図り、調達可能数量を把握しておく。 

(3)  経済部と契約管財部は相互の連絡を密にして、救援物資をすみやかに集荷、配置できる ようにする。 

2  衣料・生活必需品の給与又は貸与を受ける者  (1)  災害により住家に被災を受けた者等であること 

被災の程度は、全壊、全焼、流失、半壊、半焼及び床上浸水であること 

(2)  被服、寝具、その他生活上必要最小限度の家財を喪失又はき損した者  (3)  被服、寝具、その他生活必需品がないため日常生活を営むことの困難な者 

3  生活必需物資の備蓄品目種類 

被服、寝具その他生活必需物資の品目は、おおむね次のとおりである。 

(1)  寝    具    毛布、エマージェンシーブランケット等  (2)  肌    着    S、M、L、LLサイズ 

(3)  身回り品    バスタオル、生理用品等 

(4)  日 用 品    セット(石鹸、歯ブラシ、タオル、コップ等)、トイレットペーパー、大 人・幼児用紙オムツ、杖等 

(5)  そ の 他    ラジオ、懐中電灯、防水シート、ポ−タブルトイレ等 

4  生活必需品の調達 

(1)  区本部長は、必要のある場合において市民部長に生活必需品等の調達を要請する。  

(2)  生活必需品の調達は、原則として、第一次的には本市の備蓄物資を活用し、なお不足す る場合又は備蓄品以外の物資を必要とする場合は、デパート・スーパー・チェ―ンストア 協会等「災害時における物資の供給等の協力に関する協定」に基づき調達する。また、災 害救助法が適用された場合は、府知事にり災者に供給する生活必需品の確保について応援 を要請する。 

5  衣料・生活必需品の輸送と配分 

(1)  福祉部等は、あらかじめ必要な労働者を確保するとともに、災害が発生した被災地に物 資を輸送する必要が生じたときは、速やかに活動しうるよう体制を整備しておくものとす る。 

(2)  救援物資の輸送にあたっては、輸送の迅速と確保を期するため、事前に区本部あて連絡 をとる。 

(3)  輸送は、原則として被災区の避難所まで福祉部等が行い、配分は区本部が行うものとし、

必要に応じて赤十字奉仕団、自主防災組織の協力を得て実施するものとする。 

また、あらかじめ供給協力要請している協定締結団体等及び他府県等からの応援で対処 する。 

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