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医療・救護計画

ドキュメント内 -28- (ページ 174-180)

(  西  )

第3部    災 害 応 急 対 策 計 画

16  医療・救護計画

ることとし、病院部及び、市大病院がその状況を医療調整班に報告する。

3  救護所の設置 

(1)  震災時、区本部は市本部等と連携して、原則として以下の場所に救護所を設置する。 

ア  災害現場又は現場付近 

イ  避難場所(収容避難所、広域避難場所等) 

ウ  特例場所(被災地周辺の医療施設等) 

(2)  救護所を設置後、区本部は医療調整班に報告するとともに、区内関係機関へ連絡を行う。 

4  医療救護班の派遣  (1)  医療救護班の編成 

1班当たり(医師1名、看護師又は保健師2名、事務1名)計4名を原則とする。また、

必要に応じて薬剤師を救護所に派遣する。 

(2)  派遣要請 

ア  区本部は、区内の医療救護班だけでは対応できない場合、医療調整班に連絡し、医療 救護班の派遣を要請する。 

イ  消防部は、災害現場の状況により医療調整班に連絡し、医療救護班の派遣を要請する。 

(3)  派遣 

ア  医療調整班は、区本部からの要請を受け、あるいは医療救護活動の必要性を判断して、

病院部及び市大病院に対し、随時医療救護班の派遣を指示する 

イ  市立医療機関の長は、区本部、消防部その他の関係機関の要請がある場合で、急を要 すると認められる場合は、医療調整班の指示を待たず医療救護班を出動させることがで きることとし、結果を医療調整班に報告する。 

 (4)  輸送手段の確保 

ア  病院部及び市大病院は、派遣職員の輸送及び負傷者の搬送のための交通手段が不足す る場合、医療調整班に要請し、輸送手段の確保を図る。 

イ  区本部は公用車の確保に努め、必要に応じて医療救護班等の任務に当てる。 

 

5  応援医療救護班の派遣要請 

(1)  医療調整班は必要に応じて、外部機関に対する医療救護班の派遣要請を行う。 

(2)  医療調整班は大阪府との連携のもと、日赤救護班、府立医療機関救護班、国立医療機関 救護班、公立医療機関救護班、大阪府医師会救護班、自衛隊救護班、ボランティア医師に よる救護班等の派遣要請を行う。 

(3)  区本部は、区医師会及び区内医療機関等による救護班等の派遣要請を行うとともに、そ の旨を医療調整班に報告する。 

(4)  応援要請により派遣された医師、又は独自の判断で駆けつけた医師等に対しては、区本 部又は医療調整班において班編成を行い、適切な派遣先を指示する。また、区本部は、編 成内容、派遣先を医療調整班に報告する。 

6  医療救護班の業務内容 

医療救護班が行う業務内容は、原則として以下に示す内容とする。なお、救護所における 指揮監督は区本部長が指名した者が行う。 

(1)  傷病者に対する応急措置 

(2)  後方医療施設への搬送の要否及び優先順位の決定(トリアージ) 

(3)  搬送困難な患者、軽症患者等に対する医療  (4)  状況により助産救助 

(5)  被災住民の健康管理  (6)  死亡の確認 

(7)  区本部、健康部をはじめ関係機関との連絡調整 

7  医薬品・医療資機材の確保 

(1)  各市立病院(市大病院を含む)における確保 

ア  備蓄されている医療救護班携帯医薬品・医療資機材の利用を図る。

イ  医薬品等の不足が生じる前に、業者との連絡及び補充体制を確保する。

ウ  医薬品等に不足が生じた場合、病院部及び市大病院が医療調整班に調達を要請す る。 

(2)  医療救護班携帯用医薬品・医療資機材の確保 

各市立病院(市大病院を含む)及び各区保健福祉センター等は、医療救護班が必 要とする医薬品・医療資機材の確保を医療調整班に要請する。

(3)  医薬品・医療用資機材の調達要請 

医療調整班は、各市立病院(市大病院を含む)及び各区保健福祉センター等から調達の 要請を受けた場合は、関係機関、関係業者の協力を得て、医薬品等の確保、供給を図る。 

16−2  後方医療体制の確保 

被災を免れた市内の救護医療機関で患者の受入れ病床を確保する。さらに、大阪府に府下全 域及び他府県にも受入れ病床の確保を要請する。 

1  各病院における受入れ体制の確立 

(1)  各市立病院(市大病院を含む)において、別途定める計画に基づいて、要入院患者等の 受入れ体制の確立を図る。 

ア  総合医療センター  イ  十三市民病院  ウ  住吉市民病院  エ  市大病院  オ  弘済院附属病院 

(2)  救護医療機関の指定 

ア  地震発生時の初期救護医療機関として、市立病院等以外の医療施設を定める。 

イ  健康部は、必要に応じて職員を救護医療機関に派遣し、情報収集、緊急要請等の連絡 調整を行う。 

2  各病院における主な行動 

各市立病院(市大病院を含む)及び救護医療機関においては、別途定める計画に基づ いて、要入院患者等の受入れ体制を確立する。

①  受入れ体制の整備 

②  医師・看護師等職員の確保 

③  ライフラインの応急確保とその復旧体制 

④  医薬品等の備蓄とその補充体制 

⑤  通信手段の確保 

⑥  患者給食の確保 

⑦  ヘリポートの確保 

⑧  救護所との連絡 

3  関係機関との連絡調整及び搬送手段の確保 

(1)  救護所、市立病院、救護医療機関等において重症患者を搬送する必要が発生した場合、

医療調整班に要請する。 

(2)  医療調整班は、その場で関係機関と調整のうえ、搬送手段の確保、患者受入れ先の決定 を行い、関係機関への指示を与える。 

(3)  医療調整班が行う連絡調整 

ア  応援受入れ先との連絡調整(大阪府、国立病院、大阪府医師会(民間医療機関など)、

他都市等) 

イ  搬送手段の確保の調整 

・  救急車(病院所有のものも含む)、ヘリコプター、船舶

・  公用車

・  民間業者の協力(薬品、診療材料、給食、医療ガス等関係業者)

16−3  長期間にわたる避難所等における救護所の設置運営 

収容避難所の開設が長期間にわたった場合、区本部は医療調整班の協力を得て、以下の方針 で救護所の運営を図る。

(1)  運営管理及び外部との総合調整は、区本部長が指名した者が行う。  

(2)  内科系を中心としたチーム編成に切り換える。 

(3)  薬剤師を派遣し、薬品管理等を行う。 

(4)  精神科医、歯科医師の派遣も含めた編成も適宜加える。 

(5)  薬資材及び医療用ライフライン関係の補充体制の確保を図る。 

(6)  他都市等からの応援(ボランティア医師・看護師等含む)との連絡調整を行う。 

(7)  医療機関の稼働状況等により設置継続を適宜判断する。 

   

16−4  保健師等による健康相談 

1  保健師等の派遣体制の確立 

区本部は、収容避難所の状況を調査し、健康部の協力を得て、避難所等に対する保健師等 の派遣計画を作成し派遣する。他の自治体からの応援を要する場合は、大阪府に連絡する。 

2  保健師等による健康相談の実施 

保健師等は、救護所において又は各収容避難所等を巡回し、「災害時保健師活動マニュア ル」に基づき被災者の健康管理、栄養指導等を行う。診療や精神面での専門相談を要する場 合などは医療調整班等と連携をとり、被災者が適切な支援を受けられるように調整する。 

3  輸送手段の確保 

区本部、健康部は、救護所や収容避難所に派遣する保健師等の輸送手段の確保が困難な場 合、市本部に要請する。 

 

16−5  大阪府医師会の対応 

大阪府医師会においては、次の応急対策をとる。

(1)  大阪市保健医療連絡協議会「医療部会」における準備検討  (2)  応急救護用医薬品、医療資機材等の備蓄体制整備 

(3)  関係機関相互の連絡、情報通信体制の整備 

・ 災害・医療情報管理調整システムの確立 (4)  医療救護対策本部の設置 

・ 災害対策本部における医療担当責任者の配置 (5)  医療救護体制の確立 

・ 地域拠点病院・協力病院の設定 応急医療救護班の整備

・ 救命医療救護班の編成・派遣

・ 特殊専門科病院の整備・編成

・ 応急医療救護所の設置

医療救護班の整備・編成

・ 地域医療機関による医療活動の実施 医療救護班の編成・派遣

(6)  緊急患者等搬送体制の整備 

・ 病院救急車の整備・編成

・ 緊急医療用ヘリポートの整備 (7)  広域後方医療活動体制の整備 

(8)  災害救護出動時の医療関係者の身分保障の確立 

 

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