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津波対策計画

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(  西  )

第3部    災 害 応 急 対 策 計 画

5  津波対策計画

この計画は、東南海・南海地震による津波災害の危険性を鑑み、大阪市湾岸に到来するおそ れのある津波が発生した場合において、津波の侵入を防ぐための津波防ぎょ施設の操作、港湾 部等における船舶の漂流、木材等の流出防止等の緊急対応等を定め、津波による被害の防止・

軽減を図るためのものである。

5−1  津波防ぎょ実施体制 

1  実施体制 

気象庁では津波警報・注意報等を地震発生後速やかに発表することになっているが、沿岸 に近い海域で発生した地震では発生直後に津波が到達する場合があるので、全沿岸地域にお いて日常の津波についての教育のほか、震度4以上の揺れを感じた場合又は弱い揺れであっ ても長い時間ゆっくりとした揺れを感じた場合は、緊急に次の自衛処置をとるものとする。 

(1)  気象台からなんらかの通報が届くまでは海面状態を監視する。 

(2)  各地域では、津波警報・注意報等を迅速に知るためにテレビ・ラジオ等報道機関の情報 を聴取し情報収集に努め、万全の対策がとれるようにする。 

(注)・NHKは、放送終了後でも臨時に放送することとなっている。 

2  津波注意報の発表時 

津波注意報(大阪府)が発表されたときは、港湾部及び水防関係機 関は、迅速に対象水門・

防潮扉を閉鎖できる体制を整えるとともに、必要な水門・防潮扉の閉鎖を行う。 

3  津波警報の発表時 

津波警報(大津波又は津波  大阪府)が発表されたときは、次によるものとする。ただし、

あくまでも作業員自身の避難時間を確保したうえで、的確に行う。 

 

(1)  港湾部(防潮扉及び水門閉鎖要員含む)及び水防関係機関は、迅速に水門、防潮扉の閉 鎖を行う。 

(2)  同報無線等を活用するとともに防災関係機関の協力を得て、海及び河川上にある者並び にその付近にある者に対して、避難の指示などを行う。 

(3)  海上停泊中の船舶で津波の被害を受けるおそれのあるものに対しては、防災関係機関の 協力を得て、沖合への移動を指示する。 

     

津波警報・注意報の種類、解説及び発表される津波の高さ 

種    類 発表基準 解    説 発表される 津波の高さ 大 津 波 予想される津波の高さが高

いところで3メートル以上 である場合 

高いところで3m程度以上の津 波が予想されますので、厳重に 警戒してください。 

3m、4m、 

6m、8m、 

10m以上   

津波警報

津  波 予想される津波の高さが高 いところで1メートル以上 3メートル未満である場合 

高いところで2m程度の津波が 予想されますので、警戒してく ださい。 

1m、2m 

津波注意報 予想される津波の高さが高 いところで、0.2メートル以 上1メートル未満である場 合であって津波による災害 のおそれがある場合 

高いところで0.5m程度の津波 が予想されますので、注意して ください。 

0.5m 

津波予報の発表基準及び内容 

種    類 発表基準 内    容

津波が予想されないとき。 

(地震情報に含めて発表) 

津波の心配なしの旨を発表。 

0.2メートル未満の海面変動が予 想されたとき。 

(津波に関するその他の情報に含 めて発表) 

高いところでも0.2m未満の海面変動のため 被害の心配はなく、特段の防災対応の必要がな い旨を発表。 

津波予報

津波注意報解除後も海面変動が継 続するとき。 

(津波に関するその他の情報に含 めて発表) 

津波に伴う海面変動が観測されており、今後 も継続する可能性が高いため、海に入っての 作業や釣り、海水浴などに際しては十分な留 意が必要である旨を発表。 

 

(大阪市の津波予報区は「大阪府」)

注)  1.津波による災害のおそれがなくなったと認められる場合、津波警報又は津波注 意報の解除を行う。このうち、津波注意報は、津波の観測状況等により、津波 がさらに高くなる可能性は小さいと判断した場合には、津波の高さが発表基準 より小さくなる前に、海面変動が継続することや留意事項を付して解除を行う 場合がある。

2.「津波の高さ」とは、津波によって潮位が高くなった時点におけるその潮位と、

その時点に津波がなかったとした場合の潮位との差であって、津波によって潮 位が上昇した高さをいう。

5−2  船舶の津波防災計画   

東南海・南海地震により発生する津波に対して、船舶の防災体制を強化する必要があり、津 波により想定される被害の把握及び大阪港に在港している船舶の適切な避難等のマニュアル

(防災計画)の作成・配布を行った。なお、今後、東南海・南海地震により発生する津波見直 しが行われた場合には、適宜、本マニュアルの改訂を実施する。 

5−3  木材対策   

(1)  目的 

東南海・南海地震により発生する津波に対して、貯木場及び木材整理場内の木材の流出 災害の防止を目的とする。 

(2)  会議 

大阪港木材対策協議会を活用し、対策を協議する。 

(3)  対策 

ア  木材整理場の出入口及び住吉川平橋下流については、木材流出防止用「アバ」により 閉鎖する。 

イ  貯木場(第1号〜第5号)については、水門の締切りを行う。 

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