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輸出動向 Trade Situation

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第 1 部 オーストラリアの一般事情 Introduction to Australia

3 経済情勢 Economy

3.3 輸出動向 Trade Situation

2004/05 年度のオーストラリアの最も大きな輸出品目は石炭で、輸入品目は車であった。

商品貿易で最大の輸出先は日本で、全体の 19.7%を占めていた。また、商品輸入は米国から が最も多く、全体の 14.2%を占めた21。サービス分野ではオーストラリアは 04/05 年度に 365.18 億豪ドルを輸出し、4,380.72 億豪ドルを輸入した。商品分野でもサービス分野でも、

オーストラリアは貿易赤字となっている22

20 http://firb.gov.au/content/Publications/AnnualReports/2004-2005/_downloads/FIRB_AR_2004-05.pdf

21 外務貿易省(DFAT、Market Information and Analysis Section, Fact Sheet

22 同上

図 4 オーストラリアの主要貿易品 2004/2005 年度

オーストラリアの主要輸入品 04/05

0 2 4 6 8 10 12

Cars

Crude Petroleum Computers

Pharmace uticals

Telecom Equip 品目

A$ Billion

輸入額

オーストラリアの主要輸出品 04/05

02 46 108 1214 1618

Coa l

Iron Ore Cru

de P etrole

um

Non mon

etary gold beef

品目

A$ Billion

輸出額

図 5 オーストラリアの主要貿易相手国 2004/2005 年度

主要輸入国

0 5 10 15 SinGermgapore

any Japan China USA

総輸入額の%

主要輸出相手国

0 5 10 15 20 25 NZ

USA ROK China Japan

輸出総額の%

注;オーストラリア外務貿易省 2005 年 Market information and Analysis Section のレポートを参照に作成

3.3.1 鉱業セクターの位置付け Minerals and Trade

鉱業はオーストラリアの輸出収入において大きな割合を占めており、2004/2005 年度には、

製品輸出の 42%、製品及びサービス輸出の 36%を生み出している。また鉱物資源及び石油 資源産業は、オーストラリアの GDP の約 5%を生み出している。

オーストラリアの鉱物資源分野は、創業的、創造的であり大きな成功をおさめている。鉱 業がグローバル化する中で、国際的メジャー企業がオーストラリアの鉱業界に参入するとと もに、オーストラリアの企業が海外に活動を展開している。中小企業も、探鉱及び採掘の両 面で活発であり、それらの多くは大規模なグローバル鉱業企業と共同で事業を展開している。

オーストラリアの探鉱、採鉱事業の成功は、質の高い地球科学データベース、情報システ ム、ならびに強力な法律体制、鉱区管理システム及び投資環境等で支えられており、探鉱や 事業開発を推進している。こうした支援システムの価値は、オーストラリアが常にカナダの フレーザー研究所等による国際投資調査で高く評価されている事実や、世界の探鉱に一定の 割合(約 16%)を占めている事実に反映している。

オーストラリアの資源産業は、環境対策、透明性、公的報告に関する先進的な規程の策定 及び導入により、産業活動が環境にやさしい方法で確実になされていることになる。

オーストラリアは多くの鉱物資源の主要生産国であり、主要輸出国でもある。鉱物に関し ての世界におけるオーストラリアの位置は鉱種により過去には変動しているが、1970 年代 の鉱物ブーム以降全般に生産と輸出の上位を占めている。

主要鉱物の詳しい説明は下記を参照。

表 9 主要鉱物資源のオーストラリア・ランキング(2004/2005 年度)

輸出国として 生産国として 埋 蔵 量

金 3 5 2

鉄鉱石 1 3 3

ボーキサイト Na 1 1

石炭 1 5 6

ウラン 2 2 1

ニッケル 2 2 1

出典: ABARE

3.3.2 鉱業界収益動向 Profitability of the Mining Industy

鉱山会社の収益状況について MCA(Minerals Council of Australia;豪州鉱業協会)が加 盟会社を対象として行っている調査結果によると、2002/03 年度の豪州鉱山会社の経営動向 は、収益率の低下により、過去 10 年間の平均レベルにとどまった。2002/03 年度の経常利 益に対する平均資本利益率は 13.0%で、2000/01 年度の 21.7%、2001/02 年度の 19.5%を大幅 に下回った。探鉱部門の収益性に変化はなかったが、製精錬部門の収益性は、米ドルベース の売上の減少の影響を受けて低下している。純利益に対する平均資本利益率についても、

2001/02 年度の 12.9%を下回る 7.3%に低下し、過去 10 年間の平均である 7.4%とほぼ同水準 となった。各部門毎の利益率をみると、探鉱・採掘部門では 2000/01 年度の 4.1%、2001/02 年度、2002/03 年度の 2.2%と低下した。製錬・精製部門においては 2000/01 年度の 2.6%、

2001/02 年度の 0.3%、2002/03 年度の 0.5%と低下した。(注:ここでの試算は調査対象全社 の合計値であり、鉱種や会社により損益に大きなばらつきがある点に留意する必要がある。)

しかしここ数年の資源ブームで鉱業界は好調である。鉱山会社の総資産利益率(ROA)は 2003/2004 年には 2.7%であったのが 2004/2005 年には 5.2%に上昇し、10 年間平均の 3.3%

を大きく上回った。2004/2005 年の資本利益率(ROC)は 29.5%であった。鉱山分野の純利 益に対する株主資本利益率は 2003/2004 年の 7.4%から 2004/2005 年には 14.0%に上昇した。

MCA の調査による鉱山生産量は 2004/2005 年には前年の 4%から%と減少した。鉱山生産 指数は過去 10 年間で 34%増加した。また、2004/2005 年の鉱山業界の純利益は 6,033 百万 豪ドルで、前年の 2,818 百万豪ドルに比べて 114%の大きな増加となった。営業利益は 7,810 百万豪ドルに達し、前年の 3,288 百万豪ドルを 2 倍以上上回った23

23 MCA 鉱物産業レポート 2005 年

第 2 部 鉱業投資ガイド Investment Guide for Exploration and

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