• 検索結果がありません。

減価償却 Deductions

ドキュメント内 JOGMEC…I†[…X…g…›…−…AŁ\‡P.pdf (ページ 115-118)

第 2 部 鉱業投資ガイド Investment Guide for Exploration and Mining

3 鉱区料及びロイヤルティ Mining Fees and Royalties

3.4 税制 Taxation

3.4.3 減価償却 Deductions

減価償却による控除は、機械装置や備品等の減価償却資産に対して認められる。減価償却 資産とは、有限の耐用年数があり、また使用の継続に伴いその価値が減少することが合理的 に予想されるような資産と定義される。土地、棚卸資産、及び多くの無形固定資産は減価償 却資産から除かれる。しかし、採鉱、採石、及び試掘に関する権利及び情報は、無形固定資 産でありながら、減価償却資産に含まれる。一般的に、減価償却は定率法で計算されるか、

または納税者の選択により定額法で計算される。

少額の減価償却資産(1,000 豪ドル未満)についても規定があり、資産をプールし、プー ルされた額を基に減価償却を計算する。

探鉱のために初めて使用される減価償却資産は、初年度に全額を控除できる。

3.4.3.1 減価償却残高調整 Balancing adjustments

減価償却資産が売却、廃却、破壊、紛失または譲渡された場合、過年度減価償却費につい

て修正が必要である。固定資産の売却等による対価が減価償却後の固定資産の簿価を下回る 場合には、差額は売却等を行った年度の損金に算入することができる。逆に、売却額が簿価 を超過する場合には、超過額を益金に算入しなければならない。

3.4.3.2 サイト開発、採掘・処理施設及び輸送施設の建設に係わる鉱山業の資本的支出 Certain Minesite Outlays

資本的支出の中で上述の減価償却資産に該当しないものには、プロジェクトプール規程に 基づく控除が適用される。そのような資産に関しては、下記の式のようにプロジェクトの残 存年数に基づいた定率法により控除が認められる。

プールされた資産額 X 150%

プロジェクトの残存年数

3.4.3.3 プロジェクトの残存年数鉱山業の資本的支出 Expenditure over Remaining Mine Life

プロジェクトプールに含むことができる鉱山業の資本的支出には以下の項目がある。

(ただし通常の減価償却による控除に該当するものを除く。)

• 鉱業活動において発生した下記費用

- 鉱業活動のためのサイト整備 - 鉱業活動上必要な建物、改良工事

- 鉱山で使用する水道・電気・通行・通信施設への拠出金または負担金 - 従業員用の鉱山に隣接する社宅及び福利厚生施設

• 鉱業活動により得られる鉱物の輸送のために主に使用される輸送施設(鉄道、道路、パ

イプライン、港湾施設等)

3.4.3.4 特別控除 Special Deductions

特別控除可能な資本的支出が発生した納税者は、その支出の対象であった資産が譲渡、紛 失、破壊等により消滅した後には控除は認められない。しかし、未控除の資本的支出額につ いては、資産の処分時に調整計算が認められる(下記 3.3.4 参照)。

3.4.3.5 資本的支出の優遇措置 Capital Expenditure Special Measures

オーストラリアにおける鉱業の資本的支出が優遇措置の適用を受けるか否かの判定に際 しては、一般に、当該支出が以下のどのカテゴリーに該当するかを判定する必要がある。

• 探鉱及び試掘

• 機械装置、備品等の減価償却資産

• その他の特別控除可能な資本的支出

3.4.3.6 探鉱費 Exploration Expenses

規定の鉱業活動に基づく産出可能な鉱物 (石油を含む) 調査のために発生した探鉱また は試掘費用は、その費用が発生した年度に全額損金算入が認められる。ただしそのためには、

納税者が鉱業を行っているか、実行する計画を有しているか、あるいは規定の鉱業活動に基 づく産出可能な鉱物の探鉱または試掘を含む事業を行う上での費用が発生していなければ ならない。

「鉱業活動」とは、広義で、鉱物を天然のサイトから生産するために行う鉱山での活動の ことを指す。

探鉱または試掘とは、以下の項目を含む。

• 地質学的測量、地球物理学的調査、鉱物や採石物を含有する地域の組織的調査、及び地

域内のドリリングまたは他の方法による鉱物の調査

• ドライブ、シャフト、クロスカット、ウインズ、ライズ、ドリリングによる鉱石または

鉱脈の近辺の調査

• 鉱物や採石物が発見された場合の経済的効果を評価するためのフィージビリティ調査、

及び

• 鉱物や採石物を含有する地域の探索及び評価に関連する、採鉱、採石、及び試掘に関す

る情報収集

3.4.3.7 原状復旧費用 Site Rehabilitation Costs

鉱業、石油鉱業、採石業のサイトの原状復旧のために発生した費用は資本的支出であり、

一般的な経費としては損金算入ができない。そのような費用が鉱業活動終了後に発生する場 合もある。しかしながら、鉱業、石油鉱業、採石業のサイトの原状復旧のための費用は、収 益的支出であるか資本的支出であるかを問わず、支出を行った年度に全額特別控除が認めら れる。

特別控除が認められる条件は、特別控除を受けるものが、鉱業、探鉱または試掘、または 付随的な鉱山業活動をそのサイトにおいて既に行っていることである。原状復旧工事は、全 く採掘前の状態、または合理的に考えて採掘前と類似する状態にまで復旧されなければなら ない。

3.4.3.8 環境影響調査費用 Environmental Protection Activities

環境影響調査費用は、該当プロジェクトの存続年数に亘って損金算入することが認められ、

前述のプロジェクトプール資産と同様に定率法で計算される。プロジェクトがある年度に中 止された場合、その年度に支出した環境影響調査費用は全額その年度に損金に算入できる。

調査に使用された設備の原価は、税法の通常の減価償却規定に基づき償却される。

ドキュメント内 JOGMEC…I†[…X…g…›…−…AŁ\‡P.pdf (ページ 115-118)