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A 話すこと・聞くこと

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  ○ グループにおいて話合いの仕方を学ぶ。 〔対象学年:第3学年以上〕

【指導のねらい】

互いの立場や意図をはっきりさせながら計画的に話し合うために,司会者や参加者の役 割や働きをとらえることができるようにする。

【授業アイディア例】

グループにおいて話合いの仕方を学ぶ

学校や学級における身近な問題をテーマや議題として設定する。テーマや議題につい ては,相互の知識や考え,意見などを出し合い一つにまとめていく協議であるか,また は互いの考えの違いを大事にしながら多くの考えを関係付け

ていく討論であるかを踏まえて設定するようにする。

6~8人組のグループになり,司会者と評価係を1名ずつ 選出する。司会者のもとで4人で話合いをする。評価係は,

話合いの進め方や状況に応じた発言について評価する。

評価係の評価を基にして,司会者や参加者としての話合い の進め方や発言内容について振り返る。

話合いが停滞したり,対立したりしたときの司会者や参加 者の発言の仕方について考える。

教師は,司会者に進行表を準備したり,つまずきに対応 できるような資料を提示したりする。

グループ内で順番を決めて交替しながら,多くの児童が 司会者や評価係を経験できるようにする。

【留意点】

司会者を立てた小集団の話合い活動は,「書くこと」及び「読むこと」の学習におい ても積極的に取り入れながら,発達段階に応じて系統的に指導する。

各教科等の学習や特別活動の中で行う話合い活動と関連付けて指導する。

司会者

評価係

≪グループの形態≫

~6人の場合~

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-  ○ 資料や数値を根拠にして考えたことを話し合う。 〔対象学年:第5学年以上〕

【指導のねらい】

自分の立場や意図を明確にして話し合うために,様々な立場に立って意見をとらえたり,

図表やグラフなどの資料や数値を根拠にして自分の考えを述べたりすることができるよう にする。

【授業アイディア例1】

様々な立場の意見をとらえる

学級で討論するテーマや議題を決め,

それに対して賛成か反対のいずれかの立 に立つ。

賛成側と反対側のそれぞれの立場に分 かれ,4~6人のグループで意見を出し 合い,共通点や相違点を右のカードの① にまとめる。

同じ立場でも意見の内容に違いがあ ることを認識させる。

賛成側と反対側を交えて6~8人のグ ループで再度話し合い,相手側の意見の 共通点や相違点をカードの②にまとめる。

賛成側と反対側のそれぞれの意見の 内容を観点ごとに整理し,テーマや議 題についての認識が深まるようにする。

両方の立場から意見を聞いた後に,最

終的な自分の立場・意見をカードの③にまとめる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【授業アイディア例2】

資料や数値を根拠にして考えたことを話し合う

学級で協議するテーマや議題に応じて,必要な図表やグラフなどの資料を集める。

乱 れ て い る と 思 う ( 計 ) 乱 れ て い な い と 思 う ( 計 ) 分 か ら な い

79.5%【 80.4%】 16.2%【 17.0%】

非 常 に 乱 れ て い る あ る 程 度 乱 れ て い る 余 り 乱 れ て い な い 全 く 乱 れ て い な い 4.3%

【2.5%】

20.2%【 24.4%】 59.3%【 56.0%】 15.1%【 15.8%】 1.1% 【 1.2%】

4~6人のグループになり,資料から分かったことや考えたことを話し合う。

グループで話し合ったことを発表し,数値の用い方や根拠の明確さなどについて全体 で話し合う。

教師は,下の発問①のように多面的な思考を促したり,発問②のように根拠が不十 分な考えを提示して思考を揺さぶったりする。

【留意点】

グループや学級全体での共通理解や問題解決に向けて,互いの立場や意図を明確にし ながら話合いを計画に沿って進めていけるように指導する。

○ 「話すこと・聞くこと」のみならず,「書くこと」や「読むこと」においても,効果 的な資料を用いたり,資料と文章を関係付けたりできるように指導する。

≪資料(例):国語は乱れていると思うか≫ 文化庁『平成19年度国語に関する世論調査』による

【発問①】「国語は乱れている」という立場 から意見をまとめるとすると,根拠をいく つ示すことができますか。

】内の割合は平成14年度調査

≪カード(例)≫

賛成 反対

① 自分たちのグループの意見

【共通点】・・・ 【相違点】・・・

② 相手側のグループの意見

【共通点】・・・ 【相違点】・・・

③ 最終的な立場・意見 議 題

【発問②】「平成19年度に国語が乱れていないと 思う人がいるのは,言葉に興味をもっていない 人が増えたからです」という意見は,表の中の どの数値を根拠にしていますか。

教師

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〔対象学年:第3学年以上〕

  ○ 協議と討論における司会として様々な状況に対応しながら,話合いをよりよい方向に導く。

〔対象学年:第5学年以上〕

は出題した内容を取り立てて指導する例 は出題した趣旨を踏まえ単元化して指導する例

授業アイディア例

話し手の意図を捉えながら聞き,司会や記録などの役割を果たしながら計画的に話し合う。

B 二(1) 司会として発言を聞き,意見の共通点と相違点を整理して書く。

B 二(2) 司会の発言の意図を説明したものとして適切なものを選択する。

学習指導要領における領域・内容 問題の概要

指導の狙い

例1 例2

〔第5学年及び第6学年〕 A話すこと・聞くこと イ ウ

例1

2あワークシートにおける話合い の流れを踏まえ に入る 1あ協議(一つの結論に導く話合い)

の司会の役割について確認する。

【協

協議における司会の役割を確認し,目的や意図を明確にして話合いを進める。

(中

よい

~(話合 (意

の流れを踏まえ, に入る 司会の発言を話し言葉で書く。

に書いた司会の発言 の意図,よい点や問題点につい てグループで話し合う。

4あ司会は意図をも て発言する

んは

【共通点・ちがう点を整理する場合】

さんと さん 考え考えは 外 遊ぶ

の中に入る例として考えられる司会の発言】

【考えを確かめたり,�めたりする場合】

4あ司会は意図をもって発言する ことを確認した上で,実際にグ ループで の続きの話合 いを行い,その展開の違いをま とめる。

BさんとCさんの考え考えは,外で遊ぶ と気持ちがよいという点が共通して います。でも,気持ちよさというのは,

人によってちがうことに気を配ったほ うがよいという考えがちがいます。皆 さんはどう考えますか。

協議と討論における司会として様々な状況に対応しながら,話合いをよりよい方向に導く。

第一次

【協【多

例2

【ヒ

【考えを確かめたり,�めたりする場合】

・Cさんは,昼休みに外遊びをする必要は なく,自由に過ごすという考えですか。

・Cさんは,Bさんが考える体力向上につ いてどう思いますか。

・Cさんと同じような考えの人はいますか。

○ 以前,学級で行った話合いのビデオ を視聴し,司会の進め方の問題点につ いて話し合う。

○ 学習課題「話合いの様々な状況に対 応する司会名人になろう」を設定し,学 習計画を立てる。

考え

発言 (中

(意

(話 「学級

第二次

○ 学級を協議と討論の二つのグループ に分け,議題に沿って話合いをする。

○ 話合いの状況を捉え,ヒントカードを 使って発言を考え,交代しながら話合 いを進める。(司会はグループ全員が 行うこととし,話合いの様子をビデオで 撮影する )

【�

終わる

【ヒ

【出

問題点を明確に

う点

【多

撮影する。)

第�次

ビデオを視聴し,協議と討論の司会 の進め方として大切なことを話し合う。

○ 話合いの様々な状況に対応しながら,

進める司会の役割を果たすことについ てまとめる

【討論における司会の進め方について考えたこと】

討論における司会は,様々な立場の考えや理由を大切にし,それらを

【協議における司会の進め方について考えたこと】

協議における司会は,多くの人に考えや理由を求めた上で,話合いを 公平な立場で進めることが大切だと思いました。

小学校学習指導要領解説国語編(平成20年告示)では,「A話すこと・聞くこと」の〔第1学年及び第 2学年〕において,互いの話を集中して聞き,その内容を話合いの流れの中で位置付け,今後どのように展開する のかなどを考えるように指導することを求めている。〔第3学年及び第4学年〕においては,進行表に沿って進行する ことを学び,徐々に話合いが目的に応じて適切に進行するように提案者や参加者の発言を整理したり,促したり,ま とめたりすることができるように指導することを求めている。第1学年から計画的に指導することが大切である。

てまとめる。 関係付けながら話合いを進めることが重要だと思いました。

留意点