小学校 国語
課題として考えられる内容の解決に向けた 授業アイディア例
言語事項
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○ 文の論理を考え,長い文を一文一文に書き分ける。 〔対象学年:第1学年以上〕
○ 主述の関係に気を付けて一文を複数の内容に分けて書く。 〔対象学年:第1学年以上〕
【指導のねらい】
伝えたい内容を的確に伝えるために,長い文を一文一文に書き分けたり,主語と述語と の関係や修飾と被修飾との関係に気を付けて一文を複数の内容に分けて書いたりすること ができるようにする。
【授業アイディア例1】 【授業アイディア例2】
文の論理を考え,長い文を一文一文に書き分 主述の関係に気を付けて一文を複数の
ける 内容に分けて書く
≪例文≫ ≪例文≫
■ 三つの内容を一文で表している例文を読み,■ 二つの内容を一文で表している例文 いくつの内容が含まれているか考える。 を読み,いくつの内容が含まれている
■ 「太郎は」を主語にして,例文を内容のま かを考える。
とまりごとに三つの文に分ける。 ■ 「雨が」と「花が」を主語にして,
○ 太郎は,昔の話が大好きである。 例文を内容のまとまりごとに二つの文
○ 太郎は,図書館でいろいろな日本の に分ける。
民話を読んでいた。 ○ 雨が,久しぶりに降った。
○ 太郎は,外国の民話を読んだことは ○ 校庭のしおれていた花が,
なかった。 元気になった。
■ 接続語を効果的に使って文を分け,論理関 ■ 二つの文をつなぐ接続語を考える。
係を考える。 (例)雨が久しぶりに降った。だから,
(例)太郎は昔の話が大好きで,図書館でいろ 校庭のしおれていた花が元気になっ いろな日本の民話を読んでいた。しかし, た。
外国の民話を読んだことはなかった。
【留意点】
○ 第1学年及び第2学年では主語と述語との関係について,第3学年及び第4学年では 修飾と被修飾との関係や文や文章における指示語・接続語の役割について系統的に指導 する。
○ 文及び文章の構成については,自分の考えが的確に伝わるように間違いを正したり,
より良い表現に書き直したりするための推敲の指導と関連付けながら,様々な機会をとすいこう らえて継続的に指導する。
太郎は昔の話が大好きで,図書館でいろ いろな日本の民話を読んでいたけれど,外 国の民話を読んだことはなかった。
雨が久しぶりに降ったので,
校庭のしおれていた花が元気に なった。
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味のつながりに注意する。 〔対象学年:第3学年以上〕
○ 文の意味を分かりやすくするために,長い一文を複数の文に分けて書くことで,文の構 成についての理解を深める。 〔対象学年:第3学年以上〕
②…することが……課題となったのは、①………不足するようになったことや、③………する必要があったからです。 …①社会や経済の発展にともな ざいてん
い、紙はより多くの分野で使われるようになり、新しく木から作り出す紙だけでは不足するようになってきました。②そこで、一度使い終わった紙を古紙として、再生利用することが世界的に重要な課題となってきました。③紙の原料である森林を守るためにも、古紙を利用して、むやみに木を切ることがないようにする必要があります。… ②の文〔課題〕 ①の文〔理由〕
③の文〔理由〕
【例】
教師
【指導のねらい】
文と文との意味のつながりに注意したり,文の構成についての理解を深めたりすること ができるようにする。
【例1】は課題を取り立てて指導する場合,【例2】は課題の解決を図る単元を通して指導する場合の具体例
【授業アイディア例1】調査報告文を書くために,必要となる複数の文を一文に要約する ことで,文と文との意味のつながりに注意する。
【授業アイディア例2】文の意味を分かりやすくするために,長い一文を複数の文に分け て書くことで,文の構成についての理解を深める。
【留意点】
○ 複数の文を一文に要約することについては,調査報告文を書くという目的のほかに,
本や文章を要約して記録したり紹介したりするような目的に合わせて指導する。
○ 一文を複数の文に書き分けることについては,自分の考えを明確に伝えることを目的 とした推敲の指導と関連付けながら,様々な機会を通して指導する。
1 調査報告文を書くため に,収集した資料を読む。
例:平成19年度調査B2【資料1】
2 資料の中から報告する 箇所を選び,文と文との意 味 の つ な が り を 考 え な が ら,一文に要約する。
○ 話題の中心的な文に着 目する。
○ 反復する言葉に着目す る。
3 上記2を踏まえて,そ のほかに必要な箇所を要約 しながら,調査報告文を作 成する。
第一次
○ 一文が長くなることで,文の意味 が分かりにくくなる事例について話 し合い,学習課題「一文の意味を分 かりやすくしよう」を設定する。
例:平成20年度調査A3「文章を推敲する」
第ニ次
○ 右の事例の意味が分かりにくくなっ ている理由を話し合い,主語と述語 に着目して一文を分けた上で,接続 関係を整えて複数の文に分けて書く。
○ 以前書いた意見文などを読み返し て,意味が分かりにくい長い一文を 取り出し,複数の文に分けて書く。
第三次
○ 学習を振り返り,意味が分かりに くい長い一文を複数の文に分けて書 くことの効果についてまとめる。
先生に相談すると、「あなたの好きなことが、学校のためにつながるとよいですね。」と話してくださったので、花が好きなところを生かせばよいと気づいたので、花いっぱいのきれいな学校にしようと思った。
意味が分かりにくいのは、なぜでしょうか。
「ので」が二回続いているから、分かりにくいと思います。 【一文が長くなることで、意味が分かりにくくなる事例】 【主述に着目して一文を分けた例】
○わたしは、先生に相談した。○先生が、「あなたの好きなことが、学校のためにつながるとよいですね。」と話してくださった。○わたしは、花が好きなところを生かせばよいと気づいた。○わたしは、花いっぱいのきれいな学校にしようと思った。
【複数の文に分けて書いた例】
先生に相談すると、「あなたの好きなことが、……つながるとよい
ですね。」と話してくださった。そのことで、わたしは、……を生かせばよいと気づき、花いっぱいの
きれいな学校にしようと思った。 ア同じ種類の古紙をひもでくくり、回収に出すこと。イ水分をとってから回収に出すこと。ウ金属をとってから回収に出すこと。 ウ金属
ア……をひもでくくったり、イ・ウ水分や金属をとったりしてから回収に出す。
回収に 出すこと
イ水分 アひもでくくる
【例】
と る
【話題の中心的な文に着目して一文にする例】
【反復する言葉に着目して一文にする例】
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領域 年度
設 問 の 概 要
(%) (%)
学習指導要領
(H20 告示)
との対応<参考>
話すこと・聞くこと
21 B2 二 「そうじや整とんによく取り組んでいる」とする立場から自分の考えを発表する 25.9 11.6 記 5・6 オ 19 A7 スピーチでの聞き手に分かりやすい話し方を選択する 55.8 0.8 選 3・4 ウ 21 B4 二ア 作戦カードをもとに,チームの攻め方を説明する 57.5 13.3 記 5・6 イ
19 A6 インタビューのメモの工夫を選択する 57.7 0.6 選 3・4 エ
21 B4 二イ 作戦カードをもとに、チーム攻め方を説明する 62.2 15.7 記 5・6 イ
19 B1 一 話合いの内容を整理した司会者の発言を書く 63.1 4.8 短 5・6 エオ
21 A7 司会の進め方の良いところを説明する 68.2 15.1 記 5・6 オ
20 B1 二 インタビューの仕方や内容について評価した理由を書く 69.6 11.4 記 5・6 イエ 書くこと 21 B1 一 報告文を読み,メモの中に調べた内容の1つめを書く 11.5 20.7 短 5・6 ア
21 B1 二 報告文のまとめとして,調べて分かったことを書く 17.8 12.5 記 5・6 ウエ 20 B3 三 (2) 「図書館だより」の内容を案内状に書き換える ( 行事の内容 ) 32.7 21.4 記 5・6 アウ 20 B3 二 「図書館だより」のグラフから分かったことを基にし,テーマや条件に即して自
分の考えを書く 33.0 17.5 記 5・6 エ
20 A3 文章を読み返して,書き直したほうがよい理由と方法を選択する 34.0 1.9 選 3・4 オ 20 B4 エオカ 2 つの意見文を比べて読み,文章の組み立てとして適切な内容を選択する 35.9 14.8 選 5・6 イウ 20 B3 三 (1) 「図書館だより」の内容を案内状に書き換える ( 案内状の題名 ) 41.5 11.0 短 5・6 アウ 20 B2 三 「わるいこと」という場面の様子を捉え,おかあさんグマの心情を書く 45.3 22.5 記 5・6 エ 19 B2 二 古紙の再生利用が重要な課題となってきた理由を書く 45.7 4.0 記 3・4 ウ
20 A7 グラフから分かったことをメモに取る 47.8 10.8 短 5・6 ウ
19 B2 三 (1) 古紙を回収に出すときに守ることを新聞に書く 49.4 11.4 短 5・6 イ 20 A4 似た意味の言葉の使い分けとして適切な説明を選択する 53.4 1.3 選 5・6 ウ 20 B4 アイウ 2つの意見文を比べて読み,文章の組み立てとして適切な内容を選択する 59.7 12.6 短 5・6 イウ 22 A4 メモを基にして,児童会だよりの中に入る適切な内容を書く 60.6 1.9 短 5・6 ウ
21 A3 はがきの表書きに必要な事柄を選択する 67.1 0.3 選 3・4 ア
20 B1 二 インタビューの仕方や内容について評価した理由を書く 69.6 11.4 記 5・6 オ 読むこと 20 B3 二 「図書館だより」のグラフから分かったことを基にし,テーマや条件に即して自
分の考えを書く 33.0 17.5 記 5・6 ウ
20 B4 エオカ 2 つの意見文を比べて読み,文章の組み立てとして適切な内容を選択する 35.9 14.8 選 5・6 イウ 20 B3 一 「図書館だより」から,6年生が読書相談をすることができる曜日と時間帯を書く 39.4 3.8 選 5・6 ウ 20 A9 一 文章中の表現について言い換えた部分を抜き出す 40.9 37.1 短 5・6 ウ 20 B2 三 「わるいこと」という場面の様子を捉え,おかあさんグマの心情を書く 45.3 22.5 記 5・6 エオ 19 B2 二 古紙の再生利用が重要な課題となってきた理由を書く 45.7 4.0 選 5・6 ウ 20 A9 二 筆者が伝えたかったこととして適切な内容を選択する 48.8 27.7 選 5・6 ウ 19 B2 三 (1) 古紙を回収に出すときに守ることを新聞に書く 49.4 11.4 短 5・6 ウ 20 B2 二 おかあさんグマの目に入った春の訪れについての描写を書く 49.5 10.8 短 5・6 エオ 21 B3 二 (2) 筆者の考えを自分の言葉で書き換えたり要約したりして書く 51.1 16.3 記 5・6 ウ 20 B2 一イ 物語の冒頭部分を読んで,おかあさんグマについての特徴を書く 52.4 9.7 短 5・6 イエカ 19 B3(2) 同じ本を読んで書いた2人の感想文から,共通する書き方の良いところを書く 55.1 17.4 記 5・6 イカ 19 B3(1) 同じ本を読んで書いた2人の感想文から,共通する書き方の良いところを書く 56.2 13.1 記 5・6 イカ