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ドキュメント内 High Availability ガイド (ページ 108-115)

Linux Virtual Serverの詳細については、プロジェクトのホームページ(http://

www.linuxvirtualserver.org/)を参照してください。

ネットワークデバイスボンディ 10

ング

多くのシステムで、通常のEthernetデバイスの標準データセキュリティ/可用性 の要件を超えるネットワーク接続の実装が望ましいことがあります。その場 合、数台のEthernetデバイスを集めて1つのボンディングデバイスを構成でき ます。

ボンディングデバイスの構成には、ボンディングモジュールオプションを使 用します。ボンディングデバイスの動作は、ボンディングデバイスのモード によって決定されます。デフォルトの動作は、mode=active-backupであ り、アクティブなスレーブに障害が発生すると、別のスレーブデバイスがア クティブになります。

OpenAISの使用時は、クラスタソフトウェアでボンディングデバイスが管理さ

れることはありません。したがって、ボンディングデバイスにアクセスする 可能性のあるクラスタノード ごとに、ボンディングデバイスを設定する必要 があります。

ボンディングデバイスを設定するには、次の手順に従います。

1 YaST >

ネットワークデバイス

>

ネットワーク設定の順に選択します。

2

追加を使用し、デバイスの型をボンドに変更します。次へで続行しま す。

3 IPアドレスをボンディングデバイスに割り当てる方法を選択します。3

つの方法から選択できます。

• IPアドレスなし

可変IPアドレス(DHCPまたは Zeroconf)

固定IPアドレス

ご使用の環境に適合する方法を使用します。OpenAISが仮想IPアドレス を管理する場合は、固定

IP

アドレスを選択し、インタフェースに基本IP アドレスを割り当てます。

4

ボンドスレーブの該当するオプションのチェックボックスをオンにし て、ボンドに含めるEthernetデバイスを選択します。

5

ボンドドライバオプションを編集します。次のモードを使用できます。

balance-rr

負荷分散と耐障害性を提供します。

active-backup

耐障害性を提供します。

balance-xor

負荷分散と耐障害性を提供します。

ブロードキャスト

耐障害性を提供します。

802.3ad

接続されるスイッチでサポートされる場合は、ダイナミックリンク 集合を提供します。

balance-tlb

発信トラフィックの負荷分散を提供します。

balance-alb

使用中にハードウェアアドレスの変更が可能なネットワークデバイ スを使用する場合は、着信トラフィックと発信トラフィックの負荷 分散を提供します。

6

パラメータmiimon=100がボンドドライバオプションに追加されている ことを確認します。このパラメータがないと、データの整合性が定期的 にチェックされません。

7

次へをクリックし、OK でYaSTを終了してデバイスを作成します。

すべてのモードと他の多数のオプションの詳細は、「Linux Ethernet Bonding

Driver HOWTO」に記載されています。このドキュメントは、kernel-source

パッケージをインストールすれば、 /usr/src/linux/Documentation/

networking/bonding.txtで読むことができます。

11

SUSE Linux Enterprise 11 への クラスタの更新

SUSE® Linux Enterprise Server 10 SP2をベースとする既存クラスタがある場合

は、そのクラスタをSUSE® Linux Enterprise Server 11上でHigh Availability

Extensionを使用するように更新できます。マイグレーションのためには、す

べてのクラスタノードをオフラインにして、クラスタを全体としてマイグレー トする必要があります。SUSE Linux Enterprise Server 10クラスタとSUSE Linux

Enterprise Server 11クラスタの混在はサポートされていません。

便宜のため、SUSE® Linux Enterprise High Availability Extensionには、

hb2openais.shスクリプトが含まれており、このスクリプトを使用すると、

HeartbeatからOpenAISクラススタスタックへの移動時にデータを変換できま

す。スクリプトは、/etc/ha.d/ha.cfに保存されている環境設定を解析し、

OpenAISクラスタスタック用の新しい環境設定ファイルを生成します。さら

に、CIBを調整してOpenAIS表記規則と一致させ、OCFS2ファイルシステムを 変換し、EVMSをcLVMで置き換えます。

クラスタをSUSE Linux Enterprise Server 10 SP2からSUSE Linux Enterprise Server

11へ正常にマイグレートするには、次の手順を実行する必要があります。

1. SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2クラスタの準備 (104 ページ) 2. SUSE Linux Enterprise 11への更新 (105 ページ)

3.

変換のテスト

(106 ページ)

4.

データの変換

(106 ページ)

変換が正常に完了したら、更新したクラスタを再度オンラインにすることが できます。

注意: 更新を元に戻すには

SUSE Linux Enterprise Server 11への更新後にSUSE Linux Enterprise Server 10

へ戻すプロセスは、サポートされていません。

11.1 準備とバックアップ

クラスタを最新製品バージョンへ更新し、適宜、データを変換したら、現在 のクラスタを準備する必要があります。

手順

11.1 SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2

クラスタの準備

1

クラスタにログインします。

2 Heartbeat環境設定ファイル/etc/ha.d/ha.cfをレビューし、すべての

通信メディアがマルチキャストをサポートしているかどうかチェックし ます。

3

次のファイルがすべてのノード で等しいことを確認します: /etc/ha

.d/ha.cfおよび/var/lib/heartbeat/crm/cib.xml

4

各ノード でrcheartbeat stopを実行して、すべてのノード をオフラ インにします。

5

最新バージョンへの更新前の一般システムバックアップ(推奨)に加え、

次のファイルのバックアップを実行します。これらのファイルは、SUSE

Linux Enterprise Server 11への更新後に変換スクリプトを実行する際に必

要となります。

• /var/lib/heartbeat/crm/cib.xml

• /var/lib/heartbeat/hostcache

• /etc/ha.d/ha.cf

• /etc/logd.cf

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