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クラスタリソースの作成

ドキュメント内 High Availability ガイド (ページ 72-77)

前のコマンドは「プリミティブ」に名前myIPを設定します。クラス(こ こではocf)、プロバイダ(heartbeat)、およびタイプ(IPaddr)が必要 です。さらに、このプリミティブではIPアドレスのようなパラメータを 予期します。アドレスをセットアップに合わせて変更する必要がありま す。

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行った変更を表示して確認します。

crm(live)configure# show

XML構造を表示するには、次を使用します。

crm(live)configure# show xml

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変更をコミットして反映させます。

crm(live)configure# commit

5.3.1 LSB 初期化スクリプト

すべてのLSBスクリプトは一般にディレクトリ/etc/init.dにあります。い くつかのアクションが実装され、少なくともstart、stop、restart、

reload、force-reload、statusが実装されている必要があります(http://

www.linux-foundation.org/spec/refspecs/LSB_1.3.0/gLSB/gLSB/

iniscrptact.htmlで説明)。

これらのサービスの構成は標準化されていません。LSBをHigh Availabilityと ともに使用する場合、それぞれのスクリプトの構成方法を理解してください。

これについてのマニュアルは、/usr/share/doc/packages/PACKAGENAME の対応するパッケージのマニュアルにあることがあります。

注意: 高可用性で使用されるサービスは変更しないでください

High Availabilityとともに使用する場合、サービスはどのような方法でも変

更してはいけません。ブート、再起動、または手動でも開始または停止も してはいけないということです。ただし、サービスが適切に構成されてい るか確認したい場合は手動で開始しますが、High Availabilityが起動する前 に停止してください。

LSBリソースを使用する前に、このリソースの構成が存在し、すべてのクラ

スタノードで同一であることを確認してください。構成はHigh Availabilityに よって管理されません。自分自身で管理する必要があります。

5.3.2 OCFリソースエージェント

すべてのOCFエージェントは/usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat/に あります。これらはLSBスクリプトと同様の機能を持つ小規模なプログラム です。ただし、構成は常に環境変数で実行されます。すべてのOCFリソース エージェントは少なくともstart、stop、status、monitor、meta-data のアクションを持つ必要があります。meta-dataアクションは、エージェン トの構成方法についての情報を取得します。たとえば、IPaddrエージェント について詳細を知りたい場合は、次のコマンドを使用します。

OCF_ROOT=/usr/lib/ocf /usr/lib/ocf/resource.d/heartbeat/IPaddr meta-data

シンプルなXMLフォーマットに多くの情報が出力されます。出力はra-api-1

.dtd DTDで検証できます。基本的に、このXMLフォーマットには3つのセク

ションがあります。最初ははいくつかの共通の説明、2番目は使用できるすべ てのパラメータ、最後はこのエージェントの使用できるアクションです。

この出力は機械が読み取れる形式で、理解は困難です。このため、crmツー ルにはraコマンドがあり、リソースエージェントに関する別の情報を取得し ます。

# crm

crm(live)# ra crm(live)ra#

コマンドclassesは、すべてのクラスとプロバイダのリストを返します。

crm(live)ra# classes stonith

lsb

ocf / lvm2 ocfs2 heartbeat pacemaker heartbeat

クラス(およびプロバイダ)に使用できるすべてのリソースエージェントの概要 を取得するには、listを使用します。

crm(live)ra# list ocf

AudibleAlarm ClusterMon Delay Dummy

Filesystem ICP IPaddr IPaddr2

IPsrcaddr IPv6addr LVM LinuxSCSI

MailTo ManageRAID ManageVE Pure-FTPd

Raid1 Route SAPDatabase SAPInstance

SendArp ServeRAID SphinxSearchDaemon Squid

...

リソースエージェントの詳細情報は、metaで表示できます。

crm(live)ra# meta Filesystem ocf heartbeat

Filesystem resource agent (ocf:heartbeat:Filesystem)

Resource script for Filesystem. It manages a Filesystem on a shared storage medium.

Parameters (* denotes required, [] the default):

...

ビューアはQを押して終了できます。構成の例は、第6章 シンプルなテスティ ングリソースのセットアップ

(77 ページ)を参照してください。

5.3.3 NFS サーバの構成例

NFSサーバをセットアップするには、ファイルシステムリソース、drbdリソー

ス、NFSサーバのグループとIPアドレスの3つのリソースが必要です。次のサ ブセクションでは、セットアップ方法を示します。

ファイルシステムリソースのセットアップ

filesystemリソースはOCFプリミティブリソースとして構成されます。開

始および停止の要求時に、デバイスをディレクトリにマウントおよびアンマ ウントするタスクを担当しています。この場合、デバイスは/dev/drbd0で マウントポイントとして使用するディレクトリは/srv/failoverです。使 用されるファイルシステムはxfsです。

次のコマンドをcrmシェルで使用して、ファイルシステムリソースを構成し ます。

crm(live)# configure

crm(live)configure# primitive filesystem_resource \ ocf:heartbeat:Filesystem \

params device=/dev/drbd0 directory=/srv/failover fstype=xfs

drbdの構成

drbd High Availability構成を開始する前に、drbdデバイスを手動でセットアッ

プします。基本的には、これは/etc/drbd.confでdrbdを構成し、同期させ ています。drbd構成の正確な手順は、Storage Administration Guideに記載され ています。ここでは、両方のクラスタノードの/dev/drbd0デバイスでアク セスされる、リソースr0を構成したと仮定します。

drbdリソースはOCFマスタスレーブリソースです。これはdrbd RAのメタデー

タの説明にあります。ただし、より重要なことは、メタデータのactionsセ クションにはpromoteとdemoteアクションがあることです。これらはマス タスレーブリソースに必須で、その他のリソースでは一般に利用できません。

High Availabilityについては、マスタスレーブリソースは別のノードに複数の

マスタを持つことがあります。マスタトスレーブを同じノードに持つことも できます。このため、このリソースをただ1つのマスタとスレーブを持ち、そ れぞれが別のノードで実行するように構成します。masterリソースのmeta属 性でこれを実行します。マスタスレーブリソースはHigh Availabilityでのクロー ンリソースの特殊な種類です。マスタとスレーブはそれぞれクローンとして カウントされます。

次のコマンドをcrmシェルで使用して、マスタスレーブリソースを構成しま す。

crm(live)# configure

crm(live)configure# primitive drbd_r0 ocf:heartbeat:drbd params crm(live)configure# ms drbd_resource drbd_r0 \

meta clone_max=2 clone_node_max=1 master_max=1 master_node_max=1 notify=true crm(live)configure# commit

NFSサーバとIPアドレス

NFSサーバを常に同じIPアドレスで使用できるようにするため、マシンが通常

操作に使用するアドレスのほかに追加のIPアドレスを使用します。このIPアド レスは、システムのIPアドレスに加えてアクティブなNFSサーバに割り当てら れます。

NFSサーバとNFSサーバのIPアドレスは常に同じマシン上でアクティブにする

必要があります。この場合、開始順序はそれ程重要ではありません。同時に 開始してかまいません。これはグループリソースの代表的な要件です。

High Availability RA構成を開始する前に、NFSサーバをYaSTで構成します。

システムでNFSサーバを起動させないでください。環境設定ファイルをセッ トアップするだけにします。この作業を手動で行うには、マニュアルページ のexports(5) (man 5 exports)を参照してください。環境設定ファイルは/etc/

exportsです。NFSサーバはLSBリソースとして構成されます。

IPアドレスをHigh Availability RA構成で完全に構成します。システムではこれ

以外の変更は不要です。IPアドレスRAはOCF RAです。

crm(live)# configure

crm(live)configure# primitive nfs_resource lsb:nfsserver

crm(live)configure# primitive ip_resource ocf:heartbeat:IPaddr \ params ip=10.10.0.1

crm(live)configure# group nfs_group nfs_resource ip_resource crm(live)configure# commit

crm(live)configure# end crm(live)# quit

ドキュメント内 High Availability ガイド (ページ 72-77)