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リソース制約の設定

ドキュメント内 High Availability ガイド (ページ 49-54)

すべてのリソースを構成することは、ジョブのほんの一部分です。クラスタ が必要なすべてのリソースを認識しても、正しく処理できるとは限りません。

リソースの制約を指定して、リソースを実行可能なクラスタノード、リソー スのロード順序、特定のリソースが依存している他のリソースを指定するこ とができます。

使用可能な制約には3種類あります。

情報の取得先

場所の制約はリソースを実行できるノード、できないノード、または実行 に適したノードを定義するものです。

リソースコロケーション

コロケーションの制約は、ノード上で一緒に実行可能な、または一緒に実 行することが禁止されているリソースをクラスタに伝えます。

Resource Order (

リソース順序

)

アクションの順序を定義する、順序の制約。

制約を定義する際は、スコアも扱う必要があります。あらゆる種類のスコア はクラスタの動作方法と密接に関連しています。スコアの操作によって、リ ソースのマイグレーションから、速度が低下したクラスタで停止するリソー スの決定まで、あらゆる作業を実行できます。スコアはリソースごとに計算

スを実行できません。リソースのスコアを計算後、クラスタはスコアが最も 高いノードを選択します。INFINITYは現在1,000,000と定義されています。

この値に対する増減は次の3つの基本的なルールに従って行います。

任意の値+ INFINITY = INFINITY

任意の値- INFINITY = -INFINITY

• INFINITY - INFINITY = -INFINITY

リソース制約を定義する際、各制約のスコアも指定します。スコアはこのリ ソース制約に割り当てる値を示します。スコアの高い制約は、それよりもス コアが低い制約より先に適用されます。特定のリソースに対して異なるスコ アで追加の場所の制約を作成することで、リソースのフェールオーバー先の ノードの順序を指定できます。

手順

4.4

場所の制約の追加または変更

1 4.1項 「Linux HA Management Client」 (32 ページ)で説明したように、

Linux HA Management Clientを起動してクラスタにログインします。

2 Linux HA Management Clientのメインウィンドウの左側のペインで、

制約をクリックしてそのクラスタに設定済みの制約を表示します。

3

左側のペインで制約を選択し、追加をクリックします。

4 Resource Location (

リソース位置

)を選択し、OKをクリックします。

5

制約に固有のIDを入力します。既存の制約を変更する場合、IDはす でに定義されているため、環境設定ダイアログに表示されます。

6

制約を設定するリソースを選択します。リストには、そのクラスタに 設定されているすべてのリソースのIDが表示されます。

7

制約のScore(スコア

)を設定します。正の値は、下で指定した

ノードで リソースを実行できることを示します。負の値は、このノードでリ ソースを実行できないことを示します。+/- INFINITYの値は、

「can」をmustに変更します。

8

制約を設定するノードを選択します。

9

ノードおよびScore (スコア

)フィールドを空のままにしておくと、

追 加

>

ルールの順にクリックしてルールを追加することもできます。有 効期間を追加するには、追加

>

有効期間の順にクリックします。

10

すべてのパラメータが希望どおり設定されたら、OKをクリックして、

制約の設定を完了します。環境設定ダイアログが閉じて、メインウィ ンドウに新しく追加または変更された制約が表示されます。

手順

4.5

コロケーションの制約の追加または変更

1 4.1項 「Linux HA Management Client」 (32 ページ)で説明したように、

Linux HA Management Clientを起動してクラスタにログインします。

2 Linux HA Management Clientのメインウィンドウの左側のペインで、

制約をクリックしてそのクラスタに設定済みの制約を表示します。

3

左側のペインで制約を選択し、追加をクリックします。

4 Resource Collocation (

リソースコロケーション

)を選択し、OKをクリッ

クします。

5

制約に固有のIDを入力します。既存の制約を変更する場合、IDはす でに定義されているため、環境設定ダイアログに表示されます。

6

コロケーションソースとなるリソースを選択します。リストには、そ のクラスタに設定されているすべてのリソースのIDが表示されます。

制約が満たされないと、クラスタはリソースがまったく実行しないよ うにすることがあります。

7

リソースとWith Resource (対象リソース

)フィールドを両方とも空のま

まにしておくと、追加

>

リソースセットの順にクリックしてリソース を追加することもできます。有効期間を追加するには、追加

>

有効期 間の順にクリックします。

8 With Resource(

対象リソース

)には、コロケーション先を定義します。

クラスタはこのリソースの配置先を最初に決定し、次にリソースフィー ルドのリソースを配置する場所を決定します。

9 Score(

スコア

)を定義して、両方のリソース間の位置関係を決定しま

す。正の値は、リソースを同じノードで実行しなければならないこと を示します。負の値は、リソースを同じノードで実行してはならない ことを示します。+/- INFINITYの値はshouldをmustに変更しま す。スコアを他の要因と組み合わせて、ノードの配置先を決定しま す。

10

必要に応じて、Resource Role(リソース役割

)などの追加のパラメータ

も指定します。

選択したパラメータとオプションに応じて、短い説明が表示され、設 定しているコロケーションの制約の効果を確認できます。

11

すべてのパラメータが希望どおり設定されたら、OKをクリックして、

制約の設定を完了します。環境設定ダイアログが閉じて、メインウィ ンドウに新しく追加または変更された制約が表示されます。

手順

4.6

順序の制約の追加または変更

1 4.1項 「Linux HA Management Client」 (32 ページ)で説明したように、

Linux HA Management Clientを起動してクラスタにログインします。

2 Linux HA Management Clientのメインウィンドウの左側のペインで、

制 約をクリックして、そのクラスタに設定されている制約を表示します。

3

左側のペインで制約を選択し、追加をクリックします。

4 Resource Order(

リソース順序

)を選択し、OKをクリックします。

5

制約に固有のIDを入力します。既存の制約を変更する場合、IDはすでに 定義されているため、環境設定ダイアログに表示されます。

6 First(

最初

)では、Then(

次に

)のリソースより前に開始するリソースを定

義します。

7 Then(

次に

)では、First(

最初

)のリソースより後に開始するリソースを定

義します。

8

必要に応じて、Score(スコア

)(ゼロより大きい場合は制約は必須、それ

以外は単なる推奨)や、Symmetrical(対称

)(「true」の場合は逆順にリ

ソースを停止する)などの追加のパラメータを定義します。

選択したパラメータとオプションに応じて、短い説明が表示され、設定 している順序の制約の効果を確認できます。

9

すべてのパラメータが希望どおり設定されたら、OKをクリックして、

制約の設定を完了します。環境設定ダイアログが閉じて、メインウィン ドウに新しく追加または変更された制約が表示されます。

Linux HA Management Clientの

制約ビューで設定したすべての制約にアクセス して変更することができます。

4.3 Linux HA Management Client -

制約

制約の設定の詳細や、オーダーおよびコロケーションの基本的な概念につい て詳細なバックグラウンド情報は、http://clusterlabs.org/wiki/

Documentationに提供されている次のドキュメントを参照してください。

『Configuration 1.0の概要』の「リソース制約」の章

『コロケーションの概要』

『オーダーの概要』

4.5 リソースフェールオーバーノード

ドキュメント内 High Availability ガイド (ページ 49-54)