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第 6 章 北陸地方の骨材の岩石・鉱物学的特徴と骨材の各種 ASR 試験による評価および構

6.2 骨材の ASR 試験(化学法・各種モルタルバー法)による評価

6.2.2 試験および調査概要

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図-6.2.1 対象地域の岩石の分布状況と骨材の産地位置図3

表-6.2.3 対象骨材の種類

位置 骨材名 骨材種類

A 黒部 川砂利

B 早月 川砂利

C 常願寺 川砂利

D 神通川 陸砂利

E 庄川 陸砂利

F 手取川 陸砂利

G 能登 砕石

H 九頭竜 陸砂利

I 南条 砕石

J 今津 砕石

K 九頭竜川 浚渫砂

L 三国 浚渫砂

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表-6.2.4 主要な骨材の岩石・鉱物学的特徴

表-6.2.5 分級フライアッシュと高炉スラグ微粉末の化学成分(%)

およびブレーン値(㎝2/g)

鉱物質混和材種類

Ig.loss

SiO₂ Al₂O₃

Fe₂O₃

CaO MgO TiO₂ MnO SO₃ Na₂O K₂O

ブレーン値

七尾大田産分級FA 2.0 53.6 28.9 6.7 3.2 0.8 1.4 0.1 0.2 0.3 0.7 4870 敦賀産分級FA 3.2 57.4 26.4 4.5 1.2 0.8 1.2 0.1 0.3 0.5 1.4 4740 高炉スラグ微粉末 1.0 33.0 13.6 0.1 42.6 5.8 0.6 0.2 3.1 0.2 0.2 4030

骨材 種類 密度 (g/㎝3)

吸水率

(%) 岩    種 反応性鉱物の特徴

B 砂利 2.69 0.78 主要な岩種は花崗岩、

閃緑岩などの深成岩 反応性鉱物の有無は未調査

C 砂利 2.65 1.45 主要な岩種は火成岩、

安山岩を40%程度含む

安山岩中に反応性鉱物:クリストバライ ト、トリディマイト、オパール、火山ガラス

E 砂利 2.61 1.14 多種類の火成岩及び 多種類の堆積岩を含む

安山岩中に反応性鉱物:クリストバライ ト、トリディマイト、火山ガラス(小)

F 砂利 2.61 1.83 多種類の火成岩及び 多種類の堆積岩を含む

安山岩中に反応性鉱物:クリストバライ ト、トリディマイト、火山ガラス(小)

H 砂利 2.65 1.42 多種類の火成岩及び 多種類の堆積岩を含む

安山岩中に反応性鉱物:クリストバライ ト、トリディマイト、火山ガラス(小)

G 砕石 2.65 1.40 安山岩 安山岩中に反応性鉱物:クリストバライ ト、火山ガラス(多)

J 砕石 2.83 0.54 硬質砂岩 反応性鉱物の有無は未調査

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(2) 試験および調査方法

1) 骨材のアルカリシリカ反応性の評価と鉱物質混和材によるASR抑制効果の確認 骨材のアルカリシリカ反応性を調べるため,レディーミクストコンクリート(JIS A 5308)

に規格されている現行の化学法とモルタルバー法を実施し,さらに国際的な標準試験であ る促進モルタルバー法も実施した。促進モルタルバー法のASR判定は,材齢14日において

膨張率が 0.1%未満のものを「無害」,0.1%以上 0.2%未満のものは無害と有害が混在してい

るとして「不明確」,0.2%以上は「有害」と判定する。また,モルタルバー法における内在 アルカリの調整は,鉱物質混和材に含まれるアルカリを考慮し,モルタルバーの試験体全 体に対する総量を 1.2%に調節して試験を実施した。促進モルタルバー法では,試験体作成 時にアルカリ総量の調整を実施していない。

ポルトランドセメントに対する鉱物質混和材の置換率はそれぞれ,分級フライアッシュは 当該地方で一般的に用いられている一般的な値として15%とし,高炉スラグ微粉末(以下:

BFS と記す)は 42%とした。各試験体名は,普通ポルトランドセメントのみを使用したも

のをOPC,分級FAを使用したものをFA15%,BFSを使用したものをBFS42%と表記した。

2) モルタルバー薄片の偏光顕微鏡による観察

各促進試験終了後,試験体の中央部から採取し,25mm×25mmの範囲で厚さ20μmのモル タル薄片の研磨試料を作成し,偏光顕微鏡観察により骨材周辺やセメントペースト相のひ び割れの発生とASRゲルの生成状況を観察した。