第 9 章 論理ディスク
9.4 論理ディスク操作
9.4.7 設定変更
論理ディスクの設定を変更します。
設定変更画面は、以下の画面から構成されます。
論理ディスク設定変更
●論理ディスク設定変更
図9-22 論理ディスク設定変更画面
1: 論理ディスクの選択
設定を変更する論理ディスクを一覧から選択してください。
以下の条件に当てはまる論理ディスクは選択できません。
表9-13 論理ディスク選択不可理由一覧
選択不可理由 説明
CRV クローンリザーブドボリューム(CRV)である
2: 設定変更
必要に応じて設定項目を変更します。
論理ディスク名
論理ディスクに割り当てる名称。
論理ディスク形式
論理ディスクを使用するOSの種別を示す形式。
論理ディスク形式はデータレプリケーションまたはスナップショットのライセンスが 解除されているときに設定可能です。
リードキャッシュ
あまり使用されなくなった論理ディスクのキャッシュを無効にすることで、指定した 論理ディスクの読み込み性能は低下しますが、他の論理ディスクの読み込み性能を高 めることができます。
ライトキャッシュ
あまり使用されなくなった論理ディスクのキャッシュを無効にすることで、指定した 論理ディスクの書き込み性能は低下しますが、他の論理ディスクの書き込み性能を高 めることができます。
SSD拡張アクセス
SSD 拡張アクセスを有効にすることで、高速な SSD を複数台搭載した構成における SPC1性能(TAT)を上げることができます。
以下の条件に当てはまる論理ディスクは、論理ディスク名を変更できません。
表9-14 論理ディスク名変更不可理由一覧
変更不可理由 説明
ロック ロックされている
CRV クローンリザーブドボリューム(CRV)である
以下の条件に当てはまる論理ディスクは、論理ディスク形式を変更できません。
表9-15 論理ディスク形式変更不可理由一覧
変更不可理由 説明
ペア設定(レプリ) レプリケーションのペア設定がされている SYV システムボリューム(SYV)である
RSV レプリケーションリザーブドボリューム(RSV)である MSV データ移行リザーブドボリューム(MSV)である
スナップショット ベースボリューム(BV), スナップショットボリューム(SV), スナ ップショットデータボリューム(SDV)である
変更不可理由 説明 LV リンクボリューム(LV)である EBV 拡張ベースボリューム(EBV)である
ESV 拡張スナップショットボリューム(ESV)である FCV ファストクローンボリューム(FCV)である
FEV ファストクローンエンティティボリューム(FEV)である SSV ソリューションリザーブドボリューム(SSV)である CRV クローンリザーブドボリューム(CRV)である
以下の条件に当てはまる論理ディスクはキャッシュ設定を変更できません。
表9-16 論理ディスクのキャッシュ設定変更不可理由一覧
変更不可理由 説明
SYV システムボリューム(SYV)である
RSV レプリケーションリザーブドボリューム(RSV)である MSV データ移行リザーブドボリューム(MSV)である スナップショット スナップショットボリューム(SV)である LV リンクボリューム(LV)である
PE プロトコルエンドポイント(PE)である
SSV ソリューションリザーブドボリューム(SSV)である ESV 拡張スナップショットボリューム(ESV)である FCV ファストクローンボリューム(FCV)である
FEV/FCV ファストクローン用ボリューム(FEV/FCV)である
CRV クローンリザーブドボリューム(CRV)である JBV ジャーナルバッファボリューム(JBV)である
以下の条件に当てはまる論理ディスクはSSD拡張アクセス設定を変更できません。
表9-17 論理ディスクのSSD拡張アクセス設定変更不可理由一覧
変更不可理由 説明
SRV スナップショットボリューム(SRV)である SV スナップショットボリューム(SV)である LV リンクボリューム(LV)である
L2 Cache 二次キャッシュ用ボリュームである
JBV ジャーナルバッファボリューム(JBV)である
論理ディスクに対して論理ディスク形式「A4」を設定することはできません。
VMware関連のボリュームに対する操作可否の詳細については、「バーチャルボリューム
機能利用の手引」(IS069)を参照ください。
移動ボタン
[実行]
以下の確認ダイアログが表示されます。
図9-23 確認ダイアログ
[はい]をクリックすると、論理ディスクの設定変更の処理が実行されます。
[キャンセル]
終了の問い合わせダイアログが表示されます。ダイアログの[OK]ボタンをクリックす ると、論理ディスクの設定変更を行わず、[監視]-[画面表示]に移動します。
第 10 章 ホスト設定
第10章では、ホストに関する操作について説明します。
10.1 論理ディスクの割り当て
論理ディスクをホストへ割り当てることができます。
図10-1 論理ディスクの割り当て画面(FCまたはSAS対応ディスクアレイ)
図10-2 論理ディスクの割り当て画面(iSCSI対応ディスクアレイ)
(a)ホスト一覧リストビュー
ホスト一覧リストビューでは、ディスクアレイに登録済みのホスト情報を確認できます。
表示項目は以下のようになります。
①プラットフォーム
ホストのプラットフォームを表示します。
②名称
ホスト名を表示します。
③ホスト名
取得したホスト情報のホスト名を表示します。
(ホスト情報の自動取得またはホスト情報ファイルを読み込んだ場合に表示します。)
④選択不可理由
選択不可理由を表示します。
表10-1 ホスト選択不可理由一覧
選択不可理由 説明
ロック 操作ガード機能によりロック中の LD セット
iSCSI RDR iSCSI RDR用のLDセット
ACOS4 ACOS4専用のLDセット
異常状態 異常なLDセット(論理ディスク割り当て情報の異常、接続パス情 報の異常)、LDセットの削除と再作成が必要
論理ディスクを割り当てるホストをクリックして選択してください。
クラスタ構成など複数のホスト間で同じ論理ディスクを共有する構成の場合、論理ディスクを割 り当てるホストを複数選択することもできます。一度の操作で複数のホストに同じ論理ディスクを割 り当てるには、選択されたすべてのホスト間で、割り当て済み論理ディスクが一致している必要があ ります。
なお、以下の項目は初期状態時、非表示に設定されています。
パターン 動作モード 構成変更 I/F種別
表示する場合は項目名の部分で右クリックし、該当項目を表示に設定してください。
(b)ホストのプロパティ
ホスト一覧リストビューでホストを右クリックし、プロパティをクリックすると、ホストのプロ パティが確認できます。
図10-3 FCで接続されているホストのプロパティ画面
図10-5 SASで接続されているホストのプロパティ画面
(c) [ホスト情報を登録する]
[ホスト情報を登録する]をクリックすると、ホスト情報取得画面が表示され、新たにホストを追加 できます。
詳細は、「10.3.1 ホスト情報取得」を参照してください。
なお、iSCSI対応ディスクアレイの場合は、[ホスト情報を登録する]の代わりに、[ホスト追加(A)]
ボタンが表示されます。クリックすると、ホスト情報設定画面が表示され、新たにホストを追加でき ます。ただし、混載ディスクアレイ(FC/iSCSI 混載など)の場合は、[ホスト情報を登録する]のみ が表示されます。iSCSI のホスト情報の追加は、ホスト情報登録画面の[ホスト情報を手動で作成す る]で新たに追加できます。
詳細は、「10.1.1 ホスト情報設定(iSCSI)」を参照してください。
(d) [割り当てできる論理ディスクを全て表示(D)]チェックボックス
[割り当てできる論理ディスクを全て表示(D)]チェックボックスをチェックすると、割り当てでき るすべての論理ディスクが表示されます。なお、論理ディスク構築完了画面のリンクから、論理ディ スクの割り当てを行う場合は、チェックを付け外しできます。
(e)表示絞り込みコンボボックス
候補論理ディスク一覧の論理ディスクの表示の絞り込みが以下のキーワードでできます。
(M10シリーズ/M100シリーズでは絞り込みコンボボックスは表示されません。)
表10-2 論理ディスクの表示絞り込み
絞り込み情報 論理ディスクの表示
“ホスト(LDセット)名”
(例 “WN:Server01”)
すでにそのホスト(LD セット)に割り当てられている論理ディ スクのみの表示
“形式: *”(例 “WN: *”) その形式の論理ディスクのみの表示
“ : *” 論理ディスクの形式が未設定の論理ディスクのみの表示
未割り当て-PDタイプ(PDタイプ)
(例 未割り当て-PDタイプ(SAS))
未割り当てであり、かつ、(PDタイプ)で構成されている論 理ディスクを表示
未割り当て 未割り当ての論理ディスクを表示
ALL すべての論理ディスクを表示
(f)論理ディスク一覧リストビュー
論理ディスク一覧リストビューでは、ディスクアレイに構築した論理ディスクを確認できます。
表示項目は以下のようになります。
①番号
論理ディスク番号を表示します。
②形式
論理ディスクの形式を表示します。
③論理ディスク名
論理ディスク名を表示します。
④容量
論理ディスクの容量を表示します。
⑤用途
論理ディスクの用途を表示します。
表10-3 用途表示項目一覧
用途 説明
RPL レプリケーション用ペア設定だけされている論理ディスク スナップショット スナップショット設定だけされている論理ディスク(BV, EBV)
リンクボリューム リンクボリュームである論理ディスク(LV)
RPL/スナップショット レプリケーション用ペア設定済であり、スナップショット設定
済である論理ディスク
データ保護 データ改ざん防止機能により保護設定されている論理ディスク
RPL/データ保護 レプリケーション用ペア設定済であり、データ改ざん防止機能
により保護設定されている論理ディスク コントロールボリューム コントロールボリューム用の論理ディスク
システムボリューム ストレージシステムの情報を保存するための論理ディスク レプリケーションリザー
ブドボリューム
データレプリケーション機能の管理情報を保持するための論 理ディスク
データ移行リザーブドボ リューム
データ移行機能の管理情報を保持するための論理ディスク
ソリューションリザーブ ドボリューム
ボリュームクローン機能などの管理情報を保持するための論 理ディスク
二次キャッシュ 二次キャッシュ用の論理ディスク
セキュアイレース セキュアイレース用に構築された論理ディスク
RPL/クローン レプリケーション用ペア設定済であり、ボリュームクローン設
定されている論理ディスク スナップショット/
クローン
スナップショット設定済であり、ボリュームクローン設定され ている論理ディスク
RPL/スナップショット/
クローン
レプリケーション用ペア設定済であり、スナップショット設定 済であり、ボリュームクローン設定されている論理ディスク クローン ボリュームクローン設定されている論理ディスク
VVOL バーチャルボリューム用の論理ディスクと、PEである論理デ
ィスク
JBV 非同期順序保証モードのレプリケーション機能のジャーナル 情報やデータが蓄積されている論理ディスク
DPV データ圧縮機能の圧縮されたデータが保存されている論理デ ィスク
MPV データ圧縮機能の管理情報が保存されている論理ディスク
(空白) 特別な用途が設定されていない一般の論理ディスク