第 7 章 プール
7.2 プール解除
プールを解除し、割り当てられていた物理ディスクを未使用状態にします。
プール解除画面は、以下の画面から構成されます。
1. プール解除 2. 内容確認 3. 完了
●プール解除
解除対象のプールを選択します。
図7-9 プール解除画面
解除対象のプールは1つだけ選択可能です。
以下の条件に当てはまるプールは選択できません。
表7-1 プール選択不可理由一覧
選択不可理由 説明
割り当て(FC) プール内の論理ディスクがFC接続のホストに割り当てられている 割り当て(iSCSI) プール内の論理ディスクがiSCSI接続のホストに割り当てられている 割り当て(SAS) プール内の論理ディスクがSAS接続のホストに割り当てられている ペア設定(レプリ) プール内の論理ディスクにレプリケーションのペア設定がされている ペア設定(データ移行) プール内の論理ディスクにデータ移行のペア設定がされている スナップショット プール内にBV, EBV, SV, ESV, SDVが存在する
リンク中 プール内のLVにスナップショットのリンクが設定されている 予約 プール内の論理ディスクが予約グループに属している
データ保護 プール内の論理ディスクにデータ改ざん防止による保護設定されている 再初期化中 プール内の論理ディスクがデータ改ざん防止による再初期化中である ロック プール内の論理ディスクに操作ガードが設定されている
ロック(BV) プール内のLVに対するBVに操作ガードが設定されている 稼動停止 省電力機能でプールが稼動停止状態である
ワークディスク プール内に自律データ最適配置のワークディスクが存在する 移動中 プール内に自律データ最適配置の移動中の論理ディスクが存在する 割り付け(キャッシュ) プール内の論理ディスクがキャッシュセグメントに割りつけられている プールグループ 自律データ最適配置のプールグループに設定されている
VVOL バーチャルボリュームが存在する
FCV ファストクローンボリューム(FCV)が存在する
FEV ファストクローンエンティティボリューム(FEV)が存在する CRV クローンリザーブドボリューム(CRV)が存在する
SSV ソリューションリザーブドボリューム(SSV)が存在する EBV用LV ボリュームはEBVに対して構築したLVが存在する
PEとバインド中 当該VVOLがプロトコルエンドポイント(PE)にバインドされている バインドVVOLあり 当該プロトコルエンドポイントにVVOLがバインドされている 更新防止中 プール内の論理ディスクが更新防止中の状態である
JBV ジャーナルバッファボリューム(JBV)が存在する
移動ボタン
[次へ]
内容確認画面に進みます。
[キャンセル]
終了の問い合わせダイアログが表示されます。ダイアログの[OK]ボタンをクリックす るとウィザードが終了し、[監視]-[画面表示]に移動します。
VMware 関連のボリュームを含むプールに対する操作可否の詳細については、「バーチャルボ リューム機能利用の手引」(IS069)を参照ください。
PEとは、“プロトコルエンドポイント”のことを表します。
●内容確認
プールの解除内容が表示されます。
図7-10 内容確認画面
プールに論理ディスクが含まれている場合は、一覧が表示されます。
構成変更ガードを有効にした場合、アクセスコントロールを使用しない環境では、論理デ ィスクを含むプールの解除処理の前に、業務サーバの稼動確認が行われます。このため、
プール解除処理に時間がかかる場合があります。
アクセスコントロールを使用しない環境で、LDN0000hの論理ディスクを含むプールの解 除をした後、業務サーバから全論理ディスクが認識できなくなる場合があります。
移動ボタン
[実行]
以下の確認ダイアログが表示されます。
図7-11 確認ダイアログ
[はい]をクリックすると、プール解除の処理が実行され、完了画面に進みます。
[戻る]
プール解除画面に戻ります。
[キャンセル]
終了の問い合わせダイアログが表示されます。ダイアログの[OK]ボタンをクリックす るとウィザードが終了し、[監視]-[画面表示]に移動します。
●完了
プール解除の結果が表示されます。
図7-12 完了画面
成功した場合、以下のリンクが表示されます。
「システムボリュームを構築する」
「論理ディスク(制御用)構築」画面が表示されます。このリンクはシステムボリューム を含むプールを解除した場合にのみ表示されます。
「別のプール解除を行う」
別のプールを解除するために、再度「プール解除」画面を開きます。
「プールを構築する」
プール構築画面を開きます。
移動ボタン
[完了]
[監視]-[画面表示]に移動します。
暗号化HDD(PD タイプ:SAS(SED)/NLSAS(SED)/SSD(SED))のプールを解除した場 合、構築時に設定した暗号化HDD 内の認証鍵は既定値に戻ります。利用者が認証鍵の設 定変更を行う必要はありません。
暗号化HDDの認証鍵を既定値に戻す処理(Pool解除)には若干の時間を要します。
暗号化HDDで構築されたプールを解除する際には、認証鍵初期化の確認の失敗を示すメ ッセージ(05046)が表示される場合があります。このメッセージが表示された場合は、
プールを解除した暗号化HDDを利用して再度プールを構築する前に、数分の間隔をあけ てください。