か「皮麟」を連想すると書いた 人が,「つや」に対しては全体 の人数(250名)の19.2%,「光 沢」に対しては皆無であったと
いう具合であるQi喪にあげた
以外1・こ, 「つや」に対してrは げ頭」 (0.8%).「なすの皮」
「婦人の魅力」 (ともにO.4%)
など,「光沢」に対して「くつ」
「ピアノ」 (とも}こO.4%)など
があった。表の結果から「つ
や」が人間のはだ・顔。髪やく だものなどを,「光沢」が宝石・金属・ガラス・陶器などを連想 させやすい傾向があることがわ かる。抽象的に疑えた中にも,
「つや/光沢」を「生物的/鉱
連想されるもの つや魂沢i はだ・麟 i
顔・顔色・ほほ i
i髪鞭毛 i
i生き物・動物 i
皮.毛皮 i
、くだもの喋実のんごi
木・木製器物・机・テーブル1
…鄭露霜柱 i
塗り物 i
縞地 生地 i
陶器類 i
ガ。ス.ガ。ス器 { 仏像 i自辮(卿体) 1 金属類・鋤 i
鉱物(的なもの) i
宝石・真珠・ダイヤモンド{齢属塗 i
i;+.z: gl
;ig 1 o・gl
o.s 1 18.41 o.sl s.ol s.ol Z・91i 2・fl O.81 g・sl 1・6i 8.o12.0 i O.8i 6.Oi 4.O I 12A i
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o.4 P i.21
2.4 li 19.2 ii o li 2. Ll
o・?l g.・?1
餌 4・Ol
(全体の入数は250名)
物的」,「動物的/人工的」,「生き生きした感じ/冷たい感じ」といった対比で とらえているものがあった。また,少数ではあるが,「光沢のひびきの方が深み のある高貴な感じがする」,「光沢の方が高価なものを連想します」というよ
うに,「光沢」の方に高貴・豪華な語感を認めるらしい回答があった。r光
沢.1が貴金属や宝石と結びつきやすいことと,漢藷が依然として保っている魅力とによるものであろうか。
ここで一つ注意すべきだと考えられることは,ドつや」とr光沢」を対比さ せて異同を問われると,何か違いがあるはずだという意識がはたらいて,すな わち異化の心理によって,自然な意識状態におけるよりは,差異の面がやや拡大 して出てくる可能性があるのではないかという点である。 (この点は以下の種々 な類義語の組についての閥いにおいても岡津である。)しかし,それにしても,上の ような相当に著しい語感上の傾向が出たことは興味深いG
問(エ)については,傾向は得られなかった。なお,聞(ア)〜(エ)のいずれにおいて も,男のグループと女のグループとでは陶一の傾向が嵐たし,それぞれの比率 においても,数%以内の差しかないものが多かった。問(ウ)における,大学生グ ループと祉会人グルーープとの間にも,著しい差は出なかった。
〈2)こわれたところを直す/こわれたところを修理する
問いの四つとも,90%以上ないし90%近く,一方の選択肢に反応が集中し
た○
まず,問(ア)の結果から,語そのものの感じにおいて,漢語であるr修理す る」の方が堅い感じがするという受け取り方が,一方的に多いという,きわめ て常識的な結果が出た。
くさる/腐敗する つかれる/疲労する いそがしい/多忙だ てがみ/書簡 のような,和語と漢語との同義的な対立についても,もし同じ問いを試みれ ば,おそらく和語よりも漢語の方が堅い感じがするという傾向が,かなりはっ きりと幽るだろうと推測される。
問(イ)(ウ)から,「直す」あるいは「修理する」という語の適用される対象物に おいて,「修理する」の方が「形がより大きいもの」 「構造がより複雑なも の」のこわれに関していう感じがするという,かなりはっきりした傾向が得ら れた。問←)からは,エつの動詞が適用される事態という点において,「なおす」
の方が,「かんたんになおりそうな感じ」がするという,明らかな傾向が出た。
これは,逆に言えば,「修理する」の方が「簡単セこはなおりにくい,複雑な工 程を経なけれぽならないという感じがする」と言いかえ得る結果であろう。
以上(イ)(ウ)(9)の結果は,次の間(オ)の結果とも,かなりよく符合してい 94
る。問(オ)では「こわれたところ を直す/こわれたところを修理 する」から,それぞれ具体的に,
どんなものを動作の対象として
連想するかを書いてもらった
が,具体的に物の名まえをあげ た回讐を整理すると,表21のようになる。表の見方はrつや/
光沢」の場合と同様である。表 の下の方の,機繊。自動車。自 転車ぱ,「修理する」から連想 すると書いた人しかなく,表の 上の方の,おもちゃ・表類・ノ
ート(書類)。たな(戸だな)・
本だな(本箱)は,「直す」から 連想すると書いた人しか存在し なかった。影壁の中閲にはさま れている物の名においても,
机・いすなどの家具は「直す」
から,
表 2圭
輝想・れた・の ﹁
瞬もちゃ
匝ろび・・…媚⑳・
1ノート・本類 1棚下だな)
ト
1本だな・本箱 順(の足ひきだし)
旨イ・
}家県
隊炉)・ド・(の翻 陣根
臨
i家(es)
iくつ(のかかと)
iラジオ・テレビ i時計
賭羅(車)
i機械(類,的)なもの 1___『__..tt_
凝漂創賦曜論曜譲暖鰍器量那
.す β潟β殴冷6﹄雌32ββ緬ゆ24000 642439432300121G
吊直﹂
(全:体の人数は250名)
ラジオ(テレビ)・時計などの機械的なものは「修理する」から連想され るものとしてあげた人が多かったと言える。表21にあげた以外に,「直す」に 鮒して「日常生活用贔」 (2.4%)「犬小屋」(1.2%) 「障子」(0.8%)r電気 製品」(0.4%)「修理する」に対して「電気製品」(2.0%)「飛行機」(1.2%)
「洗灘幾」(o・4%)「カメラ」(o.甥)があった。抽象的に筈えた・{・にも「自 分で直すことができるもの/專門家に頼まなければ,直せないようなもの」「朝 めし前にできるようなこと/時間がかかりそうな感じで,本腰のはいった仕 事」「自らの手で可能な範圏のもの,または簡単な道具で自らの手でできるも の/道具または機械を使って,自分以外の者の手でするもの」というような紺 立でとらえているものが,かなりあった。
問(エ)と(オ)に限り,社会人のグループにも質問したわけであるが,大学生のグ ループと非常によく似た結果が出ている。また,大学生。社会人のいずれにお いても,男と女の間の差はほとんど存在しない。
以上の結果から,語そのものの感じとして,「直す」より「修理する」の方 が堅い感じであり,語のさし示す事態として,「直すjより「修理する」の方 が高度の技術・器具を必要とする複雑なものだという感じは,かなり一般的に 持たれているだろうと推測される。
(3)女性向けの雑誌/婦人向けの雑誌
「女性」も「婦人」も,普通の語として一一般に用いられるようになったのは,
「女」よりずっとあとであろう。「婦人」は,「職業婦人」「婦人病」「国防婦 人会」など,第二次世界大戦前からの複合語も少なからずあったが,「女性」
は,文法上のfeminine genderの意味での用法と,「女性的」のような複合語も あったものの,特に戦後において,流行的にさかんに用いられ出したように推測 される。婦人雑誌の命名をみても,戦前からのものは「婦人」を,戦後発刊され たものは「女性」の文字を含んだものが多く,「女性」は戦後の時代の好みに 投じた語ではないかと推測し,問(ア)において「どちらの方が,より新しい感じ のことぽですか」という質問を試みたわけである。その結果は大体予想のとお りであったと言える。大学生のうち,男においても女においても80%以上が,
「女性」を,より新しい感じのことぽだと答えている。
語のさし示す対象において,2語は大体重なり合うはずであろう。しかし,
それぞれの語から思い浮かべやすい対象のイメージにおいては,微妙な差異が ありそうだ。問(イ)(ウ)はその点を予想して確かめようとした設問であったが,予 想を上圓るほど,はっきりとした傾向が出た。特に問(イ)においては,112人中
1人を除いて,みな「女性向けの雑誌」の方が,より若い年齢層をねらってい る感じがすると答えた。問(ロ)では,8割以上の人が「婦人向けの雑誌」の方が 内容がより高級そうな感じがすると答えた。
問(エ)の結果をまとめたのが,表22である。雑誌の種類・性質で答えたものを 表22の(1)に集計したが,表にあげたほかに,「女性」には「男女問の問題jr映
画」「音楽」(各0.9%)など,「婦入」には「医学・保健」「子供服」(各0.9 96