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第1回 通常総会

ドキュメント内 2003July-August Vol (ページ 55-66)

第1号議案:不動産シンジケーション協 議会の最終決算に関する件(報告)

第2号議案:平成14年度事業報告および 収支決算の承認に関する件

第1回 通常総会・懇親会を開催

第1回 通常総会

懇親会

事務局より、次のような説明がなされた。

平成15年度事業計画案は、不動産証券化市 場は創設期から成長期に入りつつあるとい う認識のもとに、市場を本格的な成長軌道 に乗せるための活動を行っていくとの基本 方針で立案した。これからの 3 年間で不動 産証券化市場を成長軌道にスムースに乗せ るということを中期目標として掲げており、

初年度である平成15年度は、

①より厚みのある市場の構築

②事務局体制の強化

③関係諸団体との連携強化

この 3 点を重点目標として活動していく 方針である。

具体的には、不動産証券化諸制度の改善 要望活動、市場動向委員会の新設、不動産 証券化税制研究会の新設、人材育成のため の教育プログラムの検討、資産流動化の手 引き研究会の新設、J-REIT普及促進キャン ペーンの継続実施、国際シンポジウムの開 催( 6 月10日)、会員の自主行動基準の策定 と規律委員会の新設、事業法・SPC・REIT など証券化商品市場を概観するデータの整 備、J-REITの商品特性に関する研究会、投 資行動研究会(継続)、開発型証券化の推進 施策に関する研究と提言、事務局体制の強 化のための活動、関係諸団体との連携強化 のための活動を行う計画である。

続いて、議案書に掲載の平成15年度予算 書総括表(案)が説明された。

その後、第 3 号議案は出席者に諮られ、

原案どおり異議なく承認された。

議長より、社団法人設立当初の役員すなわ ち現在の理事・監事の任期は平成15年 3 月 31日までとなっており、本日、理事・監事全 員を改選する必要があるが、平成14年11月 7 日開催の設立総会において、次期役員体制 も設立総会時に決議した体制を引き継ぐ趣 旨の議事を行っており、その趣旨に基づい て平成15年 4 月23日開催の理事会で理事・監 事候補者を議決したことが説明された。

続いて事務局が理事・監事候補者を読み 上げた後に、第 4 号議案は出席者に諮られ、

原案どおり異議なく承認された。

その後、総会を一時中断して、理事長、

副理事長、専務理事を選出するための臨時 理事会が開催され、その結果が事務局より 報告された。

以上で議事は終了し、最後に、平成15年 4 月23日に開催した理事会で決議した「社団 法人不動産証券化協会会員の自主行動基準」

の概要について、事務局から報告がなされ、

第 1 回通常総会は終了した。

第3号議案:平成15年度事業計画および

収支予算の決定に関する件 第4号議案:役員の改選に関する件

理事・監事(平成15年5月15日改選、任期は2年)  

■理事長 

 三井不動産(株)       代表取締役社長   岩沙  弘道  

■副理事長 

 住友信託銀行(株)    取締役社長     高橋 温   東急不動産(株)     取締役社長     植木  正威   (株)東京三菱銀行     頭 取       三木  繁光   野村證券(株)      取締役社長     古賀  信行   三菱地所(株)      取締役社長      木 茂 

■理 事 

 オリックス(株)       代表取締役社長   藤木  保彦   住友不動産(株)     取締役社長     高島  準司   中央三井信託銀行(株)  取締役社長     古沢   一郎   東京建物(株)      代表取締役社長   南 敬介   日興シティグループ証券会社 CEO        小嶋  歳晴   野村不動産(株)     取締役社長     中野  淳一   みずほ証券(株)      取締役社長     大澤  佳雄   (株)三井住友銀行     頭 取       西川  善文 

■専務理事 

 (社)不動産証券化協会   事務局長      巻島  一郎  

■監 事 

 清水建設(株)      代表取締役社長   野村  哲也   大和証券SMBC(株)    代表取締役社長   清田 瞭   三菱商事(株)      代表取締役社長   佐々木  幹夫 

わが国経済は、長引く景気の低迷や株価 の下落など、デフレスパイラルの淵に立っ ています。資産デフレからの脱却のために は、金融面からの政策的取り組みと同時に、

実体としての不動産の価値創造にも取り組 む必要があります。収益力のある不動産を 流動化し、再開発を促進し、ハード・ソフ ト両面から都市の魅力と価値を向上させ、

都市再生を実現していくことがきわめて重 要です。また、都市再生のための投資資金 需要と、多様な運用先を求める個人金融資 産や年金資産とを結び付けることも求めら れています。不動産証券化の推進はこれら を達成する有力な手段であり、国民経済的 意義を有する喫緊の課題であります。

現在、不動産証券化市場は、不動産特定 共同事業商品、資産流動化商品、J-REITな ど、商品ラインアップが多彩になり、質・

量ともに充実してまいりました。さらにこ の 4 月からは、上場株式とともにJ-REITに 関する個人投資家の配当、譲渡所得課税に 簡易な源泉徴収方式が導入され、当初 5 年 間の税率を10%に軽減する措置も実現し、

また、東証REIT指数も公表され始めました。

最近のJ-REIT投資口価格は、TOPIXと比 較しても堅調に推移しており、機関投資家 や個人投資家のご理解や浸透も一段と進ん でいます。市場の健全な発展に向けての環 境が整いつつあると思います。

しかしながら、わが国の現下の不動産証 券化市場は、全体で見ても、国民経済や不 動産市場の規模に照らせばまだまだ小さく、

持続的に拡大させることが必要な段階にあ ります。

当協会では、中期目標として、今後 3 年 の間に不動産証券化市場をスムースに成長 軌道に乗せるということを掲げ、種々の活 動を積極的に展開していく所存です。不動 産証券化市場のいっそうの発展のためにも、

固定資産税負担の適正化等、実物不動産に ついてのさらなる税制改正も必要であり、

こうした制度的な問題にも関係諸団体と連 携しながら、不動産証券化を推進する立場 から取り組んでまいりたいと存じます。

第1回通常総会終了後、 会場を移して懇親会を開催しました。中馬弘毅国土交通副大臣、

伊藤達也内閣府金融担当副大臣をはじめとする多数の国会議員、官庁関係者、友好団体、マ スコミ、会員など、約450名の方にご臨席いただきました。

主催者あいさつ

社団法人 不動産証券化協会 理事長

岩沙 弘道

日時:平成15年5月15日(木)

午後6時〜8時

場所:霞が関ビル34階「ロイヤルルーム」

懇 親 会

本日、社団法人不動産証券化協会の第 1 回通常総会・懇親会が盛大に開催されます ことを心よりお慶び申しあげます。

貴協会におかれましては、平成 2 年に前 身の不動産シンジケーション協議会が設立 されて以来、不動産証券化の推進に多大の ご尽力をいただいており、深く敬意を表す る次第です。

さて、わが国の経済状況を見ますと、景 気はおおむね横ばいとなっておりますが、

不透明な状況であります。政府といたしま しては、内外の金融・経済情勢等を注視し つつ、引き続き金融・税制・歳出および規制 の4本柱の構造改革を一体的かつ整合的に実 行することにより、民間需要主導の持続的 な経済成長の実現をめざしているところで あります。

このようななかで不動産証券化は、1,400 兆といわれる個人金融資産を不動産市場に 呼び込み、土地に対する実需を喚起する施 策であり、資産デフレの解消に向けた切り 札としてその意義は大きいと考えます。

とくに個人投資家が容易に購入することが できるJ-REITにつきましては、一昨年 9 月 に 2 つの投資法人が東京証券取引所に上場 されて以降、現在では 6 つの投資法人が上 場されており、113万口、約6,000億円の証券

が流通し、これまでに約9,000億円の不動産が 投資法人によって取得されるなど、投資法 人が強力な不動産の買い手となっています。

また、平成15年度税制改正により、この 4 月から個人投資家の配当課税につきまし て申告不要額上限が撤廃され、かつ今後 5 年間については税率が20%から10%に軽減 されたことから、個人投資家のJ-REIT購入 が促進される動きになってきております。

今後ともこのような潮流をさらに大きな ものといたしまして、不動産証券化市場を 健全に発展させていくことが必要でござい ますが、そのためには信頼性の高い、魅力 のある商品の供給、投資家保護、人材育成 など、さまざまな課題に取り組んでいく必 要があります。

こうしたなかで、金融・不動産の業際的な 団体として貴協会が昨年末設立され、不動 産証券化商品に関する普及・啓発活動に取 り組まれていること、そして、本日第 1 回通 常総会が開催されましたことは非常に意義 深いことでありまして、今後いっそうのご 尽力をお願い申し上げる次第でございます。

終わりに、貴協会のますますのご発展と 会員各位ならびに本日ご列席の皆様方のご 活躍とご健勝を心より祈念いたしまして、

お祝いの言葉といたします。

来賓ごあいさつ

国土交通副大臣

中馬 弘毅

ドキュメント内 2003July-August Vol (ページ 55-66)