• 検索結果がありません。

第 3 章 倉庫内分析データ可視化への AR 活用

3.4 倉庫内可視化ツールの開発

3.4.3 画面設計

倉庫内可視化ツールの画面フローが図 3.11である.

図 3.11 画面フロー

初期設定画面,2D マップ画面,3D マップ画面,AR 画面が用意されている.起動 すると初期設定画面が表示され,設定後, 2Dマップ画面,3Dマップ画面,AR画面 へ移行する.各画面は切り替えが可能である.以降に各画面の開発内容について説明

27 する.

(1). メニュー画面

初期設定画面は,図 3.12に示す要素で構成される.

図 3.12 初期設定画面

まず,表示するデータを選択するため,地図データ(3.4.2 項(3)~(6)の 1 式)と表

示データ(3.4.2項(1)(2)の 1 式)を選択する.決定したら,参照ボタンを押下し,表

示単位を棚単位,ロケ単位,在庫(商品)単位から選択し,表示画面を 2D マップ画 面,3Dマップ画面,AR画面から選択し,OKボタンを押下する.設定した内容に 応じて,各画面が表示される.

(2). 2Dマップ画面

2Dマップ画面は,図 3.13に示す機能で構成される.

図 3.13 2Dマップ画面 各機能の詳細は下記である.

① 表示画面切り替え

2Dマップ画面,3Dマップ画面,AR画面の切り替えを行う.

28

② 表示対象単位切り替え

情報を表示する対象の単位を,棚単位,ロケーション単位,商品種別単位で切 り替える.

③ 詳細情報表示対象

詳細情報を表示したい対象(棚,ロケーション,商品種別)を画面タップして,選 択する.

④ 詳細情報表示

③で選択した対象に関する詳細情報を表示する.詳細情報は,商品番号,商品 名,表示データ数値等の他,入力した表示データ内に予め用意した任意の補足 情報を表示する.

⑤ 表示データ変更

複数の表示データを用意している場合には,表示データを切り替える.

⑥ 現在位置取得

倉庫内で本ツールを使用している場合には,AR画面と連携することで,現在の 自分の位置を表示に反映させる.現在位置取得ボタンを押下すると,AR画面が 表示され,近辺の倉庫内に配置されているマーカーを撮影することで,タブレ ットの現在位置を取得し,2Dマップの中央を該当位置で表示する.

⑦ 段数変更

棚は複数の段で構成されているため,どの段を表示させるかを選択する.

⑧ データ検索

表示データを検索する.表示している段の棚番号,ロケーション番号,商品番 号,数値から,任意の数(文字)に一致するもの,もしくは,任意の範囲に含まれ るものを検索し白丸で表示する.全検索ボタンを押下すると,表示段に関係な く全ての検索対象箇所を検索する.図 3.14は検索例である.

図 3.14 検索例

29 (3). 3Dマップ画面

3Dマップ画面は,図 3.15に示す機能で構成される.

図 3.15 3Dマップ画面

①から⑥については(2)の①から⑥と同様の機能である.⑨について説明する.

⑨ 視点変更

3Dマップ内の視点を自由に変更する.上下,前後左右への移動の他,上から俯 瞰してみる角度への移動,人の目線位置への移動が可能である.

(4). AR画面

AR画面は,図 3.16に示す機能で構成される.

図 3.16 AR画面

①から⑥については(2)の①から⑥と同様の機能である.⑩以降について説明する.

⑩ AR表示リセット

AR表示の重畳される位置が実際の映像からずれた場合に,AR表示を初期化し,

表示し直す.

30

⑪ 撮影モード

倉庫内で分析している際に,ログとして表示をキャプチャ保存する場合に,AR 表示が邪魔にならないように,色つきの矩形表示を消去する.

⑫ メモ機能

倉庫内で分析をしている際に,メモを残す.メモボタンを押下後,メモを付加 したい対象をタップし,メモをテキスト入力する.以降は,対象をタップ時,

詳細情報内に付加したメモも表示される.

3.5 評価実験と考察