第 4 章 重力モデルに基づく配送センターの最適立地の選定
4.2 市町村区分の理論と決定
4.2.2 市町村区分の決定
99
表
4.4 市別センター別顧客数と物量分析概括
表
4.5
豊川エリアP1
センタ~P11センタ100
表
4.7
豊橋エリアP24
センタ~P30センター表
4.8
新城エリアP31
センター~P34センター101
表
4.9
北設楽郡エリアP35
センターと岡崎市エリアP36
センター~P38センター表
4.10 38
エリアマップ実距離方式の距離テーブル(到着地P1~P13)
102
表
4.11 38
エリアマップ実距離方式の距離テーブル(到着地P14~P26)
表
4.12 38
エリアマップ実距離方式の距離テーブル(到着地P27~P38)
4.2.2.1 最適立地範囲の決定方法~センター候補立地数の選定方法
実距離方式は, Yahoo! Open Local Platform (YOLP) により
Geocoding
を実施した13,012
軒の顧客住所を全て緯度経度情報に変換し, 住所の記載に誤りがあるデータは手作業で 検索・調査の上修正した。また, Google Maps APIでも可能だが, API使用回数制限は1
日あたり2,500
数のため, 今回はYOLP
を用いることとした。また, 前述したグル―ピン グされた顧客情報をグループごとに分け, さらに, 各グループ内に含まれる顧客情報を 元に, 緯度経度情報と輸送量 (ℓ) から重心座標 (緯度経度) を求めた。直線近似方式は, 地球の半径r
= 6378.137 km (赤道半径) の球と仮定した場合, 地点A (経度 x 1 , 緯度 y 1 )
103
と地点
B (経度 x 2 , 緯度 y 2 ) の距離 d
は以下の式が導かれる。( )
{ sin 1 sin 2 cos 1 cos 2 cos 2 1 }
arccos y y y y x x
r
d = + −
。しかしながら, 現実的には, 地球は「地球楕円体」
(楕円球)のため, 誤差がかなり生じ
る。そこで, 市町村間の距離マトリックスを作成するための手法として, 実際の距離を地 図上で求める実距離方式と地図上で直線近似する方式を採用した(図4.4)。さらに町村主 体のエリアを38区分の距離表に基づいて, ℓkマトリックスを作成し, シミュレーション の基礎資料が完成した事になる(表4.12)。
図4.4 町村ベースの対象地域の選定プロセス
又, 38エリア区分を地図上にて識別した詳細を示したのが図4.5である。市街化地域の ブロックの密度が高く, 郊外では顧客が散在している事が如実に判る。この様な顧客分布 特性からすると最適立地が, 過密地域と過疎地域のバランスを配慮するであろう結果を 容易に推測できる。実際, シミュレーション結果からすると, 最適立地2ヶ所では, 過密 地域1ヶ所と過疎地域1ヶ所となっている。
104
表4.13 38エリアマップ実距離方式のℓk表距離テーブル(到着地P1~P22)
表4.14 38エリアマップ実距離方式のℓk表距離テーブル(到着地P23~P38)
105
表4.15 38エリアマップ直線近似距離方式のℓk表距離テーブル(到着地P1~P22)
表4.16
38エリアマップ直線近似距離方式のℓk表距離テーブル(到着地P23~P38)
106
図4.5 38エリアマップ実距離方式の地図
4.2.2.2
町村ベースの対象地域の選定プロセスと対象地域の選定最終的には対象地域の市町村を38ヶ所に纏めて市町村別に, 顧客, 輸送量等の必要な 基本情報を整理した(表4.17)。
表4.17 町村ベースの対象地域の選定
4.2.2.3 対象町村分布マップ
P1
からP38
の対象町村分布マップは, 38エリアに区分し各々のセンターは, 顧客軒数 と輸送量分析おいて, P1豊川市:142軒・輸送量 11,050ℓ, P2 豊川市:667軒・輸送量 54,370ℓ, P3 豊川市:471軒, 輸送量 36,190ℓ, P4 豊川市:346軒・輸送量 30,390ℓ, P5 豊 川市:217軒, 輸送量 20,490ℓ, P6 豊川市:129軒・輸送量 9,150ℓ, P7 豊川市:519軒, 輸送量 44,140ℓ, P8 豊川市:764
軒, 輸送量 55,850ℓ, P9 豊川市:316
軒・輸送量 25,050ℓ,P10 豊川市:313
軒・輸送量 29,170ℓ, P11 豊川市:290軒・ 輸送量 27,280ℓ, P12 豊川 市:165軒・ 輸送量 24,050ℓ, P13 豊川市:183軒・輸送量 14,850ℓ, P14 豊川市:198 軒・輸送量 27,580ℓ, P15 豊川市:415軒・輸送量 38,070ℓ, P16 豊川市:420軒・輸送量 36,780ℓ, P17 豊川市:212軒・輸送量 18,540ℓ, P18 豊川市:624軒・輸送量 52,570ℓ, P19107
豊川市:259軒・輸送量 19,450ℓ, P20 豊川市:259軒・輸送量 29,730ℓ, P21 豊川市:209 軒・輸送量 20,250ℓ, P22 豊川市:661軒・輸送量 51,010ℓ, P23 豊川市:267軒・輸送量 23,850ℓ, P24 豊橋市:299軒・輸送量 23,900ℓ, P25 豊橋市:359軒・輸送量 33,940ℓ, P26 豊橋市:276軒・輸送量 32,600ℓ, P27 豊橋市:608軒・輸送量 49,380ℓ, P28 豊橋市:398 軒・輸送量 39,060ℓ, P29 豊橋市:303軒・輸送量
17,800ℓ, P30 豊橋市:522
軒・輸送量 63,980ℓ, P31 新城市:461軒・輸送量 54,900ℓ, P32 新城市:360軒・輸送量 36,950ℓ, P33 新城市:441軒・輸送量 32,690ℓ, P34 新城市:142軒・輸送量 5,660ℓ, P35 北設楽郡:357
軒・輸送量 15,070ℓ, P36 岡崎市:233軒・輸送量 23,830ℓ, P37 岡崎市:126軒・輸 送量 9,490ℓ, P38 岡崎市:62軒・輸送量 7,650ℓ である。P23
センターは, 顧客数は8,065
軒である(図4.28
と図4.30)。
豊橋エリアの場合は, P24 センターからP30
センターで, 顧客数は2,765
軒である。新城エリアは, P31センターか らP34
センターである。表4.8
では, 北設楽郡エリアは, P35センターと岡崎市エリアはP36
センター~P38センターである(図4.8
から4.45)。
図
4.6 P1 豊川市:142
軒・輸送量 11,050ℓ 図4.7 P2
豊川市:667軒・輸送量 54,370ℓ108
図
4.8 P3
豊川市:471
軒・輸送量 36,190ℓ 図4.9 P4 豊川市: 346
軒・輸送量 30,390ℓ図
4.10 P5 豊川市: 217
軒・輸送量 20,490ℓ 図4.11 P6 豊川市: 129
軒・輸送量 9,150ℓ図
4.12 P7
豊川市:519
軒・輸送量 44,140ℓ 図4.13 P8
豊川市:764
軒・輸送量 55,850ℓ109
図
4.14 P9
豊川市:316
軒・輸送量 25,050ℓ 図4.15P10 豊川市: 313
軒・輸送量 29,170ℓ図
4.16 P11
豊川市:290
軒・輸送量27,280ℓ
図4.17 P12
豊川市:165
軒・輸送量 24,050ℓ図
4.18 P13 豊川市: 183
軒・輸送量 14,850ℓ 図4.19 P14
豊川市:198
軒・輸送量 27,580ℓ110
図
4.20 P15
豊川市:415
軒・輸送量 38,070ℓ 図4.21 P16
豊川市:420
軒・輸送量 36,780ℓ図
4.22 P17
豊川市:212
軒・輸送量 18,540ℓ 図4.23 P18
豊川市:624
軒・輸送量 52,570ℓ図
4.24 P19
豊川市:259
軒・輸送量 19,450ℓ 図4.25 P20
豊川市:259
軒・輸送量 29,730ℓ111
図
4.26 P21
豊川市:209
軒・輸送量 20,250ℓ 図4.27 P22
豊川市:661
軒・輸送量 51,010ℓ図
4.28 P23
豊川市:267
軒・輸送量 23,850ℓ 図4.29 P24
豊橋市:299
軒・輸送量 23,900ℓ図
4.30 P25
豊橋市:359
軒・輸送量 33,940ℓ 図4.31 P26
豊橋市:276
軒・輸送量 32,600ℓ112
図
4.32 P27
豊橋市:608
軒・輸送量 49,380ℓ 図4.33 P28
豊橋市:398
軒・輸送量 39,060ℓ図
4.34 P29
豊橋市:303
軒・輸送量 17,800ℓ 図4.35 P30
豊橋市:522
軒・輸送量 63,980ℓ図
4.36 P31
新城市:461
軒・輸送量 54,900ℓ 図4.37 P32
新城市:360
軒・輸送量 36,950ℓ113
図
4.38 P33
新城市:441
軒・輸送量 32,690ℓ 図4.39 P34
新城市:142
軒・輸送量5,660ℓ
図
4.40 P35
北設楽郡:357
軒・輸送量 15,070ℓ 図4.41 P36
岡崎市:233
軒・輸送量 23,830ℓ図
4.42 P37
岡崎市:126
軒・輸送量 9,490ℓ 図4.43 P38
岡崎市:62
軒・輸送量 7,650ℓ114 4.2.2.4
エリア内重心地の推定結果Yahoo! Open Local Platform (YOLP) により Geocoding
を実施した13,012
軒の顧客住 所を全て緯度・経度情報に変換し, 住所の記載に誤りがあるデータは手作業で検索・調査 の上修正した。また, Google Maps APIでも可能だが, API使用回数制限は1
日あたり2,500
数のため, 今回はYOLP
を用いることが可能であり, 各グループ内に含まれる顧客情報を 元に, 緯度・経度情報と輸送量(ℓ)から重心座標(緯度経度)を求めた。さらに, 導出した 各エリアの代表地点の座標を基に, 全38
箇所の住所情報へ変換したが, Google MapsGeocoding API
によりReverse Geocoding
を実施した(図4.44)。
図