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最適立地単価の考察

ドキュメント内 並びにゾーン配送単価の評価に関する研究 (ページ 177-180)

第 5 章 最適立地単価に基づくゾーン配送単価の総合評価

5.5 考察

5.5.2 最適立地単価の考察

4

方式

, 4

型式

,

及び

5

立地数の合計

53

の結果から各方式のベストケース

16

ケースを選択 し

,

更に

,

ベストケースの代表

4

ケースを選択し

,

要約したのが最適立地最終評価表

(

5.19)

~ベストケースである。ベストケースから更に方式毎のベストを降順ベースで総順位

を付け

,

1

38Map

直線近似法で配送センター

P7, P14, P3

3

ヶ所

,

配送センター金額

12,515,717

,

2

2560Map

直線近似方式で配送センター

3

ヶ所

,

配送センター金額

12,788,794

,

3

35

マップ実距離方式で配送センター

3

ヶ所

, P17, P29, P30

3

ヶ所

,

配送 センター金額

13,468,158

,

4

38Map

直線近似法で

,

配送センター

3

ヶ所

P2, P11, P32

,

配送センター金額

14,927,509

円となっている。

一方

,

最適立地評価表のワーストケースは

,

全てのケースで配送センター立地は

1

ヶ所 となっている。最悪のケースは

, 35

マップ実距離方式で配送センター

P9,

同コスト

19,133,937

,

次いで

38Map

直線近似法で配送センター

P9,

同コスト

19,133,937

,

5,849,700

,

3

位は

2560MapMesh

直線近似法で配送センターコスト

15,519,760

,

4

位 が

35

実距離方式で配送センター

P10,

同コスト

15,339,159

円の順位となっている

(

30)

。し かしながら

,

既存配送センターの立地は

P9

に在り

,

最適立地に隣接するか又は

,

ほぼ最適 立地に位置している。従って

,

比較してもあまり意味がない。そこで

, The Second Lowest

と比較して評価しなければならない

(

31)

現行配送センター費は

, 21,191,018

円であるが

,

これに対して

MiniMini(

最小の最小で最 善の最善を示す

)

の第

1

38Map

直線近似法で配送センター

3

ヶ所

,

配送センター金額

12,515,717

円と比較すると約

59.1

(▲8,675,301

)

である事が判る。つまり

,

現行配送セン

171

ターコストに対して約

40.9

%の削減の余地があるという事である。具体的には

,

現行

10ℓ

単価

260

円が

153

(▲107

), 20ℓ

単価

520

円が約

307

(▲213

),

及び

50ℓ

単価

635

円が

375

(▲260

)

と云う事になる。

一方

,

最悪と思われる

38Map

直線近似法の配送センターコストを見ると

19,133,937

円で ある。これを現行配送センターコスト

21,191,018

円と比較すると約

90.3

(▲2,057,081

)

である事が判る。つまり

,

現行配送センターコストに対して約

9.7

%の削減の余地があると いう事である。具体的には

,

現行

10ℓ

単価

260

円が

235

(▲25

), 20ℓ

単価

520

円が約

470

(▲50

),

及び

50ℓ

単価

635

円が

573

(▲62

)

と云う事になる。

更に

,

本シミュレーションからは勿論の事

,

現実的な経営戦略とすると

1

ヶ所以外の配 送センターと比較しなければ無意味である。そこで

, MaxMax(

最大の最大で最悪の最悪を

示す

)

の第

1

2560Map

メッシュ直線近似法で配送センター

2

ヶ所

,

配送センター金額

14,675,445

円を比較すると約

69.3

(▲6,515,573

)

である事が判る。つまり

,

現行配送セン ターコストに対して約

30.7

%の削減の余地があるという事である。具体的には

,

現行

10ℓ

単価

260

円が

180

(▲80

), 20ℓ

単価

520

円が約

360

(▲160

),

及び

50ℓ

単価

635

円が

440

(▲195

)

と云う事になる。最悪の最悪のケースに於いても価格設定の競争力或は

,

弾力性

は十分あるものと推察できる。

結論的には

,

単価見直しを最適立地モデルに依って最適立地を選択し

,

実施運営するこ とに依って経営革新の次の手を打つことが可能であり

,

加えて価格競争力或は単価是正 能力の余力が十分あることが明らかになった。

最適立地単価については最適立地の中におけるベストケース

,

ワースト

2

位のケース及 びワーストケースを対象に考察をする。

Mini/Max

比較で十分とする考えもあるが

,

本研 究の対象としている現行配送センターは

P9

に位置し

,

最適立地ないしは最適立地の隣接 に在りワーストケースと

10

%未満の差異しかないという特殊事情から

, The Second Lowest

との比較を試みたものである。

① 最適単価ベストケース

最適単価のベストケースは

,

理想型

3

ヶ所の計

4

ケースが対象となり

,

その中で

The Best

of The Best Model

は全体でコストミニマムの立地である

38Map

直線近似方式理想型モデル

である。従って

,

本項では

38

マップ直線近似方式理想型モデルを代表として検討する。

現行

ℓk@

基準単価を基準として

,

三ケースと比較分析結果を示したのが表

5.18,

5.19,

及び表

5.20

であ。配送センターに依って重心距離が異なる為

, ℓ

別推定単価は異なるがこれ を要約すると下記の通りである。尚

,

ここで競争力或は弾力性とは現行単価水準に対して

±

0の状態にまで単価引き下げを維持できる能力或は幅である。

・配送センター

P2, P11,

及び

P32

の容器別単価が一定でないのは

,

配送センター別

,

容器別 に重心距離を推定し

,

これに基づいて単価推定をしたからである。従って

,

配送センタ

172

P2

では

10ℓ, 20ℓ, 50ℓ

のそれぞれの単価は

13

, 35

, 113

円であるがこれは容器毎に重 心距離を推定した結果から生じたものである。

10ℓ

の換算単価は

, 13

, 22

, 155

円で現行の一律単価

260

円と比較すると大きな差がある。距離 基準単価制に移行した場合には

,

最小

106

円から最大

155

円の価格競争力が期待できる。

20ℓ

も同様で

,

単価差からすると

, P2

485

, P11

470

,

及び

P32

383

円の価格競争力 が期待できる。

50ℓ

の場合は

,

単価差は

P2

522

, P11

516

,

及び

P32

457

円であり

,

別の見方をする と現行単価との差はそれぞれ

103

, 109

, 168

円となり

,

分岐点単価を意味する事にな る。

・全体で見ると

,

単価差は

160

, 461

, 508

円り

,

非効率順位は

10ℓ, 50ℓ, 20ℓ

である事が明 らかである。

5.19

最適単価ベストケース数値結果表

出典:陳玉燕

,

佐藤哲也

,

唐澤豊

,

豊谷純

,

若林敬造

,

最適立地モデル支援型配送単価設定 に関する基本的研究

,

日本ロジスティクスシステム学会誌

, Vol.15, No.1, p. 74, 2016

3

② 最適単価ワーストセカンドケース

本項では

,

ワーストケースはマクロ的には

90.3%(16,091,641

÷19,133,097

円:直接配送 原価

÷

最適立地費用

)

である為言及はしないで

, 38Map

実距離方式のワーストセカンドケー スのみに就いて寸考する

(

5.20)

。ワーストケースに就いては表

5.21

を参照されたい。

173

10ℓ

の換算単価は

, 15

, 13

,

該当なし

, 24

,

及び

155

円で現行の一律単価

260

円と比較 すると大きな差がある。単価の分散が大きい原因は

,

配送センターと顧客の距離バラン スから生じている。基準単価制に移行した場合には

,

最小

105

円から最大

245

円の価格競 争力が期待できる。

20ℓ

も同様で

,

単価差からすると

, P9

492

, P2

486

, P19

487

, P26

485

円及び

P32

375

円の価格競争力が期待できる。

50ℓ

の場合は

,

単価差は

P9

565

, P2

523

, P19

553

, P26

550

円及び

P32

465

円の 価格競争力が期待できる。つまり

,

当該数値はとりもなおさず競争力分岐点を意味して いる。

・全体で見ると

,

単価差は

161

, 473

, 539

円となり

,

非効率順位は

10ℓ, 50ℓ, 20ℓ

である事 はベストケースと同様である。

5.20

最適単価

The Worst Second

数値結果表

出典:陳玉燕

,

佐藤哲也

,

唐澤豊

,

豊谷純

,

若林敬造

,

最適立地モデル支援型配送単価設定 に関する基本的研究

,

日本ロジスティクスシステム学会誌

, Vol.15, No.1, p. 74, 2016

3

ドキュメント内 並びにゾーン配送単価の評価に関する研究 (ページ 177-180)