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消防団に関連する公有財産について

ドキュメント内 2017 包括外部監査の結果報告書 (ページ 189-195)

(1)概要

ア 消防団に関連する公有財産の特色

消防局の保有している公有財産の内、消防団に関連する公有財産について は、消防の任務を遂行するという特性から、姫路市消防局の管理する財産で ありながら、姫路市消防局の職員以外で構成される消防団あるいは消防団員 が必要に応じて使用し、直接的に維持管理に当たるものであるという特色が ある。

また、消防団関連の公有財産のうちで、土地には、姫路市が、公用又は公 共用に供する目的で借受けているものがあるが、これらについては、姫路市 公有財産規則による行政財産の管理の例により管理することになっている

(姫路市公有財産規則第4条)。

イ 平成 29 年度末現在の消防団に関連する主な公有財産

消防団に関連する非常備消防に係る公有財産には、分団詰所、消防車庫、

消防倉庫、これらの敷地等があるが、主なものは次のとおりである。

<主な消防団関連の公有財産(土地・建物)> (平成29年度末現在)

消防団 分団名 施設名称(*1) 土地(*2) 建物 建築等年度 耐震化 姫路東 城南分団 消防ポンプ庫 市有 市有 S61 対応済

(*3) 城巽分団 車庫 市有 市有 H4 対応済

城東分団 消防車庫 市有 市有 S63 対応済

東分団 詰所 市有 市有 S60 対応済

城北分団 消防車庫 市有 市有 H3 対応済

城乾分団 車庫 市有 市有 H15 対応済

広峰分団 消防ポンプ車庫 市有 市有 S54 対応済 野里分団 車庫 市有 市有 S59/S63更新 対応済

水上分団 車庫 市有 市有 S63 対応済

増位分団 車庫 市有 市有 H12 対応済

砥堀分団 車庫 市有 市有 H7 対応済

花田分団 車庫 市有 市有 H7 対応済

四郷分団 車庫 市有 市有 S61 対応済

御国野分団 車庫 市有 市有 H1 対応済

別所分団 車庫 借地 市有 S63 対応済

谷外分団 消防車庫 占用(*4) 市有 S55 未対応 谷内分団 消防ポンプ庫 市有 市有 S56 対応済

山田分団 車庫 市有 市有 S60 対応済

船津分団 車庫 借地 市有 S60 対応済

姫路西 船場分団 消防車庫 市有 市有 H16 対応済

城西分団 車庫 市有 市有 H8 対応済

安室分団 車庫 借地 市有 H6 対応済

安室東分団 消防ポンプ車庫 市有 市有 S55 対応済

高岡分団 車庫 市有 市有 H4 対応済

高岡西分団 車庫 市有 市有 H7 対応済

荒川分団 車庫 市有 市有 H10 対応済

手柄分団 車庫 市有 市有 H13 対応済

城陽分団 車庫 借地 市有 S56 対応済

曽左分団 車庫 市有 市有 H15 対応済

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消防団 分団名 施設名称(*1) 土地(*2) 建物 建築等年度 耐震化

姫路西 峰相分団 車庫 市有 市有 H9 対応済

白鳥分団 詰所 市有 市有 H17 対応済

青山分団 車庫 市有 市有 H9 対応済

太市分団 消防車庫 市有 市有 S54 未対応

林田東分団 消防車庫 市有 市有 S53/H2更新 対応済

林田西分団 消防車庫 市有 市有 S54 未対応

飾磨 橋東分団 消防車庫 市有 市有 H8 対応済

橋西分団 消防車庫 占用(*5) 市有 H14 対応済

高浜分団 車庫 借地 市有 H3 対応済

妻鹿分団 車庫 市有 市有 H10 対応済

白浜分団 車庫 借地 市有 S63 対応済

津田分団 車庫 市有 市有 H13 対応済

英賀保分団 車庫 市有 市有 H11 対応済

広畑分団 広畑分団車庫 市有 市有 H11 対応済

水管洗滌地 市有

広畑西分団 車庫 借地 市有 S57 対応済

八幡分団 車庫 市有 市有 S56 対応済

八木分団 消防ポンプ庫(木場) 市有 市有 S53 未対応 消防ポンプ庫(八家) 市有(*6)

糸引分団 消防車庫 市有 市有 H25 対応済

的形分団 消防車庫 市有 市有 S55 未対応

大塩分団 消防車庫 市有 市有 S61 対応済

網干 勝原分団 車庫 市有 市有 S62/H25新築移転 対応済

旭陽分団 消防車庫 市有 市有 S55 未対応

網干分団 消防車庫 市有 市有 H14 対応済

消防車庫(大江島) 市有

余部分団 車庫 市有 市有 H12 対応済

大津分団 車庫 市有 市有 S62/H3更新 対応済

大津茂分団 車庫 市有 市有 H6 対応済

家島町 宮分団 本部詰所 市有 市有 H2 対応済

詰所 借地 市有 S58 対応済

真浦分団 詰所 市有・借地 市有 H10 対応済

消防倉庫(中山) 市有 市有 不明 未対応

消防倉庫(網手ノ浜) 市有 市有 H6 対応済 消防倉庫(右ノ浦) 市有 市有 H14 対応済

真浦地区防災用地 借地

坊勢分団 本部詰所 借地 市有 H3 対応済

詰所 借地 市有 S58 対応済

カズラ倉庫 市有(*7) 市有 H25 対応済

男鹿分団 詰所 借地 市有 S56 対応済

消防自動車倉庫(男鹿) 借地 市有 H11 対応済

夢前町 置塩分団 消防車庫 市有 市有 H20 対応済

古知分団 消防車庫 市有 市有 H20 対応済

前之庄分団 消防車庫 市有 市有 H19 対応済

山之内分団 消防車庫 市有 市有 H19 対応済

菅生分団 消防車庫 市有 市有 H21 対応済

上菅分団 消防車庫 市有 市有 H20 対応済

莇野分団 消防車庫 市有 市有 H19 対応済

香寺町 中寺分団 消防車庫 市有 市有 H22 対応済

野田消防車庫 市有

香呂分団 消防車庫 市有(*8) 市有 H22 対応済

香呂南分団 車庫 市有 市有 H22 対応済

安富町 安富南分団 消防車庫 市有 市有 H21 対応済

安富北分団 消防車庫 市有 市有 H21 対応済

(消防局提供資料等を基に作成)

(*1)名称は原則として公有財産台帳によっている。

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(*2)下記の(*7)(*8)以外の市有地は消防局総務課の管理地である。

市有/借地等の区分は消防局作成の施設調書等によっている。

(*3)豊富分団の本部詰所は姫路東消防署豊富出張所に併設されているため、公有財産台帳には土地・建物は同 出張所として一括で登録されている。

(*4)兵庫県道路公社の道路敷地であり、占用許可を受けて使用している。

(*5)港湾水域(公共空地)であり、兵庫県中播磨県民センター長の占用許可を受けて使用している。

(*6)新築移転予定地(平成30年度に建築工事実施予定)

(*7)坊勢運動広場用地の一部

(*8)香寺事務所管理地

ウ 公有財産の登記について

姫路市における公有財産の登記については、姫路市公有財産規則第

37

条 等に規定されている。

消防局によれば、所管する消防団関連の公有財産の登記については、常備 消防の場合と同様に、次のとおり取り扱われている。

① 姫路市の公有財産である土地については、登記を行っている。

② 姫路市の公有財産である建物については、姫路市公有財産規則第

37

条 但し書きの規定に従い、借地等の姫路市以外のものが所有する土地の上 に、姫路市が建物を建設した場合は不動産登記をしているものの、姫路 市所有の土地に建設した建物の場合については登記を行っていない。

(2)監査手続

実施した監査手続は、次のとおりである。

① 消防団に関連する公有財産についての概要を把握するとともに、関連 する法令、条例、規則等を閲覧し、内容の検討を実施した。

② 消防団に関連する公有財産に係る詳細な資料を入手して閲覧・検討を 行い、必要に応じて担当者への質問を実施した。

(3)監査結果及び意見 ア 監査結果

(ア)消防団施設に係る土地の貸借契約書について

姫路市における各消防団の施設には、市有地の上に建設されているもの と借用地又は公共団体等から占用許可を得た土地(以下、「借用地等」とい う。)の上に建設されているものがある。

消防局が平成

29

年度に作成し監査事務局に提出した施設調書により、

借用地等の上に建設されている消防団の施設を把握したところ、

25

件の消 防団施設が借用地等の上に建設されていることが判明した。

これらの施設が建設されている借用地等について、施設調書と消防局が 保管している借地に係る土地貸借契約書及び占用許可を得ている土地に係 る占用許可書の突合を実施した結果、手続の実施時点で、次の7件の施設 が建設されている土地については、土地貸借契約書の存在を確認すること ができなかった。

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消防団 分団名 施設名 所在地 家島町消防団 真浦分団 真浦分団詰所(*1) 家島町真浦596 家島町消防団 真浦分団 真浦分団消防車庫(網手ノ浜) 家島町真浦2061-19 家島町消防団 宮分団 宮分団詰所 家島町宮1630-3 家島町消防団 坊勢分団 坊勢分団本部詰所 家島町坊勢699-2 家島町消防団 坊勢分団 坊勢分団詰所 家島町坊勢701-3 家島町消防団 男鹿分団 男鹿分団詰所 家島町宮2165-11 家島町消防団 男鹿分団 消防自動車倉庫(男鹿) 家島町宮2165-15

(出典:消防局提供資料)

(*1)敷地の一部が市有地であり、一部が借用地である。

したがって、上記の消防団施設が建設されている土地について、土地の 貸借契約について書面では確認できないということになる。

契約は、当事者同士の意思表示の合致により成立するため、契約書が存 在しなくてもその契約は無効であるとはいえない。したがって、上記の消 防団施設の建設されている土地についての貸借契約が存在しているとすれ ば、その貸借契約は貸借契約書がないことをもって無効であるとはいえな い。

しかしながら、監査手続実施時点では、上記の消防団施設の建設されて いる土地については、土地貸借契約書の存在が確認できていないため、土 地の貸借契約が存在しているのか、姫路市が土地を借用している相手方が 誰か、また、貸借の条件(賃貸借であるのか使用貸借(無償)であるのか、

等)がどのようなものか等、契約の有無や内容について、書面によって確 認することができない状態にある。

消防局としては、引き続き上記の施設が建設されている土地の貸借契約 書の存在の確認に注力すべきであることはもちろんであるが、貸借契約書 が存在しないという事態に備えて、契約の相手方を調査のうえ確定すると ともに、契約の条件を明確にしておくべきである。【結果

12】

(イ)契約年月日が古い土地貸借契約について

消防局が平成

29

年度に監査事務局に提出した施設調書により、借用地 の上に建物が建設されていることが判明した消防団の施設は

22

件あり、

建物は建設されていない施設であるが、当該施設に係る土地は借用地であ るものが1件あった。これらの

23

件の施設のうち、土地の貸借契約書の存 在を確認することができたものが上記(ア)の7件を除いた

16

件ある。こ れらの

16

件の借用地の中から、重要性を考慮し、分団本部の施設を中心と して、次に示す8件の借用地について、消防局が保管している土地貸借契 約書の閲覧を実施し、内容について検討した。なお、№8については防災 用地のため、土地の上に建物は建設されていない。

消防団名 分団名 施設名 契約の区分 契約年月日 姫路東消防団 別所分団 別所分団車庫 使用貸借契約 昭和63.11.1 姫路東消防団 船津分団 船津分団車庫 使用貸借契約 昭和60.9.20 姫路西消防団 安室分団 安室分団車庫 使用貸借契約 平成6.4.22

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