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ACBM 側

3.3  打上げシーケンス

の高度はミッション毎に異なります)でメインエンジンを停止し(MECO)、約8分50 秒後同高度で外部タンクが切り離され、切り離されたタンクはそのまま放物運動を 続け、洋上へ落下します。オービタはさらに軌道制御用エンジンを1回噴射して、

約42分後に地球周回軌道に入ります。

図3−3 に上昇時のシャトルの概念図を、また表3−2 にシャトル打上げ時の タイムシーケンス(ノミナル)の例を示します。

エンジン点火

打上げ、発射台タワー通過 上昇

固体ロケットブースタ (SRB)燃焼停止

固体ロケットブースタ分離 (打上げ後約2分、高度約45km)

メインエンジン出力抑制(約740秒後)、 Roll to Head-up実施(約6分後)

OMS噴射、運用軌道投入 (打上げ後約4245分、高度 320km)

メインエンジン停止

(打上げ後約830秒、高度約320km)

外部燃料タンク分離 (打上げ後約850秒、

高度約320km)

注:高度は

STS-92

の例を示します。(概略値)   正確な高度は打上げ前にご確認下さい。

Roll to Head-upは、STS-87から行われるよ うになった方式であり、約20秒 か け て180 度のロール回転を行います。 これにより、

データ中継衛星と早期に通信ができるよう になり、地上局の1つを廃止して、運用経費 を削減することができました。

       表3−2 シャトル打上げ時のタイムシーケンス(1/2)

打上げまでの時間 L−H:M:S

主要イベント L‑78:00:00

(打上げ3日前)

(打上げ2日前)

  (約1日前)

L‑ 8:50:00 L‑ 8:20:00 L‑ 5:50:00 L‑ 3:50:00 L‑ 3:15:00 L‑ 2:20:00頃 L‑ 2:00:00 L‑ 1:55:00 L‑ 1:20:00 L‑ 1:10:00 L‑ 1:00:00 L‑ 0:49:00 L‑ 0:09:00 L‑ 0:07:30 L‑ 0:05:00 L‑ 0:03:25頃 L‑ 0:02:55 L‑ 0:00:50 L‑ 0:00:31 L‑ 0:00:09.70 L‑ 0:00:06.60 L‑ 0:00:00

T‑43時間。カウントダウン開始

T‑27時間ホールド(4時間のホールド)

T‑19時間ホールド(4時間or 8時間のホールド)

T‑××時間ホールド(ミッションにより異なる。

      ISSフライトでは約13時間)

T‑6時間ホールド(1or2時間のホールド)終了。カウントダウン再開 外部燃料タンクに推進剤充填開始(約3時間の作業)

T‑3時間ホ−ルド開始 (2時間のホールド)  ↓

T‑3時間ホールド終了、カウントダウン再開 搭乗員がO&Cビルから発射台へ出発

搭乗員がオービタに搭乗開始 (T‑2時間25分)

KSCの打上げ管制センター、JSCのミッション管制センターとの  交信チェック

サイドハッチ閉鎖 キャビンの漏洩チェック

地上整備員がホワイトルームより退出 T‑20分ホールド開始(10分間のホールド)  ↓

T‑20分ホールド終了、最終カウントダウン開始 T‑ 9分ホールド開始(40分間のホールド)

 ↓ (この間に打上げ管制センター(LCC)内の各担当者がGo/No Goを判断) T‑ 9分ホールド終了、カウントダウン再開

  (地上の打上げシーケンサーが自動シーケンスを開始) クルー・アクセスアーム移動

補助動力装置(APU)起動

シャトル・メインエンジン(SSME)のノズルの可動確認

液体酸素タンク加圧開始、外部燃料タンク頂部の酸素ガス・ベントアーム移動 オービタの電源を地上電源から内部電源へ切り替え

地上の打上げシーケンサーからオービタのコンピュータへ        自動シーケンス開始コマンドを送信 シャトル・メインエンジン(SSME)点火準備

 メインエンジンのノズル下部の余分な水素ガスを燃焼開始 シャトル・メインエンジン(SSME)点火

 (120msec間隔で第1、第2、第3エンジンを点火) 固体ロケットブースタ(SRB)点火、打上げ

注)L−:打上げまでの時間

  T :NASAのカウントダウン表示

この表は一例であり各フライトによりイベント時間は多少異なります。

    (ISS組立ミッションの様に、ロンチウインドウが狭い場合は、 T‑9分ホールドの時間 は通常のミッションのような10分間ではなく、40分間となる。)

   ホールド:事前に設定されているカウントダウンの停止のことであり、この間        に不具合等の発生で予定よりも遅れていた作業スケジュールを吸収        する役目等を持っています。

表3−2 シャトル打上げ時のタイムシーケンス(2/2)

打上げからの時間 L + H:M:S

主要イベント L+ 0:00:00

L+ 0:00:07 L+ 0:00:10 L+約0:00:20‑30 L+約0:01:00 L+約0:02:00 L+約0:04:00 L+約0:06‑07:00 L+約0:07:40 L+約0:08:30 L+約0:08:50 L+約0:42:00 L+約1:28:00 L+約1:38:00

固体ロケットブースタ(SRB)点火、打上げ 発射台通過(クリア)

ロール操作開始、同時に機首方向を斜めにするピッチプロファイル開始 メインエンジンの出力を104%から67%に抑制(最大動圧への対処)

メインエンジンの出力を104%に復帰(go throttle up)

固体ロケットブースタ分離(燃焼圧の低下を検知し、自動実行する) ネガティブ・リターン (KSCへのRTLSアボート(緊急帰還)をクリア)

「Press to MECO」(SSME 1基が故障しても、軌道投入が可能になる) 加速度を3G以下に保つため、メインエンジンの出力を徐々に抑制 メインエンジン停止(MECO)

外部燃料タンク(ET)分離(自動シーケンスで実行) 軌道操作エンジン噴射(OMS‑2)

(噴射が終了すると、地球周回軌道への投入が終了する)

ペイロードベイ・ドア オープン

Kuバンドアンテナ展開(ここから映像が送れるようになる)

注)L+:打上げ後の経過時間

  この表は一例であり各フライトによりイベント時間は多少異なります。