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条は「意匠が登録されるときは、登録出願日の時点で登録されたものとす る」としている。なお、連合王国又はその他の条約国若しくは国家群、又は政府間機関

(b) 正しい金額の銀行諸掛を含まない小切手又は為替手形、及び額面の全額を手数料の納付許容期間内に 現金回収できない小切手は、長官の単独裁量によってのみ受領される。

(c) 書類に関して手数料の納付を必要とする場合は、手数料全額を当該書類に添えなければならない。

(以下省略) 第1附則

(納付対象項目)仮明細書/完全明細書を添付した第7条(出願様式)、第54条又は第135及び規則20(1)に 基づく特許出願の手数料額(単位:ルピー):

(対自然人):1,000  各複合優先権の場合は1,000の倍数

(自然人以外の対法人、単独又は他者との共同):4,000  各複合優先権の場合は4,000の倍数

② 意匠

意匠法第 5 条は「意匠が登録されるときは、登録出願日の時点で登録されたものとす

当該商標を表示したもの及び使用者に関する情報のみが提出されればよく、それらを裏 付ける文書の提出は求められない。委任状の提出は出願後でもよい。

<日米欧>

日本:日本商標法第 5 条の 2(1) に、出願日認定の規定があるが、委任状や出願手数料は その要件とされていない。

米国:米国特許法( 35 U.S.C. )第 41 条に、手数料を課すことができるとの記述あり。

欧州:欧州特許条約( EPC )に、出願後 1 ヶ月以内に出願手数料と調査手数料の納付が 義務づけられている。出願時に委任状を要求する記述は見当たらない。

EPC第78条欧州特許出願の要件

(2) 欧州特許出願については出願後1月以内に出願手数料及び調査手数料を納付することを条件とする。

<出願料納付と出願日認定に関するPLT・PCTの参考条文>

PLT第5条  出願日 (1)(出願の要素)

(a)規則に別段の規定がある場合を除き、及び(2)から(8)の規定に従うことを条件として、締約国は、出願 日の目的のために、出願人の選択によって書面又は官庁が許容する別の手段により提出された次の要素の 全てを官庁が受理した日を出願日と定める。(注:上記、(2)から(8)の規定には出願料の記述はない。) PLT第6条  出願

(4)(料金)締約国は、出願に関して料金を支払うことを要求することができる。締約国は、出願料金の支払 いに関する特許協力条約の条項を適用することができる。

PCT第11条  国際出願日及び国際出願の効果

「次の要件」が受理時に満されていることを条件として、国際出願の受理の日を国際出願日として認める。

(注:上記「次の要件」には、出願料の支払いは含まれていない。) PCT第14条  国際出願の欠陥 

(3)所定の手数料の支払い

「手数料が所定の期間内に支払われない場合は、国際出願は取下げられたものとみなされる。」

2−2  特許

20

(1) 特許存続期間

TRIPS 協定では、特許保護期間を特許出願の日から 20 年以上と規定しているが、イ

ンドにおいては 2002 年特許 ( 改正 ) 法でこの規定との整合性を担保した。それ以前は、

① 食物又は医薬品として使用されるか、 される可能性のある物質の製造方法又は処理 のクレームについては、特許付与から 5 年又は特許出願日から 7 年のうちいずれ か早い時期、

② その他の発明については、特許出願から 14 年 とされていた。

なお、 インドにおいて医薬関連発明の延長登録制度などの特例は存在しない。 (特許法 及び特許規則にも該当する規定はない。 )

< Shanker 氏回答>

特許法第 67 条 (1)(b) に記述のある「延長」はインド特許意匠商標総局長官が行う手続

きや異議申立手続きにおいて認められた期間延長を意味している。

「特許法第 53 条  特許の存続期間」には、延長の記述はない。

特許法第53条  特許の存続期間

(1) 本法に従うことを条件として、2002年特許(改正)法施行後に付与された各特許の存続期間及び当該施 行日に本法に基づいて満了していないか又は効力を失っていない各特許の存続期間は、特許の出願日から 20年間とする。

説明−−本項の適用上、特許協力条約に基づいてインドを指定する国際出願の場合の特許の存続期間は、

特許協力条約に基づいて付与された国際出願日から20年間とする。

(2) 特許は、本条又は本法の如何なる規定にも拘らず、更新手数料が所定の期間内、又は所定の延長期間 内に納付されないときは、更新手数料の納付に係る所定の期間の満了時に、効力を失う。

(3) [削除]

(4) 現に有効な他の法律の如何なる規定にも拘らず、更新手数料の不納付による特許の失効時又は特許の 存続期間の満了時には、前記特許により包含された主題は、一切保護を受けることができない。

第67条  特許登録簿及びそれに記載すべき事項

(1) 特許庁に特許登録簿を備え、これには次に掲げる事項を記載しなければならない。

(b) 特許の譲渡及び移転、特許に基づくライセンス、並びに特許の補正、延長及び取消についての告知、

及び… (以下略)

67. Register of patents and particulars to be entered therein.

(1) There shall be kept at the patent office a register of patents, wherein shall be entered-

(b) notifications of assignments and of transmissions of patents, of licences under patents, and of amendments, extension, and revocations of patents; and… (以下略)

なお、更新期間中に更新手数料を支払わなかった場合、 6 ヶ月を限度として追加的な手 数料を支払うことにより、 特許の失効を免れることができる。 ( 特許規則 80(1A) 、 Form 4 、 手数料: (自然人) 300 ルピー/月、 (法人) 1,200 ルピー/月 )

特許規則  規則80(1A)

(1)に規定の更新手数料の納付のための期間については、当該期間延長の請求が第 1 附則に規定の手数料

を添えてForm 4により行われたときは、これを6ヶ月以下の期間まで延長することができる。

20 インドにおける特許出願の流れ図を82頁に示す。

<日米欧>

日本:例えば医薬品等の特許発明の実施について、安全性の確保などを目的とする法律 の規定(薬事法、農薬取締法等)のため、その実施をすることができない期間が あった場合は 5 年を限度として特許の存続期間を延長できる (特許法第 67 条 (2) ) 。 米国:①薬事法上の認可の遅延による延長が認められている。延長期間は特許発行後に

政府が許可手続きに要した期間。また、政府の許可が発行された後の特許権の存 続期間の残余期間と延長が認められる期間との合計が 14 ヶ月を超えないように 調整される( 35 U.S.C 第 156 条 (a)(c)(3) ) 。

②審査手続き等の遅延による延長( 35 U.S.C 第 154 条 (b) ) 。出願からファースト アクションまで 14 ヶ月以上経過した時、特許出願から特許の発行まで 3 年以上 経過した時など、期間延長が認められている。

欧州:①戦争状態や緊急状態があった場合、②市場への流通に際して締約国の行政機関 による許可手続きが必要となる場合に、 延長が認められている ( EPC 第 63 条 (2) ) 。   (2) メールボックス出願された発明の出願公開

メールボックス出願について明示的にその公開時期を規定している条項は、特許法、

特許規則のいずれにも存在しないが、出願公開時期について言及している特許法第 11A 条にメールボックス出願の特許権の発生時期等についての規定があるため、 同第 11A 条 は通常出願だけでなくメールボックス出願も含む規定と解釈できる。従って、制度的に はメールボックス出願についても通常出願と同様に出願から 18 ヶ月後に公開されると 理解するのが妥当であろう。しかし、インド代理人によれば公開されるメールボックス 出願の内容は「発明の名称」 、 「出願番号」及び「出願人氏名」のみであり情報公開の意 味で疑問が残る。なお、 2005 年の Official Journal of Patent Office に、メールボック ス出願の公開がされている。

< Vadehra 氏回答>

「出願公開に関しては、インド特許意匠商標総局に対し出願から 18 ヵ月以内に特 許出願の公開を行うよう求めるものである明示的な規定が 2003 年5月 20 日から発効 しており( 2002 年特許 ( 改正 ) 法) 、メールボックス出願を含めて適用されている。 (メ ールボックス出願と通常出願を識別する表示はない。 )

  メールボックス出願の提出は、 1995 年から行われているが、 当時は出願数も多くな く、従って滞貨

21

はなかった。また、庁業務の運営も旧庁舎で行われていたので、移 動による時間のロスもなかった。したがって、メールボックス出願を含めてすべて公 開されていた。

なお、 公開の対象とされたのは、 発明の名称、 出願番号及び出願人氏名のみである。

21 インド特許法において出願公開が規定されたのは2002年特許(改正)法からであり、1995年当時に出願公

  2005 年改正法により、 特許付与前異議申立が拡充されてから、 現在まで公報に掲載 されたかかる情報について、かなりの件数の特許付与前異議申立が提出されている。

  特許付与前異議申立に関しては手数料が必要とされないため、インド企業は積極的 に付与前異議申立を提出しているのが現状である。 」

<日米欧>

日本:出願から 18 ヶ月経過後に公開される。(日本特許法第 64 条)なお、出願人の請 求がある場合は、 18 ヶ月の期間の満了前に出願を公開することができる (日本特 許法第 64 条の 2 )。

米国:出願から 18 ヶ月経過後に公開される。なお、出願人の請求がある場合は、 18 ヶ 月の期間の満了前に出願を公開することができる。 ( 35 U.S.C 第 122 条 (b)(1)(A) ) しかし、以下の例外がある。

①外国に出願されておらず、かつ出願人が非公開にすることを請求した場合( 35 U.S.C 第 122 条 (2)(B)(i) )。

②出願が継続していない場合等(詳細は「対説日米欧特許法

22

」 p170 )、

欧州:出願日又は優先日から 18 ヶ月。早期出願公開の請求制度あり( EPC 第 93 条) 。 (3) 出願からの登録までの期間

Vadehra 氏 に よ れ ば 、 出 願 か ら 、 特 許 付 与 後 に お け る LPD ( Letters Patents

Document )番号付与までの期間は、おおよそ 4 年から 5 年である。この点 Shanker 氏

の回答である「 3 年から 5 年」とほぼ一致している。

この LPD は、インド特許意匠商標総局が特許権者に対し交付するインドにおいて特 許を有していることの証明書であり、 公報に特許付与が公開された日の後に交付される。

なお、 Official Journal of Patent Office によると、特許付与が公開されている出願は

そのほとんどが特許付与の 1 年前に公開されたものである。また、 2 − 1(1) ① (a) に示し

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