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表-参 6.7 実験結果一覧(支承タイプ 3)

指令値 実測値 指令値 実測値 指令値 実測値 X Y Z X Y Z X Y Z X Y Z X Y Z

1 1 0.5 300 340 10 -1.20 1.20 0.11 -14.74 -458.5 4.93

-8.13

2 0.5 350 402 10 -1.78 1.90 0.24 22.34 -621.1 8.27

-9.57

3 0.5 400 468 10 -1.50 1.74 0.24 20.20 -603.1 9.81

-9.61

4 0.5 450 522 10 -1.07 1.31 0.26 15.44 554.7 11.84

-8.15

5 0.5 450 533 10 0.64 0.84 0.25 9.77 523.6 11.15

-8.35

6 0.5 300 373 10 0.48 0.23 0.36 3.47 456.6 6.82

-6.60

7 0.5 450 542 10 -2.42 2.38 0.22 -30.80 812.5 10.65

-22.07

8 0.5 500 621 10 -0.74 0.96 0.23 10.59 585.6 10.33

-9.45

9 0.5 550 673 10 -0.93 1.16 0.15 13.71 621.6 11.36

-11.19

10 0.5 650 909 10 -11.73 11.89 -0.84 131.90 -3254.7 10.97

-102.43

11 0.5 350 451 10 -0.96 0.13 -0.79 3.39 -570.2 4.76

-8.90

12 0.5 600 801 途中でストップ -11.46 11.75 0.85 134.30 3157.0 11.73

-111.52

13 0.5 550 705 10 0.98 0.69 0.36 5.05 680.0 13.15

-12.98

14 0.5 575 771 途中でストップ -11.53 12.29 0.76 135.69 3134.7 11.14

-113.36

2 1 0.5 300 292 10 0.17 0.18 -0.01 3.21 404.9 3.51

-3.29

2 0.5 400 329 10 -0.14 0.08 -0.08 2.56 345.9 2.47

-7.66

3 0.5 500 489 10 -0.15 0.11 -0.07 3.23 503.9 4.29

-8.43

4 0.5 600 606 10 -0.20 0.24 0.03 4.10 631.5 4.06

-10.46

5 0.5 650 674 10 0.36 0.37 0.12 6.73 696.2 5.41

-13.26 3 1 0.5 550 712 10 0.5 300 295 10 -1.40 0.07 1.75 0.07 -1.06 0.00 -13.57 -1.27 -679.2 296.4 75.14

-80.82

4 1 786 0.84 1.20 0.00 12.09 721.1 10.43

-17.20

2 1035 -1.67 1.32 0.19 17.80 -790.0 15.05

-24.11

3 1293 5.79 5.61 0.00 68.30 1484.2 20.57

-72.07

5 1 836 0.47 0.56 0.25 -12.71 1392.1 9.73

-16.70

6 1 808 333 -1.27 0.13 1.57 0.12 -0.70 0.02 -14.30 -7.26 -717.1 692.9 124.03

-109.70

2 981 343 3.04 0.15 3.73 0.13 0.13 0.02 40.90 8.33 1002.7 747.7 125.99

-126.44

3 978 431 2.87 0.17 2.93 0.14 0.00 0.00 39.75 9.82 -991.2 897.0 146.06

-149.02

7 1 769 790 332 2.70 1.39 0.14 2.82 1.41 0.12 -0.41 -0.05 0.02 34.83 18.77 7.37 850.2 796.3 624.6 111.99

-114.95

2 979 771 356 5.53 2.64 0.14 5.94 2.69 0.12 0.40 -0.34 0.02 64.00 34.40 -7.21 1390.9 962.5 650.2 116.36

-117.22

3 985 810 422 4.91 2.30 0.16 4.51 2.63 0.14 0.29 -0.36 0.02 57.41 30.02 8.92 1296.5 -757.0 822.1 133.55

-140.43

8 1 1209 2.09 2.19 -0.22 -41.47 858.2 22.53

-32.72

2 -1.09 0.87 -0.70 -20.03 -728.5 23.77

-25.31

9 1 801 -0.45 0.55 -0.03 9.95 1224.9 12.90

-19.40

10 1 1186 373 2.50 0.20 2.98 0.18 -0.62 0.03 -47.88 -11.37 992.9 932.8 163.78

-167.87

2 1243 469 3.02 0.27 3.64 0.24 -0.42 0.03 -57.84 -14.85 1087.1 1237.1 211.31

-211.38 11 1 1143 636 377 2.51 0.93 0.19 2.93 1.02 0.17 -0.49 0.03 0.02 -48.23 19.16 -10.92 1006.6 -737.5 909.8 155.18 -158.31 2 1148 625 450 2.74 1.15 0.24 3.23 1.13 0.22 -0.09 -0.12 0.03 -52.03 22.87 -13.87 1046.8 -729.9 1151.5 198.53 196.00

鷹取125% 鷹取100% 鷹取100%

鷹取125% 鷹取100% 鷹取125%

鷹取100%

鷹取125%

鷹取150%

鷹取100%

重心残留変位(cm) 重心最大速度(cm/sec) 重心最大加速度(cm/sec2) 反力変動

(kN)

最大加速度(cm/sec2)

波数 重心最大変位(cm) 重心最大振幅(cm)

周期最大加速度(cm/sec2)

波数 周期

case

入力(振動台) 応答値(橋桁)

X Y Z

周期 最大加速度(cm/sec2) 波数

鷹取100%

鷹取125% 鷹取100%

鷹取100%

鷹取100%

鷹取125% 鷹取125%

鷹取100% 鷹取100%

温根沼250%

温根沼200%

温根沼200%

温根沼250%

温根沼250% 温根沼150% 温根沼200%

温根沼150%

温根沼250% 温根沼200%

温根沼250% 温根沼150% 温根沼150%

表-参 6.8 実験結果一覧(支承タイプ 4)

指令値 実測値 指令値 実測値 指令値 実測値 X Y Z X Y Z X Y Z X Y Z X Y Z

1 1 0.5 300 327 10 0.10 0.10 0.00 1.93 -349.3 3.37

-10.33

2 0.5 350 404 10 0.17 0.17 0.01 -3.33 -446.7 3.00

-17.48

3 0.5 400 477 10 0.24 0.23 0.02 -4.81 -543.0 1.95

-25.40

4 0.5 400 487 10 0.32 0.31 0.02 -7.06 -610.1 3.14

-8.56

5 0.5 450 558 10 0.43 0.41 0.03 -8.96 -722.9 3.99

-10.58

6 0.5 475 608 10 0.52 0.51 0.04 -10.75 -811.6 4.19

-12.66

7 0.5 525 676 10 0.67 0.66 0.00 -13.16 -929.9 3.31

-15.37

8 0.5 575 764 10 0.83 0.82 0.04 -15.89 -1042.7 4.01

-17.81

9 0.5 650 861 10 1.05 1.01 0.02 -18.39 -1163.0 5.86

-19.69

10 0.5 700 969 10 1.28 1.26 0.02 20.43 1283.4 13.24

-18.56

11 0.5 750 1044 10 1.52 1.50 0.02 24.37 1335.9 18.97

-17.89

12 0.5 800 1149 10 1.91 1.89 0.01 31.43 1415.0 32.49

-15.87

13 0.5 850 1238 10 2.22 2.22 -0.01 37.91 1499.9 40.70

-15.22

14 0.5 900 1373 10 3.19 3.20 0.00 -52.53 1637.4 68.88

-18.14

15 0.5 950 1504 10 5.13 5.13 -0.01 77.43 -1802.6 101.07

-30.68

16 0.5 1000 1606 10 -8.02 8.02 0.02 112.20 2280.6 126.79

-58.99

2 1 0.5 600 600 10 -0.83 0.84 -0.07 15.85 -938.0 8.29

-53.66 3 1 0.5 950 1520 10 0.5 300 303 10 9.48 0.10 9.51 0.08 -0.05 0.00 127.20 -2.10 2686.2 311.5 168.38 -62.99 2 0.5 850 1250 10 0.5 400 370 10 5.11 0.12 5.14 0.11 -0.09 0.01 75.23 -2.62 1642.3 426.7 125.83 -83.24 3 0.5 850 1294 10 1 400 520 5 7.57 0.13 7.53 0.13 -0.12 0.01 103.37 -1.77 1996.7 -500.8 179.04 -114.49

4 1 808 1.24 1.30 -0.03 31.50 956.4 7.18

-30.96

2 1314 -2.70 2.69 0.06 45.53 -1431.9 20.44

-43.81

5 1 730 0.71 0.70 0.09 -21.43 936.7 12.79

-52.99

6 1 1311 320 -2.72 0.12 2.77 0.11 0.08 0.01 45.03 7.14 -1435.5 597.8 96.76

-122.43

2 1311 418 -2.70 0.14 2.77 0.13 0.07 0.02 45.07 8.70 -1435.1 705.4 114.73

-140.11

7 1 786 731 321 -1.17 0.69 0.12 1.23 0.69 0.10 -0.10 -0.08 0.01 28.61 -20.36 6.88 -946.2 752.3 527.6 84.06

-113.65 2 1301 717 307 -2.51 -0.69 0.11 2.40 0.71 0.10 0.01 -0.12 0.02 42.39 -19.96 6.61 -1410.7 -718.0 524.3 72.82

-125.20 3 1305 729 400 -2.56 -0.73 0.13 2.57 0.75 0.12 0.02 -0.12 0.02 42.90 -19.63 7.83 -1419.4 -674.2 629.8 92.57

-140.64

8 1 1235 2.14 2.13 -0.01 -54.27 1348.5 18.35

-48.07

2 1392 2.73 2.74 0.05 -61.98 1515.7 27.38

-39.02

9 1 606 0.74 0.74 -0.04 19.91 881.6 10.92

-57.74

10 1 1381 307 2.66 0.19 2.63 0.16 0.04 0.01 -61.16 -10.48 1497.6 936.3 155.77

-154.58

2 1444 564 2.95 0.29 2.90 0.28 0.06 0.02 -64.70 -15.92 1568.0 1374.7 233.53

-217.85 11 1 1269 594 309 2.35 0.87 0.19 2.29 0.88 0.18 -0.05 0.01 0.01 -55.50 18.91 -10.55 1398.7 -842.2 940.9 153.18 -157.24 2 1422 412 309 3.06 0.64 0.19 3.11 0.60 0.17 0.04 0.04 0.01 -65.17 12.93 -10.48 1572.5 -930.4 930.5 148.44 -148.31 3 1341 401 423 2.86 0.60 0.23 2.81 0.59 0.22 0.05 0.03 0.00 -60.88 12.38 -12.96 1498.7 -815.5 1110.0 179.70 -182.94 鷹取100%

鷹取100%

鷹取150%

鷹取150%

鷹取100%

重心残留変位(cm) 重心最大速度(cm/sec) 重心最大加速度(cm/sec2) 反力変動

(kN)

最大加速度(cm/sec2)

波数 重心最大変位(cm) 重心最大振幅(cm)

周期最大加速度(cm/sec2)

波数 周期

case

入力(振動台) 応答値(橋桁)

X Y Z

周期 最大加速度(cm/sec2) 波数

鷹取150% 鷹取125%

鷹取100% 鷹取100% 鷹取100%

鷹取150% 鷹取100% 鷹取100%

鷹取150% 鷹取100% 鷹取125%

温根沼250%

温根沼300%

温根沼150%

温根沼300% 温根沼150%

温根沼300% 温根沼200%

温根沼250% 温根沼150% 温根沼150%

温根沼300% 温根沼100% 温根沼150%

温根沼300% 温根沼100% 温根沼200%

6.3.2 すべり系支承の摩擦特性

図-参 6.9 にすべり系支承に作用した水平荷重,鉛直荷重及び橋桁変位の時刻歴波形の代表例として,

支承タイプ 1,加振ケース 1,支点 1 の結果を示す。なお,鉛直荷重は死荷重からの変動分を示してい る。すべりにより地震力は遮断され摩擦力のみが作用していることが確認できる。また,摩擦力は加 振回数の増加とともに減少し,一定値に漸近する傾向がみられる。すべり系支承に作用する鉛直荷重 は橋桁の振動に伴い最大で 25kN 程度減少したが,増加の程度は小さかった。

図-参 6.10 にケース 1 における各支承タイプの摩擦係数-変位関係を示す。充填材入り PTFE と SUS の組み合わせであるタイプ 1 及びタイプ 2 では,すべり出しの摩擦係数がそれぞれ 0.2,0.15 程度か ら加振回数の増加に伴い 0.15,0.1 程度に漸近する結果となった。摩擦係数-変位関係はほぼ矩形の 形状を示すが,変位が最大値となる矩形の角は丸みをおびている。これは速度が低下し摩擦係数が減 少するという速度依存性によるものと考えられる。焼結金属系すべり材と SUS の組み合わせであるタ イプ 3 では,すべり出しの摩擦係数が 0.5 程度から加振回数の増加に伴い 0.25 程度に漸近する結果と なった。摩擦係数-変位関係は鼓状を示し,変位が最大値となり速度が低下し摩擦係数が大きくなる という速度依存性を示している。AFRP と SUS の組み合わせであるタイプ 4 では,すべり出しの摩擦係 数が 0.05 程度から加振回数の増加に伴い 0.03 程度に漸近する結果となった。タイプ 3 と同様に,摩 擦係数-変位関係は鼓状を示し,変位が最大値となり速度が低下し摩擦係数が大きくなるという速度 依存性を示している。また,特性試験の結果と比較すると,タイプ 1,2,4 については摩擦係数や履歴 形状がほぼ同様の結果が得られているものの,タイプ 3 では特性試験の結果の方が大きくなった。振 動台実験で計測された速度は特性試験での載荷速度より速いため,速度依存性の影響が表れたと考え られる。

図-参 6.9 時刻歴波形の例(タイプ 1,ケース 1,支点 1)

c) 橋桁変位

図-参 6.10 摩擦係数-変位関係(ケース 1)

a) タイプ 1(摩擦係数 0.15) b) タイプ 2(摩擦係数 0.12)

c) タイプ 3(摩擦係数 0.21) d) タイプ 2(摩擦係数 0.03)

-20 -10 0 10 20

0 5 10 15 20

時間(sec)

摩擦力(kN)

-30 -20 -10 0 10

0 5 10 15 20

時間(sec)

鉛直荷重(kN)

a) 水平荷重(摩擦力)

-0.6 -0.4 -0.2 0 0.2 0.4 0.6

-150 -100 -50 0 50 100 150 水平変位(mm)

摩擦係数

最大速度:89cm/sec 最大面圧:12N/mm2 最小面圧:7N/mm2

-0.6 -0.4 -0.2 0 0.2 0.4 0.6

-150 -100 -50 0 50 100 150 水平変位(mm)

摩擦係数

最大速度:88cm/sec 最大面圧:20N/mm2 最小面圧:7N/mm2

-0.6 -0.4 -0.2 0 0.2 0.4 0.6

-150 -100 -50 0 50 100 150 水平変位(mm)

摩擦係数

最大速度:132cm/sec 最大面圧:21N/mm2 最小面圧:5N/mm2

-0.6 -0.4 -0.2 0 0.2 0.4 0.6

-150 -100 -50 0 50 100 150 水平変位(mm)

摩擦係数

最大速度:112cm/sec 最大面圧:41N/mm2 最小面圧:17N/mm2

-100 -50 0 50 100

0 5 10 15 20

時間(sec) 橋桁変位(mm) b) 鉛直荷重

6.3.3 上下動入力による影響

上下動入力が橋桁の応答値に及ぼす影響について検討した。表-参 6.9 に 1 方向入力と 2 方向入力に よる橋桁の応答変位,加速度及び荷重-変位関係から得られた履歴吸収エネルギーを示す。

充填材入り PTFE と SUS の組み合わせであるタイプ 1 とタイプ 2 については,正弦波を入力したケー スにおいては応答値が最大で 15%程度大きくなったケースもあるが,強震記録である鷹取波や温根沼 波を入力したケースにおいてはほとんど差がみられない。

燒結金属系すべり材と SUS の組み合わせであるタイプ 3 については上下動を考慮したケースの応答 値が大きくなり,鷹取波を入力したケースにおいては応答変位が 1.7 倍程度大きくなった。タイプ 3 のすべり系支承は,図-参 6.10 に示したように摩擦係数の速度依存性が大きく,低速時の摩擦係数は 非常に大きいものの高速時に大きく低下する特性を示すため,一度すべり始めると支承部に作用する 摩擦力は大きく低下する。そのため,入力レベルの多少の差によって応答が大きく異なる可能性が考 えられる。したがって,ここでの比較においては,上下動入力に伴い支承部に作用する鉛直荷重が減 少し,摩擦力が低下したため,橋桁のすべり開始のきっかけを与え,結果として上下動を考慮したケ ースの応答値を増加させたものと考えられる。

繊維強化熱硬化樹脂(AFRP)と SUS の組み合わせであるタイプ 4 については,正弦波を入力したケ ースにおいては応答変位が最大で 3.4 程度大きくなったケースもあるが,強震記録である鷹取波や温 根沼波を入力したケースにおいてはほとんど差がみられない。タイプ 4 のすべり系支承は,図-参 6.10 に示したように摩擦係数の大きさは異なるもののタイプ 3 のすべり系支承と同様に速度依存性が大き く,その影響が一因として考えられるが,摩擦係数そのものは小さいため,LRB の方が応答値に与え る影響は大きいと考えられ,LRB の温度上昇に伴うせん断剛性の低下の影響などが考えられる。図-参 6.11 に各ケースの LRB の水平荷重-変位関係を示す。振幅が小さいケース 1-13 と比較すると,振幅 が増大したケース 3-2 とケース 3-3 については加振回数とともに,剛性が低下していることが確認で きる。ケース間のインターバルが短かったため,鉛プラグの温度が常温よりも高かった可能性が考え られ,剛性が低下し,応答値に影響を与えたことが考えられる。

表-参 6.9 上下動入力が応答値に及ぼす影響

上下動 ケース (mm) 比率(有/無) (cm/sec2)比率(有/無) (kN・cm) 比率(有/無)

無し 1-5 74.5 1,725 14,232

3-2 83.7 1.12 1,980 1.15 15,583 1.09 3-3 80.5 1.08 1,844 1.07 15,341 1.08

無し 4-2 47.7 1,117 2,816

有り 6-2 46.7 0.98 1,108 0.99 2,799 0.99

無し 8-4 42.0 1,023 9,085

有り 10-2 41.4 0.99 1,010 0.99 8,731 0.96

無し 1-4 72.6 1,604 10,742

3-1 72.5 1.00 1,572 0.98 10,581 0.98 3-2 79.6 1.10 1,781 1.11 11,437 1.06

無し 4-2 58.9 1,331 3,592

有り 6-2 57.1 0.97 1,298 0.98 3,497 0.97

無し 8-2 43.5 1,005 6,734

有り 10-2 43.9 1.01 1,039 1.03 6,686 0.99

無し 4-2 16.7 790 1,468

有り 6-3 28.7 1.72 991 1.25 2,182 1.49

無し 8-1 20.9 858 5,867

有り 10-2 30.2 1.44 1,087 1.27 6,413 1.09

無し 1-13 22.2 1,450 1,522

3-2 51.1 2.30 1,642 1.13 2,228 1.46 3-3 75.7 3.41 1,997 1.38 2,662 1.75

無し 4-2 27.0 1,432 889

有り 6-2 27.0 1.00 1,435 1.00 892 1.00

無し 8-2 27.3 1,516 3,190

有り 10-2 29.5 1.08 1,568 1.03 3,194 1.00 履歴吸収エネルギー

(X方向、4支点合計)

1

正弦波 有り

鷹取波 温根沼波 すべり

系支承 タイプ

入力 X方向最大応答変位 X方向最大応答加速度

2

正弦波 有り

鷹取波 温根沼波

有り 鷹取波

温根沼波 3

鷹取波 温根沼波

4

正弦波

6.3.4 橋軸直角方向入力による影響

橋軸直角方向に地震動を入力することによりロッキング振動が生じ,各すべり系支承に作用する鉛 直荷重が変動し摩擦力が変化する。この摩擦力の変動が橋桁の橋軸方向応答値に及ぼす影響について 検討した。表-参 6.10 に 2 方向入力(X,Z 軸)と 3 方向入力による橋桁応答変位,加速度及び荷重-

変位関係から得られた履歴吸収エネルギーを示す。

タイプ 1,タイプ 2 及びタイプ 4 を用いたケースでは応答値に及ぼす影響が小さいことがわかる。

一方,タイプ 3 においては鷹取波を入力したケースにおいて,応答変位が 1.7 倍程度になるなど応答 値が増加したケースも生じた。これは上下動入力時と同等に速度依存性による影響が考えられる。ま た,水平 2 方向入力により橋軸方向の見かけ上の摩擦係数・摩擦力の低下も考えられる。図-参 6.12 にケース 6-3 とケース 7-3 における摩擦係数-変位関係を,図-参 6.13 にケース 7-3 での橋桁の重心 軌跡図を示す。水平 2 方向入力により橋軸方向に対して斜め方向に変位が生じており,橋軸方向につ いての見かけの摩擦係数が低下している。そのため,橋軸方向の入力値が同じであるのに摩擦力が減 少しているケース 7 の方が応答値は大きくなったと考えられる。タイプ 3 支承のように摩擦係数が大 きく速度依存性が大きなすべり系支承については,入力地震動の特性によって応答値に及ぼす影響が 大きいものと考えられる。

a) ケース 1-13 b) ケース 3-2 c) ケース 3-3

図-参 6.11 水平荷重-変位関係(タイプ 4 の LRB)

-300 -200 -100 0 100 200 300

-80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 水平変位(mm)

(kN)

-300 -200 -100 0 100 200 300

-80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 水平変位(mm)

(kN)

-300 -200 -100 0 100 200 300

-80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 水平変位(mm)

(kN)

表-参 6.10 橋軸直角方向入力が応答値に及ぼす影響

Y方向 ケース (mm) 比率(有/無) (cm/sec2) 比率(有/無) (kN・cm) 比率(有/無)

無し 6-2 46.7 - 1,108 - 2,799 -

有り 7-2 50.9 1.09 1,190 1.07 3,031 1.08

無し 10-2 41.4 - 1,010 - 8,731 -

有り 11-2 42.4 1.02 1,035 1.02 8,456 0.97

無し 6-2 57.1 - 1,298 - 3,497 -

有り 7-2 57.1 1.00 1,314 1.01 3,292 0.94

無し 10-2 43.9 - 1,039 - 6,686 -

有り 11-2 44.7 1.02 1,049 1.01 6,263 0.94

無し 6-3 28.7 - 1,003 - 2,182 -

有り 7-3 49.1 1.71 1,297 1.29 2,855 1.31

無し 10-2 30.2 - 1,087 - 6,413 -

有り 11-2 27.4 0.91 1,047 0.96 5,481 0.85

無し 6-2 27.0 - 1,435 - 892 -

有り 7-3 25.6 0.95 1,419 0.99 771 0.86

無し 10-2 29.5 - 1,568 - 3,194 -

有り 11-2 28.6 0.97 1,499 0.96 2,541 0.80 4

履歴吸収エネルギー

(X方向、4支点合計)

1

2

3 すべり 系支承 タイプ

入力 X方向最大応答変位 X方向最大応答加速度

6.3.5 摩擦係数の違いによる影響

各支承に対する共通入力動として実施した 2 ケース(鷹取波 X,Y,Z 方向 100%,温根沼波 X 方向 250%,Y 方向 150%,Z 方向 150%)について,表-参 6.11 に橋桁の応答変位,加速度及び荷重-変位関 係から得られた履歴吸収エネルギーを示す。

図-参 6.12 橋軸直角方向入力の及ぼす影響

-0.6 -0.4 -0.2 0 0.2 0.4 0.6

-50 -30 -10 10 30 50

水平変位(mm)

摩擦係数(X方向)

ケース6(Y方向入力無し) ケース7(Y方向入力有り)

-50 0 50

-50 0 50

X方向重心変位(mm)

Y方向重心変位(mm)

図-参 6.13 橋桁重心軌跡図(ケース 7-3)

1 2 3 4

最大応答変位(mm) 44.1 45.9 25.1 23.5

最大応答加速度(cm/sec2)① 1,070 1,072 1,007 1,399 最大入力加速度(cm/sec2)② 1,153 1,147 1,143 1,269

①/② 0.93 0.93 0.88 1.10

履歴吸収エネルギー(すべり系支承4支点合計, kN・cm) 8,456 6,263 5,481 2,541 履歴吸収エネルギー(ゴムバッファ2支点合計, kN・cm) - - - 10,293

最大応答変位(cm) 2.54 2.74 0.93 0.87

最大応答加速度(cm/sec2)① 681 664 738 842

最大入力加速度(cm/sec2)② 639 621 636 594

①/② 1.07 1.07 1.16 1.42

履歴吸収エネルギー(すべり系支承4支点合計, kN・cm) 4,079 2,851 3,061 1,150 履歴吸収エネルギー(ゴムバッファ2支点合計, kN・cm) - - - 1,390 12,535 9,114 8,542 3,691

- - - 11,683

12,535 9,114 8,542 15,374 すべり系支承タイプ

X方向

Y方向

履歴吸収エネルギー(すべり系支承4支点合計, kN・cm)

履歴吸収エネルギー(ゴムバッファ2支点合計, kN・cm)

履歴吸収エネルギー(すべり系支承+ゴムバッファ, kN・cm)

表-参 6.11 摩擦係数の違いが応答値に及ぼす影響

1 2 3 4

最大応答変位(cm) 49.7 56.0 27.0 11.7

最大応答加速度(cm/sec2)① 1,159 1,280 850 946

最大入力加速度(cm/sec2)② 771 764 769 786

①/② 1.50 1.68 1.11 1.20

履歴吸収エネルギー(すべり系支承4支点合計, kN・cm) 2,855 3,236 1,505 542 履歴吸収エネルギー(ゴムバッファ2支点合計, kN・cm) - - - 797

最大応答変位(cm) 3.32 4.03 1.39 0.69

最大応答加速度(cm/sec2)① 744 846 796 752

最大入力加速度(cm/sec2)② 771 799 790 731

①/② 0.96 1.06 1.01 1.03

履歴吸収エネルギー(すべり系支承4支点合計, kN・cm) 1,972 1,735 1,374 566 履歴吸収エネルギー(ゴムバッファ2支点合計, kN・cm) - - - 429 4,827 4,971 2,879 1,108

- - - 1,226

4,827 4,971 2,879 2,334 すべり系支承タイプ

X方向

Y方向

履歴吸収エネルギー(すべり系支承4支点合計, kN・cm)

履歴吸収エネルギー(ゴムバッファ2支点合計, kN・cm)

履歴吸収エネルギー(すべり系支承+ゴムバッファ, kN・cm)

a) 鷹取波(X,Y,Z 方向 100%)

b) 温根沼波(X 方向 250%,Y 方向 150%,Z 方向 150%)

ドキュメント内 <4D F736F F D20955C8E8694E0914F8F9182AB96DA8E9F2E646F63> (ページ 129-136)