第3
4 外務委員会
【第189回国会】
(1)委員名簿(30人)
委員長 土屋 品子君 自民
理 事 秋葉 賢也君 自民 理 事 大野 敬太郎君 自民 理 事 島田 佳和君 自民 理 事 清人君 自民 理 事 三ッ矢 憲生君 自民 理 事 寺田 学君 民主 理 事 小熊 慎司君 維新 理 事 佐藤 茂樹君 公明 石原 宏高君 自民 小渕 優子君 自民 大塚 高司君 自民 河井 克行君 自民 小林 鷹之君 自民 佐々木 紀君 自民 鈴木 隼人君 自民 薗浦 健太郎君 自民 渡海 紀三朗君 自民 中根 一幸君 自民 星野 剛士君 自民 松島 みどり君 自民 緒方 林太郎君 民主 吉良 州司君 民主 鈴木 貴子君 民主 長島 昭久君 民主 青柳 陽一郎君 維新 木内 孝胤君 維新 岡本 三成君 公明 穀田 恵二君 共産 玉城 デニー君 生活
(2)議案審査
付託された議案は、条約15件及び内閣提出法律案2件で、審査の概況は、次のとおりで ある。
① 経済上の連携に関する日本国とモンゴル国との間の協定の締結について承認を求め るの件(条約第1号)
○ 要旨
モンゴルとの間で、貿易及び投資の自由化及び円滑化、自然人の移動、知的財産の 保護等の分野における経済連携を強化するための法的枠組みについて定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 本協定が我が国及びモンゴルにもたらす恩恵 ・ 本協定における品目及び金額ベースでの関税撤廃率
○ 審査結果 承認
② 世界貿易機関を設立するマラケシュ協定を改正する議定書の締結について承認を求 めるの件(条約第2号)
○ 要旨
世界貿易機関(WTO)を設立するマラケシュ協定を改正し、税関手続の迅速化等 について定める貿易の円滑化に関する協定を追加することについて定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 今回追加される貿易円滑化協定の意義
・ WTO事務局の人員確保及び紛争解決手続の簡素化の必要性
○ 審査結果 承認
③ 東南アジア諸国連合プラス三箇国マクロ経済調査事務局を設立する協定の締結につ いて承認を求めるの件(条約第3号)
○ 要旨
地域の経済の監視等を通じ地域の経済及び金融の安定性の確保に貢献する国際機関 として東南アジア諸国連合プラス三箇国マクロ経済調査事務局(AMRO)を設立す ること並びにその運営について定めるもの
○ 主な質疑内容
・ シンガポール国内法に基づく法人を国際機関化してAMROを設立する意義 ・ 国際機関化しても依然として必要な情報が一部の国から開示されないおそれ
○ 審査結果 承認
④ 水銀に関する水俣条約の締結について承認を求めるの件(条約第4号)
○ 要旨
水銀及び水銀化合物の人為的な排出及び放出から人の健康及び環境を保護すること を目的として、水銀及び水銀化合物の規制等について定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 本条約を締結する意義
・ 多くの国の参加を促すため緩やかな規制内容となっている本条約の水銀規制の実 効性を向上させる方策
・ 水俣病等の公害を経験した我が国の開発途上国における環境汚染・健康被害対策 への支援策
○ 審査結果 承認
⑤ 特許法条約の締結について承認を求めるの件(条約第5号)
○ 要旨
特許出願等に関する手続について締約国が求めることができる要件等について定め るもの
○ 主な質疑内容
・ 我が国政府が「日本再興戦略」改訂2014等において掲げる「世界最高の知財立国」
の具体的な意味
・ 出願日の取得要件を簡素化することの意義
・ 所定の期間を徒過した手続や一度喪失した権利を救済するための措置の具体的な 内容
○ 審査結果 承認
⑥ 商標法に関するシンガポール条約の締結について承認を求めるの件(条約第6号)
○ 要旨
商標等に係る登録の出願及び登録に関する手続について締約国が求めることができ る要件等について定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 商標法条約と比較して拡大された本条約の適用対象となり得る商標の種類 ・ 我が国が防護標章について本条約の規定の一部を適用しない旨の宣言を行う具体
的な理由
・ 他国に対する本条約締結の働き掛けの必要性
○ 審査結果 承認
⑦ 2007年の国際コーヒー協定の締結について承認を求めるの件(条約第7号)
○ 要旨
国際コーヒー機関の組織、コーヒーに関する情報の交換、研究及び調査を通じた国 際協力等について定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 本協定の非加盟輸入国を含めた単一割当制度の導入の必要性
○ 審査結果 承認
⑧ 投資の促進及び保護に関する日本国とカザフスタン共和国との間の協定の締結につ いて承認を求めるの件(条約第8号)
○ 要旨
カザフスタンとの間で、投資の拡大により経済関係を一層強化するため、投資の促 進及び保護に関する法的枠組みについて定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 本協定の交渉経緯及び本協定を締結する意義 ○ 審査結果
承認
⑨ 投資の促進及び保護に関する日本国とウクライナとの間の協定の締結について承認 を求めるの件(条約第9号)
○ 要旨
ウクライナとの間で、投資の拡大により経済関係を一層強化するため、投資の促進 及び保護に関する法的枠組みについて定めるもの
○ 主な質疑内容
・ ウクライナ東部やクリミアへの本協定の適用の有無
・ ウクライナにおいて不安定な状況が続く中、本協定を締結する意義 ○ 審査結果
承認
⑩ 投資の自由化、促進及び保護に関する日本国とウルグアイ東方共和国との間の協定 の締結について承認を求めるの件(条約第10号)
○ 要旨
ウルグアイとの間で、投資の拡大により経済関係を一層強化するため、投資の自由 化、促進及び保護に関する法的枠組みについて定めるもの
○ 主な質疑内容
・ ブラジル及びアルゼンチンとの間で投資協定を締結していない我が国が、両国に 比べて小国であるウルグアイとの間で投資協定を締結する意義
・ 我が国が期待する本協定の具体的な効果
○ 審査結果 承認
⑪ 所得に対する租税に関する二重課税の回避及び脱税の防止のための日本国政府とカ タール国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件(条約第11号)
○ 要旨
カタールとの間で、二重課税の回避を図るとともに、経済交流の促進のため、投資 所得に対する源泉地国課税を減免すること等について定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 本協定の交渉経緯と本協定を締結する意義
○ 審査結果 承認
⑫ 社会保障に関する日本国とルクセンブルク大公国との間の協定の締結について承認 を求めるの件(条約第12号)
○ 要旨
ルクセンブルクとの間で、年金制度、医療保険制度等への加入に関する法令の適用 調整、年金制度の保険期間の通算等について定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 本協定の交渉経緯と本協定を締結する意義
○ 審査結果 承認
⑬ 航空業務に関する日本国とカンボジア王国との間の協定の締結について承認を求め るの件(条約第13号)
○ 要旨
カンボジアとの間で、定期航空路線の開設及び定期航空業務の安定的な運営を可能 にするための法的枠組みについて定めるもの
○ 審査結果 継続審査
⑭ 航空業務に関する日本国とラオス人民民主共和国との間の協定の締結について承認 を求めるの件(条約第14号)
○ 要旨
ラオスとの間で、定期航空路線の開設及び定期航空業務の安定的な運営を可能にす
るための法的枠組みについて定めるもの
○ 審査結果 継続審査
⑮ 刑を言い渡された者の移送に関する日本国とイラン・イスラム共和国との間の条約 の締結について承認を求めるの件(条約第15号)
○ 要旨
イランとの間で、受刑者移送のための要件、手続等について定めるもの
○ 審査結果 継続審査
⑯ 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律 の一部を改正する法律案(内閣提出第11号)
○ 要旨
国際情勢の変化等に鑑み、在レオン日本国総領事館及び在ハンブルク日本国総領事 館の新設、在グルジア日本国大使館の在ジョージア日本国大使館への名称変更並びに 在外公館に勤務する外務公務員の在勤基本手当の基準額の改定について定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 在外公館の整備に関する中長期的な方針
・ 在ハンブルク総領事館を領事事務所へ格下げした後、数年で、同総領事館を再び 設置することとした経緯及び理由
・ 領事事務所の設置を経ずに、レオンに総領事館を設置することとした経緯及び理 由
○ 審査結果 可決
⑰ 緑の気候基金への拠出及びこれに伴う措置に関する法律案(内閣提出第12号)
○ 要旨
気候変動に関する国際連合枠組条約の資金供与の制度の運営を委託された緑の気候 基金(GCF)に対する我が国からの拠出及びこれに伴う措置について定めるもの
○ 主な質疑内容
・ 我が国がGCFに拠出する意義及び拠出額を15億ドルとした根拠
・ GCFにおける支援案件の決定メカニズム及び我が国の対応
・ 中国や韓国、インド等がGCFの支援対象国となることの妥当性及びそのことに 関する我が国の対応
○ 審査結果 可決