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予算委員会

ドキュメント内 平成27年 衆議院の動き 第23号 (ページ 184-197)

第3

14 予算委員会

こと等により、合計4兆4,502億円を計上す ること等を内容とするもので、平成27年1月 26日、国会に提出され、同日、予算委員会に 付託された。

本補正後の平成26年度一般会計予算の総額 は、成立予算に対し、歳入歳出とも、3兆 1,180億円増加して、99兆3億円となってい る。

特別会計予算においては、東日本大震災復 興特別会計など9特別会計について、所要の 補正を行っている。

政府関係機関予算においては、株式会社日 本政策金融公庫について、所要の補正を行っ ている。

○ 審議経過

衆議院予算委員会においては、1月28日、

麻生財務大臣から提案理由の説明を聴取した。

1月29日及び30日には、基本的質疑が行わ れた。

1月29日には、シリアにおける邦人拘束事 件、農協改革、国内におけるテロ防止対策、

格差・貧困問題、介護報酬、原子力・エネル ギー政策、経済情勢、日本銀行の物価上昇目 標、補正予算の在り方等について質疑が行わ れた。

1月30日には、特定秘密保護法の運用、基 金事業、農業改革、介護職員の処遇改善、原 子力発電所の再稼働、議員歳費、米軍普天間 飛行場の移設問題、東京電力福島第一原子力 発電所事故後の対応等について質疑が行われ た。

その後、締めくくり質疑が行われ、戦後70 年を迎える日本が国際社会で果たすべき役割、

各府省のUターン・Iターン支援事業、補正 予算の在り方、地方への好循環拡大に向けた 緊急経済対策等について質疑を行い、質疑は 終局した。

質疑終局後、討論、採決の結果、本補正予 算は賛成多数で原案のとおり可決すべきもの と議決された。

同日に開かれた本会議においても、討論、

採決の結果、本補正予算は賛成多数で可決さ れ参議院に送付された。

参議院予算委員会においては、1月28日、

麻生財務大臣から趣旨説明を聴取し、2月2 日及び3日に質疑を行い、3日に質疑を終局 した後、討論、採決の結果、賛成多数で可決 すべきものと議決された。同日に開かれた本 会議においても、討論、採決の結果、賛成 139、反対94で可決され、本補正予算は成立 した。

(予算通過後の主な動き)

2月4日、安倍内閣総理大臣も出席して経 済・外交等について集中審議が行われ、シリ アにおける邦人殺害事件、アベノミクス、プ レミアム付き商品券の地域経済への効果、積 極的平和主義、歴史認識、環太平洋パートナ ーシップ(TPP)協定交渉、金融政策、東 京電力福島第一原子力発電所事故に係る損害 賠償、テレビ報道の中立・公正性、エボラ出 血熱対策、大企業と中小企業との格差等につ いて質疑が行われた。

② 平成27年度一般会計予算 平成27年度特別会計予算 平成27年度政府関係機関予算

○ 予算の概要

我が国経済は、緩やかな回復基調が続いて いるものの、個人消費等に弱さが見られ、平 成26年度前半には実質GDP成長率がマイナ スとなった。こうした経済動向の背景には、

消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動減 や夏の天候不順の影響に加え、輸入物価の上

昇、さらには、消費税率引上げの影響を含め た物価の上昇に家計の所得が追い付いていな いことなどがあると考えられる。

このような中で、平成27年度予算は、経済 対策・平成26年度補正予算や平成27年度税制 改正とあわせ、経済再生と財政健全化の両立 を実現する予算であり、地方創生、子育て支

援など、日本の諸課題への対応を強力に推進 するとともに、社会保障の「自然増」を含め 聖域なく見直しを行い、歳出の徹底的な重点 化・効率化を図るものとして編成され、平成 27年2月12日、国会に提出され、同日、予算 委員会に付託された。

一般会計予算の規模は、96兆3,420億円で、

平 成 26 年 度 当 初 予 算 額 に 対 し て 4,596 億 円

(0.5%)の増加となっている。

歳出については、国債費を除いた、基礎的 財政収支対象経費の規模は72兆8,912億円で あり、平成26年度当初予算額に対して2,791 億円(0.4%)の増加となっている。

ア 社会保障関係費については、高齢化等に 伴って必要となる年金・医療等の経費につ いて、重点化を図りつつ所要額を確保する。

その際、消費税増収分等を活用した社会保 障の充実・安定化を図ることとしている。

具体的には、子ども・子育て支援新制度の 施行に向けて平成27年度に予定していた

「量的拡充」及び「質の改善」の全てのメ ニューの実施、介護職員に対する月額1.2 万円の処遇改善、国民皆保険のセーフティ ネットである国民健康保険の財政基盤強化 などに取り組むこととしている。あわせて、

恒久化された基礎年金国庫負担割合の2分 の1への引上げに必要な財源を確保すると ともに、消費税率引上げに伴って生じる社 会保障4経費の増加(公経済負担)につい て、物価・賃金スライドによる年金額の改 定への対応等を適切に行うこととしている。

これらの結果、平成26年度当初予算額に対 して3.3%増の31兆5,297億円を計上してい る。

イ 文教及び科学振興費については、グロー バル人材育成や国立大学改革等を推進する とともに無利子奨学金や幼稚園就園奨励費 補助等の施策を充実させ、また、国際的な 産学官共同研究拠点の形成等のイノベーシ ョンシステム改革を推進することとし、平 成26年度当初予算額に対して1.3%減の5 兆3,613億円を計上している。

ウ 防衛関係費については、日本を取り巻く 安全保障環境が一層厳しさを増している状

況を踏まえ、中期防衛力整備計画に基づき 必要な手当を行い、警戒監視能力の強化及 び島嶼部攻撃への対応の強化等を図るとと もに、沖縄の基地負担軽減等のための在日 米軍再編事業についても着実に推進するこ ととし、平成26年度当初予算額に対して 2.0%増の4兆9,801億円を計上している。

エ 公共事業関係費については、国民の命と 暮らしを守る防災・減災対策やインフラの 老朽化等の課題に対応するため、引き続き 投資の重点化・効率化を図りつつ、真に必 要な社会資本整備等に取り組むこととし、

平成26年度当初予算額に対して0.0%(26 億円)増の5兆9,711億円を計上している。

オ 経済協力費については、法の支配や民主 化等の普遍的価値の共有に向けた協力や途 上国と日本の経済成長のための協力などを 進めつつ、ODA全体の事業量の確保を図 ることとし、平成26年度当初予算額に対し て0.7%減の5,064億円を計上している。

カ 中小企業対策費については、革新的なも のづくりに向けた研究開発等の支援を充実 させるほか、中小企業・小規模事業者の資 金繰り対策等にも万全を期することとし、

平成26年度当初予算額に対して0.2%増の 1,856億円を計上している。

キ エネルギー対策費については、再生可能 エネルギーの導入拡大及び省エネルギーの 推進に向けた支援に重点を置くほか、国内 資源の開発や海外資源の権益確保、原子力 規制・防災対策を推進することとし、平成 26年度当初予算額に対して6.8%減の8,985 億円を計上している。

ク 国債費については、一般会計の負担に属 する公債等及び借入金の償還並びに公債及 び借入金の利子等の支払に必要な経費と、

これらの償還及び発行に必要な手数料等の 経費を国債整理基金特別会計へ繰り入れる ものとして、平成26年度当初予算額に対し て0.8%増の23兆4,507億円を計上している。

ケ 地方財政については、地方の税収増を反 映して地方交付税交付金等を縮減しつつ、

地方の一般財源の総額について、社会保障 の充実分等を増額し、地方に最大限配慮す

ることとし、地方交付税交付金等として、

平成26年度当初予算額に対して3.8%減の 15兆5,357億円を計上している。

歳入については、租税及印紙収入は、法人 課税、消費課税等の税制改正を行うこととし ている結果、平成26年度当初予算額に対して 9.0%増の54兆5,250億円になると見込まれて いる。その他収入については、平成26年度当 初予算額に対して7.0%増の4兆9,540億円に なると見込まれている。

公債発行額については、平成26年度当初予 算額に対して10.6%減の36兆8,630億円を予 定しており、公債依存度は38.3%となる。

特別会計及び政府関係機関予算については、

特別会計の歳出総額は403兆5,529億円であり、

このうち、会計間取引額などの重複額等を控 除した歳出純計額は195兆815億円となってい る。特別会計の数は14であり、政府関係機関 の数は4である。

財政投融資計画については、中小企業・小 規模事業者や地方公共団体などに必要な資金 を適切に供給することとし、我が国経済が緩 やかな回復基調を続けている中、景気の脆弱 な部分や地域の諸課題へのきめ細かな対応、

戦略性の高い分野へのリスクマネーの供給な どに配慮し、メリハリの効いた重点的な資金 提供に努めることとしている。その規模は、

平成26年度計画に対して9.6%減の14兆6,215 億円となっている。

○ 審議経過

平成27年2月12日、衆・参両院の本会議に おいて安倍内閣総理大臣の施政方針演説、麻 生財務大臣の財政演説等政府4演説が行われ、

これらに対する各党の代表質問は、2月16日、

17日及び18日の3日間、衆・参両院の本会議 で行われた。

衆議院予算委員会においては、2月18日、

麻生財務大臣から提案理由の説明を聴取した。

2月19日、20日及び23日の3日間、基本的 質疑が行われた。

2月19日には、教育施策、農協改革、法人 税改革、テロ対策、経済格差問題、若者の雇 用促進、安全保障法制、閣僚の政治資金問題、

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)

のポートフォリオ見直し、東日本大震災から の復興等について質疑が行われた。

2月20日には、日朝関係、日本放送協会

(NHK)会長の適任性、保育及び介護の担 い手、国会議員の身を切る改革、沖縄振興予 算、原子力発電政策、閣僚の政治資金問題、

労働者派遣法改正案等について質疑が行われ た。

2月23日には、尖閣諸島、ヘイトスピーチ、

格差問題、基礎的財政収支、シリアにおける 邦人殺害事件、閣僚の政治資金問題、防災政 策、労働規制改革、労働力の確保、消費税率 引上げ、少人数学級等について質疑が行われ た。

2月25日には、基本的質疑の補充質疑が行 われ、閣僚の政治資金問題、農地中間管理機 構、NHK会長の発言、農政改革、企業・団 体献金等について質疑が行われた。

その後、一般的質疑が行われ、基礎的財政 収支、労働基準法改正案、各都道府県市町村 職員共済組合連合会のホテル経営、地方創生、

原子力発電所の再稼働等について質疑が行わ れた。

2月26日には、一般的質疑が行われ、閣僚 の政治資金問題、農業政策、クールジャパン 戦略、デフレと人口減少、阪神・淡路大震災 の被災者支援策等について質疑が行われた。

2月27日には、安倍内閣総理大臣も出席し て経済・財政等について集中審議が行われ、

子ども・若者政策、地方創生、閣僚の政治資 金問題、消費税の逆進性対策、法人税減税、

アベノミクスと消費税率引上げの両立可能性、

戦後70年談話、格差問題、企業・団体献金、

年金制度等について質疑が行われた。

3月2日には、一般的質疑が行われ、地方 創生、性的少数者(LGBT)、保育の在り 方、領土問題、東京電力福島第一原子力発電 所事故、障害者政策、年金制度におけるマク ロ経済スライド、NHK放送、財政健全化、

中小企業・小規模事業者、リニア中央新幹線 建設等について質疑が行われた。

3月3日には、安倍内閣総理大臣も出席し て外交・安全保障等について集中審議が行わ

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