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今後の課題

ドキュメント内 iii I (ページ 113-121)

2.1 業務評価

2.1.3 今後の課題

機構,メディアセンターは,中期目標・中期計画の2006年度計画に沿った課題を処理すると同時に,2005 年度で評価の低かった2項目を実施しなければならない.

1) 学術情報ネットワークサービス

今後の課題としては,KUINS-II/ATMからKUINS-IIIへの経路切り替え,桂キャンパスのネットワー クの充実,遠隔地のネットワークの高速化があげられる.中期計画項目「研究のための情報ネットワー クや電子ジャーナル等の情報サービス体制を整備する.」については,附属図書館,教育・語学システ ム支援グループとの連携が必要となる.「海外研究拠点並びに国内遠隔地の研究施設等とキャンパスを 結ぶ情報ネットワークを計画的に整備する.」及び「遠隔地に散在する事務組織を一元的に運用するた め,情報ネットワークの整備を進める.」は現在でも整備されつつあるが,遠隔地については迅速な対 応が必要である.

2) コンピューティングサービス

今後の課題としては,スーパーコンピュータの効率的な運用,機関定額制度の継続,利用者との共同 研究の促進(中期計画項目100),若手研究者の利用促進(中期計画項目81),教育利用の試行継続 及び次期スーパーコンピュータ更新に向けた仕様の検討がある.

3) 情報教育支援サービス

今後の課題としては,2007年2月の稼動をめざして現在進行中の,次期教育用コンピュータシステム の調達があげられる.また,引き続きメディアセンター南館OSLの夜間開館,土曜開館については 利用者のニーズを見極めて行う予定である.2005年度は,メディアセンター南館において,玄関の自 動ドアへの改修,エレベータの障害者対策を行ったが,OSL,演習室については障害者対応のパソコ ン机を設置するなど,対策強化を検討する必要がある.中期計画項目の「教育補助職員,教育関連業 務の支援専門職員等の計画的配置を推進するとともに,専門能力を向上させるための研修制度の導入 を図る.」については現在のTA教育を充実させる.45についてはシステム更新時に検討する.「学習 図書館を始めとする学部学生の自学自習スペース,教職員と学部学生の交流・対話を可能にするパブ リックスペース等の整備に努める.」については相談内容を充実させる.

4) 語学教育支援サービス

今後の課題としては,「e-learningに適した教材の作成を行い」,次期教育用コンピュータシステムの 調達と並行して「e-learning環境の整備とともに自習学習コーナーを充実させ」,更なるサービスの 向上を図る.

5) 学術データベースサービス

今後の課題としては,早期退職で欠員となった技術職員の補充が最優先事項となる.ホームページ サービスについては,利用者が使いやすいようにCMS(コンテンツ管理システム)の導入,グレード1

(松)及びグレード2(竹)のファイル容量の緩和を行う.それにより,より一層の利用者拡大を図る.

データベースでは,フリーのデータベースpostgresやmysqlの導入を行い,より使いやすい環境を 整備する.

6) 遠隔講義支援サービス

京都大学では様々な形態の遠隔講義を行っているが,多くのシステムが独自設計のため導入時点で利 用可能な機器を複雑に組み合わせており,今後の課題としては,遠隔講義システムの遠隔制御化,遠

隔講義システムの高性能化,技術支援の整理がある.また,新たなものとして,利用料金の設定,新 規遠隔講義の支援が考えられる.さらに,新たな機器を管理するために技術職員のスキルアップを考 慮しなければならない.中期計画項目の「外国の大学との双方向遠隔講義の実施,記録保存した講義 の学生による自学自習の促進等,教育効果を高めるためにインターネットを活用する.」及び「情報 ネットワークを活用した授業情報通知システム,遠隔講義システム,自学自習システムを整備拡充す る.」については,メディアセンター南館201講義室の自動アーカイブシステムの更新を準備中であ る.「講義室の情報ネットワークの整備,実験・実習設備の点検・評価に基づく更新と新設等に努め,

学部教育機能の高度化を推進する.」については,引き続き授業担当教員やTAに説明会や研修を行 う.「遠隔講義・討論システムや遠隔生態観測システム等を積極的に導入する.」については,キャン パスプラザ京都と吉田キャンパス間の遠隔講義等を新たに支援する.

7) コンテンツ作成室

今後の課題としては,支援内容を再検討することにより業務支援と教育・研究支援のバランスを考え る.遠隔講義支援サービスと同じく,コンテンツ作成費用の負担金について検討を行う.コンテンツ の質の向上に向けたスキルアップを行う.

8) 知財活用室

今後の課題としては,各研究室での研究成果,コンテンツ作成室で作成された成果を情報知財として 登録し,スムーズに社会に還元する流れを確立する.

9) 情報セキュリティ対策室

情報セキュリティに関しては多くの中期計画項目が挙げられ,全てが重要であるが,特に2005年度 の評価が低かった項目の「各部局等における情報セキュリティの実施状況に関する監査体制を整備す るとともに,管理担当者の育成と適正な配置に努め,大学全体としての情報セキュリティレベルの向 上を図る.」の監査体制の整備を今年度の最重点課題とする.

10) 電子事務局推進室

今後の課題としては,「全学統合認証システムの構築に向けた検討」,「研究者総覧データベース」との 連携認証,全学事務用グループウェア利用者にとっての各種便利機能を開発することにより,学内の 諸手続きを電子化し,一層の業務の効率化・合理化を図る,があるが,特に2005年度の評価が低かっ た項目の「大学として扱うべき情報を管理するとともに,各種申請手続き等の電子化により,学生や 教職員及び地域住民等に対する情報サービスや利便性の飛躍的向上を図る.」の電子認証システム構 築の具体化についての検討を今年度の最重点課題とする.

11) 業務システム運用支援

今後の課題としては,UPDSユーザ連絡会総会の開催.情報リテラシ向上のためのパソコン研修会の 開催,及び事務本部棟の情報セキュリティ対策手順の見直しがある.

12) 電話交換

本部地区交換機の早急な更新が最重点課題である.大学全体としての電話交換機については,情報環 境整備委員会配下の「構内電話交換機専門委員会」で検討する.

13) 図書室

今後の課題としては,計算機関係図書資料の充実,図書検索用端末の設置,利用者リクエスト図書の 購入ルールの再検討,電子ジャーナルの共同購入を継続する.

17年度の情報環境機構,学術情報メディアセンターの中期目標・中期計画は概ね達成されているが,大 学執行部,評価委員会と当事者間での理解不足により評価が低くなったのが2項目発生した.これらは,経 費的・体制的なものと考えられるので,18年度については大学執行部に強く働きかける必要がある.

18年度については,各サービスとも中期目標・中期計画に沿ったものとなっており,経費・体制が整えば 達成できると考える.また,技術職員については早急な人員の補充を含め,一部再配置を考える必要がある.

1)学術情報ネットワークサービス

中期計画[文部科学省提出版] 17年度実績 備考

101研究のための情報ネットワークや電子ジ ャーナル等の情報サービス体制を整備する。

(● 桂キャンパス内ネットワーク未整備部分 の運用開始、遠隔地接続の充実、電子ジャー ナル等、情報サービス体制等の継続的な整備 を行う。)

KUINS-IIネットワーク機器のKUINS-III 器への代替構成変更、桂キャンパス福利棟、総 合研究棟 垢離優奪肇錙璽 機器設置、遠隔地 接続は、未整備地区への照会と回線速度の増 強(飛騨天文台や防災研上宝観測所等)

1.1.3項の「改修 工事対応及び新 築工事対応」を 参照

102海外研究拠点並びに国内遠隔地の研究施 設等とキャンパスを結ぶ情報ネットワークを 計画的に整備する。(● 遠隔地の研究施設等 とキャンパスを結ぶ情報ネットワークを計画 的に整備する。)

フィールド研の北海道研究林へのKUINS-III 接続照会飛騨天文台、防災研上宝観測所、穂 高観測所の回線速度の増強や整備、飛騨天文 台、防災研上宝観測所、穂高観測所の回線速 度の増強を実施

1.1.3項の「研究 科や研究所附属 の遠隔地接続」

を参照 202遠隔地に散在する事務組織を一元的に運

用するため、情報ネットワークの整備を進め る。(● 遠隔地に散在する事務組織を一元的 に運用するため、情報ネットワークの整備を 行う。)

熊取原子炉及び大津生態学研究所へIPsec 使ったKUINS接続を実施フィールド研、北 海道研究林への接続を実施。

1.1.3 項 の「 原 子炉実験所及び 生態学研究セン ターの接続回線 変更」を参照 2)コンピューティングサービス

中期計画[文部科学省提出版] 17年度実績 備考

●*81附置研究所・研究センター等の全国 共同利用機能を一層強化する。

スーパーコンピュータの教育利用を開始する。

コンテンツ作成サービスの中でHPデザイン サービスを立ち上げ、全国共同利用の利用者 数の増加を図った。

1.2.3.3 項   参

100共同利用設備等の維持管理体制と支援 体制を整備し、円滑な共同利用を促進する。

効率の良い運転を自動的に行なえる環境を整 備し、大する計算機需要がスーパーコンピュー タの能力に近付くため、効率的なジョブ処理 を行った。

1.2.4項 参照

3)情報教育支援サービス

中期計画[文部科学省提出版] 17年度実績 備考

43教育補助職員、教育関連業務の支援専門職 員等の計画的配置を推進するとともに、専門 能力を向上させるための研修制度の導入を図 る。

TA経費を各研究科を通じて確保、執行する 体制から直接、学術情報メディアセンターで 一括確保、管理する体制に移行し、多数の研 究科にわたるTAの勤務の柔軟な調整を実現 し、厳しい経費状況の中でサービスの質を維 持した。

1.3.4   項 の

TA の 雇 用 の ための経費の執 行 体 制 を 整 え る」、「雇用した TA 用のマニュ アルの整備」を 参照

45学習図書館を始めとする学部学生の自 学自習スペース、教職員と学部学生の交流・

対話を可能にするパブリックスペース等の整 備に努める。

総長裁量経費を得て、昨年度後期に引き続き 学術情報メディアセンター南館OSLの土曜 開館を継続し、利用状況を通年での把握を行っ ている。

1.3.3 項 の「 本 セ ン タ ー 南 館 OSL の 土 曜 開 館試行」を参照

56情報技術を活用した教科書や実験書等 のメディア教材を開発するとともに、これら を利用した効果的な学習指導方法について研 究する。

コンテンツ作成支援サービスと共同研究を明 確に区別して教材作成を支援する枠組みを構 築した。

1.7.4項 参照

4)語学教育支援サービス

中期計画[文部科学省提出版] 17年度実績 備考

29実践的な外国語能力を高めるための教 育方法・教材の改善及び新規開発に努める。

次世代型自律学習用CALLシステムの構築を 開始した。中国語発音学習用CALL教材の開 発を進めた。

1.4.4項の2) 3)参照

139語学力の向上と異文化の理解につなが るカリキュラムの編成に努め、国際貢献に寄 与する人材を育成する。

CALL自習環境の構築を進めた。発信型のマ ルチメディアCALL教材の開発を進めた。

1.4.4  項の2) 及び3)参照

ドキュメント内 iii I (ページ 113-121)