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事前設計・準備

ドキュメント内 System Console Software ユーザーズガイド (ページ 100-104)

第 7 章  本体装置のパーティションの運用

7.3  パーティションへのインストール

7.3.2  インストールの前準備

7.3.2.2  事前設計・準備

事前設計・準備を以下の手順で行います。これらの作業は、パーティションインストーラを実行する前に実施してお きます。 

7.3.2.2.1 PCI スロットのインスタンス番号の割当て(必須)  

以下の目的のため、PCI スロットに装着されたインタフェースのインスタンス番号は、事前に設計しておく必要があり

ます。 

  設定スクリプト作成時にデバイス名を指定する場合 

  ネットワークインストールを行うターゲットホストのインタフェース名の指定 

指定するインタフェース名のインスタンス番号(例えば、hmeX の X)は、スロット位置に従って OS のインストール時 点で決定されます。決定方法については、本体装置添付の取扱説明書に記載されている「インスタンス番号優先順位」

を参照してください。 

7.3.2.2.2 フラッシュアーカイブの作成  

Solaris 8 OS 4/01 以降では、OS インストール済みの環境をファイルイメージ(フラッシュアーカイブ)でバックア ップし、他の業務サーバへインストールすることによりインストール時間を短縮することができます。(OS インストー ル〜PTF 適用を約 5 分の 1 に短縮) 

フラッシュアーカイブを使用して Solaris ソフトウェアをインストールする場合は、あらかじめフラッシュアーカイ ブを作成しておく必要があります。 

詳細は、インストールする Solaris OS のバージョンにより以下のドキュメントを参照してください。 

  Solaris(TM) 8 のインストール(追補) 

  Solaris(TM) 8 のインストール(上級編) 

  Solaris(TM) 9 インストールガイド 

  Solaris(TM) 10 インストールガイド 

 

  フラッシュアーカイブは、フラッシュアーカイブを使用する運用システムと同じモデルで作成してください。 

  フラッシュアーカイブは、Solaris OS に最新の FJ RSPC と Solaris OS PTF を適用した状態で作成してくださ い。 

7.3.2.2.3 インストールパラメタファイルの作成 

必要に応じて、各製品インストール時の設定を定義したインストールパラメタファイルを作成してください。 

各製品でインストール前にインストールパラメタファイルの作成が必要な場合があります。各製品のインストールガ イド、または関連ドキュメントを参照し、必要なインストールパラメタファイルを作成してください。 

 

  インストールパラメタファイルは、インストールするターゲットホストごとに作成する必要があります。 

7.3.2.2.4 設定スクリプトの作成 

各製品のインストールに引き続き、OS および各製品に対して環境設定を行う必要があります。この環境設定を事前に スクリプト化(設定スクリプト)することにより、インストールに引き続き、自動で環境設定を実行することができ ます。 

設定漏れの防止、設定スクリプト作成時間の短縮を目的に、パーティションインストーラでは、設定スクリプトの雛 形を提供しています。 

必要に応じて、設定スクリプトの雛形を取り出し、編集しておきます。 

設定スクリプトは、インストールサーバに事前に用意することにより、各製品のインストール完了後に、スクリプト 名(IXXxxxxxx.sh)の XX の数字の順に実行されます。 

また、シングルユーザモードでインストールする製品の設定スクリプトが実行されてから、マルチユーザモードでイ ンストールする製品の設定スクリプトが実行されます。 

クラスタ構成環境へ製品のインストールを行う場合は、「7.3.2.2.6 クラスタ構成環境への製品インストール時の定 義ファイルの作成」で作成した定義ファイルで定義されているグループ内で、ノード番号順に設定スクリプトが実行 されます。例えば、2 台のマシンでクラスタ構成を組む場合、ノード 1 で I01xxxx.sh が実行され、次にノード 2 で I01xxxx.sh が実行されます。その後、ノード 1 で I02xxxx.sh が実行され、次にノード 2 で I02xxxx.sh が実行される というように、グループ内のノードで同期を取りながら実行されます。 

必要に応じて、以下の手順にてインストールする製品の設定スクリプトを編集してください。 

 

  設定スクリプトは、インストールするターゲットホストごとに作成する必要があります。 

1.  設定スクリプトの雛形の取り出し 

設定スクリプトの雛形を各製品または System Console Software の CD‑ROM から以下のように取り出してくだ さい。 

1.  各製品の CD‑ROM からの取り出し 

各製品のインストールガイド を参照して、設定スクリプトの雛形を作業ディレクトリ(例えば、

/tmp/work)に取り出してください。 

2.  System Console Software の CD‑ROM からの取り出し 

インストールサーバの CD‑ROM 装置に System Console Software の CD‑ROM を挿入し、以下のように実 行してください。 

% su ‑ <RETURN> 

Password: password <RETURN> 

# cd /cdrom/cdrom0/PartitionSetup/FJSVclis‑script/Script/setup <RETURN> 

# cp xxx.tar.Z /tmp/work <RETURN> 

インストールする製品の設定スクリプトの雛形を圧縮したファイル(xxx.tar.Z)を作業ディレクトリ (例えば、/tmp/work)にコピーする。 

(作業ディレクトリは、あらかじめ作成しておいてください。) 

設定スクリプト雛形取り出し完了後、CD‑ROM を取り出します。 

# cd /tmp/work <RETURN> 

# uncompress xxx.tar.Z  <RETURN> 

コピーしたファイルの圧縮を解除する。 

# tar xvf xxx.tar <RETURN> 

tar 形式のファイルを展開する。 

作業ディレクトリに以下のものが展開されます。 

./IXXxxxxxx.sh ‥‥ 設定スクリプト雛形 

 

  対象製品の設定スクリプトの雛形が、両方の CD に入っている場合は「各製品の CD」から取り出してく ださい。 

  

2.  [設定スクリプトの編集] 

各製品の CD‑ROM から取り出した場合、「各製品のインストールガイド」を参照して設定スクリプトを編集し てください。 

System Console Software の CD‑ROM から取り出した場合、「7.3.10 各製品のパーティションインストーラ用 スクリプト」に従い、設定スクリプトを編集してください。 

# cd 作業ディレクトリ <RETURN> 

# vi ./IXXxxxxxx.sh <RETURN> 

 

  設定スクリプトが配置されているディレクトリにファイルは作成できません。このディレクトリはター ゲットホスト上では書込み権がありません。設定スクリプト内で一時的にファイルを作成する場合は、

/tmp 配下に作成してください。 

7.3.2.2.5 システムファイルの作成 

Solaris OS の設定として、OS インストール直後にシステムファイル(hosts)などのファイルを配布することが可能 です。 

必要に応じて、OS のインストール後、各製品をインストールする前に、システムファイルなど、システムへ配布する ディレクトリやファイルを設計、および作成してください。 

各製品でインストール前にシステムファイルの設定が必要な場合があります。各製品のドキュメントを参照し、必要

なシステムファイルを作成してください。 

配布するシステムファイルは、実際にインストールする OS と同じ OS がインストールされているマシンの、該当する ファイルを元に、必要な定義を追加し作成します。 

 

  ターゲットホストに既に存在するシステムファイルは置換え(上書き)されます。 

  配置ディレクトリ、ファイルの権限は、配置先の権限に設定してください。パーティションインストーラでは、

権限の変更は行いません。配布先の権限は、配置されている権限となります。 

  /etc/inet/hosts ファイルをターゲットホストに配布する場合、/etc/inet/hosts ファイルにはインストール サーバの記述を必ず追加してください。製品インストールが継続できなくなります。 

  /etc/default/init ファイルをターゲットホストに配布する場合、ファイルに記述されたシステムロケールな どが有効となります。OS インストール設定時にパーティションインストーラで設定した値は無効となります。 

  /etc/shadow ファイルをターゲットホストに配布する場合、OS インストール設定時にパーティションインスト ーラで設定する root のパスワードは、/etc/shadow ファイル内で設定されているパスワードと同じものを指定 してください。 

7.3.2.2.6 クラスタ構成環境への製品インストール時の定義ファイルの作成 

クラスタ構成環境に製品のインストールを行う場合、前提製品の環境設定がクラスタ構成を組むすべてのノードで行 われていなければならない場合があります。 

これに対応するためには、定義ファイルを作成する必要があります。 

定義ファイルには、クラスタ構成を組むノード間で、設定スクリプトが同期を取って実行されるための情報を定義し ます。 

クラスタ構成の環境に製品をインストールする場合、クラスタ構成を組む情報を定義した以下のファイルを作成して ください。このファイルに定義した内容に従って、定義されているグループ内で、ノード番号順に設定スクリプトが 実行されます。 

ファイル名:I00FJSVcliscluster 

ファイルのフォーマットは以下の通りです。 

#################### EDIT FROM HERE #################### 

# set ‑x 

GROUPNAME=groupname  ALLNODE=allnodenumber  NODENO=nodenumber 

#################### STOP EDITING HERE #################### 

 

groupname 

クラスタ構成を組むグループ名を指定します。 

使用できる文字は、英数字のみとし、先頭は英字とします。大文字小文字は区別されます。 

ノード名は使用しないでください。 

PRIMECLUSTER で設定する「クラスタ名」と一致させる必要はありません。 

allnodenumber 

クラスタ構成を組むノード数を指定します。 

nodenumber 

グループ内のノード番号を 1 からはじまる整数で指定します。 

グループ内でこのノード番号順に設定スクリプトが実行されます。 

コメント 

本スクリプトは/bin/sh によって解釈されます。コメントの形式はシェルの仕様に準拠します。 

 

  クラスタ構成環境へ製品をインストールするときに使用する定義ファイルは、インストールするターゲットホ ストごとに作成する必要があります。 

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