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乃36

ドキュメント内 第6・7次調査 (ページ 58-63)

10cm

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440

法  量(cm) 形態・手法の特徴ほか 色調 胎  土

番号 器種 口径 底径 器高

35 14.2 内面:横ミガキ、外面:押圧・ナデ、1/8残存 暗茶褐 細砂、雲母

36 深鉢 ナデ、刻み目突帯(D字)、口縁端面:刻み目(◇形)、外面:煤 黒褐 細砂

37 浅鉢 ナデ、口縁内面:沈線1条 淡黄白

38 ミガキ、波状口縁 暗灰〜灰褐 細〜粗砂

39 深鉢 25.0 ミガキ 暗茶褐 微〜細砂

40 浅鉢 29.0 丁寧なミガキ、黒色磨研土器、1/5残存 (内)黒褐(外)暗茶褐 微砂

図23 18層出土遺物4(縮尺1/3)

石器(図24、図版七一1):18層は出土した±器から、縄文時代後期の層であると考えられる。

出土している石器は、土器に比べてかなり少なく、図示した以外は喫形石器の削片が4点、剥 片が2点出土したに過ぎない。

 出土石器の石材は全て安山岩である。

 スクレイパー(S1) 大形で三日月状に湾曲しており、両面に丁寧に加工している。縄文 時代後期に出現する石包丁状を呈する大形スクレイパーの好例である。

 石匙(図24−S2) 横長の形態である。両面を加工しており、刃部の細部調整は交互剥離を 行っているため、ジグザグになっている。

 打製石鍬(S3) 上半部を欠損している。刃部が膨らみ、バチ形を呈する形態である。両 側縁から浅い角度で調整しており、両面に素材面を残す。両側縁は潰れており、階段状剥離が 著しい。刃部の摩滅はみられない。

 模形石器(S4) 比較的大形の模形石器である。実測図中央の勇断面がいちばん新しい剥 離面である。

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4.弥生時代〜古墳時代の遺構・遺物

 本時期は、調査区北側に微高地、南側に谷部が走る地形から、谷部の埋没が進みほぼ平坦な 地形に変化し、さらに、地形に制約されてきた区割りが正方位に整理されるまでの時期である。

(1)突帯文期〜弥生時代前期

 縄文後期に形成された微高地の縁辺部には湿地 的様相を呈する17層(「黒色土」)が堆積する。図 26の8層にあたる。出⊥遺物(図31)から突帯文 期〜弥生前期前半の時期に堆積した層と考えられ る。これまでの調査あるいは周辺部の7次調査で は上面に水田畦畔が検出されているが、本調査区 では上面の削平のため遺存しない。谷部では前期

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B

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図25 弥生〜古墳時代関連    土層断面位置図(縮尺1/600)

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B

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1a.暗赤褐色粘質土   2 c.淡黒褐色粘質土  4 a.暗灰褐色粘質土  6 a.暗褐色粘質土   8 a.黒褐色土  (白色微砂)    2d.暗灰褐色砂質土    (白色微砂)   6b.暗灰色粘質土   8 b.暗黒褐色粘質土 1b.暗赤褐色粘質土   3 a.暗褐色粘質土   4b.黄灰褐色砂質土  6 c.暗灰褐色粘質土  8 c.黒灰色砂質土 2a.明灰褐色粘質土   3 b.暗黄褐色砂質土  5 a.淡黒褐色砂質土  7 a.淡灰褐色砂質土

2b.明黄灰褐色砂質土    (白色微砂)   5b.暗褐色砂質土   7b.淡黒褐色砂質土

1:〈10層〉、2:〈11層〉、3:〈12層〉、41〈13層〉、5:〈14層〉、6:〈15層〉、7:〈16層〉、8:〈17層〉

      図26 弥生〜古墳時代関連土層断面図(縮尺1/40)    

末〜中期初頭に堆積が進む(図26−6・7層)。

 検出された遺構は、溝2条である。微高地部と谷部底に各々認められる。検出面は、前者は 17層上面(同一8層)、後者は16層上面(同一7層)である。

a.溝i

SDO1(図27・28)

 aO〜b2区において、17層上面で検出された。北東から南西方向に向かう微高地の肩部に 沿って走る。検出レベルは標高2.75〜2.85mだが、断面観察

      A       A〃

では3.Omまで確認される。幅約40cm、底面は標高2.77〜2.8      1  2.gm mを測り、深さは約5〜10cm前後が残存する。掘り形は、非

常に浅い丸底を呈す。埋土は黄灰褐色粗〜細砂の単一層であ る。遺物が出土していない上、上部が削平されていることか ら、所属時期は不明確であるが、土層関係から、弥生時代前 期〜中期の範囲が考えられる。

 0      1m  1.黄灰褐色粗〜細砂

図27 SDO1断面図

   (縮尺1/30)

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2.7

2.6

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※等高線は標高値(m)

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0       10m 図28 SDO1・02(縮尺1/300)

SDO2(図28〜30、写真18)

 d1区からe4区にかけて検出されB

た。検出面は16層(図26−7a層)で、

1.95〜2.1m前後の高さである。谷底に 沿って、南東から北西方向に、調査区中央

に向かった後、急に屈曲して南西に走る。 1・暗灰色砂質土        2.暗灰色粘質土  幅約1.3〜1.5mを測る。底面は凹凸が

       図29 激しく、標高1.55〜1.75mに位置する。

深さは20〜40cm前後である。掘り形のラ インも凹凸が激しく一定しないが、やや

2段掘りふうの浅い丸底を呈す。

 埋土は、よくしまった暗灰色砂質土と 暗灰色粘質±が上下層を形成する。純粋 な砂層などは認められない。

 遺物は、磨石が1点出土したのみで、

土器が出土していないことから、時期の 特定は不明確であるが、基盤を成す15 層、そして、上部を覆う16層に含まれる遺 物に、弥生時代前期末あるいは中期初頭 までの土器が含まれていることから、本

      0 遺構の時期も同様の時期が考えられる。

≧2m

B

     0      1m SDO2断面図(縮尺1/30)

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10cm

番号

S5

磨石

石   材 粗粒安山岩

長さ(㎜)

80

幅(㎜)

77

厚さ(㎜)

38

重さ(9)

3864

円礫の片面が摩滅している。

図30 SDO2出土遺物(縮尺1/2)

写真18 SDO2完掘状況(北から)

b.包含層出土の遺物

〈17層出土の遺物〉

土器(図31):出土数は少なく、

1

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小〜細片のものが大半を占める。

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図化可能なものは、図31の

4

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ドキュメント内 第6・7次調査 (ページ 58-63)