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一〆

ドキュメント内 第6・7次調査 (ページ 63-66)

b.包含層出土の遺物

〈17層出土の遺物〉

土器(図31):出土数は少なく、

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番号 出土層 器  種 石   材 長さ(㎜) 輻(lml) 厚さ(㎜) 重さ(9) 備        考

S6 17a 叩石 花尚岩 (76) (46) 50 194.5 端部に敲打痕、1/2欠損

S7 17b スクレイパー 安山岩 92 36 9 27.3 背面に自然面を残す S8 17b 打製石鍬 ホルンフェルス (112) 48 13 83.3 トーン部分は摩滅

図32 17層出土遺物2(縮尺2/3、S6は1/2)

1〜12程度であった。

 1〜6は弥生時代前期前半の壼(1〜4)・甕(5・6)である。壼の頸部には段が認めら れ、壼・甕の沈線も2〜3条であり、多条化する以前のものである。

 7〜9は晩期〜突帯文期に属する。7は黒色磨研の大形の鉢で、突帯文期よりはやや古い時 期が考えられる。比較的薄手で丁寧な作りである。8・9は突帯文土器である。突帯上の刻み

目は8では線状に近く、9では小形で浅いものになっている。

 10〜12は縄文時代後期に属する。10・11に施される沈線は比較的幅広のものであり、後期前 半の時期が考えられる。

石器(図32,図版七一2):石材は特記しない限りサヌカイト質の安山岩である。

 図32のS6は17a層出土の叩石である。花嵩岩の円礫を使用しており、端部に敲打痕が見ら れる。半分位を欠損している。S7は17b層出±のスクレイパーである。横長の剥片の下端縁 に両面から調整して刃部を作っている。刃部の作出は主に腹面からの加工によっている。背面 に自然面を残している。S8は17b層出土の打製石鍬である。石理に沿って調整を入れて形を 整えている。スクリーントーンをかけた部分は摩滅している範囲である。石材はホルンフェル スである。

〈河道内出土の遺物〉

土器(図33〜36、図版二):15・16層出土

 1〜33は弥生時代前期の土器であり、1〜18が甕、19〜27が壼、28〜30が鉢、31〜33は壼あ るいは甕の底部である。

 甕では、口縁部の刻み目は全面に施されるもの、下端にのみ施されるもの、施されないもの に分けられる。外面の文様では、3条前後の沈線あるいはやや多条化しかけたものが大半を占 めるが、無文のもの、逆に浅い沈線で多条化したものも認められる。多条化したものは、出土 点数は僅少ではあるが、口縁部がL字状に折れ曲がり、口縁端部の刻み目もほんの僅かあるい はもたない傾向を示す(10・16)。17は文様帯下端に楕円形の刺突文がめぐり、平行沈線文帯と の間には短い斜線文が認められる。9の内面には籾圧痕が残る(図版ニー3)。壷では、口縁部 が大きく外反するタイプが多く、頸部・肩部の沈線は2〜3条程度で、若干段状を残す部分も 認められる。その他に、僅かではあるが、張り付け突帯を有するタイプ(26・27)も含まれ る。鉢はやや厚手で、箆ミガキされることが多いようである。

 時期としては、前期中頃〜末、あるいは中期初頭にかかる時期の土器群と言えよう。

 34〜51は突帯文期を中心とした土器群である。34〜43は刻み目突帯のつく深鉢で、その内 40〜43は有文のタイプである。全体的に、突帯はやや小振りで刻み目も不揃いのもの(34・

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ドキュメント内 第6・7次調査 (ページ 63-66)