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第4章 支援システム構想検討

4.1 空港

4.1.2 下地島空港

表 4.1.2-1 下地島空港諸元 項 目 概 要 種別 第3種空港

設置管理者 沖縄県

所 在 地 宮古郡伊良部町

標点位置 北緯 24°49′36″ 東経 125°08′41″

標高 7.58m

空港面積 3,615,000 平方 m 着陸帯 3,120m×300m A 級

滑走路

3,000m×60m LA-1 N14°30′02″W:真方位

誘導路 3,880m×30m

エプロン 129,200 平方 m 大型ジェット機用 5 バース、中型ジェット機用 1バース 照明施設 飛行場灯台、進入灯、進入角指示灯、滑走路灯、

滑走路中心線灯、接地帯灯、誘導路灯、風向灯等 航行援助施設 VO R/DME、ILS、ASR、SSR

運航時間 07:30~20:30(13 時間)

空港概要

昭和 40 年前後の本格的なジェット化時代の到来を前に、ジェットパイロット 養成強化が急務となり、昭和 40 年 6 月に行政監察結果勧告、更に昭和 41 年 10 月に航空審議会答申があり、これに基づき運輸省は全国的に訓練飛行場を誘致 要請することを決定。

当初非公共用として昭和 48 年 7 月設置許可されたが、昭和 54 年 5 月公共用 飛行場(第三種空港)として新たに設置許可。

昭和 54 年 7 月に供用開始し、同年 11 月からは航空会社によるパイロットの 本格的な訓練の開始、昭和 55 年 11 月から南西航空の定期便(YS-11 型機)が 就航したが、利用客が少ないことから平成 6 年 7 月に運休。

現在は、パイロット訓練にのみ使用。

図 4.1.2-1 下地島の位置

図 4.1.2-2 下地島空港の周辺環境

表 4.1.2-2 平良港の概要

昭和28年には、1,000トン級の船舶の接岸が可能な桟橋が完成。昭和33年、琉球 政府により重要港湾に指定され、昭和41年までに防波堤築造や浚渫が完了、2,000ト ン級船舶の接岸が可能。昭和47年の沖縄の本土復帰に伴い、平良港は平良市を港湾管理者 とする港湾法上の重要港湾に指定され、 宮古圏の拠点港として、港湾整備五箇年計画に基づ く整備事業が進められることとなった。これにより、物流機能の中心となる漲水地区におい ては、昭和 51 年に5,000トン級の大型船舶が利用可能な第3埠頭が完成、昭和57年に は危険物の取り扱いを中心とする第1埠頭、昭和60年には10,000トン級のバースを 含む物流の中心となる第2埠頭が完成している。また、遊漁船のための下里船だまり、離島 定期船のための第4埠頭の整備も行われた。

さらに、昭和61年度からは平良港の第二期整備計画ともいうべき下崎地区の整備に着手 し、下崎北防波堤、下崎西防波堤、及び都市機能用地の整備が現在も進められている。

宮古島

表 4.1.2-3 長山港の概要

長山港(長山地区)データ

港格: 地方港湾

港湾管理者: 沖縄県 所在地: 伊良部町 面積: 2,237ha

設立年月日: S 47 年 5 月 15 日 港湾区域変更状況: 昭和 60 年 10 月 16 日

宮古島の西約 5 km弱に位置する伊良部島及 び下地島の南岸にあり、両島の物流の拠点と なっている。平良港との間に定期フェリーが 就航しているとともに、下地 島空港で利用す るジェット燃料を運ぶ油送船やセメントタン カー等、製糖期の砂糖搬出用の貨物船など、

伊良部島で唯一の大型船用港。主に産業用資 材の積み出し、積み込み港である。

また、現在宮古島からの架橋計画が進めら れている。

長山港