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ドナー国による REDD+準備活動

ドキュメント内 成果報告書 (ページ 30-34)

第 2 章 対象国の気候変動を巡る情勢と政策及び対象プロジェクトが対象とする市場、政策等

2.5. ドナー国による REDD+準備活動

2.5.1. 主要先進国によるREDD+基金への出資状況

国際基金として、先進国から主要な基金への現在の資金拠出額(合計)は約 12.5 億米ド ルと推定される。うち、ノルウェー(4.6億米ドル)、英国(2.9億米ドル)、ドイツ(1.2億 米ドル)の拠出規模が突出。我が国は77百万米ドル。

国際基金への出資額は着実に増加傾向にあり、また、ノルウェー・インドネシア間、ノ ルウェー・ブラジル間等、二国間での取組みも促進されている。

 基盤整備や実証活動等に対する資金支援

 世界銀行・FCPF(Forest Carbon Partnership Facility:森林炭素パートナーシップファ シリティ)-準備基金

(1,400万USドル、2008年)

 世界銀行・FIP(Forest Investment Program:森林投資プログラム)

(6,000万USドル、2010年)

 アフリカ開発銀行・CBFF(Congo Basin Forest Fund:コンゴ盆地森林基金)

 UN-REDD

(320万USドル、2011年)

 クレジット取引制度の構築

 世界銀行・FCPF-炭素基金

‒ コスタリカからの炭素クレジット購入について本格交渉開始。

 米国カリフォルニア州排出量取引制度

‒ 規則コード(Code of Regulation)がREDD+クレジットの活用可能性に言及(※

現時点では取扱対象外)。

主要先進国によるREDD+基金への出資状況、および、国際基金の位置付けにつき、以下に 纏める。(表2.6)(表2.7)

表 2.7 主要先進国による REDD+基金への出資状況

国名 FCPF

Readiness Fund

FCPF Carbon Fund

Bio Carbon Fund

UN-RE DD Program me

Forest Investm ent Program

Congo Basin Forest Fund

Amazon Fund

合計 (百万 USD)

日本 14.0 3.1 65.0 82.1

米国 9.0 14.0 25.0 168.0 216.0

カナダ 41.4 5.0 21.0 67.4

豪州 23.9 18.4 35.0 77.3

ノルウェー 30.2 61.0 135.0 141.2 146.0 82.5 1000,0 1595.9

ドイツ 38.9 70.1 27.0 136.0

オランダ 20.3 20.3

フランス 10.3 5.0 15.3

フィンランド 14.7 14.7

英国 5.8 22.9 120.0 159.0 82.5 390.2

スペイン 7.0 4.4 13.0 24.4 デンマーク 5.8 8.1 10.0 23.9

イタリア 5.0 5.0

スウェーデン 15.0 15.0

ルクセンブルク 2.7 2.7

スイス 8.2 10.8 19.0

出典:Climate Fund Update Web-site

表 2.8 国際基金の位置付け

基金名 概要

フェーズ1 能力開発や REDDプラス 戦略作成の実

フェーズ2

REDDプラス戦

略に基づく実証 活動等の実施

フェーズ3 Result based 基づき排出削減 量に応じてクレ ジットを発行 世界銀行FCPF

Readiness Fund

世界銀行が運営し ている基金であり、

Readinessへの支援 を行っている。

世界銀行FCPF Carbon Fund

世界銀行が運営し ている基金であり、

2014年から本格運 用が開始される見 込みである。

世界銀行 森林 投資プログラム

(FIP)

世界銀行が運営し ている基金であり、

REDD+の

Demonstration活動 を進めている。

UN-REDD FAO、UNEP、及び UNDPにより取組

であり、Readiness

を中心に支援を 行っている。

Amazon Fund アマゾン地域を対 象にした多国間基 金であり、ノル ウェーの拠出が特 出している。

コンゴ盆地森林 基金(CBFF)

コンゴ盆地周辺国 を支援するための 多国間基金であり、

Readinessを中心に 支援を行っている。

2.5.2. インドネシアへの出資および取組状況

途上国におけるREDD+実施に向けては、二国間イニシアティブによって米国、欧州(ノル ウェー、ドイツ等)、オーストラリア等、多国間イニシアティブによって世界銀行が南米(ブ ラジル、ペルー等)、アフリカ(コンゴ、ガーナ等)、アジア(インドネシア、パプアニューギ ニア等)でのREDD+実証プロジェクトを進めている。

主だったインドネシアとの二国間での出資/取組み状況を以下に示す。

 日本―インドネシア

 JICA・REDD+プロジェクト( IJ-REDD+:Indonesia-Japan Project for Development of REDD+ Implementation Mechanism )が2013年6月より、3ヵ年計画にて実施中。

西カリマンタン州にてパイロット活動、中央カリマンタン州にて州レベルキャパ ビル活動を実施予定。

 経済産業省・環境省の F/S 調査事業。JCM の下での REDD+実施を念頭に、2009 年度より2013年度までに、計8プロジェクトのF/Sを実施。

 オーストラリア–インドネシア

 中央カリマンタン州の泥炭湿地を含めた地域でのREDDプラスを実施中(30百万 AUD )。

 スマトラ島ジャンビ州で鉱質砂土(mineral sands)におけるREDDプラスを実施中

(30百万AUD)。

 その他、インドネシアにおける森林分野の政策策定を支援する取組である。とく に、森林資源情報システム及び森林炭素計上システムの開発を支援中(10 百万 AUD )。

 ノルウェー–インドネシア

 インドネシアでのREDDプラス実施に向けてノルウェーから10億米ドルが支援中。

 米国・インドネシア

 DNPIの組織下、米国支援によるICCC(Indonesia Climate Change Center)の設立。

 米国カリフォルニア州GCF(Governors Climate and Forest Task Force)にみられる、

REDDコンプライアンススキーム組成の動き。(ブラジル5州、インドネシア5州、

メキシコ2州、ナイジェリア1州と取組)準国家レベルのアカウンティングの下 での個別プロジェクトの”Nesting”検討、

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