3 オプション
3.3 コンピュータ オプション
管理対象のコンピュータで動作するすべての Acronis Backup & Recovery 10 エージェントの 一般的な動作はコンピュータ オプションによって定義されるため、これらのオプションは コンピュータ固有と見なすことができます。
コンピュータ オプションにアクセスするには、管理対象のコンピュータにコンソールを接続し、トップ メニューから
[オプション]→[コンピュータ オプション]を選択します。
Copyright © Acronis, Inc. 93
3.3.1 コンピュータの管理
このオプションでは、コンピュータを Acronis Backup & Recovery 10 管理サーバーによって 集中管理する必要があるかどうかを定義します。
このオプションを使用するには、Administrators グループのメンバとしてコンピュータにログオンする必要があり ます。
Acronis Backup & Recovery 10 エージェントをインストールする際、管理サーバーにコンピュ
ータを登録することができます。 コンピュータが登録されていない場合は、ここで [集中 管理] を選択すると登録 『417ページ 』が開始されます。 または、コンピュータをサーバ ー側の管理サーバーに追加することもできます。 3 つの登録方法すべてにおいて、サーバ ーの管理者権限が必要です。
登録済みのコンピュータで [スタンドアロン管理] を選択すると、サーバーとコンピュータ間の通信が停 止されます。 そのコンピュータは、管理サーバーに [登録取り消し] として表示されます。 管理サーバ ーの管理者はサーバーからそのコンピュータを削除するか、または再度登録することができます。
デフォルトの設定は [スタンドアロン管理] です。
コンピュータに集中管理を設定する手順は、次のとおりです。
[集中管理] を選択します。
[管理サーバー(IP/名前)] を指定します。
管理サーバーの管理者のユーザー名とパスワードの入力を求めるプロンプトに対して、それらを指定します。
[コンピュータの登録アドレス] で、管理サーバーでのコンピュータの登録方法を選択します。名前(
推奨)または IP アドレスのいずれかになります。
[OK] をクリックすると、コンピュータが管理サーバーに登録されます。
集中管理を無効にするには、[スタンドアロン管理] を選択します。
3.3.2 イベント トレース
管理対象のコンピュータで動作するエージェントによって生成されたイベントを Windows のアプリケーション イベント ログに表示したり、指定した SNMP マネージャに送信した りすることができます。イベント トレース オプションをここ以外で変更していなければ、
ローカルのすべてのバックアップ計画およびこのコンピュータ上で作成されるすべてのタス クに対してこの設定が有効になります。
ここでの設定は、バックアップ中または復元中に発生するイベントについてのみ、上書きす ることができます(「デフォルトのバックアップ オプションおよび復元オプション 『97ペー ジ 』」をご参照ください)。この場合、ここでの設定は、アーカイブのベリファイまたはク リーンアップなどの、バックアップと復元以外の処理に対して有効になります。
デフォルトのバックアップ オプションと復元オプションの設定は、バックアップ計画や復元タスクを作成するとき に、さらに上書きすることができます。この場合、取得する設定は、計画に固有またはタスクに固有のものに なります。
Windows イベント ログ
このオプションは、Windows オペレーティング システムの場合にのみ有効です。
94 Copyright © Acronis, Inc.
このオプションは、ブータブル メディアから起動した場合には使用できません。
このオプションでは、管理対象のコンピュータで動作するエージェントが、イベントを Windows のアプリケーシ ョン イベント ログに記録する必要があるかどうかを定義します。このログを表示するには、eventvwr.exe を 実行するか、または[コントロール パネル]→[管理ツール]→[イベント ビューア]を選択 します。ログに記録するイベントにフィルタを設定することができます。
ここでの設定は、バックアップ中または復元中に発生するイベントについてのみ、デフォル トのバックアップ オプションおよび復元オプション 『97ページ 』で、上書きすることがで きます。この場合、ここでの設定は、アーカイブのベリファイまたはクリーンアップなど の、バックアップと復元以外の処理に対して有効になります。
デフォルトのバックアップ オプションと復元オプションの設定は、バックアップ計画や復元タスクを作成するとき に、さらに上書きすることができます。この場合、取得する設定は、個別の計画または個別のタスクのものに なります。
デフォルトの設定 - オフ
このオプションを有効にするには、[イベントをログに記録する]チェックボックスをオンにします。
[ログに記録するイベントの種類]チェックボックスを使用して、Windows のアプリケ ーション イベント ログに記録するイベントにフィルタを設定します。
[すべてのイベント] - すべてのイベント(情報、警告、およびエラー)
[エラーと警告]
[エラーのみ]
このオプションを無効にするには、[イベントをログに記録する]チェックボックスをオフ にします。
SNMP 通知
このオプションは、Windows および Linux オペレーティング システムの両方で有効です。
このオプションは、ブータブル メディアから起動した場合には使用できません。
このオプションでは、管理対象のコンピュータで動作するエージェントが、イベントを指定した簡易ネットワーク 管理プロトコル(SNMP)マネージャに送信する必要があるかどうかを定義します。送信するイベントの種類を 選択できます。
ここでの設定は、バックアップ中または復元中に発生するイベントについてのみ、デフォル トのバックアップ オプションおよび復元オプション 『97ページ 』で、上書きすることがで きます。この場合、ここでの設定は、アーカイブのベリファイまたはクリーンアップなど の、バックアップと復元以外の処理に対して有効になります。
デフォルトのバックアップ オプションと復元オプションの設定は、バックアップ計画や復元タスクを作成するとき に、さらに上書きすることができます。この場合、取得する設定は、計画に固有またはタスクに固有のものに なります。
Acronis Backup & Recovery 10 での SNMP の使用の詳細については、「SNMP のサポート『49
ページ 』」を参照してください。
デフォルトの設定 - オフ
Copyright © Acronis, Inc. 95
SNMP
メッセージの送信を設定する手順は、次のとおりです。
[SNMP サーバーにメッセージを送信する] チェックボックスをオンにします。
次のように適切なオプションを指定します。
[送信するイベントの種類] - [すべてのイベント]、[エラーと警告]、または[エ ラーのみ] から、送信するイベントの種類を選択します。
[サーバー名/IP] - メッセージの送信先となる SNMP 管理アプリケーション実行ホストの名前
または IP アドレスを入力します。
[コミュニティ] - SNMP 管理アプリケーション実行ホストと送信元コンピュータの両方が所属 する SNMP コミュニティの名前を入力します。 一般的なコミュニティは "public" です。
[テスト メッセージを送信する] をクリックし、設定が正しいかどうかを確認しま す。
SNMP メッセージの送信を無効にするには、[SNMP サーバーにメッセージを送信する] チ
ェックボックスをオフにします。
メッセージは、UDP 経由で送信されます。
次のセクションには、受信コンピュータの SNMP サービスの設定『95ページ 』に関する追 加情報が含まれます。
受信コンピュータでの SNMP サービスの設定 Windows
Windows を実行するコンピュータに SNMP サービスをインストールする手順は、次のとお
りです。
[スタート]→[コントロール パネル]→[プログラムの追加と削除]→[Windows コ ンポーネントの追加と削除]を選択します。
[管理とモニタ ツール]を選択します。
[詳細]をクリックします。
[簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)]チェックボックスをオンにします。
[OK]をクリックします。
オペレーティング システムのインストール ディスクにある lmmib2.dll が必要になる場合 があります。
Linux
Linux を実行するコンピュータで SNMP メッセージを受け取るには、net-snmp(RHEL と
SUSE 用)または snmpd(Debian 用)パッケージをインストールする必要があります。
SNMP は、snmpconf コマンドを使用して設定できます。デフォルトのコンフィギュレーション ファイルは、
/etc/snmp ディレクトリにあります。
/etc/snmp/snmpd.conf - Net-SNMP SNMP エージェントのコンフィギュレーション ファイ
ル
/etc/snmp/snmptrapd.conf - Net-SNMP トラップ デーモンのコンフィギュレーション ファイル
96 Copyright © Acronis, Inc.
3.3.3 ログのクリーンアップ ルール
このオプションでは、Acronis Backup & Recovery 10 エージェントのログをクリーンアップす る方法を指定します。
こ の オ プ シ ョ ン は 、 エ ー ジ ェ ン ト の ロ グ フ ォ ル ダ (Windows XP/2003 Server で は
%ALLUSERSPROFILE%\Application Data\Acronis\BackupAndRecovery\MMS\LogEvents)の最大サイズ を定義します。
デフォルトの設定 - 最大ログ サイズ: 1GB。クリーンアップ時には最大ログ サイズの 95% を 維持します。
このオプションが有効な場合、100 個のエントリが記録されるたびに、ログの実際のサイズと、最大サイズが 比較されます。最大ログ サイズを超えると、最も古いログ エントリが削除されます。保持するログ エントリの 量を選択できます。デフォルトの 95% の設定では、ほとんどのログが保持されます。最小の 1% の設定に すると、ログはほとんど消去されます。
このパラメータは、Acronis 管理用テンプレート『370ページ 』を使用しても設定できます。
3.3.4 オンライン バックアップのプロキシ
このオプションは、インターネットを利用した Acronis オンライン バックアップ ストレー ジでのバックアップおよびリカバリにのみ有効です。
このオプションは、Acronis エージェントをプロキシ サーバー経由でインターネットに接続するかどうかを定義し ます。
注意: Acronis Backup & Recovery Onlineは、HTTP および HTTPS のプロキシ サーバーのみサポートし
ます。
プロキシ サーバー設定を指定する手順は、次のとおりです。
[プロキシ サーバーを使用する] チェックボックスをオンにします。
[ ア ド レ ス ] で プ ロ キ シ サ ー バ ー の ネ ッ ト ワ ー ク 名 ま た は IP ア ド レ ス を 指 定 し ま す ( 例: proxy.example.com または 192.168.0.1)。
[ポート] でプロキシ サーバーのポート番号を指定します(例: 80)。
プロキシ サーバーで認証が必要な場合は、[ユーザー名] および [パスワード] でログイン情報を 指定します。
プロキシ サーバー設定をテストするには、[テスト接続] をクリックします。
使用するプロキシ サーバーの設定が不明な場合は、ネットワーク管理者またはインターネ ット サービス プロバイダに問い合わせるか、
Web ブラウザの設定で指定されているプロキシ サーバー設定を試してみてください。 3 つの一般的なブラ ウザで設定方法を調べる方法は、次のとおりです。
Microsoft Internet Explorer の場合: [ツール] メニューで [インターネット オプショ
ン] をクリックします。 [接続] で [LAN の設定] をクリックします。
Mozilla Firefox の場合: [ツール] メニューで [オプション] をクリックし、[詳細設定] を
クリックします。 [ネットワーク] タブの [接続] で [設定] をクリックします。