シリアル V. 35/RS-449/RS-530 ネットワークインターフェースの設定
カスケード接続通話に 3 か所以上の他サイトを接続する
3. 次のいずれかを選択します。
• [
はい
] — 通話に自動的に応答します。• [
いいえ
] — 通話に手動で応答します。• [
着信拒否
] — 着信通話を自動的に拒否します。相手側は、サイトが応答しないことを示すメッセージを受け取ります。
AES 暗号化の設定
通話を暗号化するには、AES 暗号化ソフトウェアの登録キーの入力が必要な場合があ ります。
1. [
システム情報
] >[管理者設定
] > [ソフト/ ハード] > [ システムオプション]
の順に選択します。
2. AES 暗号化キーを入力します。
3. [
システム情報
] >[管理者設定
] > [セキュリティ
] の順に選択します。4. [
暗号化]
で、以下のオプションを設定します。AES 暗号化オプションの購入については、Polycom 製品の販売元にお問い合わせください。
設定 説明
必須 すべての通話を暗号化する場合に指定します。相手側が暗号化を サポートしていない場合は、通話は接続されません。
使用不可 通話に暗号化のオプションを必要としない場合に指定します。
使用可の場合 相手側のシステムでサポートされているときは暗号化を使用する場 合に指定します。暗号化されていない通話も問題なく接続されます。
パスワードとセキュリティのオプションの設定
管理者パスワードとミーティングパスワードを入力または変更できるほか、システム へのリモートアクセスを許可するかどうかを指定できます。
1. [
システム情報
] > [管理者設定
] > [セキュリティ
] の順に選択します。2.
次のオプションを設定します。
設定 説明
システム管理パスワード システム管理パスワードを入力または変更します。
システム管理パスワードを設定すると、次の操作でそのパス ワードの入力が必要となります。
• [ユーザー設定] 画面以外での設定変更
• ソフトウェアのアップデート
• Web インターフェースを使用したシステム管理 ミーティングパスワード 以下の場合にユーザーが入力するパスワードを指定します。
• 内部 MCU を使用した多地点通話に参加する
• Web インターフェースでスライドを表示する
• Web インターフェースでストリーミングを表示する
• Web インターフェースでクローズドキャプション機能にア クセスする
このフィールドには、このシステムの通話先システムのパス ワードを格納することもできます。パスワードがこのフィール ドに格納されていれば、通話時の入力は不要になります。パス ワードは、使用しているシステムから自動的にパスワードを求 めているシステムに提供されます。
ソフトウェアアップ デートパスワード
他のサイトから ISDN ネットワーク経由でシステムソフトウェ アをアップデートするときのパスワードを指定します。
暗号化
([シ ステムオプション] 画面で有効にした場合)
AES 暗号化をサポートする他の端点との通話を暗号化するかど うかを指定します。
リモートアクセスの可否 次のアプリケーションからシステムへのリモートアクセスを許 可するかどうかを指定します。
• FTP
• Web
• Telnet
• SNMP
これらのアプリケーションは任意で選択できます。また、自由 に組み合わせることもできます。
メモ:リモートアクセスの設定を変更した場合は、システムを再 起動します。
暗号再同期 システムに V.35/RS-449/RS-530 ネットワークインターフェー スモジュールが接続されている場合に利用できます。
暗号再同期の設定方法については、3-17ページの「シリアル V.35/RS-449/RS-530 ネットワークインターフェースの設定」
を参照してください。
第 4 章 - システムのカスタマイズ
システムの時間設定
システムの時間を設定すると、通話記録レポートに各地域の日時を表示できます。
1. [
システム情報
] >[管理者設定
] > [LAN/H.323] > [NTP設定
] の順に選択します。2.
次のオプションを設定します。
設定 説明
時間サーバー システムの自動時間設定のために、時間サーバーに接続するかどう かを指定します。独自の時間サーバーを指定する場合は、[手動] を 選択し、以下のフィールドに DNS 名または IP アドレスを入力し ます。
サーバー IP アドレス 必要に応じて、独自の時間サーバーを指定します。
夏時間 現在のシステムの時間が夏時間に調整されている場合に指定し ます。
GMT との時差 システムの設置場所と GMT (グリニッジ標準時) との時差を指定 します。
ユーザーに対するヘルプ
システムのインストールとネットワーク設定を完了し、動作のデザインも終えました。
これでユーザーが通話を開始できます。必要であれば、ユーザーが通話の基本的なタ スクに慣れるまで、ヘルプを提供できます。
ユーザーは次のリソースを使用できます。
❑ 『ViewStation EX/ViewStation FX/VS4000 クイックヒント』
通話中に参照できる 2ページのクイックリファレンスです。
ViewStation システムで通話を行う場合の基本事項を記載しています。
❑ 『入門ガイド』
— 初心者から経験者まで、あらゆるユーザーを対象としています。このマニュアルには、会議の基礎、通話のさまざまな発信方法、リモコンの使い 方、プレゼンテーションの実施方法などが記載されています。
各製品の最新マニュアルについては、www.polycom.com/videodocumentationでテレビ会議の マニュアルを参照してください。
5
システムのリモート管理
リモートコンピュータからシステムの設定、管理、監視を行うには、システムの Web インターフェース、
Polycom Management Access (PMAC) ウィザード、Polycom GlobalManagement System™
、SNMP のいずれかを使用します。
使用する管理ツールは、ネットワーク環境に合わせて選択します。
❑
Web インターフェースを利用する場合は、Web ブラウザを準備するだけでシステムを管理できます。
❑
PMAC ウィザードと Address Book Utility は、www.polycom.com/videosoftwareでダウンロードできます。
❑
Polycom Global Management System (GMS) を利用する場合は、GMS アプリケーションをネットワークにインストールする必要があります。
❑
SNMP を利用する場合は、ネットワーク管理ステーションにネットワーク管理ソフトウェアをインストールする必要があります。
この章の内容 ページ
Web インターフェースの使い方 5-2
PMAC ウィザードの使い方 5-3
Address Book Utility の使い方 5-4
GMS を使用しているシステムの使い方 5-6
SNMP の設定 5-8
Web インターフェースの使い方
Web インターフェースを使用して、ローカルシステムで行うほとんどの通話と設定の
操作を実行できます。
Web
インターフェース用にブラウザを設定するには、次の手順に従います。
1. Web ブラウザには、次のいずれかのソフトウェアバージョンを使用してください。
• Microsoft Internet Explorer 5.5 以降
• Netscape 6.0 以降