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 ・指導者の意図する市販ソフトがあまりないため、自作に頼らざるを得ない面  がある。

 ・学習指導に使えるソフトがないため、各教科で、コンピュータは使えていま  せん

2.生徒への負担

表26生徒への負担

リテラシーに 條ヤが必要

コンピュータの

@台数不足

その他

23 12 5

①コンピュータ及びソフトのi操作を覚えるための負担

・初歩的な操作の指導に時間がかかり、かえって能率的な学習ができないこと がある

 ・継続して指導できればよいが、少し時間があくと、操作等、全く忘れる者も 出て来て興味を失う者もいる

 ・パソコンの操作に習熟するまでに、多くの時間を必要とする。

 ・リテラシーがないとついてゆけない

 ・ソフト間でi操作に共通性がなく、ソフトを理解させるのに時間がかかる

・生徒による操作に時間がかかる

・操作がむずかしい

・JIS配列によるキーのダイビングや操作の複雑性からコンピュータぎらい を作る可能性がある

 ・コンピュータの使い方を知るための時間が余計にかかり、授業本来の内容が  消化できないこともある

②設置台数の不十分さからくる負担

 ・コンピュータが1教室にしかないので、利用時間が少ない。コンピュータ操 作に慣れるまでに時間がかかる

 ・現状では2人で1台の場合が多く1人1人が活用できる時間に乏しい。また,

 そのことで学習意欲が半減することもしばしばである

③その他

 ・眼性疲労

 ・健康上の問題が考えられる、将来の影響は不明だから

 ・生徒どうしのコミュニケーション(話し合い)の場の設定がなずかしい  ・他教科との関連で使用したいときに使用できないときがある。(コンピュー

タ室の利用)。移動に記聞がかかる。

3.学習効果への疑問 表27学習効果への疑問

学習効果 学習状態 市販ソフトへの批判 人間性が欠ける その他

28 14 12 4

6

①学習効果

・パソコンを使うのに時間がかかって授業でゆっくり理論を考える時間が足り なくなる

・生徒にちょうど良いソフトは市販ではなかなか無い。教師がつくるひまもな

い。

 ・パソコンに対する興味関心が、課題研究を阻害することがある。個の反応が 多様なため、それらをまとめ1つの課題解決に至ることが難しい場合が多い

・色の違いを少なくする

・生徒に視覚的にとらえさせ有効であるが、記録としてあまり頭の中に残らず、

定着という点で多少問題がある。

・チュートリアルやシミュレーションなどは、ソフトウェアによほど工夫点が ないと思考力や驚きなどの面では逆効果になってしまうのではないか。

・使うことへの興味が先行し、本質に取り組まないことになる

・鉛筆等をあまり使わずに学習を進めてしまうためか、記憶に残らないことが 心配される

・学習面より画面の美しさ、操作の楽しさの方が優先されてしまいがちである 機械が相手なので、人間的な教育(情操面)がうすれる

 ・深まりにくく、上べだけに終わってしまいやすい  ・時間がかかる割に学習効果が低い。

②学習状態

 ・直接体験しないとわからないものがコンピューター利用によって感覚的なも のがおざなりにされてしまう。(例えば,粘土細工での手触りなど)

 ・栄養計算、栄養診断等に於ける結果の情報は早く求められるがその過程にあ  る理解力や計算力、自らの応用力は育ちにくいのではないか。

 ・映像が消えると、学習体験が知識として残らないことがある。コンピュータ  より、ビデオの方がわかりやすいところがある。

 ・個人差が大きく、一斉授業では工夫が必要。

 ・やらなければならない実験実習をシミュレーションで代替させてしまう傾向 がある

 ・画一的になりやすい  ・遊び・ゲーム感覚である

 ・現段階ではドリルソフト等をやると,ただ答えをだすだけで終わってしまう。

ゲーム感覚で答えを求めてしまい,しっかり考えて結論を出すような指導がで  きていない

 ・全てをコンピュータまかせになると基本的な計算とか漢字の覚えとかがおろ そかになる可能性がある。

③市販ソフトへの批判

 ・ドリル形式のソフトが多く、生徒がカンで答えてしまうことがある。

 能力低下につながる

 ・市販ソフトを利用すると、実態へのきめ細かな対応ができない  ・ソフトによって自分の目的とする授業ができない場合がある。

 ・指導者の意図する市販ソフトがあまりないため、自作に頼らざるを得ない面

がある。

 ・ソフト間で操作に共通性がなく、ソフトを理解させるのに時間がかかる

④人聞性を失う

 ・個別の学習に埋没してしまい共同で何かを成し遂げることに,何等かの影響 があるように思う。また時間のかかる作業的学習を忌避する傾向を助長する可 能性を感じる。

 ・コンピュータ絶対という感覚になりはしないだろうか。

 ・機械が相手なので、人間的な教育(情操面)がうすれる

⑤その他

 ・授業の進度の問題(授業時間数) (5件)

 ・ソフトの予算がつきにくい

第11項 生徒の現状

   現在の3年生の生徒がどの程度コンピュータが使えるかについて「平均的な

  生徒の70%以上のものが到達できたものに◎、30%〜70%未満のものが

  到達できた項目に○を、30%未満のものしか到達できなかったものに△、生   徒に指導していないものに×を記入してください。」という質問の回答をまと   めると

  表28生徒の現状のようになる。

   また、質問項目は次のようである

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

キーボードでアルファベットが打てる。

かなキー、ローマ字変換などでかなが打てる。

漢字を入力することができる。

ワープロの基本的な操作ができる。

演習用のプログラムを使って自主学習ができる。

表計算ができる。

BASIC, LOGOなどで簡単なプログラムが作れる。

データーベースを使って情報の検索などができる。

ホームポジションでキーボードが操作できる

表28 生徒の現状

70%以上 30〜70% 30%以下 指導無 有効回答数

アルファへ ット 115 14

2

4 135

かな 97 27

6 5

135

漢字 98 26

5 6

135

ワープロ 61 57 8 8 134

自主学習 28 24 18 58 128

表計算 21 37 22 52 132

フ。ログラム 20 36 32 46 134

テ㌧ターペース 15 29 27 61 132

ホームホ。ジション

11

26 40 54 131

 ペットが打てる

かなキー、ローマ字変 換などでかなが打てる 漢字を入力することが

  できる

ワープロの基本的な操

  作ができる

演習用のプログラムを 使って自主学習ができ

  表計算ができる

BASIC, LOGO

などで簡単なプログラ デ皿鉢ーベースを使っ て情報の検索などがで ホームポジションで キーボードが操作でき

図23 生徒の現状

 漢字を含めたキーボードによる入力は大体できるが、ワープロになると少し 難しくなってくるようである。

 表計算やCAI、データベースは指導していない学校も多い。

 キーボードの指導はほとんどの学校でなされており、成果を上げているが ホームポジションの指導はしていないところが多い。

 ブラインドタッチの指導等は重点がおかれていないのであろうが、生徒は練 習すると自己流で結構速く打てるようになる。

 基本的なことであるので、適切な指導をしておいたほうが良いと思われるが、

義務教育課程においてはキータイプを指導できる先生は少ないと思われる。

第12項どこまで指導するか

   「中学生へのコンピュータの指導をどれぐらいまでできればよいと考えてい   るか」という質問に対する自由記述をまとめると表29どこまで指導するか   のようになる。

   有効回答128校のうちの何校が記述しているかによってまとめているが、

  10%以下を除いたものとなっている。

   これによれば多くの担当者がワープロをはじめとするアプリケーションソフ   トを使えれば良いと考えていると考えられる。

   表計算、プログラミング、図形処理、データーベースの利用までを考えてい   る担当者はそれよりは少ない。

表29どこまで指導するか

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