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⽣産・輸送時の温室効果ガス削減

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気候変動への対応

- 85 -⽣産時のエネルギー起因CO2の削減

原単位を2005年度⽐15%削減

2015年度のCO2排出量原単位は2005年度⽐で15%削減し、エネルギー起因CO2排出量は71万t-CO2となりました。

2015年度の主な取り組みは、堺製作所・空調⽣産本部で⼯場のエネルギーをモバイルで⾒える化する「モバイル環境 あんどん」を導⼊したことです。また、従業員の意識向上を図るため、環境道場を設置しました。さらには省エネを テーマとした第2回グローバル環境会議をタイで開催したことも⼤きな取り組みの⼀つです。

エネルギー管理の国際規格ISO50001の認証については、2015年1⽉にダイキンヨーロッパ社とダイキンインダスト リーズチェコ社で、3⽉には堺製作所で取得しています。

CO2排出量削減の新たな⽬標としては、2020年度に2015年度⽐(2013年〜2015年平均値)原単位で5%削減を掲 げ、さらなる省エネ化を推進していきます。

CO2排出総量/⽣産⾼あたりのCO2排出量原単位

CO2⽣産⾼原単位とは

⽣産⾼あたりのCO2排出量を表す値です。この値が低下することは、同額の製品を⽣産する際に排出するCO2の 量が以前よりも減り、効率的に⽣産できるようになったことを意味します。

滋賀製造部の乾燥炉の消費エネルギーを40%削減

滋賀製造部では、職場単位で検討改善するのではなく、調査により⾒える化した測定データをもとに、省エネ できるポイントを絞り出すことにしました。その結果、電⼒の多消費設備である乾燥炉の熱効率が悪く、省エネ を図れる余地があることがわかりました。そこで熱⾵発⽣機2台のうち1台を撤去し、熱⾵発⽣機の取付位置を変 更。ブロアで熱⾵を循環させ、⾵量を最⼤限に活かす⽅式に変え乾燥時間の短縮化を実現しました。また、仕切 りを設け、炉内をより⼩さくすることで放熱ロスを防ぎ、熱効率を向上させました。

このような改善により、乾燥炉の電⼒使⽤量を69.143kWh、電⼒コストを968千円/年削減し、⼤きな効果を

⽣み出しています。

輸送時のCO2排出削減

原単位で2010年度⽐10.7%削減

輸送によるCO2排出量を、2015年度までに2010年度⽐10%削減(売上⾼原単位)を⽬標に、輸送⼿段をトラックか ら貨物列⾞やフェリーに切り替えるモーダルシフトのほか、海外⽣産地から⽇本消費地へ最短輸送距離となるルートで 船便を使う「ダイレクトシップ」の拡⼤などに取り組んでいます。

2015年度は海外⼯場と滋賀製作所での並⾏⽣産品の輸送に関して効率化を図りました。具体的には、滋賀製作所で

⽣産した製品を関⻄地区に配置し、それ以外の地区に海外⼯場の⽣産品を配置することにしました。その結果、滋賀か ら東京間の10トン⾞を200台分削減。その他の施策と合わせてCO2排出量を315t-CO2削減しました。これは原単位で 2010年度⽐10.7%削減となり、10%削減という⽬標をほぼ達成することができました。また、2015年度のモーダルシ フトの切り替え率は2014年度と同様に27%となりました。

2020年度には、2015年度⽐5%削減(売上⾼原単位)を⽬標に取り組んでいきます。

輸送におけるCO2排出原単位(⽇本)

輸送に関するその他の環境負荷低減策

国内⽣産拠点の構内物流においては、フォークリフト全数をエンジン式から電気式に変更しました。

倉庫内のレイアウトの変更からのフォークリフト移動距離短縮:

作業場変更による作業効率の向上などで就業時間を2時間短縮しました。

製造拠点構内において、⾞両にはアイドリングストップを求め、運輸業者様に対しても、アイドリングス トップの実⾏を広めています。

輸送効率化や包装容積縮⼩によるCO2排出削減と、業務時間短縮による電⼒使⽤量削減に取り組みます。

業務改善策として、国内・海外ともに継続的に倉庫内のレイアウトを⾒直し、作業の効率化による就業時間 削減に取り組んでいます。

- 87 -太陽の位置に合わせて向きを変える太陽光パネル

CASBEE建築評価認定書

(ダイキン⼯業 テクノロジー・イ ノベーションセンター)

再⽣エネルギーの利⽤

太陽光・⾵⼒・⽔⼒などの活⽤を推進

ダイキングループでは、太陽光・⾵⼒・⽔⼒などの再⽣可能エネル ギーの利⽤促進に努めています。

例えば、欧州では、EU指令によって太陽光・⾵⼒・⽔⼒などの再⽣

可能エネルギーの利⽤⽐率を2020年までに20%まで⾼めることを⽬

標にしています。ダイキンヨーロッパ社では、2007年度から⼯場・事 務所で使⽤する全電⼒約1,300万kWhを、100%⽔⼒発電によるグ リーン電⼒に切り替えました。購⼊電⼒によるCO2の排出量はゼロに なり、それまで年間約5,000t-CO2だったCO2排出量、約1,660t-CO2

まで削減することができました。

2015年度は、テクノロジー・イノベーションセンターに⾃社技術を 駆使し、太陽の動きを追尾する太陽光パネルを導⼊しました。

グリーンビルディング認証

世界各国の拠点で省エネルギービルとして認定

世界各国の拠点では、環境・社会に配慮して設計・建築・運営された建物を認証す るグリーンビルディング認証の取得に積極的に取り組んでいます。

2010年12⽉、⽶国・ミネソタ州に設⽴した⼤型セントラル空調機の開発施設「ダ イキンアプライドアメリカ開発センター」は、⾮営利団体⽶国グリーンビルディング 協議会が建物の省エネ度や環境設計について評価する認定制度LEEDで、Gold認定を 獲得しました。2016年7⽉にはテクノロジー・イノベーションセンターがLEEDの Platinum認定を受けたほか、⼀般財団法⼈建築環境・省エネルギー機構が建築物や 街区、都市などに係わる環境性能を評価するCASBEEからSランクの評価を受けまし た。

2011年度、ダイキンアプライドアメリカ社のデイトン倉庫は、エネルギー効率、

快適性などの項⽬で基準に適合した省エネ建物を認定する「エネルギースター」の適 合を受けました。

また、ダイキンオーストラリア社の本社ビルでは、2013年度も継続して、豪州の 建築環境格付け制度であるNABERSで、数少ない5.5つ星を獲得し、⾼いエネルギー 効率が評価されました。

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