2019 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
1309211臨床栄養活動論 Clinical Nutrition :Concepts and Application
山内、内田、
林、庄司 専門 2 選択必修 3 年 後期
科目の概要
この授業では、臨床栄養学で学んだ栄養ケア・マネジメントの実践活動として、栄養評価、栄養管理計画(栄養補給、栄養 食事相談、他職種による栄養ケア)、実施、チェック、モニタリング、評価の流れを、症例から実践的に学ぶ。特に、内分泌疾 患、腎疾患、摂食・嚥下障害、消化器疾患、低栄養(褥瘡)疾患を中心に演習形式で授業を行う。総合学習として、学内外で の健康フェア等を体験する。
学修内容 到達目標
① 臨床診査等で症例を評価し、栄養診断をする際の基本 的な内容を学ぶ。
② 栄養治療計画を立て、栄養介入をする上で栄養必要 量の算定や栄養補給法の選択等のプロセスを学ぶ。
③ 対象者へのコミュニケーションをとりながら、栄養治療計 画を実施し、その後の経過を観察し、設定した目標を 達成していくための修正内容方法を学ぶ。
① 栄養ケア・マネジメントを展開する上で傷病者の栄養評価が できる。
② 栄養ケア・マネジメントを展開する上で傷病者の栄養計画を 作成できる。
③ 傷病者の栄養計画から具体的なプランを展開できる。
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 臨床栄養学Ⅰ・Ⅱまでの学習内容をまとめ、講義・演習を交えながら、栄養ケア・マネジメントの 流れについて主体性をもって学ぶ。
働きかけ力
実行力 自分の考えを反映し、栄養管理計画を作成した後、プレゼンテーションを行うことで具体的 に周囲の人に伝える能力を身に付ける。
考え抜 く力
課題発見力
グループワークにて症例検討を行い、食事の工夫、経管栄養剤や栄養補助食品の知識の習 得、経管栄養投与方法の手技、栄養指導の立案など実践的学習から、関連する科目と連動し た知識に発展できるよう、課題発見する。
計画力
創造力 グループワークにて症例検討を行い、創造力を発揮して、良い栄養ケア・アマネジメントとなるよ う工夫をする。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 プレゼンテーションで栄養管理計画を発表し、より良いマネジメントの情報を発信し、積極的な 意見交換を行う。
傾聴力 周囲の人の意見を傾聴し、自分の考えをまとめる。
柔軟性 情況把握力
規律性 グループの症例検討の際に、うまくまとまらなかったときに、規律性を保ちながら、よりよい 案を考える力をつける。
ストレスコントロール力
テキスト及び参考文献
テキスト:NEXT 栄養科学シリーズ 臨床栄養管理学実習 塚原丘美編 講談社サイエンティフィック NEXT 栄養科学シリーズ 新・臨床栄養学 竹谷豊他編 講談社
参考文献:エッセンシャル 臨床栄養学
他科目との関連、資格との関連
他科目との関連:「臨床栄養学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」「臨床栄養教育論実習」「臨床栄養学実習」
資格との関連:管理栄養士
学修上の助言 受講生とのルール
3 年次前期までのすべての授業の知識が必要となる。授業前 には当日の授業の項目の予習をして、疾患の栄養食事療法 の治療計画のポイントを確認しておくこと。学内外での健康フ ェア等の参加もあるため、関連科目の復習を行うなかで、その 知識を活用してほしい。
栄養ケア・マネジメントの主旨を理解し、チーム医療に重要な コミュニケーション力をつけることを念頭に入れ、積極的にグル ープディスカッションすることが重要である。常に情報を発信 し、積極的な意見交換を実践すること。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
筆記試験 80
① ✓ ・栄養ケア・マネジメントに沿った筆記試験を行う。主に各項目の定義や 手技を習得しているか確認する。
ポイント ・臨床栄養学の概念を理解しているか
・ガイドラインに基づいた栄養治療計画が立案できるか
・患者 1 人 1 人の病態に合わせた質の高い栄養ケアが提供できるか
② ✓
③ ✓
④
⑤
小テスト
①
②
③
レポート 10
① ✓ ・それぞれの疾患に応じて具体的な栄養管理計画の作成が学習出来ている か発表を行う。
・その後、グループワークや発表など創造力、コミュニケーション力を使い、対 象者の状態、取り巻く環境などさまざまな状況を考慮し、課題発見力が集約さ れた内容になっているかレポートの提出で確認する。
② ✓
③ ✓
④
⑤ 成果発表
(口頭・実技)
①
②
③
作品
①
②
③
④
⑤
社会人基礎力
(学修態度) 10
① ✓ ル―ブリック(評価基準)
(主体性)取り上げたテーマに対し栄養ケア・マネジメントの流れに対し主体性 をもって、積極的な取り組みがある。
(実行力)具体的に周囲の人に伝える能力を身に付け、栄養管理計画の立 案や変更を成し遂げている。
(課題発見力)関連データをみて実践的学習から、課題発見の提案ができて いる。
(創造力)グループワークにて症例検討を行い、創造力を発揮して、良い栄養 ケア・アマネジメントとなるよう独自の工夫ができている。
(発信力)プレゼンテーションで栄養管理計画を発表し、より良いマネジメント の情報を発信し、積極的な意見交換を行うことができる。
(傾聴力)周囲の人の意見を傾聴し、自分の考えをまとめることができる。
(規律性)グループの症例検討の際に、うまくまとまらなかったときに、規律 性を保ちながら、協力することができる。
評価は、複数教員が筆記試験とル―ブリック(評価基準)にて行う。
それぞれを評価し、S:100%、A:80%、B:70%、C:60% F:60%
未満として学内外での活動も含め総合的に判定する。
② ✓
③ ✓
④
⑤
総合評価
割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準 取り上げた症例に対して、積極的な学習姿勢が感じられ、
模範的な提言が示せる。筆記試験及び学内外での栄養フ ェアの際に、社会人基礎力が共に優れている者を、S(秀)と する。
取り上げた症例に対して、標準的に取り組める
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
オリエンテーション
(内田)
臨床栄養管理に必要な技能を 学ぶ
講義
グループワーク
栄養ケア・マネジメントの概 要を理解している。
(予習)「栄養ケア・マ ネジメント」について 予習するp6~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめる。
180 主体性 課題発 見力 傾聴力
2週 /
栄養アセスメント1
(山内)
栄養アセスメント(臨床検査の見 方・臨床診査の捉え方を学ぶ)
講義
グループワーク
臨床診査の基礎、問題リス ト抽出ができる。
(予習)「臨床検査」
について予習する p16~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめ、発表の 準備を行う。
180 主体性 課題発 見力 傾聴力
3週 /
栄養アセスメント2 (内田)
経腸栄養剤を必要とする症例の 栄養管理を学ぶ
講義
グループワーク 発表
栄養管理の方法をコンサ ルテーション(提案)でき、
栄養管理計画を作成でき る。
(予習)「必要栄養量 の 設 定 」 お よ び 「 栄 養 ケ ア プ ラ ン 」 に つ い て 予 習 す る p 20
~。
(復習)授業内容をノ ートおよびレポートに まとめる。
180 主体性 実行力 課題発 見力 発信力 傾聴力 規律性
4週 /
栄養管理計画1(林)
経腸栄養剤を必要とする症例の 知識を得る
講義
グループワーク
・DVD 視聴
経腸栄養法剤を必要とす る症例の栄養管理①を理 解している。
経腸栄養の種類と経管栄 養法の実際を理解してい る。
(予習)「経腸栄養法 の実際」について予 習するp25~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめ、発表の 準備を行う。
180 主体性 課題発 見力 傾聴力
5週 /
栄養管理計画2(林)
経腸栄養剤を必要とする栄養治 療計画の提案とお互いの意見を 尊重しながら討議を行う。レポー トにて、まとめる
講義
グループワーク 発表
栄養管理の方法をコンサ ルテーション(提案)でき、
栄養管理計画を作成でき る。
(予習)「経腸栄養法 の実際」について予 習するp25~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめる。
180 主体性 実行力 課題発 見力 発信力 傾聴力 規律性
6週 /
内分泌疾患(林)
糖尿病患者の栄養管理を学ぶ。
血糖コントロールを必要とする症 例の知識を得る
講義
グループワーク
糖尿病患者の栄養管理、
カーボカウント法と食品交 換表の考え方を理解して いる。
(予習)「糖尿病の病 態 生 理 」 お よ び 「 糖 尿病栄養食事療法」
について予習する p48~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめ、発表の 準備を行う。
180 主体性 課題発 見力 発信力 傾聴力
7週 /
内分泌疾患(林)
血糖コントロールを必要とする栄 養治療計画の提案とお互いの 意見を尊重しながら討議を行う。
レポートにて、まとめる
講義
グループワーク 発表
栄養管理の方法をコンサ ルテーション(提案)でき、
栄養管理計画を作成でき る。
(予習)「糖尿病、高 血糖のアセスメントと 指導法」について予 習するp48~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめる。
180 主体性 実行力 課題発 見力 発信力 傾聴力 規律性
8週 /
腎臓疾患(林)
腎臓病患者の栄養管理を学ぶ。
腎機能を維持する栄養管理を必 要とする症例の知識を得る
講義
グループワーク
腎臓疾患の栄養管理 栄養量の設定から食品構 成作成できる。
(予習)「腎臓病の病 態 生 理 」 お よ び 「 栄 養 食 事 療 法 に つ い て予習するp103~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめ、発表の 準備を行う。
180 主体性 課題発 見力 発信力 傾聴力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
腎臓疾患(林)
腎機能を維持する栄養治療計 画の提案とお互いの意見を尊重 しながら討議を行う。レポートに て、まとめる
講義
グループワーク 発表
栄養管理の方法をコンサ ルテーション(提案)でき、
栄養管理計画を作成でき る。
(予習)「慢性腎臓病 のアセスメントと指導 法」について予習す るp103~。
(復習)授業内容をノ ートおよびレポートに まとめる。
180 主体性 実行力 課題発 見力 発信力 傾聴力 規律性
10 週 /
経管栄養剤の管理 摂食・嚥下障害(庄司)
摂食・嚥下障害の栄養ケアを必 要とする症例の知識を学ぶ。嚥 下機能を維持する症例の知識を 得る
講義
グループワーク
経腸栄養法剤を必要とす る症例の栄養管理②を理 解している。
嚥下障害における経管栄 養法、摂食嚥下障害の栄 養管理)を理解している。
(予習)「経口栄養法 の実際」「経腸栄養 法の実際」について 予習するp124~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめ、発表の 準備を行う。
180 主体性 課題発 見力 発信力 傾聴力
11週 /
摂食・嚥下障害(庄司)
摂食・嚥下機能を維持するため の栄養治療計画の提案とお互 いの意見を尊重しながら討議を 行う。レポートにて発展させ、まと める
講義
グループワーク 発表
栄養管理の方法をコンサ ルテーション(提案)し、栄 養管理計画を作成できる。
(予習)「経口栄養法 の実際」「摂食・嚥下 困難」について予習 するp124。
(復習)授業内容をノ ートにまとめる。
180 主体性 実行力 課題発 見力 発信力 傾聴力 規律性
12 週 /
消化器疾患(庄司)
クローン病・潰瘍性大腸炎の栄 養ケアを必要とする症例の知識 を学ぶ。栄養管理を必要とする 症例の知識を得る
講義
グループワーク
クローン病・潰瘍性大腸炎 患者の栄養管理を理解し ている。
(予習)「消化器疾患 の病態生理と栄養食 事療法」について予 習するp78~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめ、発表の 準備を行う。
180 主体性 課題発 見力 発信力 傾聴力
13 週 /
消化器疾患(庄司)
クローン病・潰瘍性大腸炎の栄 養治療計画の提案とお互いの 意見を尊重しながら討議を行う。
レポートにてまとめる
講義
グループワーク 発表
栄養管理の方法をコンサ ルテーション(提案)でき、
栄養管理計画を作成でき る。
( 予 習 ) 「 経 腸 栄 養 剤、総合栄養食品の 種類と選び方」につ い て 予 習 す る p 78
~。
(復習)授業内容をノ ートおよびレポートに まとめる。
180 主体性 実行力 課題発 見力 発信力 傾聴力 規律性
14 週 /
低栄養(褥瘡)(内田)
褥瘡患者の栄養ケアを必要とす る症例の知識を学ぶ。栄養状態 を維持する栄養管理を必要とす る症例の知識を得る
講義
グループワーク
褥瘡患者の栄養管理を理 解している。
(予習)「高齢者の病 態 生 理 」 お よ び 「 栄 養食事療法・褥瘡」
について予習する p129~。
(復習)授業内容をノ ートにまとめ、発表の 準備を行う。
180 主体性 課題発 見力 発信力 傾聴力
15 週 /
低栄養(褥瘡)(内田)
褥瘡の栄養治療計画の提案と お互いの意見を尊重しながら討 議を行い、レポートにてまとめる
講義
グループワーク 発表
栄養管理の方法をコンサ ルテーションでき、栄養管 理計画を作成できる。
(予習)「栄養素のア セスメントおよび必要 量の設定」について 予習するp129~。
(復習)授業内容をノ ートおよびレポートに まとめる。
180 主体性 実行力 課題発 見力 発信力 傾聴力 規律性 能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力